岩手県大船渡市の地域情報
岩手県大船渡市は、昭和初期から三陸沿岸地域の拠点都心として着実に発展を遂げてきました。2011年に東日本大震災が発生しましたが、復興事業の推進によって地域の再生へと繋いでいます。
大船渡市は、2001年11月に三陸町が編入して新生・大船渡市になりました。県南部、沿岸部において総面積323.3平方キロメートルの市域を形成しています。花巻や一関から市内までクルマで1時間40分程度の距離です。太平洋に面する東南部はリアス式海岸を有し、湾岸部に人口が集中しています。近海には世界有数の三陸漁場があります。魚介類の水揚げ基地・地方卸売市場を擁するため、水産のまちとして有名です。また、市中央部には夏虫山や今出山が、隣接している2市1町との境界には五葉山や氷上山などが鎮座しています。
岩手県大船渡市のふるさと納税寄付の使い道一覧
・豊かな市民生活を実現する産業の振興
・安心が確保されたまちづくりの推進
・豊かな心を育む人づくりの推進
・潤いに満ちた快適な都市環境の創造
・やすらぎある安全なまちづくりの推進
・自然豊かな環境の保全と創造
・自立した行政経営の確立
・その他目的達成のために市長が必要と認める事業
出典:ふるさと大船渡応援寄附(ふるさと納税)のお礼品)|大船渡市
(http://www.city.ofunato.iwate.jp/www/contents/1428556263568/index.html)
岩手県大船渡市についてのイメージ調査
このエリアを表していると思うワードを1つ選んで下さい。
アンケートの結果は、自然というイメージを持っている方が圧倒的に多いという結果になりました。
・東日本大震災で甚大な被害を受けたが、大船渡漁港はサンマの水揚げ量が全国でも有名。東京タワーのさんま祭りは大船渡のサンマを使っている。三陸沖は親潮・黒潮が混ざり合うエリアで世界有数の漁場。わかめの養殖が有名で、歯ごたえもよくしゃぶしゃぶにしてもおいしかった。(40代/女性)
・大船渡市のイメージは「自然」です。「海」です。岩手県や宮城県沿岸の市町村は、どうしても東日本大震災の津波被害が頭に浮かびます。元来は豊かな漁港で、それがやはりこの土地の本質なので、過去も現在も未来も海という「自然」と共にある町というイメージです。(50代/女性)
このように、地震という自然災害によって甚大な被害を受けたというイメージが強いことがわかります。それだけではなく、豊かな海があるために漁業が盛んといった理由で自然を選ぶ方もいました。
次いで、観光が二番目に多くなりました。
・大船渡市には碁石浜や碁石海岸、恋し浜駅、穴通磯など絶景を見ることができる観光名所が多いので。大船渡市といえば海産物が新鮮で美味しい!道の駅さんりく三陸ふるさと物産センターではアワビやホタテ、ワカメなどの直売所があります!(30代/女性)
・大船渡市は吉浜のスネカが有名です。そのため観光のワードを選択しました。吉浜のスネカは、毎年1月15日に行われる恒例行事のことです。2004年(平成16年)2月16日に、重要無形民俗文化財に指定されました。始まりは江戸時代とも言われていますが定かではなく、男鹿のなまはげと共通点があり、鬼に似たお面をかぶった役者が各家々をまわり、怠けている者への戒めを行います。(30代/女性)
寄せられたコメントを見ると、やはり漁業が盛んなだけに海産物のイメージが強く、それを柱として観光業が発展しているイメージを持っていることがわかります。民俗的なお祭りが今でも残っていることも観光にはいいのでは、といった印象があるようです。
これ以外の回答は、人情や伝統などがありました。
・大船渡は悲しいですが震災の被害が大きかった記憶が真っ先に出てきます。そこから復興に向けて努力しているイメージがあり、熱く、人情にあふれているイメージがあります。勝手な思い込みかもしれませんが、そういう意味で人情を選びました。(30代/男性)
・東日本大震災で深刻な被害を受けて尚、大船渡の人々はお互いに手と手を取り合い、前とは別になってしまったけど、明るい新しい街を作りました。自分達の方がよっぽど辛いはずなのに、遠方から訪れた私達を最上の笑顔でいつも出迎えてくれます。とても優しく、真っ直ぐな人達ばかりです。そんな大船渡はかもめの玉子がお土産にうってつけです。(30代/男性)
・吉浜のスネカは、重要無形民俗文化財になっています。碁石海岸は、国の名勝および天然記念物、日本の音風景100選選定、日本の渚百選に選定されていて、落陽の時間帯は胸に響く風景を見ることが出来て、感動的です。(30代/女性)
このように、震災で大きな被害を受けても人々が協力して復興を目指している印象が強くあり、人情に篤い地域だといったイメージを持つ方が見られました。伝統的な祭りや天然記念物など、歴史を感じるものも多いという印象もあるようです。
岩手県大船渡市のイメージ調査の結果、自然というイメージを多くの方が持っていることがわかりました。豊かな海に支えられた漁業の町でありながら、その自然によって大きな被害を受けたというような印象が未だに根深く残ります。そこからの復興という点でも注目されている市のようです。
※本アンケートはサグーワークスにて2018年1月15日よりインターネット調査で全国男女50名を対象に実施いたしました。
2018年1月15日時点の情報を掲載するものであり、記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。
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日本は四季折々の美しさと実りに恵まれた国です。周囲を太平洋、日本海、東シナ海、フィリピン海、オホーツク海といった海洋に囲まれ、暖流の黒潮、対馬海流、寒流の親潮などが豊かな海の幸をもたらしています。国土の約70%が日本一高い富士山や日本アルプスといった山岳地帯であることから、山の幸も豊富です。
米づくりが盛んなことで知られています。平野部だけでなく、山地を切り開いた棚田などで、地域の特色を反映したさまざまな品種の米が栽培されています。
豊かな自然だけではなく、政治経済も発達しており、歴史ある名所史跡、ユネスコの世界遺産なども多くあることなどから、世界中から多くの人々が訪れてきています。
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