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ふるさと納税で行こう!温泉地特集

ふるさと納税で行こう!温泉地特集

観光地として、また、心身を癒す場として多くの人が訪れる温泉地。それぞれの温泉地の特色ある魅力は、地域の人々により日々大切に守られ、新しい魅力も創り出されています。宿泊券や食事券など、実際に地域を訪れた際に使えるふるさと納税のお礼品を選び、温泉旅行に出かけてみませんか?
さとふるは、環境省主催の「チーム 新・湯治」に参加し、地域を応援するため温泉地の魅力の発信に取り組んでいます。「チーム 新・湯治」は温泉地を中心とした多様なネットワークづくりを目指した取り組みです。

ふるさと納税で温泉地を楽しもう!

本特集では、ふるさと納税で楽しめる温泉地について、自然や歴史、文化、食といった様々な魅力や、宿泊券やお土産品のお礼品についてもご紹介します。お礼品を選んだり、実際に温泉地を訪れて滞在したりすることで、心身をリフレッシュしながら温泉地の魅力に触れてみませんか?また、温泉地の自治体で使える「PayPay商品券」のお礼品もご紹介しています!温泉地をさらに楽しむために、活用してみてください。

温泉地でも利用できる電子商品券型お礼品!
「PayPay商品券」は、さとふるで選ぶことができるお礼品で、寄付した自治体のPayPay加盟店にて、PayPayアプリからお使いいただけます。観光や旅行で地域を訪れた際に、寄付した自治体内の飲食、アクティビティ、宿泊施設での決済*に利用することができます。これまでの地場産品お礼品のお受け取りだけでなく、寄付先の自治体に訪れることで自治体そのものの魅力に触れることができ、新たな形で地域を応援することにつながります。
* 自治体が指定したPayPay加盟店で利用が可能

さとふるで楽しめる温泉地

洞爺湖温泉とうやこおんせん 北海道洞爺湖町

泉質
ナトリウム・カルシウム-塩化物温泉
アクセス
虻田洞爺湖ICから車で約5分、JR洞爺駅からバスで約20分

明治43年の火山の噴火に伴い誕生

洞爺湖温泉の温泉資源は有珠山の活動と密接に結びついていて、天然湧出泉としては誕生のはっきりしている極めて珍しい温泉です。明治43年(1910年)の四十三山噴火に伴う地盤の隆起活動後に、西丸山北麓の湖水で42℃の温泉の湧出を発見したのが洞爺湖温泉誕生の始まりといわれており、平成22年(2010年)には温泉誕生100年を記念して様々なイベントが開催されました。また『虻田町史』には、大正6年(1917年)に温泉宿が開業され、洞爺湖温泉が開湯されたとの記載があります。

花火やイルミネーションも開催

洞爺湖温泉で4月下旬から10月末まで毎日約20分間開催している「洞爺湖ロングラン花火大会」は、湖畔を移動するボートから花火を打ち上げるため、温泉街のどこにいてもお楽しみいただけます。温泉街には手湯や足湯が点在しており、足湯に浸かりながら花火を楽しんでいただくことも可能です。また、11月から3月には、温泉街の中心部にあるにぎわい広場に、約40万球の電飾が輝く「イルミネーショントンネル」を設置しています。

湯野浜温泉・あつみ温泉・湯田川温泉・由良温泉ゆのはまおんせん・あつみおんせん・ゆたがわおんせん・ゆらおんせん 山形県鶴岡市

泉質
湯野浜温泉:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
あつみ温泉:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
湯田川温泉:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
由良温泉:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉
アクセス
湯野浜温泉:庄内空港から車で約10分、JR鶴岡駅からバスで約40分
あつみ温泉:朝日まほろばICから車で約50分、JRあつみ温泉駅からタクシーで約5分
湯田川温泉:鶴岡ICから車で約30分、JR鶴岡駅からバスで約30分
由良温泉:庄内空港から車で約20分、JRあつみ温泉駅からバスで約40分

山形県鶴岡市の4つの国民保養温泉地

山形県鶴岡市には、4つの国民保養温泉地があります。海辺で湧き出す湯の中で亀が傷を癒していたという故事に由来する「湯野浜温泉」は、海辺の温泉郷として栄えてきた、開湯1,000年の歴史ある温泉地。広大な砂浜と日本海の夕日が絶景です。「あつみ温泉」は1,200年前に、傷を癒す一羽の鶴から開湯の歴史が始まったと伝わる地。江戸時代に庄内藩の湯役所が設けられたことで、湯治場としても栄えました。竹林梅林に囲まれた鶴岡の奥座敷、開湯1,300年の「湯田川温泉」は源泉かけ流しの名湯ぞろい。宿以外にも、共同浴場が2箇所、足湯が1箇所あり、気軽に立ち寄れます。「由良温泉」は、出羽三山の開祖である蜂子皇子を、八人の乙女が由良の土地に導いたという「八乙女伝説」が伝わる地。日本の渚100選、日本の水浴場88選に選ばれた美しい海岸と、日本海に沈む夕陽はまさに絶景です。

生まれかわりの旅「詣でる つかる 頂きます」

「詣でる つかる 頂きます」は、神さま仏さまにお参りし、温泉につかり、大地の恵みに感謝して四季の料理をいただく、昔ながらの鶴岡の旅の楽しみ方。鶴岡市ふるさと納税のお礼品である宿泊券に特典としてついてくる「周遊手ぬぐいスタンプ帳」は、そんな鶴岡での旅の思い出を形にする布のスタンプ帳です。ぜひ「詣でる つかる 頂きます」宿泊券と「周遊手ぬぐいスタンプ帳」を使って、鶴岡の旅をお楽しみください。

銀山温泉ぎんざんおんせん 山形県尾花沢市

泉質
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉
アクセス
尾花沢ICから車で約30分、JR大石田駅からバスで約40分

ノスタルジックな雰囲気漂う温泉街

「日本三雪」に数えられる山形県尾花沢市の自然の中に、ひっそりと佇む銀山温泉。16世紀に銀鉱が発見され、江戸時代には幕府の公儀山として栄えた、400年以上の歴史がある温泉です。大正中・後期から昭和初期にかけて形成された洋風木造多層の旅館が軒を連ね、歩道に並ぶガス灯はノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。温泉街では「尾花沢そば」や「雪降り和牛 尾花沢」が味わえるほか、全国どぶろく研究大会で最優秀賞を受賞した「花笠みぞれ」や、尾花沢生まれの希少な酒米で作られた「幻酒 翁山」は、お土産品として喜ばれています。

風情ある旅館を保存し、観光復興に生かす

昭和61年に「銀山温泉家並保存条例」が制定され、風情ある旅館を保存し、観光復興に生かそうと力を入れており、その景観を活かした、銀山温泉「千年廻廊」は令和5年も開催が決定。銀山川を中心とするレトロな街並みに、最新のプロジェクションマッピング等を駆使した音と光の幻想世界が出現します。また、平成9年に登録された「能登屋旅館」に続いて、令和5年8月には「本館 古勢起屋」が国の登録有形文化財に指定されました。

赤湯温泉あかゆおんせん 山形県南陽市

泉質
含硫黄・ナトリウム・カルシウム・塩化物泉
アクセス
南陽高畠ICから車で約10分、JR赤湯駅からタクシーで約5分

湯治場時代の人情が生きつづける湯の街

寛治7年に、源義家の弟である義綱によって発見されたと伝えられ、開湯930年を誇る赤湯温泉。戦で傷ついた家来たちが湯に入るとたちまち傷が治り、血で深紅に染まった湯から「赤湯」と呼ばれるようになったといわれています。奥州街道の宿場町として栄えた湯仙郷の面影や、湯治場時代の細やかな人情が今もなお生きつづける湯の街には、美酒・美食を楽しめるお店も並んでおり、米沢牛やぶどう名産地のワインが味わえるほか、行列必至のラーメン店や、おしゃれなカフェもあります。

令和4年には新しい公衆浴場がオープン

12軒の温泉旅館をはじめ、3軒の公衆浴場、2箇所の足湯で温泉を楽しむことができ、なかでも令和4年6月にオープンした新しい公衆浴場「湯こっと」は、明るく開放感がある浴室です。また、温泉街の裏手に広がる「烏帽子山」は、春になると山一面に桜が咲き誇る「日本さくら名所100選」にも選ばれた景勝地。桜の後に続く新緑・青葉も美しく、秋は見事な紅葉に包まれます。

松之山温泉まつのやまおんせん 新潟県十日町市

泉質
塩化物泉
アクセス
ほくほく線まつだい駅からバスで約30分、タクシーで約20分

草津温泉・有馬温泉と並ぶ日本三大薬湯の一つ

1,000万年以上前に海中に閉じ込められた海水「化石海水」が源泉になっている松之山温泉は、塩分が強いため塩水パック効果があり、塩分が毛穴に入って体内に吸収された成分を外に出にくくさせることで、いつまでもポカポカして湯冷めしにくいです。温泉成分濃度が高く、なかでも消毒作用のあるメタホウ酸は基準値の50倍以上も含有されているといわれ、日本三大薬湯の一つに数えられるほどです。

源泉を活用した名物グルメも

松之山温泉には、「傷ついた1羽の鷹が毎日同じ場所に舞い降り茂みに潜んでいるのを不思議に思ったきこりが、その茂みを探したところ、こんこんと湧く熱泉があり、鷹はその湯で傷を癒していた」という源泉発見にまつわる伝説があり、別名「鷹の湯」「霊鷹の湯」とも呼ばれています。「湯治豚」と「湯治玉子」は松之山温泉の名物。「湯治豚」は奇跡の豚ともいわれるブランド豚「妻有ポーク」を、63〜68度の松之山温泉源泉の温泉熱で2時間ほど低温真空調理したもので、驚くほどの柔らかさと豚肉の甘さは、一度食べたら忘れられないといわれています。

瀬波温泉せなみおんせん 新潟県村上市

泉質
ナトリウム-塩化物泉
アクセス
村上瀬波温泉ICから車で約10分

豊富な湯量と源泉温度の高さを誇る海辺のリゾート温泉地

明治37年に石油掘削中に熱湯が噴出したのが始まりとされる新潟県北の名湯・瀬波温泉は、海辺のリゾート温泉地。別名「熱の湯」と呼ばれ、豊富な湯量と約95℃という源泉温度の高さを誇ります。泉質はナトリウム-塩化物泉で、心地よい波音を聞きながら、目の前の日本海に沈みゆく美しい夕日を眺めることができます。旅館・ホテルのおもてなしと良質な湯、地元の美味や美酒で日頃の疲れを癒しませんか。

松林や浜辺の散策や足湯めぐりなど、楽しみ方はさまざま

買い物や食べ歩きをしながら温泉街を散策したり、松林や浜辺をのんびり歩いたりと、瀬波温泉の楽しみ方はさまざまです。開湯100周年を記念して完成した、瀬波温泉のマスコット「コンコンちゃん」のモニュメントが中央に鎮座する足湯など、無料で利用できる5か所の足湯があり、源泉が沸く噴湯公園では温泉たまごを作ることもできます。

鵜の浜温泉うのはまおんせん 新潟県上越市

泉質
ナトリウム塩化物泉(弱アルカリ性高張性低温泉)
アクセス
JR上越妙高駅から車で約40分、JR犀潟駅から車で約10分、JR潟町駅から車で約3分、柿崎ICから車で約10分

海に沈む夕日も見られる海岸線沿いの温泉地

鵜の浜温泉は、海岸線沿いに広がる温泉地。人魚伝説にちなんだキャラクター「うのんちゃん」がPRしています。広い砂浜と水質AAランクのきれいな水が自慢の「鵜の浜海水浴場」は、温泉と海を同時に楽しめるリゾートビーチとして賑わい、カレイやキス、スズキなどの海釣り、鵜の浜名物「観光地引網」も人気です。海水の成分に似た食塩を含む塩辛く無色透明の湯は、入浴すると皮膚に塩分が付着し汗の蒸発を防ぐため保温効果がよく、湯冷めしにくいことから「熱の湯」といわれます。

海の幸や日本酒といった食の魅力も充実

温泉近くには海外の品評会の日本酒部門で一位に輝いた「かたふね」の蔵元「竹田酒造店」もあり、日本海の幸や新潟県産牛、地元野菜、日本酒、そして米どころ新潟のコシヒカリが味わえます。「白身が泳ぐ海、上越」といわれるほど白身魚が豊富な春には、「日本三大夜桜」のひとつである上越市内の高田城址公園の観桜会とともに、おいしいお魚をお楽しみください。北陸新幹線上越妙高駅の発車メロディー『夏は来ぬ』の作曲者である小山作之助は、鵜の浜温泉のある上越市大潟区の出身で、地域では歌詞にある「卯の花」を咲かせるプロジェクトにも取り組んでいます。

丸山温泉まるやまおんせん 新潟県南魚沼市

泉質
ナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性低温泉)
アクセス
塩沢石打ICから車で約3分、JR石打駅から徒歩約10分

おいしい「魚沼コシヒカリ」ができる地区

丸山温泉がある南魚沼市石打地区は、日本一と名高い「魚沼コシヒカリ」の中でも、特においしいお米ができるといわれています。春は山々に囲まれた南魚沼ならではの山菜、夏は南魚沼八海山麓の清流で育った岩魚や美雪ます、夏野菜をお楽しみいただけます。また、味覚の秋には南魚沼産コシヒカリの新米のほか、魚沼きのこや八色しいたけも旬を迎え、日本有数の豪雪地となる冬は、越後もち豚しゃぶしゃぶなど体の芯から温まる料理が美味しい季節です。鶴齢、八海山、髙千代をはじめとした、飲みやすくさらりとした口あたりの魚沼の地酒が、旬の料理をさらに引き立てます。

スキーを楽しんだ後にも入りたい温泉

石打丸山スキー場の麓に位置する丸山温泉は、特に冬になると多くのスキー客で賑わう温泉地です。泉質はナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性低温泉)で、さまざまな効能があり、1日に2~3回入泉するとよいとされています。

弥彦湯神社温泉・やひこ桜井郷温泉やひこゆじんじゃおんせん・やひこさくらいごうおんせん 新潟県弥彦村

泉質
弥彦湯神社温泉:アルカリ性単純温泉
やひこ桜井郷温泉:含硫黄-ナトリウム-塩化物泉
アクセス
弥彦湯神社温泉:三条燕ICから車で約30分
やひこ桜井郷温泉:三条燕ICから車で約35分、JR弥彦駅からタクシーで約5分
※弥彦駅前からさくらの湯まで、平日限定で1日に2回送迎を行っています。

神社参道付近から源泉が湧き出る「弥彦湯神社温泉」

彌彦神社外苑の弥彦公園内の山中には、彌彦神社境外末社の湯神社があり、「石薬師大明神」と呼ばれ人々から親しまれてきました。年間を通して参拝者で賑わうこの湯神社参道付近から源泉が湧き出ていることから名付けられたのが「湯神社温泉」です。「弥彦温泉各旅館」「おもてなし広場」「湯のわ」に給湯されており、足湯や手湯のある「おもてなし広場」で弥彦山を眺めながらゆったりと過ごしたり、JR弥彦駅前「湯のわ」で足湯に浸かりながら電車を待つのもおすすめです。

日帰り温泉施設で一日楽しめる「やひこ桜井郷温泉」

村内のもう一つの源泉である「やひこ桜井郷温泉」の泉質は単純硫黄温泉で、無色透明ですが硫黄味のある柔らかなお湯。やひこ桜井郷温泉を楽しめる「さくらの湯」は、広々とした露天風呂をはじめ、壺湯や寝湯などバラエティに富んだ日帰り温泉施設で、足湯やサウナ、岩盤のほかにレストランもあり、一日いても飽きないのが魅力です。

湯田上温泉ゆたがみおんせん 新潟県田上町

泉質
ナトリウム-塩化物泉
アクセス
三条燕ICより車で約30分、JR田上駅より車で約5分

山伏が修行の身を癒した「薬師の湯」

越後平野を見下ろす護摩堂山の山麓に湧き出る湯田上温泉は、元文3年に開湯し、280年以上の歴史をもつ温泉地。かつて護摩堂山(田上町内)で修業をした山伏たちが身を癒すために使ったのが始まりとされています。泉質はナトリウム-塩化物泉でさまざまな効能に優れ、源泉は飲泉も可能。土用の丑の日に入ると1年間無病息災で過ごせるという「丑湯」の習慣もあり、地元では「薬師の湯」として親しまれてきました。

護摩堂山登山やあじさいの咲く街歩きも楽しめる温泉地

現在、湯田上温泉には4軒のホテル・旅館があり、田上町の自然の中で、四季折々の旬を盛り込んだお料理と温泉、心を込めたおもてなしで、訪れる皆さんに癒しのひとときを提供しています。春にはえぐみが少ないことで有名な、田上町のたけのこを使った料理を味わえるのも魅力。また、6月下旬~7月上旬には、堂山山頂周辺に広がる「あじさい園」が見ごろを迎え、約3万株のあじさいが楽しめるほか、街中にもたくさんのあじさいが咲き誇ります。湯田上温泉とあわせて、ぜひ護摩堂山登山や街歩きもお楽しみください。

えちごせきかわ温泉郷えちごせきかわおんせんごう
鷹の巣温泉たかのすおんせん雲母温泉きらおんせん高瀬温泉たかせおんせん湯沢温泉ゆさわおんせん桂の関温泉かつらのせきおんせん 新潟県関川村

泉質
鷹の巣温泉:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
雲母温泉:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
高瀬温泉:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
湯沢温泉:含硫黄-ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
桂の関温泉:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
アクセス
鷹の巣温泉:荒川胎内ICから車で約25分、JR米坂線越後下関駅からタクシーで約8分
雲母温泉:荒川胎内ICから車で約20分、JR米坂線越後下関駅からタクシーで約6分
高瀬温泉:荒川胎内ICから車で約20分、JR米坂線越後下関駅からタクシーで約5分
湯沢温泉:荒川胎内ICから車で約20分、JR米坂線越後下関駅からタクシーで約5分
桂の関温泉:荒川胎内ICから車で約20分、JR米坂線越後下関駅からタクシーで約3分

清流荒川沿いに点在する5つの温泉地

えちごせきかわ温泉郷は、清流荒川沿い5km圏内に点在する源泉の異なる5つの温泉地、鷹の巣温泉、雲母温泉、高瀬温泉、湯沢温泉、桂の関温泉の総称です。鎌倉時代に開湯した歴史ある温泉から平成に入って掘削された温泉、地元の方にも愛される共同浴場、日帰り温泉まであり、湯めぐりも楽しめます。中性から弱アルカリ性の泉質で刺激が少なく柔らかいため、小さなお子さまからご高齢の方まで、あらゆる年代の方にお楽しみいただけます。

四季折々の景色と地元食材を使った料理も魅力

関川村では、春は桜、夏は清流荒川、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の景色を楽しむことができます。また各温泉旅館では、地元で採れた山菜や川魚料理などを楽しめるのも魅力です。リーズナブルな宿から優雅な離れの宿まで、さまざまな温泉旅館がそろっていますので、ぜひお越しください。

金太郎温泉(魚津市天神野新)きんたろうおんせん(うおづしてんじんのしん) 富山県魚津市

泉質
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
アクセス
JR黒部宇奈月温泉駅より車で約10分

季節の魚介を味わえる魚津市の100%源泉かけ流し温泉

古くから豊富な水に恵まれた、豊かな大地として有名な魚津市。富山湾では、季節に応じさまざまな魚介類が水揚げされ、魚津駅周辺には旬の味覚を味わえる飲食店が数多く並びます。そんな魚津市で、北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅から送迎車で約10分の場所に位置するのが、金太郎温泉です。周囲は自然と観光地に恵まれ、信濃大町から富山へと続く立山黒部アルペンルートや、黒部峡谷鉄道へのアクセスも良好。1,100坪の広さを誇るお風呂は100%源泉かけ流しで、温泉が自慢の一軒宿です。

国内でも珍しい食塩泉と硫黄泉が混合した泉質

源泉は、昭和40年に地下約1,000メートルの採掘により湧き出した、湯量豊富な約75度の高温の湯です。創業当初、東京オリンピックの選手村本部を移築したことで話題になりました。食塩泉と硫黄泉が混合している国内でも珍しい泉質で、成分の濃さと効能に定評があります。山からの清らかな雪解け水が、川や伏流水となって流れ込む富山湾は、おいしい魚の宝庫。春はホタルイカや白エビ、冬はブリやズワイガニといった、季節の新鮮な魚介類を味わうことができます。

山代温泉・山中温泉・片山津温泉(加賀温泉郷)やましろおんせん・やまなかおんせん・かたやまづおんせん(かがおんせんきょう) 石川県加賀市

泉質
山代温泉:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(低張性・弱アルカリ性・高温泉)、アルカリ性単純温泉、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
山中温泉:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉
片山津温泉:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
アクセス
加賀IC・片山津ICから車で約10~20分、加賀温泉駅からタクシーで約10~20分

豊かな観光資源と食文化が根付くまち

山代、山中、片山津の3つの温泉地がある加賀市は、九谷焼・山中漆器といった伝統工芸のほか、日本遺産に登録されている北前船など、観光資源が豊富です。2024年3月16日には北陸新幹線加賀温泉駅が開業することで、首都圏からのアクセスもよくなります。また、橋立港で水揚げされるズワイガニや甘えびなどの海産物、石川県オリジナル品種の「ルビーロマン」や加賀梨などの果樹、石川県民俗文化財に指定されている猟法「坂網猟」で捕れる鴨など、独自の豊かな食文化が根付くまちです。

異なる個性を持つ3つの温泉地

「総湯」を中心に温泉宿や商店が立ち並ぶ「山代温泉」は歴史と文化の積み重ねにより、与謝野晶子、泉鏡花、魯山人などの文化人を魅了してきました。また、四季を感じることのできる豊かな山々と、渓流の流れに寄り添うようにある「山中温泉」では、春から秋にかけて渓谷沿いに川床が設けられ、周辺の風景とのコントラストが楽しめます。日本三大霊峰のひとつ、白山が望める柴山潟湖畔にある「片山津温泉」では、夏の連日連夜、夜空を彩る花火が打ち上げられたりと、それぞれの温泉地が異なる個性を持っています。

辰口温泉たつのくちおんせん 石川県能美市

泉質
ナトリウム-塩化物泉、ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
アクセス
小松ICから車で約20分、JR小松駅から各旅館の無料送迎バスで約20分(要予約)

開湯1,400年の歴史をもつ金沢から1番近い温泉地

開湯1,400年の歴史と伝統を誇る辰口温泉。金沢の観光地から車で約30~40分の距離に位置し、金沢から1番近い温泉地として、多くの観光客に親しまれています。日本海や白山麓に近く自然豊かな恵まれた環境にあり、地元でとれた新鮮な食材を用いたお食事や、地元の酒蔵で造る地酒をお召し上がりいただけるのが魅力。また、近隣にある九谷陶芸村では、九谷焼の陶芸体験をしたり買い物をしたりして楽しむこともできます。

明治の文豪・泉鏡花にも愛された名湯

辰口温泉には、日帰りで楽しめる「能美市温泉交流館(辰口温泉 総湯 里山の湯)」や足湯など、気軽に楽しめるスポットもあります。お湯の泉質はナトリウム泉。「美人の湯」としても知られており、女性からの人気も高いです。717~724年の養老年間には、村人たちが傷ついた馬の足を温泉で癒したとも伝えられています。明治の文豪・泉鏡花にも愛された名湯で、北陸の食を楽しみながら、ゆったりとした時間をお過ごしください。

あわら温泉あわらおんせん 福井県あわら市

泉質
中性~微アルカリ性の含塩化土類食塩泉ナトリウム、カリウム
※入浴施設の源泉によって泉質が異なります。
アクセス
金津ICから車で約15分、JR芦原温泉駅から車で約10分、えちぜん鉄道あわら湯のまち駅からすぐ

越前観光の拠点としても人気の温泉郷

あわら温泉は、福井随一の温泉郷。2024年3月16日に北陸新幹線芦原温泉駅が開業することで首都圏からぐっと近くなり、東京からは乗り換えなしでお越しいただけます。温泉街周辺は田園風景に囲まれ、のんびりとした景色が特徴です。さらに、各宿が広い敷地を生かし趣向を凝らした豪華な庭園を持つことも魅力の1つ。日本海でとれた新鮮な魚や若狭牛など、福井の豊富な食材も自慢です。あわら温泉の旅館では日本海の海の幸と、大地の恵みの両方をご堪能いただけます。周辺には世界三大奇勝の東尋坊や曹洞宗大本山永平寺、恐竜博物館などがあり、越前観光の拠点としても人気です。

旅館ごとに源泉が異なる「関西の奥座敷」

あわら温泉の特徴は、旅館によって使用している源泉が異なることです。74もの源泉があり、各旅館が自家源泉の井戸を持っているため、入浴施設ごとに泉質や効能が少しずつ異なります。無色透明泉質で「関西の奥座敷」として、昔から多くの文人に愛されてきました。日帰り入浴のできる温泉宿や足湯のスポットも点在しており、温泉をはしごするのもおすすめです。毎年8月には、御輿に盛大にお湯をかける奇祭「湯かけまつり」が開催されます。

湯村温泉ゆむらおんせん 兵庫県新温泉町

泉質
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
アクセス
新温泉浜坂ICから車で約10分、JR浜坂駅からバスで約25分

日本屈指の高熱温泉

兵庫県北西部の鳥取県に隣接する地域で、豊かな自然に囲まれた湯村温泉は、日本屈指の高熱温泉です。約1,200年前に慈覚大師によって発見されたと伝わる古湯で、「荒湯」と呼ばれる元湯は98度の高温泉が湧出しています。荒湯で茹でた山菜などはあくが抜けて美味しく、荒湯のお湯を使って木綿豆腐で作る湯豆腐「荒湯豆腐」が、まるで絹ごし豆腐のようななめらかな食感になることも、この温泉の湯の特徴です。湯村温泉の中には、自分で卵を買って温泉たまごを茹でることができる、高温の湯壺も設置されています。

昔を懐かしんで作られた「足湯」で一休み

弱アルカリ泉の湯村の湯は、重曹が含まれているため口に含むと少しトロっとしており、湯上り後も身体の芯からぽかぽかするのを感じられます。春来川のほとりに湧く湯村温泉に設けられた天然かけ流しの「足湯」は、目の前を流れる川と泳ぐ鯉を眺めながら、一休みすることができるスポット。昔は旅人や農作業帰りの人が、川に溢れた温泉に足をつけて休憩していたそうです。

湯郷温泉ゆのごうおんせん 岡山県美作市

泉質
ラジウム気泡を含むナトリウム、カルシウム塩化物泉
アクセス
美作ICから車で約10分、JR岡山駅からバスで約1時間40分、JR大阪駅から高速バスで約2時間30分

岡山を代表する美作三湯の一つ「湯郷温泉」

湯郷温泉は、美作三湯(みまさかさんとう)の一つで、岡山県を代表する温泉地です。歴史は古く、今から1,200年ほど昔の平安時代、慈覚大円仁法師が1羽の白鷺が足の傷を癒しているのを見て発見したとされています。1分間に約450リットルもの湯量が湧出しており、湧出温度は40~43度。肌がつるつるになると評判なことから、別名「美人の湯」とも呼ばれている、無色透明のお湯です。温泉街にある無料の足湯「ふれあいの湯」や、日帰り温泉施設「湯郷鷺温泉館」などの施設でもお楽しみいただけます。

往年の味やレトロな雰囲気を楽しめる温泉街

昭和から続く飲食店が多数存在し、レトロな景観を残す湯郷温泉街には、和の情緒豊かな宿からモダンな宿まで、大小のホテル、旅館、民宿が約15軒立ち並んでいます。また、毎月第3日曜日(1月、2月、8月を除く)の午前中には、旬の農産物を中心に、地元産の採れたての野菜や果物、パン、軽食、ドリンクなど、美作の美味しいを味わう「ゆのごうマルシェ」も開催。宿泊施設から歩いて行ける散策コースとして人気の「大谷川河川公園」は、初夏になるとゲンジボタルやヘイケボタルが舞う風景を楽しめる、絶好のホタル観賞スポットです。

長門湯本温泉ながとゆもとおんせん 山口県長門市

泉質
アルカリ性単純温泉
アクセス
美祢ICから車で約30分、新山口駅から直行バスで約60分、福岡市から西鉄高速バスで約3時間
※大雨災害によりJR美祢線は全線で運休中です。

山口県でもっとも古い歴史をもつ温泉

本州の最西北端、山口県の西北部に位置する長門市。今からおよそ600年前に、大寧寺の定庵禅師が住吉大明神からのおつげで発見したと伝わる長門湯本温泉は、山口県でもっとも古い歴史をもつ温泉です。泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明。アルカリ度が高く、化粧水成分に近いため「美肌の湯」ともよばれています。ぬるめの湯温ですが、身体の芯から温まることができ、冬も湯冷めをしにくいです。

テーマは「そぞろ歩きが楽しめる温泉街」

「そぞろ歩きが楽しめる温泉街」がテーマの長門湯本温泉。街の中心を流れる音信川の両岸に、星野リゾート「界 長門」や600年の歴史を持つ温泉「恩湯(おんとう)」、空き家をリノベーションしたカフェバーなどが並ぶ、歴史と未来を感じる温泉街で、多くの観光客が訪れています。また、温泉情緒あふれるライトアップも、長門湯本温泉の魅力のひとつ。夕暮れとともに、竹林の階段や温泉街に連なる橋が、幻想的な姿で浮かび上がります。

島原温泉しまばらおんせん 長崎県島原市

泉質
ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉
アクセス
諫早ICから車で約1時間10分、島原駅から徒歩約10分

有明海を望む城下町の温泉

夕日の小浜温泉、森の雲仙温泉、朝日の島原温泉と、西から東へ泉質の異なる3つの大きな温泉が湧く島原半島は、温度や効能も多様な温泉を楽しめる国内でも珍しいエリア「雲仙温泉郷」です。そんな島原半島の東端にある島原市は、武家屋敷やキリシタンの歴史的遺産、背後には雲仙普賢岳の溶岩ドーム「平成新山」、眼前には「有明海」を望む風光明媚な城下町。近年は、日本で一番海に近い「大三東駅」や鯉が浮かぶ「湧水庭園 四明荘」など、島原温泉とともに人も温かいまちとして、ドラマやCMのロケ地となっています。

市内7箇所の飲泉所や足湯は誰でも利用可能

古くから「水の都」と呼ばれる島原市は、「日本名水百選」や「水の郷」にも指定されており、島原湧水群は1日で22万トンも湧き出ています。島原温泉は中性であるため、温泉特有のツンとした匂いもなく、肌に優しく、誰でも抵抗なく入浴できるのが特徴。このお湯は旅館・ホテル・一般家庭で楽しまれているほか、市内7箇所の飲泉所や足湯で気軽に誰でも利用することができます。

雲仙温泉・小浜温泉(雲仙温泉郷)うんぜんおんせん・おばまおんせん(うんぜんおんせんきょう) 長崎県雲仙市

泉質
雲仙温泉:硫黄泉
小浜温泉:塩化物泉
アクセス
雲仙温泉:諫早ICから車で約60分、JR諫早駅からバスで約80分
小浜温泉:諫早ICから車で約50分、JR諫早駅からバスで約55分

雲仙地獄が魅力の「雲仙温泉」

雲仙温泉と小浜温泉、2つの温泉地を有する雲仙市。雲仙は日本初の国立公園として知られ、四季折々の自然や温泉街と一体化しているような雲仙地獄が魅力の温泉地です。山岳信仰や仏教の修行地となり、キリスト教とも縁を持った後、外国人の避暑地として栄えた歴史があり、温泉街を散策すれば、それぞれの時代の面影を感じることができます。温泉街一帯には硫黄の香りと湯けむりが漂い、温泉情緒をたっぷり堪能できます。

蒸し釜料理が人気の「小浜温泉」

雲仙岳のふもと、橘湾に面した海辺に位置する小浜温泉は、約30箇所の源泉から105度のお湯が豊富に湧き出ており、温泉街のいたる所から湯けむりが立ち昇っています。温泉の蒸気で蒸し上げる「蒸し釜料理」は、橘湾で水揚げされた魚介類や季節の野菜などを楽しむことができると人気です。泉質は塩を含む塩化物泉で、寒い冬の入浴後でも体のポカポカが続くのが特徴。温泉の塩成分は、肌の水分蒸発を防いでくれる「塩パック」のような働きをもちます。

上天草温泉郷(大矢野温泉・松島温泉)かみあまくさおんせんきょう(おおやのおんせん・まつしまおんせん) 熊本県上天草市

泉質
大矢野温泉:単純温泉、ナトリウム塩化物温泉など
松島温泉:ナトリウム塩化物温泉
アクセス
大矢野温泉:松橋ICから車で約50分、JR三角駅からバスで約30分
松島温泉:松橋ICから車で約60分、JR三角駅からバスで約30分

各地からアウトドアファンが集まる上天草

熊本県の南西に位置する天草諸島の玄関、上天草市。美しい海と雄大な山々に囲まれた上天草は、市のほぼ全域が雲仙天草国立公園に含まれ、きらめく海に点在する島々を結ぶ5つの橋「天草五橋」や、日本の夕陽百選に選ばれた「高舞登山」から望む景色は、見る人の心を癒します。また、自然を最大限に生かしたイルカウォッチング、マリンスポーツ、キャンプや登山など、バラエティー豊富な遊びも魅力の一つで、各地からアウトドアファンが集まります。

温泉に浸かりながら海を眺める「海温泉」

上天草温泉郷は、大矢野地区に湧き出す5つの温泉「大矢野温泉」と、別名「美人の湯」と呼ばれる「松島温泉」の2大温泉を中心としたエリア。温泉に浸かりながら、ボーッと目の前の海を眺められる「海温泉」が多数存在します。ほとんどの温泉施設が海沿いにあり、波の音も聞こえてきそうなほど最高のロケーションで、潮風を感じながらのんびりと日頃の疲れを癒せるのが魅力です。立ち寄り湯も多くの施設で利用できるので、気軽にお楽しみいただけます。

別府温泉べっぷおんせん 大分県別府市

泉質
塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫黄泉など
アクセス
別府ICから車で約15分、JR別府駅下車

市内に点在する8つの温泉郷「別府八湯」

湧出量と源泉数ともに日本一を誇る別府市。大地から立ちのぼる湯けむりがたなびく様子は、市民や観光客から、別府を象徴する風景として親しまれています。市内には別府八湯(べっぷはっとう)と呼ばれる8つの温泉郷が点在し、風景も入浴形態もさまざまで、一度にいろいろな温泉を満喫することができます。また、別府市には10種類ある掲示用泉質のうち、7種類の泉質が確認されており、世界でも屈指の温泉資源をもっています。

年間を通じて楽しめるさまざまなイベント

自炊をしながら湯治をする「貸間」という宿泊施設や、「地獄蒸し」のお店では、温泉の噴気を利用し高温の蒸気で一気に蒸し上げる、温泉地ならではの料理法を体験することができます。素材の旨味が凝縮され余分な油を落とす、ヘルシーでおいしい調理法です。また、市内では年間を通してイベントが行われており、開催100回超の歴史を持つ温泉まつりをはじめ、世界的に有名なピアニストによる音楽祭や花菖蒲観賞会、夏・冬でそれぞれ異なる趣をもつ花火大会などが楽しめます。

由布院温泉・湯平温泉(湯布院温泉郷)ゆふいんおんせん・ゆのひらおんせん(ゆふいんおんせんきょう) 大分県由布市

泉質
由布院温泉:単純温泉
湯平温泉:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
アクセス
由布院温泉:湯布院ICから車で約10分、JR由布院駅下車
湯平温泉:湯布院ICから車で約18分、JR湯平駅からタクシーで
約10分

豊富な湯量を誇る全国屈指の温泉地「由布院温泉」

温泉湧出量、源泉数ともに全国2位の豊富な湯量を誇る由布院温泉は、全国屈指の温泉地として知られています。1959年に湯平温泉とともに「湯布院温泉」として国民保養温泉地に指定され、2019年には由布市内の5つの温泉とともに「湯布院温泉郷」として拡充指定されました。由布院盆地一帯の田園的な風景や、冬の晴れた日の朝に盆地を覆う幻想的な朝霧の景色など、由布岳の麓に広がる豊かな自然に恵まれた町で、ゆったりとした時間を過ごすことができます。共同温泉では地元の人とのふれあいや、宿では開放感あふれる露天風呂、貸し切りの内湯など、さまざまな湯を楽しめます。

ノスタルジックな雰囲気漂う「湯平温泉」

およそ800年前の鎌倉時代に湯治場として開かれたといわれる湯平温泉は、花合野川に沿って伸びる石畳の道と、連なる赤提灯がノスタルジックな雰囲気を醸し出します。花合野川沿いの谷間に並ぶ旅館のほか、温泉街には数箇所の共同浴場があり、手頃な価格で入浴することが可能です。湯平地域のコミュニティ活動を推進する「湯平まちづくり協議会(ゆのひらんプロジェクト)」は、ふるさと納税の寄付金の使い道のひとつにもなっています。

日出温泉ひじおんせん 大分県日出町

泉質
ナトリウム-塩化物泉
アクセス
速見ICから車で約10分、JR亀川駅からタクシーで約10分

城下町として栄えた歴史の町

大分県の北東、国東半島の付け根に位置する日出町。日本山岳遺産に認定された緑豊かな鹿鳴越(かなごえ)連山と、南に広がる別府湾に囲まれた自然豊かなこの町は、かつて、城下町として栄えた歴史の町でもあります。豊臣秀吉の正室・高台院の甥にあたる木下延俊が築いた日出城址をはじめ、木下家ゆかりの史跡が残っており、穏やかな別府湾を望む一角に築かれ現存する日出城の見事な石垣は、当時の面影を彷彿とさせます。

地元の人たちにも親しまれる絶景温泉

日出町は県内屈指の名水の郷として知られ、鹿鳴越連山から湧き出るミネラルたっぷりの湧水が有名です。町内各所には50箇所以上もの湧き水スポットが点在し、古くから家庭での飲み水のほとんどが湧水でまかなわれてきました。町内で湧く名水から誕生した「二階堂酒造」のお酒や、海中から湧き出た真清水で育つ「城下カレイ」は、日出町の特産品です。鹿鳴越連山からの恵まれた水の恩恵を受け、海沿いに湧く温泉から眺める朝日は格別に美しく、別府湾を望む絶景温泉地として地元の人からも親しまれています。

指宿温泉いぶすきおんせん 鹿児島県指宿市

泉質
ナトリウム-塩化物泉、単純硫黄泉など
アクセス
谷山ICから車で約1時間、JR指宿駅からバスで約5分

世界的にも珍しい天然の「砂むし温泉」が有名

1日約12万トンの湧出量を誇る指宿温泉は、九州を代表する温泉地。絶景露天風呂として有名な「たまて箱温泉」では、湯船から東シナ海の美しい海岸線や、雄大な開聞岳の景色を楽しむことができます。また、温泉地としての歴史も古く、海岸沿いの温泉熱で温められた砂に埋もれて温まる入浴法「砂むし温泉」は江戸時代から親しまれ、昔ながらの公衆浴場なども多く残っています。

食やマンホール巡りも楽しめる

指宿は食の宝庫でもあり、鹿児島県産黒毛和牛や黒豚を使った料理をはじめ、カツオ、カンパチなどの海鮮料理も豊富。回転式そうめん流しの発祥でもある「唐船峡そうめん流し」も有名です。また、指宿市では「イーブイ好き → いーぶいすき → いぶすき」と名前の語呂が似ているということから、人気ポケモンのイーブイを指宿市スポーツ・文化交流大使に任命し、イーブイ及びイーブイが進化したシャワーズやサンダースなど、9種類のマンホールを設置しています。ぜひ、マンホール巡りと併せて市内の周遊観光をお楽しみください。

霧島温泉郷きりしまおんせんきょう 鹿児島県霧島市

泉質
硫黄泉、含鉄泉、炭酸水素塩泉など
アクセス
鹿児島空港から車で約15分~40分

西郷隆盛や坂本龍馬も癒された霧島の温泉

日本で最初の国立公園に指定され霧島を中心に、海・山・川・田園などの豊かな自然が広がり、その中で育つ黒豚・黒牛・黒さつま鶏や、黒酢・霧島茶などの食材が自慢のまち「霧島市」。 豊富な湯量と泉質を誇る温泉も魅力で、あの西郷隆盛や坂本龍馬も霧島の温泉と大自然に癒されました。 また、鹿児島空港があるまちでもあり、飛行機を利用すると東京から約1時間55分、大阪からなら約1時間10分で霧島に来ることができます。

自分好みの温泉施設を選べるのも魅力

大小さまざまな温泉地がある霧島市には、「霧島神宮温泉郷」「霧島温泉郷」「妙見・安楽温泉郷」「日当山温泉郷」の4つの温泉郷が存在しています。7つの源泉をもつ宿もあるほど湯量が豊富で、源泉かけ流しの天然温泉は、足湯や飲泉場などで気軽に楽しむこともできます。市内には人気の宿が点在し、大型のホテルから風情ある旅館、温泉水で調理できる自炊宿、家族で気軽に寄れる家族湯など、ニーズに合わせた宿や温泉施設を探せることも霧島の魅力の一つです。

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