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ふるさと納税 みかん特集

みかん特集

子どもの頃から食べてきたみかんは、日本人にとって馴染みの深い果物です。冬にコタツに入って食べる昔ながらのイメージが強いことから冬が旬と思われがちですが、現在は各地でさまざまな品種が栽培されており、年間を通して食べることができます。ぜひふるさと納税を利用して各地のいろいろな品種を味わってみてください。

関東地方

関東地方でも栽培が盛んです。日本で「みかん」として親しまれている一般的なみかんである温州(うんしゅう)みかんは、海沿いの土地が栽培に適しているといわれます。神奈川県では、太平洋に面するという立地と、温暖な気候、富士山の火山灰が積もってできた水はけのよい土壌を生かして江戸時代からみかんの栽培が行われており、品種改良によって独自のみかんも作られています。温州みかんの中でも遅い時季に収穫される「大津みかん」は、味の良いみかんを選抜して作られたもので、大玉で食べ応えがあり、収穫後に風通しのよいところで追熟させるため、酸味が馴染み、甘みの引き締まったまろやかな味わいを楽しむことができます。

中部地方

静岡県では江戸時代に紀州みかんの栽培が始まり、駿府(すんぷ)の大名だった徳川家康が手ずから植えたとされるみかんの木が残っているほど歴史のある土地で、明治時代以降、県を挙げてみかんを栽培するようになってからは豊富な種類のみかんを栽培しており、新しい品種も生まれています。中でも青島みかんは静岡県で温州みかんから突然変異でできた品種です。糖度が非常に高く、コクのある濃厚な甘みと酸味のバランスが絶妙で、大変人気の高いみかんです。有名な「三ケ日みかん」も静岡県産のみかんで、香りが強く、小さい身の中に甘みが凝縮されています。
愛知県では、70年以上にわたって培ったノウハウを生かして、土からこだわり温州みかんを手塩にかけて栽培しています。その中から厳選されたみかんは、皮が薄く、ジューシーな甘みを味わうことができると人気です。

近畿地方

和歌山県ではみかんのブランド品種の栽培も非常にさかんで、有田川の周辺で栽培される「有田みかん」は400年以上の歴史と伝統があります。年間を通して温暖で、昼夜の気温差が小さく、さらにみかんの甘さが決まる7月下旬から8月にかけて雨がほとんど降らないという気象環境と、傾斜面が多く水はけのよい地形がおいしいみかん作りに適しています。山の多い地域のため、傾斜地には生垣階段型の畑を作り、生垣のもつ保温効果や排水効果、光の照り返しによる日照量を利用してみかんを栽培しています。やわらく、濃厚でとろけるような甘さの有田みかんは新鮮なうちにそのまま食べてもおいしいのですが、果汁をふんだんに使ったジュレもまた絶品です。
ネーブルオレンジやポンカン、晩白柚(ばんぺいゆ)などさまざまなみかんを栽培しており、それらのみかんを交配して新しい品種も作り出されています。

四国地方

四国地方では、全ての県でみかんの栽培が盛んで、それぞれ地域ブランドのみかんを栽培しています。愛媛県はみかんの一大産地で、多くの品種を開発しています。果肉がプルプルとやわらかく、まるでゼリーのような食感のみかんや、シャキッとした食感のみかんなど、他では食べられない愛媛県だけのオリジナルみかんがあります。また、愛媛県の温州みかんは、温暖な気候と豊富に降り注ぐ日光の下で甘さを増し、夜の涼しさによって鮮やかなオレンジ色となるのが特徴で、他の産地のものとはまた違った味わいが楽しめます。
香川県のオリジナルのみかんは、皮や果肉が普通のみかんよりも鮮やかな色をしており、房の一つひとつに果汁がたっぷりと詰まって強い甘みとソフトな酸味のバランスがちょうどよいみかんです。
高知県では、「土佐文旦」が有名です。ブンタンは「ボンタン」「ザボン」とも呼ばれ、ずっしりと重い土佐文旦は、爽やかな香りと上品で自然な甘さを楽しむことができます。

九州地方

特に熊本県、長崎県、佐賀県の3県はみかんの生産が盛んです。
九州地方では、他の県では見られない珍しいみかんが栽培されており、たとえば、皮の表面が真珠のように滑らかで美しいブランドみかんは、黄白色の果肉はやわらかく、上品な甘みと爽やかな酸味が人気の品種です。温州みかんと八朔(はっさく)を交配して作られたみかんは、見た目は八朔に似ていますが、濃厚な香りと爽やかな甘さがあり、皮の色は緑でも十分に甘いのが特徴です。皮の色がレモンのような鮮やかな黄色をしているのに酸味はほとんどなく、上品な香りと甘さが特徴のみかんもあり、ジューシーなため、ジュースやゼリーなどの加工品にしてもおいしく食べられます。また、見た目が似ていることから和製グレープフルーツと呼ばれている晩柑(ばんかん)もあります。5月に開花した後、翌年の夏の終わりまで実が付いていることから、冬でも霜の降りない地域でしか栽培できないため貴重なみかんとされています。

中国地方

山口県のオリジナル品種である「せとみ」は、日本で初めて交配により作られたみかんである清見(きよみ)と山口県産のポンカンを交配した新しい品種です。温州みかんの倍近い200グラムほどもある大玉で、食べ応えがあります。皮がむきやすく袋ごと食べても苦くないので手間がかからず、果肉は一つひとつがプチプチとした張りのある食感です。せとみは収穫時期が2月と遅いため、10月から11月ごろになると、冬の寒さと傷から守るために一つひとつ袋をかけます。収穫した後も再び一つひとつ袋詰めして約1カ月間貯蔵し、完熟させてから出荷するなど、手間をかけて育てたみかんです。貯蔵することで酸味が減り糖度は増すため、非常に甘いみかんになります。

日本人にとってみかんは古くから馴染みのある果物で、子どもの頃から食べているポピュラーな果物です。みかんは現在世界におよそ900以上の種類があるといわれており、日本各地でさまざまなみかんが作られています。ふるさと納税を通して、新しいみかんの魅力を再発見してみてください。

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