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ふるさと納税 干物特集

干物特集

魚介類を干物にすると、アミノ酸(グルタミン酸)やイノシン酸といったうま味成分が増加します。生の魚介類よりも保存期間が長くなる上に、より一層うま味が強くなるのは嬉しいメリットですね。ふるさと納税のお礼品として用意されている干物には、その土地でとれた魚介類を使った、高品質でおいしいものがたくさんありますので地域ごとに代表的な干物をご紹介します。

北海道

北海道はまわりを海に囲まれているため、漁業も盛んです。道内の漁港ではさまざまな種類の魚介類が大量に水揚げされていますが、その中でも「ほっけ」は全国有数の漁獲量を誇ります。
骨や皮から身が外れやすいため食べやすく、上品でクセの少ない味が特徴のほっけは、家庭の食卓だけでなく、定食屋や居酒屋などでも人気のメニューになっています。ほっけは、終戦後の日本で配給品として活用されるなど、戦後の混乱期を支え、復興に寄与してきた魚でもあります。昔から一般市民の生活に広く浸透していた魚なのですね。
北海道では刺身として流通している地域もありますが、ほっけは鮮度が保ちにくい魚なので開き干しに加工されることが多いのです。
ほっけを表す漢字は「魚偏に花」と書きます。このような漢字が当てられた理由としては、「ほっけの稚魚が花のように美しい青緑色をしているから」「産卵期のオスの色(婚姻色)や柄が華やかだから」など諸説あります。元々の由来とは異なっているかもしれませんが、その漢字のとおり、北海道で桜が咲き始め、春の訪れが感じられるようになった5月ごろからほっけの旬の季節が始まります。特に5月から7月にかけて水揚げされるほっけは、脂ののりがよく、ジューシーな味わいを楽しむことができます。

東北地方

東北地方が面している大きな海には日本海と太平洋の2つがあります。特に太平洋側では東北地方沿岸で寒流の親潮と暖流の黒潮が出合う潮境では、栄養塩類が豊富なため食物連鎖を支える植物プランクトンが大量発生するので、良質な漁場が多数形成されます。
東北地方でとれる魚介類はたくさんありますが、特に三陸地方(青森県・岩手県・宮城県)は「いか」の漁獲量が多いことでも有名です。2016年のいかの漁獲量は青森県が全国第1位の年間24,100トンと非常に多く、岩手県でも年間5,300トンものいかが水揚げされています。(※農林水産省「平成28年漁業・養殖業生産統計」)
いかを干したものとしては、おつまみなどで食べられる「するめ」が一般的ですが、ふるさと納税のお礼品として用意されているいかの干物には一夜干しのものも多くあります。軽くあぶったり、生のいかと同様に煮物に使用したりと、使い道も豊富ないかの一夜干し。東北地方のお礼品には、他の魚介の干物とセットになっているものが多いので、そちらの干物も楽しみながら、東北地方のおいしいいかを味わってみましょう。

関東地方

地域を構成する7都県のうち、海に面しているのは茨城県、千葉県、東京都、神奈川県の4都県。「漁業はそれほど盛んではないのでは?」と思われるかもしれませんが、茨城県の大津漁港、千葉県の銚子漁港、神奈川県の三崎漁港など、日本有数の漁港が揃っており、東京都には都民だけでなく日本に住む人々の食生活を支える台所、築地市場をはじめとする東京中央卸売市場があるので、関東全域でとれた魚介類が集まってきます。このように魚介類に恵まれた関東地方では、どのような干物のお礼品が用意されているのでしょうか。
関東地方のお礼品として用意されている干物の代表的なものに、茨城県の大津漁港で水揚げされたシラスをゆでて加工した「しらす干し」があります。しらすは兵庫県の淡路島近海や三河湾、駿河湾、相模湾でとれるものが有名ですが、茨城県でも県を代表する水産物としてしらすが挙げられるほど多く水揚げされています。漁獲したその日のうちであれば、生でも食べられるしらすですが、やはり生のままでは鮮度が落ちやすく日持ちしないため、しらす干しに加工されることが多いようです。
しらす干しとよばれる干物には、ゆでた後に短時間乾燥させて仕上げる「釜揚げ」と、かたくなるまで干して仕上げる「かちり」がありますが、関東地方のふるさと納税のお礼品として用意されているしらす干しは釜揚げがメイン。新鮮なうちに釜揚げしたしらすなので、風味もしっかり楽しめます。

中部地方

中部地方は、日本海に面した新潟県・富山県・石川県・福井県、太平洋に面した愛知県・静岡県、海に面していない山梨県・長野県・岐阜県の9県からなる地域です。日本海側の4県では、のどぐろや白えび、ホタルイカ、太平洋側の2県ではうなぎ、サクラエビ、マグロ、内陸の3県ではアユやヤマメなどの川魚と、代表的な魚介類の種類も異なっています。豊富な種類の魚介類が水揚げされる中部地方ですが、今回は伊豆下田の名産品をご紹介しましょう。その魚の名は「金目鯛」です。
金目鯛は真っ赤な身体に大きな瞳という派手な出で立ちをしていますが味は上品で柔らかく、ふっくらとした食感が人気の白身魚です。名前に「鯛」とつきますが、金目鯛はキンメダイ目キンメダイ科の深海魚で、スズキ目タイ科の真鯛や黒鯛とは全くの別物なのですね。金目鯛は200〜800メートルほどの深さのところに生息しているため、日本近海では漁獲できる漁場も限られています。
静岡県の下田港は金目鯛の水揚げ量全国第1位の漁港で、水揚げ量の約8割が金目鯛です。下田周辺の金目鯛がおいしくなる季節は、12月から2月ごろと産卵を控えた6月から7月ごろ。より一層脂がのった金目鯛。煮付けや刺身にするのもおいしいのですが、干物にすると一段とうま味が凝縮します。鮮度抜群の伊豆下田の金目鯛の開き干しを、ふるさと納税を利用してぜひご賞味ください。

近畿地方

近畿地方は三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県の2府5県からなる地域です。兵庫県ではずわいがに、三重県や和歌山県では伊勢エビ、京都府ではさわら、大阪府ではこのしろの漁獲量が多かったり、和歌山県や滋賀県では鮎の養殖量が多かったりと、さまざまな魚介類がとれる地域です。そんな近畿地方では干物のなかでも代表的なあじのうち、むろあじ類の漁獲量は和歌山県が全国第3位、兵庫県が全国第6位。有数のむろあじ類の水揚げ地となっています。(※農林水産省近畿農政局統計部「平成29年9月統計からみる近畿水産業の概要」)
丸あじなどのむろあじ類は、真あじよりも血合いの割合が大きいため、鮮魚としてではなく、何らかの加工を施されてから出荷されることが多いようです。干物も加工手段の一つということですね。
近畿地方のふるさと納税のお礼品として紹介されているあじの干物には、丸あじなどのむろあじ類や真あじがあります。いずれの種類のあじでも、脂ののりがよくふっくらとして食べやすいものがそろっているので、おいしい近畿地方のあじを、ぜひ一度試してみてくださいね。

中国地方

中国地方は鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県の5県で構成されている地域です。北側は日本海、南側は瀬戸内海に面しており、山口県と九州の福岡県の間には関門海峡があるなど、さまざまな魚介類を漁獲できる環境が整っています。
例えば口の中が黒いことからその名がついた「のどぐろ」。正式にはアカムツという名前があるのですが、全国的にものどぐろという名で広く知れわたっているのではないでしょうか。
のどぐろは、石川県をはじめとする北陸地方も有名ですが、実は中国地方での水揚げ量も多く、山口県の下関漁港も有数ののどぐろ水揚げ量を誇っています。また、島根県や鳥取県でとれるのどぐろの質の高さには定評があります。良質なのどぐろが育つ秘密は、日本海側の大陸棚にあります。大陸棚というのは、陸から続いている傾斜がゆるやかな海底部分のことです。中国地方日本海側の大陸棚には、のどぐろの主食である甲殻類が豊富に生息しているため、脂肪を多く蓄えたのどぐろがとれるというわけですね。生食でもおいしいのどぐろですが、干物にするとより深い味わいが楽しめます。日本有数ののどぐろの産地で作られた干物をぜひご堪能ください。

四国地方

香川県、徳島県、高知県、愛媛県の4県からなる四国地方は、瀬戸内海や太平洋といった海に囲まれている地域です。瀬戸内海は潮の干満差が大きいため、潮の流れが非常に早く、常に海底の栄養分が巻き上げられる状態になっています。瀬戸内海に良質な漁場がたくさんあるのは、この早い潮の流れに秘密があるというわけですね。一方、太平洋側でも非常に豊富な種類の魚介類が水揚げされています。特に、高知県のかつおは有名ですね。
四国でもさまざまな干物が作られていますが、高知県では酢で締めて姿寿司にすることもある「かます」をご紹介しましょう。かますは細長い体と小さな頭が特徴の白身魚です。かますの旬は秋から冬にかけて。「秋ナスは嫁に食わすな」と同様に使われる「秋かますは嫁に食わすな」ということわざもあるほど、秋には脂ののりがよくなり、より一層濃厚な味わいになります。生のかますを調理するときには、大きな口の中にある鋭い歯に気を付ける必要がありますが、開き干しならさばく必要もないので安全ですね。
新鮮なうちに一夜干ししたかますの干物は、焼くと甘みが出てふわふわになります。ご飯のおかずにはもちろんのこと、お酒のおともにもぴったりですよ。うま味がぎゅっと凝縮して、生のかますとはまた違った食感と風味を味わうことができるかますの開き干しを、ぜひ試してみてください。

九州地方

対馬海流や黒潮といった海流が周辺を流れていることから、良質な漁場が多い九州地方。さばやあじ、いわしなど、非常に豊富な種類の魚がとれることでも有名です。九州でも地元でとれたの魚をいかした干物がたくさん作られているのですが、九州地方ならではの干物をご紹介したいと思います。
その名も「からすみ」。からすみは、ボラの卵巣を塩漬けし乾燥させたもので、越前(福井県)の「うに」、三河(愛知県)の「このわた」とともに日本三大珍味の一つに数えられています。からすみは他の地域でも作ることはできますが、からすみ生産の歴史は九州地方が圧倒的に長いといえるでしょう。
からすみは、紀元前の古代ギリシャや古代エジプト周辺で誕生したとされており、魚の卵巣を塩漬けし、天日干しにするといった基本的な製法は、この時期にはすでに確立していたと考えられています。からすみの製法が九州地方に伝わってきたのは、安土桃山時代であると言われています。江戸時代初期には、九州地方でよくとれていたボラを使用して国産のからすみを生産することもできるようになりました。それが今日の九州地方の名産品であるからすみにつながっているのですね。
濃厚な味が楽しめる九州のからすみは、良質で味も良く希少価値が高い逸品です。お酒の肴としてだけでなく、さまざまな料理のアクセントとしても利用できるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

日本は、まわりを太平洋や日本海、オホーツク海などの海に囲まれた島国であり、昔から魚介類や海藻などといった水産物を重要なタンパク源として摂取してきました。しかし、ご存じのとおり、魚介類は漁獲してからおいしく食べることができる期間が短く、冷蔵や冷凍といった技術が発達していない時代には、生のままでは保存がきかない食品でした。重要なタンパク源の水産物を、いかに長くおいしく保存できるようにするか、先人たちはさまざまな知恵を絞ってきました。その手段の1つが「干物にする」という方法だったのです。

それでは、日本ではいつから干物が作られるようになったのでしょうか。実は、縄文時代にはすでに干物が作られていたと考えられています。稲作が始まったのが弥生時代のことなので、日本における干物作りの歴史は米作りよりも長いと考えられるということですね。

記録に残っている限りでは、日本の歴史の上で最初に干物が登場するのは奈良時代。「正倉院文書」などに、魚の丸干しや切り身の干物などが朝廷に献上されたという記録が残っているそうです。奈良時代は今から1300年ほど前の時代ですから、もちろん交通手段も保存技術も現代のように発達していません。そのような環境のなかで、米や野菜、魚介類などを租税として朝廷に納めなければなりませんでした。そこで、生のままよりも保存期間が長い干物を朝廷に納めていたというわけですね。

平安時代には水産物の水揚げ量が増えるとともに干物の生産量も急増し、都で開かれる市にも登場するようになりました。生産量が増えたといっても現代ほどの量ではありません。干物は平安時代においても貴重な食べ物だったのです。平安貴族はこの貴重な干物を「からもの」と呼び、宴席での肴として珍重していたと伝えられています。

年月は流れて、戦乱の世が終わった江戸時代には、干物作りが日本各地で大きく発展しました。幕府に納める品物としてだけではなく、各藩の産業を発展させるために、名産品を作ることを推奨していたのです。各地で作られた干物もその一つでした。干物の生産量が増加し、流通量も増えると、干物は武士や貴族だけの食べ物ではなくなりました。庶民の食卓にも登場するようになったのですね。平和な世の中になり、比較的安全に旅をすることのできるようになった江戸時代には、干物を各地のおみやげとして買って帰ることが当時の流行だったようです。

このように、干物は日本の歴史のなかで長く愛されてきました。魚介類の消費量が年々減少してきているとはいえ、魚には人間の身体に必要な栄養素がたくさん含まれているので、積極的にとりたい食品です。干物は、まるごと一尾の生魚よりも調理の手間や時間がかからないという大きなメリットがあるので、調理する時間やスペースを確保できないという理由から、生魚を頻繁に調理するのが難しいという方は積極的に食事に取り入れたいですね。

せっかくなら干物をもっとおいしく食べたいということであれば、調理方法にもこだわりましょう。炭火などでじっくりあぶるのが一番ですが、魚焼きグリル、フライパン、オーブントースターなど家庭にある調理器具でも、美味しく干物を焼くことができます。冷凍で届いた干物は保たれていたうま味や風味を失わずにすむ魚焼きグリルを使用するのがおすすめの調理方法です。みりん干しなど、焦げやすい調味料がついている干物はクッキングシートを敷いたフライパン、「魚焼きグリルは洗うのが大変」と感じる場合は、アルミホイルを敷いたオーブントースターを利用するといったように、干物の種類や個人の状況に合わせて、上手に使い分けましょう。

そして、干物をおいしく食べる方法は、「干物をあぶってそのまま食べる」という方法だけではありません。たとえば、軽くあぶった干物の身をほぐし、ねぎやわさびを添えてお茶漬けにしたり、揚げた魚の代わりに干物を使って南蛮漬けにしたりすると、さっぱりした味わいで食が進みます。また、アクアパッツァ(魚介類をトマトとオリーブオイルで煮込んだイタリア料理)やマリネなど、洋風にアレンジすることもできます。干物の使い道はとても幅広いのですね。

また、届いた干物を一度に食べきれない場合は、冷凍焼けや乾燥、におい漏れを防ぐためにも、ラップやフリージングバッグなどを使い、なるべく空気に触れないように包んでから冷凍保存するようにしましょう。冷凍しているとはいっても、家庭用の冷蔵庫の冷凍スペースは頻繁に開け閉めされるため、温度を一定に保つことは難しいとされます。おいしく食べるためにも、できる限り早めに食べきることをおすすめします。

全国各地で水揚げされた海の幸・川の幸を、新鮮なうちに干して作られる干物。干物は、生のときとはまた違った風味や食感を手軽に楽しむことができます。ふるさと納税を利用して、全国各地で作られているおいしい干物をご堪能ください。

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