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ふるさと納税 卵特集

卵特集

卵は万能でリーズナブルな家庭の味方です。養鶏場では産地の特徴を生かし、生産者それぞれの思いやアイデアを込めた飼育方法で卵の生産をしているため、長年の研究を重ねて作られたブランドも多いです。今回は、全国各地のふるさと納税のお礼品にどのような卵が用意されているのか、特徴を地域別にまとめてみました。

北海道

広大な土地や牧場が多い北海道では、ニワトリが自由に土の上を走り回る“平飼い”での飼育が珍しくありません。
黄身の色は卵本来の自然な“レモンイエロー”をしています。画一的な飼育方法ではないため、殻や黄身の色には個体ごとにばらつきがありますが、濃厚な風味を楽しむことができます。
卵は生もののため、できるだけ早く消費することが理想ですが、賞味期限は平均20日前後で、その期間なら生で食べることができます。
また、北海道のお礼品では、日持ちする製卵も用意しています。産みたての卵をすぐに燻製にすることで、食べた瞬間にスモークの風味が香り、滑らかな舌触りと旨味が絶品です。北海道産の昆布だしを使用した燻製卵もあります。

東北地方

青森県産で有名な「こめたま」は、飼料に着色原料を使わず、輸入トウモロコシの配合を減らす代わりに青森県産の飼料米を68%配合しているため、卵本来の淡い黄身の色が見られ、まろやかな優しい味を楽しむことができます。
山形県の卵と言えば「紅輝卵」。テレビ番組の特選食材として紹介されたり、有名ハンバーガーチェーン店の限定メニューの材料に指定されるなど、認知度の高い卵です。こちらの養鶏場では他の鳥との接触を防ぐため、建物の中で放し飼いをしています。また、通常は1人で3万羽ものニワトリを世話しますが、「紅輝卵」は3人で2800羽という限られた数のニワトリを育てているため、希少性も上がっています。飼料には山形の県花である紅花を加えており、卵独自の臭みはなく、コクと甘みを存分に味わえる卵です。

関東地方

関東地方でも特に茨城県と千葉県で生産量が多く、千葉県では、若いニワトリに限定して生産させた「ぷりんセス・エッグ」や、貴重な「アローカナ」の卵を生産しています。アローカナは世界で唯一薄水色の殻の卵を産むチリ原産のニワトリです。胆汁の色素が卵殻に沈着して殻が青くなりますが、中身は普通の卵と変わらずあっさりとした味で「幸せの卵」と呼ばれています。日本では飼育しているアローカナが少なく、1羽の産卵頻度もとても少ないため大変貴重な卵です。
神奈川県では、国産の飼料米を配合した育成時期に合わせてエサを配合し、抗生物質や薬に頼らずに丹沢の美しい水で育ったニワトリの卵が有名です。半世紀努力して作り上げたまろやかな卵の味を楽しむことができます。

中部地方

静岡県では御殿場の恵まれた環境の中で、ニワトリが自然に近い形でのびのびと育っています。飼料を厳選し、特別な天然飼材で腸内細菌のバランスを整え、体の中から健康を維持したニワトリが産んだ「御殿たまご」は、とても新鮮で濃厚な味だと好評です。
山梨県でも特に、「放牧卵」は標高1100メートルという人里離れた場所において、限りなく自然に近い形の放牧をし、天然の湧水を与えることで、ニワトリがのびのびとできる環境を整えています。飼料にもこだわったことで実現した、濃厚なのに臭みのない卵です。
「ひまわりたまご」は、南アルプス山麓のキレイな水や、こだわりの15種類以上の飼料を自家配合したエサを与えて育てました。
石川県で有名な卵は、最適な栄養バランスを整えた卵である「桜っ子」や、ニワトリにハーブを与えることで卵独特の生臭さを軽減した「能登鶏たまご」です。

近畿地方

兵庫県の播磨はニワトリに縁のある土地で、900年も鶏合わせの節句行事を行っており、国内で唯一、国産のブロイラーを原々種から種の維持管理と育成を行った場所でもあります。生産量が多いのも、養鶏の歴史のある土地柄だからでしょう。
播磨は年間を通じて温暖な気候と肥沃な土地に恵まれ、ニワトリにも適しているため、卵の生産も非常に盛んです。飼料や水、飼育環境にもこだわっており、特に生で食べることで、まったりと濃厚でオレンジ色に輝く黄身の旨みが口いっぱいに広がります。
京都府では、赤いパプリカや、マリーゴールドの花弁粉末をそれぞれ飼料に加えて生産した2種類の卵を生産しています。和歌山県は、紀州の梅酢エキスで育ったニワトリの産んだ卵が有名です。大阪府は木酢やオリゴ糖等をブレンドした独自の飼料で生産した卵など、どれも独自に生産された多彩な味を楽しめます。

中国地方

島根県山麓で放牧し、ヒヨコのうちからのびのび育て、100メートルほどボーリングした奥出雲の地下水を飲料とし、乳酸菌を配合したエサでニワトリの抵抗力を高めて産ませた健康な有精卵が人気です。
さらに、島根県では、農家とも連携し、島根県産の飼料米を10パーセント配合した自家製の飼料で育てた卵も生産しています。生卵と温泉卵をセットにしたお礼品を選べば、同じ卵を二つの調理方法で贅沢に堪能することができます。
山口県では瀬戸内の温暖な気候を生かし、国内では珍しい純国産の赤鶏である「後藤もみじ」の卵を生産しています。卵の黄身はとても濃厚なために、指でつまめるほどです。一度食べたら他の卵は食べられないというファンが多いほどの大人気の卵です。

四国地方

高知県の「土佐ジロー卵」の黄身は、爪楊枝で刺しても割れないほど新鮮です。卵自体のサイズは小ぶりですが、割ってみると黄身は大きく普通の卵と同様のサイズのため、黄身の比率が大きい贅沢な卵です。「土佐ジロー」は高知の天然記念物である「土佐地鶏」とアメリカ産の優秀な地鶏「ロードアイランドレッド」を掛け合わせた地鶏です。
また、香川県の烏骨鶏専門の農家では、濃厚で味わい深い卵のギフトセットも用意しています。烏骨鶏はもともと産卵頻度が低いためその卵も貴重ですが、安心して食べられるように、飼料にも遺伝子組み換えでない食品や、農薬を使用していないものを使っています。

九州地方

鹿児島で人気なのは、ヒナのふ化からビタミンD・Eを強化した餌の独自配合までを行う赤卵で、濃厚な黄身だけでなく白身までも弾力があると評判です。
福岡県の卵はいずれも飼料にこだわっており、緑草粉末や天然パプリカ、アミノ酸などを加えた特別な配合飼料で鮮やかな黄身をした卵や、飼料に海藻などを原料とする「地養素」を与えて臭みをとった卵、黄身を箸で掴むことができるほど新鮮な卵など、人気の卵ばかりです。
佐賀県産の飼料米と自然豊かな山で放し飼いにされて育ったニワトリには、薬や着色料は必要なく、その卵は、風味豊かな黄身と雑味の少ない白身が特徴です。
熊本県や大分県では烏骨鶏の卵の生産が盛んです。烏骨鶏は産卵率が低く難しい鳥ですが、自然の中で放し飼いにすることで十分な運動や砂浴びをさせ、ストレスをかけないことで健康的な卵を生産しています。

卵は、生でも焼いても茹でても食べられ、価格もリーズナブルなのに栄養満点なとても万能な食材です。日本国内の卵の消費量は特に多く、他国と比較してもトップクラスです。
卵はどれもそこまで変わらないという方もいらっしゃるかと思いますが、ニワトリを飼育する土地の環境や与える飼料、そして養鶏者の考え方が卵の味を左右し、卵を食べたときの濃厚さや弾力感が随分と変わるようです。
ふるさと納税では、生産地のオリジナリティーを感じられ、味にもこだわった卵を多く扱っています。ぜひふるさと納税を利用して、普段は手に入らないような地域の卵をご自宅で存分に堪能してみてください!

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