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ふるさと納税 そば特集

そば特集

和食は世界に誇る日本の文化です。日本を代表する料理といえば寿司や天ぷら、そしてそばが挙げられます。現在日本には多くの麺類がありますが、そばは古くから食べられてきた日本料理なのです。歴史の古いそばは、地域によって食べ方や料理方法が異なります。ふるさと納税を利用して、全国各地のそばを味わってみませんか。

北海道

北海道はそばの生産量が盛んです。今でこそ郷土料理などで注目されていますが、安定して米が収穫できない地域では、そばは主食となる重要な作物でした。
そばは寒冷地でも栽培が容易なことから、長い間救荒作物(きゅうこうさくもつ)として栽培され、重宝されてきました。現在では、多様なそばの品種や地域ブランドが生まれています。
お礼品には、北海道で収穫したそば粉を使用して作ったそばはもちろん、美唄市の名物として根強い人気の「とりそば」、お米や他の麺類とのセットがあります。

東北地方

岩手県のそばといえば、名物「わんこそば」です。ゆでたそばをさっとつゆにくぐらせ一口分を椀に入れ、一口分を食べ終わるごとに給仕の人が次のそばを入れていくものです。
山形県内陸部のそばの食べ方で、大きな長い板や長方形の木箱にそばを盛り、何人かで分けて食べ合う「板そば」が有名です。
「山形そば」といえば「田舎そば」が主流で、これはそばの実を殻ごと挽くので色が黒っぽく、太く硬めの麺となっています。「奴そば(やっこそば)」は、河北町谷地の豊かな自然が生み出した田舎そばです。そば粉・小麦粉・水、すべてにこだわって作られていて、そばの香りが感じられる一品です。またそばの実の中心から外殻まで丸ごとの「挽きぐるみそば粉」を使用した太打ちの「山形のさがえそば」や、細打ちの「ほっそり細そば」、力強いそばの薫りが広がる「薫そば」などもお礼品として用意されています。さらに河北町発祥のソウルフードと呼ばれる「かほく冷たい肉そば」もあります。

関東地方

茨城県では「常陸秋そば」がそばのブランド品種として有名です。茨城県の北部はそばの栽培に適していて、現在では県内で栽培されるそばのほとんどが「常陸秋そば」となりました。寒い時季には郷土料理でもある「けんちんそば」「つけけんちんそば」として食べられています。
栃木県日光市は古くからそばの産地でした。老舗のそば屋はもちろん、町おこしなど地域活性化により新しくできた店舗も多くあります。お礼品として、地元の素材にこだわった「田舎そば」が用意されています。
神奈川県からは、国産の材料によもぎを練り込んだ「よもぎそば」や足柄茶を練り込んだ「足柄茶そば」、また「季穂(きすい)足柄古式生そば」や「季穂石臼生そば」を用意しています。
東京都でそばといえば深大寺周辺に伝わる「深大寺そば」が有名です。また現在では広く普及している「とろろ蕎麦」は、八王子市の高尾山の麓で提供されたのが始まりとされます。

中部地方

信州そばは一般的に長野県で作られるそばの総称です。現在全国で食べられている麺状のそば「そば切り」は信州が発祥の地だと言われています。お礼品には、「七割そば」「八割そば」といったつなぎの小麦粉の比率を変えたものや「生そば」など、信州で作られるいろいろなそばが用意されています。
福井県では「越前そば」が有名です。越前そば、あるいは越前おろしそばは福井県の嶺北(れいほく)地方で食べられている料理で、主に大根おろしで食べます。越前そばはそばがらまで一緒に挽いたそば粉で作るため、黒っぽい麺でより風味が強いものとなっています。
岐阜県のお礼品には奥飛騨で栽培・製造した「奥飛騨朴念そば」があります。香り・粘り・甘みのある、しっとりと落ち着いた麺が特徴です。
静岡県には、「牛乳そば」があります。函南町の地域ブランド「丹那牛乳」を100%使用して練り上げ、しっとりとしたなめらかなのどごしの麺が出来上がりました。クリームソースなどとの相性がよく、パスタのように料理しても美味しく食べられます。

近畿地方

兵庫県観光連盟の推薦品であり、ふる里特産品などの認証も受けた「夜久野そば」は、国産の玄蕎麦(げんそば=殻のついたままのソバの実)だけを使い、皮を取り除いた実を丸ごと製粉した、しっとりもちもちの甘みがあるそば粉と、粟鹿山(あわがやま)水系の地下48メートルから汲み上げた地下水を使用したそばです。「兵庫県認証食品」「小野市うまいもんブランド」の認証を受けた人気店の「きすみのそば」もあります。
京都府福知山市産のそば粉を使ったそば「丹波ノ霧」は、そばの実の皮を取り除いて製粉したそば粉「丸抜き粉」をふんだんに使い、雑味が少なく香り高い白地の麺に粗挽きしたそば殻をちりばめてそば殻の食感を残した香ばしいそばです。「焙煎粗挽きそば」は何もつけずに、あるいは少量の塩をつけて食べるといっそう香りが引き立ちます。また、古くから名水が流れる犬甘野地区は、手打ちそばやそばの花が有名です。半生タイプの「犬甘野そば」や、近年開発した「そばパスタ」が用意されています。

中国地方

島根県では「出雲そば」が有名です。出雲そばは島根県の出雲地方で食べられる郷土料理の一つで、「割子そば」「釜揚げそば」などがあります。割子とは出雲地方で重箱のことを言い、三段になった丸い漆器にそばを盛りますが、この形式は江戸時代に松江の人々がそばを弁当箱に入れ外で食べていたのが元になっています。釜揚げそばは、釜や鍋でゆでたそばを水洗いせずにそのまま器に入れてそば湯をかけ、つゆと薬味を加えて食べます。
鳥取県からは大山の裾野で育った自然薯を10%もつなぎとして練り込んだ「自然薯そば」が用意されています。山陰産のそば粉と天然水、自然薯を使い、「低温熟成乾燥製法」で素材の風味を損なわないように作り上げました。切れにくく、のどごしのいいのが特徴です。

九州地方

長崎県からは大陸の原種に近いそばの実を使った「対州(たいしゅう)そば」が用意されています。対州そばは、古い時代に大陸から対馬に伝わったそばが、品種改良されず原種に近い状態で残ったものです。比較的太めに打ち、出来たての麺を、じっくり煮込んだ地鶏のスープで食べるのが定番です。また“名水の町”諫早市には幻の「高来(たかき)そば」があります。高来そばを使った郷土料理「どろりそば」はその名前のインパクトもあってテレビ番組などで時折紹介されています。
大分県からは湯布院町産のそば粉を使用した「生そば」、九州産のそば粉を使用している「黒そば」「白そば」、抹茶を練り込んだ「抹茶そば」などが用意されています。

そばは「ざる蕎麦」や「ぶっかけ蕎麦」「かけ蕎麦」をはじめ、地域によって食べ方が異なります。薬味や具材も大きく異なり、またそばが育つ土地や気候、使用する小麦粉や水によって麺自体の味わいも全く違ったものになります。
ふるさと納税を利用して、全国各地のそばを食べ比べしたり、お気に入りのそばを見つけたりして、心ゆくまでふるさとのそばをご堪能ください。

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