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ふるさと納税 鞄特集

鞄特集

ふるさと納税のお礼品で、自分や大切な誰かのための鞄を選んでみるのはいかがでしょうか。ふるさと納税では鞄や服飾小物、雑貨類などをお礼品にしている自治体も多くあります。その地域の伝統工芸を生かした鞄や、地域を盛り上げるゆるキャラのイラストが入ったバッグなど、地域の想いがこもったお礼品がたくさんあります。

北海道

北海道のお礼品には、大漁旗を再利用した一点物のトートバッグがあります。
大漁旗というのは、漁師が船で海に出るときに船上に掲げる旗のことで、もともとは大漁で魚がとれすぎたときに、船に積みきれない魚をほかの船に載せてもらうための合図の旗だったとも言われています。今では、新しく造った漁船の船おろし(進水式)や、正月の乗り初めに船に掲げたり、飲食店や海産物を売る店舗の装飾品として用いられることも増えています。その他、出産祝いや初節句のお祝いに贈られるなど、大漁旗はめでたくて縁起の良いシンボルとして捉えられています。
北海道のお礼品の「大漁トート」は、実際に漁師が使っていた大漁旗を廃棄するのではなく再利用し、新たにトートバッグに仕上げたものです。一点物で、トートバッグの柄は一つ一つ異なります。大漁旗は、鮮やかで元気の出る色合いが特徴で、日本の伝統色を用いた古風な味わいがあります。
また、野生動物などの生態系が豊かな北海道ならではの、毛皮を生かした鞄もお礼品として用意されています。

東北地方

東北地方は、野山に自生する植物も多く、植物の生態系が豊かな土地です。お礼品には、自生している山ぶどうやアケビのツルを使った、つる細工の「かごバッグ」があります。山ぶどうは数がとても少なく、採集できる時期も限られているので、とても希少な素材です。山ぶどうのツルを、一つ一つ手作業で編み込み、かごの形に仕上げて、それに取っ手を付けて持ち運びできるようにしています。かごバッグは近ごろハンドメイド業界で注目されていることもあり、とても人気のあるアイテムです。手づくりであることに加え、天然の植物を使っているからこそ、使えば使うほどツヤが出て、飴色に変化していくのも楽しみの一つです。山ぶどうのツルはしなやかで強度があるので、いろいろな物を入れて持ち運びができます。

関東地方

埼玉県蕨市(わらびし)には、伝統工芸の双子織(ふたこおり)を使用したお礼品があります。双子織は、縞模様とつややかな肌触りが特徴で、太陽にかざしても透けないほど緻密に織られています。普通の平織りよりも丈夫で、鞄に最適の素材と言えるでしょう。伝統の技と現代のファッションを融合させた鞄は、古き時代を感じさせながらも斬新で独特の味わいのある逸品で、大切な方への贈り物にも向いています。
その他、かつて新選組隊士として活躍した副長の土方歳三や六番隊組長の井上源三郎の生地である東京都日野市からは、新選組の「誠」の文字をデザインしたトートバッグのお礼品があります。バッグの中には土方歳三の写真や誠の文字入りのクリアファイル、一筆箋、根付けなどのグッズが入っています。また、地域の観光を盛り上げるマスコットキャラクター(ゆるキャラ)のバッグや、歴史的建造物のイラストが入ったバッグなどもお礼品として用意されています。

中部地方

山梨県の「甲州印伝」は、鹿革と漆(うるし)を使った伝統工芸です。印伝という名前の通り、印度(インド)から伝わった装飾革に、江戸時代に入ってから漆付けする独自の技法が加わったのが、甲州印伝の始まりといわれています。印伝の華麗な色合いは幕府をも魅了したと伝えられていて、粋(いき)を愛する江戸の人々にも広く愛好されていたようです。お礼品になっている印伝のブリーフケースは、山梨県の野生鹿革を使用した純国産のバッグです。一見すると普通のブリーフケースと思い見過ごしてしまうほど現代風に作られたおしゃれなバッグですが、よく見ると全体の柄は、鹿の生息する八ヶ岳連峰の最高峰「赤岳」の等高線をデザインしていて、これには、森林の限界を伝えるという意味が込められているとのことです。野生鹿革特有のしなやかさがあり、牛革と比べ軽いため持ち運びにも便利な、全面に印伝が施されている贅沢なブリーフケースです。

近畿地方

「丹後ちりめん」は京都に伝わる絹織物で、撚り(より)のない縦糸と撚りの強い横糸を組み合わせて表面に細かい縮みを作り出す、日本遺産にも認定されている伝統工芸です。京都府のお礼品には、この丹後ちりめんを細くカットし横糸に使った味わい深いバッグやポーチがあります。絹が原料なので軽く、幅広い世代にぴったりのバッグです。昔ながらの確かな技術で作られたバッグは、どんなシーンにも映えることでしょう。
また、兵庫県の海に面した街で生まれたオシャレなブランドの帆布バッグは、ヨットの帆と同じ素材で作られた、軽くて丈夫なバッグです。海上で使用するセイルクロス(ヨットの帆)は、水に強く、汚れてもすぐに洗い流せるという特徴を持っています。そんな帆布で作られたトートバッグやバケツトートは、洗濯ができるので、汚れても安心です。

四国地方

四国地方のお礼品の中には、アートや美術にかかわる鞄のお礼品が複数用意されています。
香川県の直島にある地中美術館のミュージアムグッズの中でも人気の高い帆布のシザーバッグは、白とベージュの2点から好きな色が選べ、紐の通し方によって腰に巻いたり肩にかけたりと、二通りの使い方が楽しめます。この地中美術館は、直島の全体に広がるアートの中でもメインの存在となる施設で、モネなどの作品が展示されています。
また、香川県には、高松市にあるイサム・ノグチ庭園美術館の記念グッズのお礼品もあります。イサム・ノグチ庭園美術館の開館17周年を記念して再販されたトートバッグは、彫刻家・画家などとして日米をまたにかけ幅広い芸術分野で活躍したノグチ氏が、ブロンズ作品の制作用に考案した型紙スケッチをキャンバス地にプリントしたものです。

九州地方

古くからスギの産地である九州地方には、スギを使った染物があります。伐採したスギを沸騰させて煮出した液で糸を染めるもので、「杉染」といい、虫がつかず、腐りにくく、水に強いなどの特徴を持っています。鹿児島県屋久島にある杉を使った染物を「屋久杉染」といいます。屋久杉染は、その工程にとても手間がかかり、一日かけて染めることができるのは1m四方の布たった2枚です。布を染めるのには、染め液に浸して布を動かし続け、水洗いをし、色出しと定着のための媒染をしてから、もう一度同じ作業を繰り返します。通常よりも色の濃いこげ茶色の屋久杉染は、こうした手間のかかる分、力強い色から生命の尊厳が感じられるような風合いに仕上がります。そんな屋久杉染を使った鞄が、九州のふるさと納税のお礼品として用意されています。持てば風格の感じられるブリーフバッグや、上品なハンドバッグもあります。どちらも赤茶とこげ茶の2種類があり、厚手の帆布を染めているので、丈夫で柔らかく、軽いバッグになっています。

ふるさと納税のお礼品として用意されている鞄を見ると、伝統工芸の技が光る織物や染物を活用したものが多数用意されています。伝統工芸というのは、長年にわたり受け継がれている技術による美術や工芸のことを指します。例えば織物でいえば、近江上布や西陣織、信州紬(つむぎ)や小千谷縮(おぢやちぢみ)などがあります。伝統工芸は、職人の手による熟練の技が不可欠で、代々受け継がれてきた長い歴史があります。
また、地域の応援マスコットキャラクター、いわゆる「ゆるキャラ」のグッズの中から、バッグをふるさと納税のお礼品に選定している自治体もあります。
伝統工芸やマスコットキャラクターのほかにも、その土地ならではの特色を生かして作られた鞄を、ふるさと納税のお礼品に選んでみてはいかがでしょうか。

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