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ふるさと納税 民芸品特集

民芸品特集

民芸品は、伝統を守る職人のこだわりによって丁寧に手作りされているものが多いため、品質のよいオリジナルの一品を手に入れることができるのも魅力です。普段は出合うことのできない素敵な品々がたくさんあるので、求めていた以上の素晴らしい品を見つけることができるかもしれません。民芸品のお礼品の中から、お気に入りの品を探してみましょう。

北海道

北海道は木材資源が豊富なため、魅力的な木工製品の宝庫です。ふるさと納税のお礼品としても、素敵なデザインの木工製品が用意されています。
たとえば、ナラ材やウォールナット材を使用した小物入れがあります。それぞれの引き出しに使用されている木材は、ランダムで複数のものが選ばれています。引き出しの差込口を変更すれば、自分好みに合わせた並びに変更することも可能です。アクセサーなどを入れておくのにちょうどよいサイズ感で、小さなものをおしゃれに収納するのに役立ちます。天然の木材で作られた品は1つ1つ模様の出方が異なるため、その風合いを楽しむことができるのも魅力です。木材でできた製品は、使用しているうちに表面の色が味わい深い印象になっていきます。そういった変化を楽しむことができるのも、木工製品の特徴だと言えます。

東北地方

東北地方の自然の産物を活用した民芸品には、いろいろなものがあります。山形の名産である紅花によって染め上げられたスカーフは、とても色鮮やかです。この染色は、都の大宮人(おおみやびと)にも愛された伝統的な手法によるものです。染料となる紅花には柑橘類が加えられており、ほのかに甘酸っぱい香りがします。この香りは、血行をよくして冷えの改善に効くとも言われています。見た目の美しさだけでなく、こういったうれしい効果も期待できるのは、天然素材を使用した民芸品ならではの特徴です。
また、日本三大美林ともいわれる「青森ヒバ」を編み込んだ籠は、木目の美しさとともに、水に強くて使い勝手がよいのがポイントです。青森には、世界遺産にも登録された「白神山地」という大自然があります。自然豊かな青森で育まれた素材による籠は、どんなお部屋にもマッチしやすいです。さらに、福島の伝統的な竹細工による孫の手やヘラ、そして本革ブローチのセットもあります。

関東地方

関東地方のお礼品として、織物があります。「紋ウール」と呼ばれる素材を使用した男性用の紋織物は、着物と羽織の豪華なセットとなっています。部屋用と外出用のどちらとしてでも着やすいため、1セット持っているだけで便利です。サイズも豊富なので、体にぴったりフィットしたものを選ぶことが可能です。
また、埼玉の伝統的な双子織(ふたこおり)のお礼品もあります。1つ1つ丁寧に仕上げられたバッグや、手作りベアのキットなど複数のお礼品があります。双子織の素材は綿で、なめらかな肌触りが特徴的です。糸と糸が密接になっているため、完成した織物は太陽の光に当てても透けないほど高密度となっています。
さらに、神奈川にはひょうたんで有名な土地があり、ひょうたんを加工した民芸品も存在します。漆で美しく装飾されているので、見えるところに飾りたい一品です。
千葉のお礼品として、陶芸小皿や木工の一輪挿し、織物ポーチなど手作りの品のセットもあります。

中部地方

中部地方は、豪雪地帯とされる北陸地方、日本アルプスを含む東山地方、工業が発展している東海地方の3つの地域に分類されます。
北陸地方の民芸品としては、石川県の指定無形文化財に指定されている牛首紬があります。紬とは、紬糸で作られた絹織物のことです。20もの工程を経て作られる生地は、軽くてしなやかです。着物として仕立ててもらえるので、出来上がりが楽しみなお礼品です。
東山地方の民芸品としては、軽井沢彫があります。繊細な花の図柄が彫られた美しい品々が多く揃っており、その細やかさはまさに職人技です。お礼品としては、お盆や鈴形の菓子入れ、箸置き、手鏡などたくさんの種類の小物があります。
東海地方のお礼品としては、静岡の出世扇子があります。出世扇子は、縁起物としても有名です。伝統的な織物である遠州綿紬を使用しており、美しく独特な風合いを楽しむことができます。遠州綿紬の生地はとてもしっかりしていて、扇骨にもかたい真竹が使われています。かなり丈夫なので、長く使い続けることができる扇子です。

近畿地方

近畿地方には、伝統的な民芸品とともに実用性に優れた品々も多く存在しています。
伝統技術を継承する金物職人が作るオールカッターは、テコの原理を利用しており、かたい食べ物を軽い力で簡単にカットすることができる優れものです。カッターの刃となっているのはこだわりが詰まった高級包丁なので、切れ味は抜群です。
伝統的な和柄を彫り込んだ素敵なコースターのお礼品もあります。質のよいヒノキが材料となっているため、使うほどに変化する色味も楽しむことができます。とても縁起がよいものなので、毎日の食卓で使うだけではなく、来客用として使用してもよいでしょう。
古い歴史を感じさせながらも、シンプルで使いやすい「くらわんか」は、江戸時代に京都と大阪を結んでいた淀川で、食料品の販売を行っていた「くらわんか舟」で使用されていた碗のことです。素朴な風合いの木製スプーンがセットになっているものもあるので、食事の和洋を問わず使うことができます。

中国地方

中国地方の民芸品としては、山口の金魚ちょうちんが人気です。金魚ちょうちんには古い歴史があり、150年前に青森のねぶたをもとに考案されました。そのかわいらしい見た目から、多くの人に愛されています。お礼品としては、金魚ちょうちんが伝統織物の柳井縞(やないじま)の名刺入れなどとセットになったものもあります。なお、ちょうちんの色付けに使用されているのは、この柳井縞の染料です。他にも、柳井縞が鼻緒としてあしらわれた下駄もお礼品として選ぶことができます。柳井縞の素材は木綿なので、染料の発色がよいのが特徴です。
広島のお礼品としては、陶芸家によって作られたシーサーもあります。沖縄文化から着想を得て作られたもので、25年以上の歴史があるかわいらしい置物です。本場沖縄のシーサーに比べると少し気の抜けた愛くるしい表情をしているので、玄関に飾れば帰宅するのが毎日楽しみになることでしょう。

四国地方

四国地方の伝統産業としては、菊間瓦が有名です。菊間瓦の歴史はとても長く、その起源は約750年前の鎌倉時代にまでさかのぼります。温暖な気候や雨の少なさといった条件面とともに、原料となる粘土にも恵まれていたため、菊間瓦の技術が発展したと言われています。菊間瓦は、品質のよさや光沢の美しさから、住宅だけでなく、神社や城郭など、建物の瓦として幅広く利用されてきました。お礼品として用意されているのは、菊間瓦の技術を用いて作られたコースターです。日本の季節や伝統的な模様が表現されおり、コースターの中心部分にはあえて「いぶし」が施されていません。いぶしとは、硫黄の煤で金属に黒っぽいくもりを付けることです。これにより、グラスの水滴がコースターに吸収されやすくなっています。
高知の土で作られた陶製の浅漬け器のお礼品もあります。器の大きさに合わせた専用の重しもついているので、これ1つで美味しい浅漬けを作ることが可能です。

九州地方

福岡の有名な上野焼(あがのやき)の製法によって作られた、色鮮やかなコーヒーカップセットがあります。電子レンジで使用することもできるので、お気に入りのカップとして活躍してくれることでしょう。
宮崎のえびの焼も伝統的な風合いが素敵な陶器です。伝統の技術を用いた茶器や日用的な雑器は素朴な印象ですが、使えば使うほどに味わいが出てきます。どんな食材も美しく見せてくれる器です。
鹿児島のお祭りで欠かすことができない、「ちぢん」と呼ばれる太鼓のお礼品もあります。お祭りではいつも、ちぢんの迫力ある音に多くの人が心を躍らせています。専門の職人が作る伝統の品なので、部屋の中に飾るだけで鹿児島の熱いお祭りの雰囲気を感じることができるでしょう。

民芸品とは、長い歴史をかけて、その地域の多くの人から愛されてきた品のことを指しています。地域の文化や伝統に裏打ちされた技術から生み出された民芸品は、どれも深い味わいを感じさせるものばかりです。それらは、毎日の生活の中にもとても馴染みやすい作りになっているので、使用しているうちに自然とお気に入りの一品となるはずです。それぞれの地域の素材をうまく活かした民芸品の中から、これだと思う一品をぜひ選んでみてください。

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