ふるさと納税の用語集 | 源泉徴収とは
源泉徴収(げんせんちょうしゅう)とは
日本では、給与の支払者(会社など)が従業員の給与を支払う際に、あらかじめ従業員の所得税を給与から徴収し、給与の支払者が従業員の代わりにまとめて国に納めています。この仕組みが源泉徴収です。
しかし、毎月の源泉徴収された所得税はあくまで見込みの金額であり、正確な税額が分かるのは1年間の収入等が確定する年末になってからとなります。そこで、1年間の収入等が確定した時点で年末調整を行い、これまで源泉徴収された金額が多かった人には税金が還付され、少なかった人には追加で徴収することで過不足を精算しています。
多くの場合、給与所得者であるサラリーマンは源泉徴収と年末調整によって自分で手続きすることなく所得税額計算がされていますが、複数からの支払を受けている人や、医療費控除、寄付金控除などの控除を受けたい人は申告期限までに確定申告を行う必要があります。
※2016年10月時点の情報です。