お礼品ID:1567784
中ノ沢こけし 8寸 墨(約24cm) 柿崎文雄作 中ノ沢系
猪苗代町中ノ沢温泉の伝統のこけし「中丿沢こけし」がふるさと納税の返礼品として登場しました。
寄付金額18,000円
- お礼品発送予定時期
- 2024/12/16から順次発送 ※2024/12/16以降のお申し込みは3週間程度で発送いたします。
- 画像はイメージです。
- ※注意事項をご確認ください。
- 「コンビニ決済」「Pay-easy決済」をご希望の場合のご注意
- ※お礼品の発送は、お支払い確認後となります。
- ※お支払い手続きは、申込受付期間中に完了していただきますようお願いいたします。
お礼品の内容・特徴
柿崎文雄工人が一つ一つ丹精込めて仕上げた世界に1つだけのこけしです。
シンプルに墨1色で絵付けを行ったこけしです。
中ノ沢こけしの歴史
猪苗代町中ノ沢温泉周辺は、木地師たちの住む集落があり、食器類を中心に木地産業が盛んな地域でした。
明治19年、中ノ沢に温泉がひかれ、硫黄鉱山から産出される硫黄を運ぶ軌道(沼尻軽便鉄道)も敷設され、観光客も鉄道に乗って温泉に来るようになり、湯治場として多くの人が訪れる場所になりました。観光客の増加により温泉街には土産物屋、飲食店、芸妓屋、床屋、映画館、雑貨店、酒屋などが軒を並べるようになり、温泉街が活気に満ちていました。
青根(宮城県)出身の木地師である海谷七三郎は、中ノ沢の人々からの要望をうけて、こけしや木地を挽いたと言われています。採色(絵付)はしていないようで現存するこけしは見当たりません。
大正13年、県の木地講習会には遠刈田(宮城県)出身の佐藤豊治が、こけしや木地の技術指導をし、磯谷直行・酒井正進・氏家亥一・海谷七三郎・佐藤文六・笹川菊之助・岩本芳蔵等の参加があり、善吉も講師として指導しています。
もともと木地職人だった善吉は、中ノ沢の山市商店で雇われて木地を挽くうち、講習会や佐藤豊治らの影響をうけてこけしを挽くようになりました。
土湯系から中ノ沢系へ
中丿沢こけしの形や構造は「遠刈田系」や「土湯系」の影響を受け、頭頂の蛇の目模様は土湯のこけしに似ており、胴には牡丹や桜が描かれています。しかし、デザインの大部分がオリジナルであり、その独自性から長年「土湯系」から離れて「中丿沢系」として分類されることが望まれてきました。
その後、平成30年(2018年)7月2日に「土湯系」より「中丿沢系」として呼称する承諾を得て、三大コンクール(全国こけしまつり、みちのくこけしまつり、全日本こけしコンクール)においても独立呼称が進められました。
■生産者の声
岩本善吉と「たこ坊主」について
栃木県の呉服屋生まれの流れ木地師、岩本善吉(1877-1934)が、猪苗代町中ノ沢温泉に来たのは、大正11年(1922年)、46歳の時でした。
善吉は木地師の腕もさることながら、「芸人」としての一面があり、賑やかに人が喜ぶことが好きでした。特に「逆さ踊り」には定評があり、引っ張りだこでした。すぐに善吉は人気者になり、中丿沢温泉の顔となりました。
やがて昭和元年、温泉客から子どもの土産にと頼まれて「こけし」を作りはじめます。もともと人まねの嫌いな善吉は、新しい、独創的なこけしをつくりました。善吉が作りはじめた、目の周りが赤いこけしは「たこ坊主」の愛称で親しまれるようになりました。中ノ沢こけしは、息子の芳蔵をはじめ弟子達に引き継がれ、現在まで大切に守られています。
善吉が喜多方から家族を呼んで中丿沢で暮らしたのはわずか11年間でした。こけしの仕上がりが気に入らないと燃やす、気が向かないと作らないという徹底ぶりで、善吉が作ったこけしは数が少なく貴重なものとなっています。(昭和9年岩本善吉 永眠(58歳))
■お礼品の内容について
・中ノ沢こけし 8寸 墨(約24cm) 柿崎文雄作 中ノ沢系[1点]
製造地:福島県 猪苗代町
■注意事項/その他
※一つ一つ手作業のため、お届けまでにお時間をいただく場合がございます。
※1点のものため、木地の色見、図柄、全体の色見が商品画像と異なる場合がございます。
※画像はイメージです。
※お受取り後はすぐに状態をご確認ください。
万全を期してお礼の品をお届けしておりますが、万が一不備等があった場合は、受け取り時に写真(画像)を撮影のうえ、サポートセンターへご連絡ください。
※寄附後のお客様ご都合でのキャンセル、商品交換はいたしかねますのでご容赦ください。
シンプルに墨1色で絵付けを行ったこけしです。
中ノ沢こけしの歴史
猪苗代町中ノ沢温泉周辺は、木地師たちの住む集落があり、食器類を中心に木地産業が盛んな地域でした。
明治19年、中ノ沢に温泉がひかれ、硫黄鉱山から産出される硫黄を運ぶ軌道(沼尻軽便鉄道)も敷設され、観光客も鉄道に乗って温泉に来るようになり、湯治場として多くの人が訪れる場所になりました。観光客の増加により温泉街には土産物屋、飲食店、芸妓屋、床屋、映画館、雑貨店、酒屋などが軒を並べるようになり、温泉街が活気に満ちていました。
青根(宮城県)出身の木地師である海谷七三郎は、中ノ沢の人々からの要望をうけて、こけしや木地を挽いたと言われています。採色(絵付)はしていないようで現存するこけしは見当たりません。
大正13年、県の木地講習会には遠刈田(宮城県)出身の佐藤豊治が、こけしや木地の技術指導をし、磯谷直行・酒井正進・氏家亥一・海谷七三郎・佐藤文六・笹川菊之助・岩本芳蔵等の参加があり、善吉も講師として指導しています。
もともと木地職人だった善吉は、中ノ沢の山市商店で雇われて木地を挽くうち、講習会や佐藤豊治らの影響をうけてこけしを挽くようになりました。
土湯系から中ノ沢系へ
中丿沢こけしの形や構造は「遠刈田系」や「土湯系」の影響を受け、頭頂の蛇の目模様は土湯のこけしに似ており、胴には牡丹や桜が描かれています。しかし、デザインの大部分がオリジナルであり、その独自性から長年「土湯系」から離れて「中丿沢系」として分類されることが望まれてきました。
その後、平成30年(2018年)7月2日に「土湯系」より「中丿沢系」として呼称する承諾を得て、三大コンクール(全国こけしまつり、みちのくこけしまつり、全日本こけしコンクール)においても独立呼称が進められました。
■生産者の声
岩本善吉と「たこ坊主」について
栃木県の呉服屋生まれの流れ木地師、岩本善吉(1877-1934)が、猪苗代町中ノ沢温泉に来たのは、大正11年(1922年)、46歳の時でした。
善吉は木地師の腕もさることながら、「芸人」としての一面があり、賑やかに人が喜ぶことが好きでした。特に「逆さ踊り」には定評があり、引っ張りだこでした。すぐに善吉は人気者になり、中丿沢温泉の顔となりました。
やがて昭和元年、温泉客から子どもの土産にと頼まれて「こけし」を作りはじめます。もともと人まねの嫌いな善吉は、新しい、独創的なこけしをつくりました。善吉が作りはじめた、目の周りが赤いこけしは「たこ坊主」の愛称で親しまれるようになりました。中ノ沢こけしは、息子の芳蔵をはじめ弟子達に引き継がれ、現在まで大切に守られています。
善吉が喜多方から家族を呼んで中丿沢で暮らしたのはわずか11年間でした。こけしの仕上がりが気に入らないと燃やす、気が向かないと作らないという徹底ぶりで、善吉が作ったこけしは数が少なく貴重なものとなっています。(昭和9年岩本善吉 永眠(58歳))
■お礼品の内容について
・中ノ沢こけし 8寸 墨(約24cm) 柿崎文雄作 中ノ沢系[1点]
製造地:福島県 猪苗代町
■注意事項/その他
※一つ一つ手作業のため、お届けまでにお時間をいただく場合がございます。
※1点のものため、木地の色見、図柄、全体の色見が商品画像と異なる場合がございます。
※画像はイメージです。
※お受取り後はすぐに状態をご確認ください。
万全を期してお礼の品をお届けしておりますが、万が一不備等があった場合は、受け取り時に写真(画像)を撮影のうえ、サポートセンターへご連絡ください。
※寄附後のお客様ご都合でのキャンセル、商品交換はいたしかねますのでご容赦ください。
お礼品詳細
配送種別 | 通常 |
---|---|
提供元 | 中ノ沢こけし 柿崎 文雄 |
カテゴリ |
お申込み・配送・その他
申込受付期間 | 2024-11-19~ |
---|---|
配達外の | エリア
寄付金受領証明書の発送予定時期
申込完了日から2ヵ月程度
お支払方法
-
クレジットカード決済
-
コンビニ決済
-
ID決済
-
キャリア決済
-
Pay-easy決済
- ※自治体、寄付金額ごとに使える決済方法は異なります。
- ※Pay-easy決済、コンビニ決済に関しては、入金した日が寄付証明書に記載される納付日になります。
- ※お支払方法について詳しくはこちら
ご注意事項
- ※このページは、提供元からの情報に基づき、作成・掲載をしています。
- ※提供元の規格変更などに伴い、お礼品は、本サイト掲載の情報から予告なく変更となる場合がございます。
- ※お礼品に関する義務表示事項(原材料、栄養成分、アレルギー情報、添加物など)については、お礼品到着後、お礼品の包装容器の表示ラベルをご確認ください。
お問い合わせ窓口など
他にもこんなお礼品があります
福島県猪苗代町からのおすすめお礼品
お礼品レビュー
0.0
福島県猪苗代町のご紹介
猪苗代町は、磐梯山と猪苗代湖に代表されるように、豊かな緑や清らかな水に恵まれた雄大な自然が脈々と息づいている山紫水明の地です。これらの自然が織りなす四季折々の美しさは、まさに“地球が生んだ大いなる造形美”と言っても過言ではなく、年間を通して多くの人々を魅了しています。この自然環境に加え、世界の偉人「野口英世博士」の生家や「会津藩祖・保科正之公」を祀る土津神社をはじめ、多くの名所旧跡を有するなど全国でも有数の観光地であります。
ふるさと納税の使い道情報
- 安全・安心を肌で感じる。
- 豊かな自然を活かしきる。
- いつまでも猪苗代に暮らす。
- 人をつくる。そして、まちをつくる。
- 協働により、みらいをひらく。
- その他(災害支援などへの活用)
お礼品のご紹介
福島県猪苗代町では、地域の特性を生かしたバラエティ豊かなお礼品を多数取り揃えております。地域ならではの魅力を感じられる特産品をぜひご覧ください。