【波佐見焼】掻落とし山帰来ポット・ドリッパー・珈琲碗皿セット【陶房洛司庵】 HC03

ポット・ドリッパー・珈琲碗・皿を構成する、12のパーツは、全て手作りで製作しています。
山帰来の文様は、赤土で成形した生地の全面に白い土を掛け、文様を残してそぎ落とす“掻落とし”と呼ばれる技法で描かれています。
ポットの持ち手や蓋のつまみは土紐を編んで作り、蓋の形も山帰来の葉をあしらうなど、細部にもこだわって仕上げました。
ポットは内部に茶漉しがついていて急須としても使うことが出来ます。

■生産者の声
陶房洛司庵は長崎県波佐見町の陶芸家川添貞秀の工房です。大量生産の陶磁器メーカーが軒を連ねる波佐見町で、手仕事にこだわり、一品一品丁寧に製作しています。

【作者陶歴】
川添貞秀(日本工芸会正会員・陶磁器一級技能士・長崎県美術協会会員)
・昭和53年より
　京都東山高島光楽氏
　佐賀県無形文化財中村清六氏
　山内町無形文化財樋渡陶六氏　の許で修業

・昭和62年　独立開窯
・昭和60年　日本伝統工芸展初入選
・平成元年　日本伝統工芸展入選作を美術館買い上げ
・平成8年　 日本工芸会正会員に認定される
　　　　　　滋賀県立陶芸の森美術館の企画展“凛”に於いて現代の陶芸作家22人に選出され出品
・平成15年　皇太子殿下長崎行啓に際し、記念品として“青白磁落椿長角皿”を献上

・日本伝統工芸展・西部伝統工芸展・有田国際陶磁展・一水会展・西日本陶芸展等で入選・入賞多数
・長崎県展実行委員、審査員を歴任

■内容量・サイズ/製造地
・掻落とし山帰来ポット(1個)
胴径 10.7cm　高さ 11.8cm　全幅 (取っ手・ハンドル含む) 17.5cm
容量 約520ml(満量)　約400ml (8分目)

・掻落とし山帰来ドリッパー(1個)
口径 9.5cm　高さ 8.1cm　全幅 (ハンドル含む) 12.2cm

・掻落とし山帰来珈琲碗・皿 (2組)
珈琲碗:口径 7.5cm　高さ 7.9cm　全幅 (ハンドル含む) 11.0cm
容量 約240ml(満量)　200ml (8分目)
皿:径 16cm　高さ 2.5cm

※手作りのため寸法・容量には若干の個体差がございます。あくまでも目安としてご参照ください。
製造地:長崎県波佐見町

■原材料
素材:陶器

■注意事項/その他
・一品一品手造りのため、寸法・形状等に若干の個体差がございます。
・天然木灰を主原料に独自に調整した釉薬を使用しています。このため釉薬の色合い、熔け具合に若干の個体差が生じます。またところどころに釉の流れや溜りが見られますが、作品の味わいとご理解ください。
・底面は十分研磨しておりますが、動かす際、引きずりますと、テーブルや敷板の表面を傷つける恐れがございます。動かす際には引きずらず、傷つきやすい物の上に置かれる際には、敷物等をご使用ください。