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2025年ふるさと納税の変化 自治体・事業者アンケート結果発表

「さとふる」で取り扱う自治体と事業者を対象に、2025年におけるふるさと納税の変化に関するアンケート調査を2025年10月に実施しました。
TOPICS
調査概要
- 実施期間
- 2025年10月8日~10月20日
- 手法
- インターネット調査
- 実施機関
- 株式会社さとふる
- 対象
- ふるさと納税サイト「さとふる」で取り扱う305自治体、1941事業者
トピック1 物価高について
Q1. 物価高の影響を受けて、対応したことを教えてください。(複数回答可)

Q2. 物価高によって、寄付者のお礼品選びに影響はありましたか。また、物価高の影響を受けて寄付が伸びているお礼品の特徴を教えてください。(複数回答可)

Q3. (物価高によって、寄付者のお礼品選びに「影響があった」と回答した方へ)物価高の影響を特に感じる品目は何ですか。(複数回答可)

トピック2 猛暑など自然災害の影響
Q4. 今年の猛暑や大雨など、自然災害による事業全体への影響はありましたか。

Q5. 今年発生した自然災害のうち、事業全体へ影響があったものを教えてください。(複数回答可)

Q6. 猛暑によってどのような影響がありましたか。(複数回答可)

Q7. 猛暑の影響を受けて実施した対策や、今後実施を予定・検討している対策はありますか。また、それはどのような対策ですか。(複数回答可)

Q8. 猛暑の影響を受けて始めた取り組みや、新たな特産品があれば教えてください。

Q9. (「自然災害の影響を受けて、新たに掲載したお礼品がある」と回答した方へ)お礼品を掲載したことで、どのようなメリットがありましたか。(複数回答可)

事業者の27.3%が「猛暑の影響を受けた」と回答しました。昨年の同アンケート結果(※3)でも、事業者の30.4%が「猛暑の影響を受けた」と回答しており、「猛暑」は事業者にとって一過性ではなく恒常的な課題となっていることがうかがえます。
猛暑の影響を受けた事業者の87.2%が「価格の変更」や「提供量・生産量・販売量の見直し」など、何らかの対策を実施したと回答しました。
猛暑をきっかけに、「特産品開発」「訳あり品や新たなお礼品の拡充」「生産の改良」などの取り組みもみられました。新たな特産品の開発や付加価値の向上に加え、“気候適応型生産”への転換に踏み切る事業者がいることも分かります。
- ※3 2024年ふるさと納税の変化 自治体・事業者アンケート結果発表 トピック2より
トピック3 ふるさと納税サイトによるポイント付与禁止の影響
Q10. ふるさと納税サイトによる寄付申込み時のポイント付与禁止以降も、ポータルサイトの必要性を感じますか。

Q11. ポータルサイトや中間事業者に期待する役割を教えてください。(複数回答可)

Q12. 2025年10月施行の制度改正にあたり、自治体として何か対策を実施しましたか。また、どのような対策を実施しましたか。(複数回答可)

- <2025年10月施行制度改正>
- ふるさと納税ポータルサイトによるポイント付与禁止。地場産品基準の明確化など。
77.7%の自治体、59.3%の事業者が「2025年10月の制度改正後もポータルサイトの必要性を感じる」と回答しました。ポータルサイトや中間事業者に期待する役割としては、いずれも「集客力(自治体81.0%、事業者77.1%)」が最も多く挙げられました。
10月に向けて対策を実施した自治体の具体的な取り組みとしては、「お礼品のブラッシュアップ(54.2%)」「プロモーション強化(39.9%)」が上位に挙がりました。地場産品の魅力向上と情報発信が重視され、「お礼品を通じて地域の魅力を発信し、応援を募る」という、ふるさと納税のお礼品提供の正しい在り方に沿った中長期的な取り組みへとつながると考えられます。
トピック4 2026年の制度改正について
Q13. 2026年の制度改正に向けて対策をとる予定はありますか。また、それはどのような取り組みですか。(複数回答可)

- <2026年の制度改正>
- 2026年10月より、お礼品の「広報目的基準」や「付加価値基準(価格ベース・製造者証明、公表)」が明確化され、価格に基づく付加価値算定、製造者の証明・自治体の公表が求められる。そのほか調達費用の妥当性や募集費用の透明性、お礼品確認事務の効率化など。
Q14. 2026年10月に施行される「地場産品基準の一層の明確化」について、お礼品の内容変更や差し替え、取り下げなどの対応は必要ですか。

- <地場産品基準の一層の明確化>
- 客観的に「どの地域で価値が生じたか」を判定するため、付加価値の算出方法は価格に基づく方式に原則として統一されます。製造・加工品などについては、製造者が「価値の過半が区域内で生じたこと」を証明することが必須となり、自治体はその証明事項を一覧で公表したうえでお礼品の提供を開始するなど、運用の透明性が求められます。
2026年の制度改正への対応方針に関する質問では、8割以上の自治体が2026年10月の制度改正に向けた対策に着手または検討していることが明らかになりました。さらに、そのうちの85.3%が対策として「お礼品の地場産品基準要件の確認」を行うと回答しました。
2026年10月の制度改正における「地場産品基準の一層の明確化」については、自治体の46.5%が「お礼品の内容変更や差し替え、取り下げなどの対応が必要」と考えていることが分かりました。数年にわたる制度改正対応により地場性の担保が一層進み、各自治体のお礼品ラインアップの再編が進む見込みです。寄付者にとっても、より地場性の高いお礼品を選びやすくなることで、中長期的には制度全体の信頼性向上が期待されます。
- ※ 円グラフは小数点第二位を四捨五入しているため、構成比の合計が100%にならない場合があります。
- ※ 複数回答において、各選択肢の割合は全て回答者数を母数として計算しています。
物価高の影響を受けて、約半数の自治体が「寄付金額の値上げ(49.8%)」を実施しており、寄付額を維持することの難しさが表れる結果となりました。
物価高の中で寄付が伸びているお礼品の特徴に関する質問では、「寄付金額が低い(44.9%)」「日常使い・消耗品志向(41.9%)」「市場価格が上昇している品目(32.4%)」が上位を占め、昨年の同アンケート結果(※1)と同様の傾向がみられました。生活防衛につながるお礼品や、寄付金額が低く寄付しやすいお礼品の支持が拡大していることがうかがえます。
物価高の影響を特に感じる品目としては、「米(55.1%)」が最も多く、「肉(20.6%)」が続く結果となりました。「さとふる」の2025年1月~10月における「サイト内検索キーワードランキング」(※2)でも1位は「米」となっており、2024年に引き続き「米」のお礼品に対して高い関心が寄せられていることが分かりました。