「さとふる」では、寄付者の皆さまの寄付金の使い道に関するご意見や要望などをご回答いただくアンケート調査を実施しました。
アンケート結果は「さとふる」の契約自治体に提供し、今後の寄付金の使い道の検討の一助とさせていただきます。
※第1回目調査結果はこちら
https://www.satofull.jp/news/detail.php?news_id=681
※第2回目調査結果はこちら
https://www.satofull.jp/static/research/2018_use_research.php
調査概要
- 実施期間:2018年6月15日~2018年6月22日
- 手法:インターネット調査
- 実施機関:株式会社さとふる
- 対象:20代以上の男女計1,114人※
- ※ふるさと納税制度を活用して寄付をしたことがある人が957人、したことがない人が157人
トピック1 あなたは今までに何回ふるさと納税をしたことがありますか。
トピック2 寄付金の使い道でふるさと納税をする先を決めたのはどのような使い道でしたか。
代表的な1つを教えてください。

希望する寄付金の使い道を選んだ理由<回答例>
<地域活性化>
- ・「地方を元気にするのに役立ててほしい」
(40代女性/北海道在住) - ・「街のために頑張っている人たちに少しでも役に立ちたい」
(50代女性/鹿児島県在住)
<復興支援>
- ・「ボランティアは出来ないので せめて納税だけでも」
(50代女性/愛知県在住) - ・「被災された方々が一日も早く平静な生活が送れるため」
(50代女性/広島県在住)
<教育・子育て支援>
- ・「これから将来を担う教育分野を後回しにしないで充実できるような支援を共に進めたいと思うから」
(50代男性/東京都在住) - ・「未来の子供達の住みよい環境づくりをしたい」
(50代女性/福井県在住)
<環境整備・自然保護>
- ・「自然を守ることはとても大事なことだから」
(40代男性/東京都在住) - ・「街をきれいに保っていただきたい」
(50代女性/岐阜県在住)
自治体により提示される寄付金の使い道の内容で寄付先を決めた経験がある調査対象者が選んだふるさと納税の寄付金使途は、「地域活性化(22.7%)」、「復興支援(22.7%)」、「教育・子育て支援(17.4%)」が上位でした。また、「その他(5.0%)」には、「ばんえい競馬の振興」「図書の蔵書を増やす」など具体的な使い道の回答がありました。
トピック3-1 ふるさと納税の寄付先の自治体について、寄付金の使い道を報告してほしいですか。
ふるさと納税経験者のうち、約8割が寄付をした自治体に寄付金の使い道を報告して欲しいと回答しました。
トピック3-2 寄付金の使い道をどのような方法で報告してほしいですか。
寄付金の使い道の報告の方法として最も多かった回答は、「ふるさと納税サイト上(37.2%)」で、続いて「自治体HP(26.5%)」「メール(24.3%)」という結果になりました。
トピック4-1 今後、ご自身が共感できる、応援したい寄付金の使い道があれば、ふるさと納税をしたいと思いますか。

したい人の理由<回答例>
- ・「お礼品がメインでなく寄付という気持ちが強くなるから。」
(50代女性/東京都在住) - ・「どのような使い方が有意義な使い方なのか知りたい」
(40代女性/愛知県在住) - ・「はっきりと目標を定めて頑張っている人達を、県外からでもぜひ応援したいと思うから」
(40代女性/神奈川県在住)
したくない人の理由<回答例>
- ・「お金の使い道は自治体が決めれば良いとおもうから。」
(40代男性/静岡県在住) - ・「お礼品で決めているから」
(40代女性/高知県在住)
共感できる寄付金の使い道があれば、ふるさと納税をしたいと回答した人は8割以上でした。
共感できる、応援したい寄付金の使い道があればふるさと納税をしたいと回答した人は、有意義な活動と思うものや、しっかりと目標を持った地域へ納税したいという理由を挙げていました。
トピック4-2 具体的な寄付金の使い道から選ぶクラウドファンディング型のふるさと納税について、寄付したいと思いますか。
寄付金の使い道から寄付先を選択できる、クラウドファンディング型のふるさと納税で寄付をしたいと回答した人は約6割と、調査対象の半数以上が興味を持っていることが分かりました。
トピック5-1 ふるさと納税のお礼品として届いた地場産品をきっかけに、その地域に興味を持ったことはありますか。
ふるさと納税経験者のうち約9割が、ふるさと納税のお礼品として届いた地場産品をきっかけに、その地域に興味を持ったことがあると回答し、ふるさと納税が地域PRに大きく貢献していることが分かりました。
トピック5-2 ふるさと納税のお礼品として地場産品を受け取ることが、地域貢献につながっていると思いますか。
ふるさと納税のお礼品として地場産品を受け取ることが、地域貢献につながっていると思うと回答した人は9割以上と、調査対象者はふるさと納税を通して地域貢献を行っているという意識を持っている人が多いことがわかりました。
トピック6 その他、ふるさと納税を受入れる自治体にご意見やメッセージがありましたら教えてください。
- ・「大変な事も多いと思いますが、地域の良さを発信し続けて下さい」
(40代女性/東京都在住) - ・「ふるさと納税を通してその地方の魅力がわかるので、頑張ってほしいです」
(50代女性/千葉県在住) - ・「ワンストップ納税の申請書やお礼の手紙を送ってくださる自治体は、納税してよかったなと心から思えて素晴らしいと思う」
(30代女性/愛知県在住) - ・「政府の補助金などと違って、個人の意思の元で多少なりとも自己負担で寄付するものなので大切に使っていただければと思います」
(50代女性/福岡県在住) - ・「有効な税金の活用に期待します」
(50代男性/栃木県在住) - ・「ふるさと納税で有効活用されたことが明確にわかると、継続してふるさと納税という形で応援したくなると考えます」
(30代男性/神奈川県在住) - ・「地域の返礼品は地域のものが良いと思います」
(50代女性/大阪府在住)
回答者:425人(未回答:689人)
地域を応援する声や、寄付金の有効活用を求める声、お礼品に対する意見が多く挙げられていました。
※ページ中の円グラフは小数第二位を四捨五入しているため、構成比の合計が100%にならない場合があります。
ふるさと納税経験者のうち、7割以上が2回以上ふるさと納税を活用して寄付をしたことがあると回答しました。そのうち約4割が6回以上と回答し、繰り返しふるさと納税をする人が多いことがわかりました。