寄付金の使い道に関して、寄付者の皆さまが共感・応援したいと思う具体的な事例などご回答いただくアンケート調査を実施しました。
アンケート結果は「さとふる」の契約自治体に提供し、今後の寄付金の使い道の検討の一助とさせていただきます。
※第1回目調査結果はこちら
https://www.satofull.jp/news/detail.php?news_id=681
調査概要
- 実施期間:2018年1月16日~2018年2月5日
- 手法:インターネット調査
- 実施機関:株式会社さとふる
- 対象:20代以上の男女計1,097人※
- ※ふるさと納税制度を活用して寄付をしたことがある人が993人、したことがない人が104人
トピック1 ふるさと納税をする先として、あてはまるものをお答えください。
トピック2-1 寄付金の使い道でふるさと納税をする先を決めたのはどのような使い道でしたか。
代表的な1つを教えてください。
-
- 今までに寄付先を寄付金の使い道から選んだ理由<回答例>
- <地域活性化>
- ・「自分が出身の北海道がもっと活性化したらいいと考えたため」
(30代女性/北海道在住) - ・「人口が減る将来、地域活性化に集まる予算少なくなってしまうのではないかと考えたため」
(20代男性/埼玉県在住) - <教育・子育て支援>
- ・「未来を担う子どもたちへの支援・教育が、今後の日本や地方自治体の抱える課題解決への一番の政策だと思うから」
(40代男性/愛知県在住) - <復興支援>
- ・「以前訪れた際に美しい場所だったという印象があったので」
(30代女性/東京都在住) - <医療・福祉・介護>
- ・「一定の人口がある都市においての老齢や介護問題に役立てばと」
(60代男性/東京都在住) - <環境整備・自然保護>
- ・「各地で進んでいる自然破壊を防止、保護してもらいため」
(70代以上男性/神奈川県在住) - 回答者:寄付金の使い道で寄付先を決めたことがあると回答した335人
今までに寄付金の使い道から決めたふるさと納税の使い道は、上から地域活性化、教育・子育て支援、復興支援が多い結果となりました。
また、上位3項目で全体の約5割を占めています。
トピック2-2 ふるさと納税の寄付金をどのように使って欲しいですか。
-
- 希望する寄付金の使い道を選んだ理由<回答例>
- <地域活性化>
- ・「特産物があるので、それを有効に使って地域を活性化してもらいたい」
(50代男性/千葉県在住) - ・「地域活性化により地方の環境整備や医療、福祉にも繋がると考えるから」
(50代女性/東京都在住) - <復興支援>
- ・「雨、台風、地震と、災害が多くなってる」
(50代女性/和歌山県在住) - ・「未だに仮設住宅で住んでいる人達がいるから 」
(40代女性/千葉県在住) - <教育・子育て支援>
- ・「子どもが県立高校に通っているので、学校の設備や環境が整うとよい」
(40代男性/兵庫県在住) - <医療・福祉・介護>
- ・「実家に両親が住んでおり、少しでも楽に介護を受けてほしいと思うので」
(50代男性/栃木県在住) - <環境整備・自然保護>
- ・「以前、訪れた時に水源の美しさに感銘を受け、美しい自然を守り続けて頂きたいと思ったため」
(40代女性/東京都在住) - 回答者:1,097人
希望する寄付金の使い道は上から地域活性化、復興支援、教育・子育て支援が多い結果となりました。
また、上位3項目で全体の約6割を占めています。
寄付先を寄付金の使い道から決めたことのある人が選んだふるさと納税の寄付金の使い道は、地域活性化と回答した人が約2割と最多でした。
また、希望する寄付金の使い道についても地域活性化との回答が約2割と最も多かったことから、寄付者はふるさと納税を地域活性化に役立ててほしいと考えていることがわかりました。
なお、復興支援を希望する人では、熊本県南阿蘇村や岩手県宮古市へのふるさと納税を希望する回答を多く得られました。
トピック3 今後、ご自身が共感できる、応援したい寄付金の使い道があれば、ふるさと納税をしたいと
思いますか。
約8割の人が、共感できる寄付金の使い道があれば、ふるさと納税をしたいと回答しました。
トピック4 共感できる、応援したい寄付金の使い道があればふるさと納税をしたい、または共感できる、
応援したい寄付金の使い道があってもふるさと納税をしたくないのはなぜですか。
理由を教えてください。
- <したい人の理由>
- ・「納得できる使い方をしたいから」
(40代女性/兵庫県在住) - ・「せっかく寄付するなら有効だと自分が思える活用をして欲しい」
(40代女性/千葉県在住) - ・「寄付のし甲斐がある」
(50代男性/神奈川県在住) - <したくない人の理由>
- ・「自分の収入も不安定でまばらだから」
(30代女性/岐阜県在住) - ・「返礼品で決めたいから」
(20代女性/東京都在住) - ・「使い道は自治体に任せることが多い」
(60代男性/群馬県在住) - 回答者:1,097人
共感できる、応援したい寄付金の使い道があればふるさと納税をしたいと回答した人は、自身の納得できることや有効だと思えることに活用してほしいからという理由を挙げていました。
トピック5 ふるさと納税以外に行っている地域貢献活動がありましたら教えてください。
地域産品の購入や募金など、普段の生活から取り入れやすい地域貢献活動をしている人が多いことがわかりました。
トピック6 その他、ふるさと納税を受入れる自治体にご意見やメッセージがありましたら教えてください。
- ・「地方財政が厳しい状況で、創意工夫で頑張ってもらいたい」
(60代男性/千葉県在住) - ・「寄付金を有効に活用してもらえたらと思います」
(60代女性/和歌山県在住) - ・「見える形で使った内容を提示して欲しい」
(30代男性/福岡県在住) - ・「自治体を紹介する冊子などを併せて送っていただけるとよりその場所を知ることが出来て良いのではないでしょうか」
(40代男性/愛知県在住) - ・「体験型の返礼品を増やして欲しい」
(30代男性/三重県在住) - ・「ふるさと納税によってどの様な事が改善されたか報告して欲しい」
(60代男性/東京都在住) - ・「使い途の具体的な継続的な報告が知りたいです」
(50代女性/千葉県在住) - 回答者:440人(未回答:657人)
寄付金の活用報告を求める声が多く挙げられていました。
※ページ中の円グラフは小数第二位を四捨五入しているため、構成比の合計が100%にならない場合があります。
ふるさと納税制度を活用して寄付をしたことがある調査対象者のうち、約3割が自治体により提示される寄付金の使い道の内容で寄付先を決めた経験があると回答しました。
これは前回調査の約2割※を上回る結果で、約3人に1人の割合で寄付金の使い道から寄付先を決定した経験があることがわかりました。
[プレスリリース] ふるさと納税の寄付金使途についてアンケート調査を実施 ~約9割の人が「共感できる寄付金の使途があれば、ふるさと納税をしたい」と回答~
(https://www.satofull.jp/news/detail.php?news_id=681)