兵庫県養父市で31年にわたり毎年開催している、木彫作品全国公募展「木彫フォークアートおおや」。このコンクールは全ての木彫作家の応援の場として確かな存在を放ち、受賞作品は市が買い取り、日本唯一の木彫作品を限定した専門展示館「木彫展示館」にて展示を行っています。
しかし、文化事業としての価値とは裏腹に、財政面の不安定さという課題を長年抱えてきました。手間と時間を重ねてようやく芽吹く「文化の大樹」を、私たちは次の世代へとつなげていきたい。
この伝統ある舞台を守り、若き才能が羽ばたける未来をつくるため、皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

「木彫フォークアートおおや」は、兵庫県養父市が旧大屋町だった平成6年に始まり、今年で31回目を迎える全国公募の木彫コンクールです。木を彫るという伝統的かつ繊細な技に挑む若手木彫作家たちを含むすべての木彫作家の発表の場であり、その作品の一部は市が買い取り、日本で唯一の木彫専門展示館にて展示されます。
このコンクールは単なる芸術イベントにとどまらず、養父市の子どもたちが本物のアートに触れ、自らの感性とふるさとへの誇りを育む、貴重な学びの機会にもなっています。
文化と芸術に価値を置き、次世代へと確かな財産を手渡せる市であり続けたい。そんな想いに共感いただける皆さまからのご支援を、心よりお待ちしております。

「木彫フォークアートおおや」は、兵庫県養父市で31年にわたり開催されてきた、全国公募の木彫作品コンクールです。旧大屋町時代の平成6年に始まり、地域の誇りとして、長く愛されてきました。
財政難など幾度もの困難に直面し、規模の縮小や隔年開催を検討せざるを得ない時期もありましたが、ファンや作家、地域の方々の支えによって、今日まで続けてくることができました。
この場を通して、若き才能が育ち、子どもたちが本物の芸術に触れることができる。そんな文化の根を未来へとつなげたい。
継続と発展のために、皆さまからの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。

皆さまからいただいた寄附金は、木彫フォークアートおおやの運営を支える大切な資金として活用させていただきます。具体的には、入賞作品の買い取り費用やその保存にかかる経費、さらに、作品を常設展示している「木彫展示館」の運営費、展示環境の維持・整備にも充てられます。
これらの取り組みによって、才能ある若手木彫作家の支援と、木彫文化の継承を同時に実現していきます。皆さまのご寄附が、芸術の芽を育て、未来へとつなぐ力になります。

何事も「続ける」ことの難しさを、私たちは実感しています。
「本当に必要な事業なのか」「今の時代にふさわしいのか」──開催のたびに、そんな議論が起こることもあります。
それでも、木彫フォークアートおおやは、ファンやアーティスト、地域の方々の熱意に支えられ、気づけば31回を数えました。
文化の火を絶やさず、35回、40回、そして50回へ。
この先も続けていけるように、少しずつでも構いません。
皆さまからの温かいご支援を、どうかよろしくお願いいたします。