- 現在の寄付合計
- 0円
- 目標金額
- 1,010,000円
- 支援者合計
- 0人
- 受付終了日
- 2027/03/22
事業詳細
実施理由/背景
県内でも数少ない真宗僧侶像です。修理により本来の威厳のある姿を取り戻します。
本像は県内でも希少な中世に遡る真宗僧侶像として令和3年度に奈良県指定文化財に指定されました。像主の名前は確認出来ませんが、本像の所在する西吉野町の圓光寺の開基である乗専法師像として伝わります。乗専は本願寺3世覚如の高弟で、奈良県南部における浄土真宗の展開を考える上でも高い価値を持つものといえます。現状では頭部が落ち込むほか、部材同士の接合が緩み、経年劣化により本来の威厳のある姿は失われてしまいました。これ以上損傷が進行することを防ぐため、一刻も早い修理が必要です。本像には中世に遡る肖像彫刻としてだけでなく、奈良県南部における浄土真宗の展開を物語る歴史的価値があります。その貴重な像を健全な姿で後世に引き継ぐため、保存修理を実施したいと考えています。
プロジェクト内容説明
文化財修理の専門家により、歴史性を失わないように保存修理を行います。
本像の修理は国宝・重要文化財の修理を行う(公財)美術院が実施します。まずは表面の彩色の浮き上がりの剥落止めを行います。部材に緩みや隙間が生じているところは一旦解体して組み直します。頭部が落ち込んで像全体の印象を損ねる原因となっていますが、首枘穴の大きさを調整することで適切な位置で固定できるようにします。脱落した部材を取り付けるほか、指先などの失われた部材を補足します。その他、脱落したり欠失した箇所を補います。これらの一連の修理工程を、なら歴史芸術文化村で公開しながら実施します。修理後は完成記念の展示を行い、本来の威厳のある姿を取り戻した乗専像をご覧いただく予定にしています。展示後はお寺に戻り、元のように厨子に収めてお祀りされます。
目指すところ
中世に遡る吉野地域の文化である肖像彫刻を次の世代に伝えたい。
本像は頭部と体部は別に造られており、それぞれ前後3列に材を寄せる箱組構造となっています。小さな材を組み合わせているため、各部材の緩みや脱落が認められます。部分的に解体して緩んだ部材を固定し、脱落した部材は技術者と研究者の協議を経て本来の場所に取り付けることで文化財としての価値を損なうことなく修復を行います。奈良県の歴史は県北部が中心になりますが、興福寺の勢力が及ばなかった南部は独自の歴史を歩んでいます。その証人でもある本像は中世に遡る貴重な吉野地域の文化遺産です。その像をできる限り良好な状態で次の世代に伝えたいと考えています。修理では常に過程を公開するほか、修理後に展示を行うことで奈良県南部の歴史を顕彰します。
寄付の使い道
本像は奈良県指定文化財のため、奈良県と五條市から修理費に対し補助が行われますが、それでもなお所有者の負担はかなり大きな金額になります。いただいた寄付はこの所有者負担分に充て活用させていただきます。
自治体からのメッセージ
奈良県指定文化財の保存にご協力をお願いします。
本像は令和3年度に奈良県指定文化財に指定されました。細かい木寄せを行う事から室町時代の作と推定されます。経年劣化による損傷は認められますが、当初の姿を良好に伝えています。県内では中世に遡る浄土真宗の僧侶像は希少で、歴史的にも価値が高い像です。今回、なら歴史芸術文化村で修理を行うこととなり、県南部の歴史を再確認する良い機会になると確信しています。本プロジェクトに対する皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
現在の取り組みと今後の展開
事業スケジュール
クリーニング、剥落止め。
部分解体、組み付け
頭部の調整、
亡失部・欠失部の補足。
樹脂による材質強化
注意事項
- 【寄付に関する注意事項】
- 目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
- 目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
- 目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
- また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
- お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
- サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
- 受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。