- 現在の寄付合計
- 0円
- 目標金額
- 108,780,000円
- 支援者合計
- 0人
- 受付終了日
- 2027/03/22
事業詳細
実施理由/背景
近代和風建築の傑作がいま屋根材の限界をむかえています
江戸時代初期から本格的に整えられてきた長谷寺本坊の建築群は、明治44年に中雀門と土蔵を残して火災により焼失してしまいます。しかし当時奈良県で古社寺修復を手がけていた技師によりすぐに再建計画を始め、大正5年から8年かけて現在の本坊を再建しました。焼失前の建築構成を継承しながらも、中世の様式を近代の感性でアレンジした空間構成や意匠、造形を随所にみせるなど、長谷寺本坊は全国的にも傑出した近代和風建築として大変貴重な文化財です。
大正時代に再建された本坊も、建築から既に100年が経過しています。屋根は瓦に割れや表面剥離の劣化が見られるほか、葺土の接着力も弱くなり、建物全体的に瓦のズレが生じていました。同様に檜皮葺の劣化もかなり進んでおり、その影響で雨水が上手く排水できず雨漏りも多数発生し、軒廻り等の木材の腐食も見られることから、建築後初めての大規模な屋根修復工事を行っています。
プロジェクト内容説明
事業費の所有者負担の軽減にお力添えを!
令和3年より始まった長谷寺本坊修理事業は、土蔵→小書院→奥書院→大講堂…、というように建物ごとに修理を行っています。令和7年度までに奥書院の屋根工事、耐震補強工事、内装工事が終了し、今年度からは大講堂、次年度からは玄関及び庫裏といった本坊の中でも規模の大きな建物の修理に着手していきます。
今回の修理では、使える瓦は再度葺き直すという修理方針で進めていますが、当初想定していたよりも瓦の状態が悪く、多くの瓦を新しく作る必要が生じています。また、修理を進めていく中で新たに修理が必要な箇所も発見されるなど、今般の資材高騰等とあわせて事業費も増額し、総事業費が19億3千万にのぼる見込みです。
本事業は国や奈良県からの補助を受けて実施されていますが、所有者である長谷寺にも多額の負担が生じています。文化財建造物の修理は、建物の価値を損なわないよう伝統的な技術や材料を用いて慎重に行う必要があり、一般的な建築工事に比べて多くの時間と費用を要します。貴重な長谷寺の文化財を未来へ継承するために、皆様からのご理解とご支援を何卒よろしくお願いします。
目指すところ
長谷寺開山1300年を迎えて、次世代に繋げる文化財を皆様とともに
令和8年に長谷寺は開山1300年という節目を迎えます。この修理事業は建物の傷みを直すだけでなく、先人が守り伝えてきた長谷寺の歴史と文化を未来へ継承するための大切な取り組みです。修理完了後は本坊大講堂をはじめとする建物が健全な姿を取り戻し、参拝者や利用者の方々がより安全に、そして深く長谷寺の歴史や魅力に触れられる場となることを目指しています!
本事業を通して文化財保存への理解と関心を広げ、多くの方々が長谷寺の伝統をともに支える仲間となっていただくことを願っています。
開山1300年を新たな出発点として、長谷寺がこれから100年、200年先も人々の祈りと地域の拠点であり続けられるよう、皆様とともに保存修理事業を進めて参ります。
寄付の使い道
長谷寺本坊保存修理事業の事業費に活用させていただきます。長谷寺本坊の修理事業は国庫補助事業として、国と県から補助金が交付されていますが、所有者である長谷寺もかなりの額を負担しなければなりません。昨今の建設資材の高騰や人件費の高騰の影響もあり、当初より事業費が増額し、長谷寺の負担も大きくなっています。皆様から頂いたご支援は、総事業費のうち所有者負担額に補填する予定です。
自治体からのメッセージ
長谷寺本坊の保存修理にご理解とご支援の程よろしくお願いします。
長谷寺は奈良県を代表する歴史文化遺産の1つとして、多くの人々の信仰を集めるとともに、地域の歴史や文化を今に伝えるかけがえのない存在です。令和8年には1300年というおおきな節目を迎えますが、その貴重な文化財を将来にわたり守り伝えていくためには、適切な保存修理が欠かせません。奈良県では長年にわたり文化財建造物の保存修理に取り組み、その価値の継承に努めてまいりました。本事業は、長谷寺の歴史的価値を次世代へ引き継ぐとともに、地域の魅力向上や文化財保護への理解促進にもつながる重要な取り組みです。開山1300年に節目を未来へつなぐ新たな一歩として、本事業への暖かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
現在の取り組みと今後の展開
事業スケジュール
令和3年度~令和5年度 修理工事の着手。小書院(素屋根建設、屋根解体)土蔵(素屋根建設、屋根解体、屋根葺、左官、素屋根解体)本堂(彩色剥落止め)
令和6年度~令和7年度 大講堂(素屋根建設)奥書院(素屋根建設、屋根葺、耐震補強、内装、屋根葺、素屋根解体)小書院(屋根葺、素屋根解体)本堂(彩色剥落止め)
令和8年度 大講堂(屋根解体、野地軒廻り補修)護摩堂(素屋根建設、屋根瓦解体、野地軒廻り補修)
令和9年度 大講堂(屋根葺、素屋根解体)大玄関及び庫裏(素屋根建設、屋根解体)護摩堂(屋根葺素屋根解体)唐門及び回廊(素屋根建設、屋根解体)
令和10年度 大玄関及び庫裏(耐震補強、野地軒廻り補修)唐門及び回廊(屋根葺、素屋根解体)中雀門(素屋根建設、屋根解体、)
令和11年度 大玄関及び庫裏(屋根葺、素屋根解体)中雀門(屋根葺、素屋根解体)修理工事完了
令和3年度から着手した事業は、まず土蔵から着手し、令和5年度から小書院、令和6年度から奥書院の修理を行っています。令和7年度には奥書院の修理も完了し、大講堂の素屋根を建設しました。令和8年度からは本格的に大講堂の補修工事に着手し、令和9年度には大玄関及び庫裏など大規模な建物の修理が始まります。令和11年度の中雀門の工事をもって全事業を完了する予定です。
注意事項
- 【寄付に関する注意事項】
- 目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
- 目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
- 目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
- また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
- お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
- サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
- 受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。