美浜町は、福井県の南西部に位置する人口約8700人の町です。国定公園に指定されている若狭湾に接し、町の面積の約8割を占める豊かな山林から流れ出る川の流域にのどかな田園風景が広がります。日本の水浴場88選に選ばれた「水晶浜」や、名勝三方五湖で知られる久々子湖、日向湖など、変化に富んだ地勢と豊かな自然に恵まれています。
　人口減少や少子高齢化が進む町において、人口減少に負けず、美浜らしい<にぎわい>を創出するためのプロジェクトが「みはまシナプスプロジェクト」です。このプロジェクトの核となるのが「人づくり」事業です。町では「学びを挑戦のエンジンに!」というスローガンを掲げ、町の未来を担う子どもたちの興味や関心を引き出し、<学び>の中で抱く「やってみたい」という<挑戦>を実現できる機会をつくること、そして子どもたちの<挑戦>する姿を通じて、地域住民みんなで「人口減少に負けない町」をつくることを目指します。
　子どもたちの<学び>と<挑戦>を育むこのプロジェクトに応援をお願いいたします。
　

　ご支援いただきたいたいプロジェクト内容は、美浜町の未来を担う子どもたちの<学び>と<挑戦>を育むためのプラットフォームの拡大と強化です。現在、町では、小中学生を対象とした町の公設塾放課後教室「サン」や、高校生対象の「学びコミュニティKai」を設立し、美浜未来想作所まほらを拠点に、町全域をフィールドに子どもたちの多様な興味・関心を引き出す「テーマ授業」、まちの資源や課題をテーマに、実践的な探求を深める「地域課題解決プログラム」や子どもたちの挑戦と探求の実践「マイプロジェクト」などを展開しています。今年度は大学生や社会人インターンを対象とした<なりわい創り>のトライアルプログラムを立ち上げ、美浜らしい<にぎわい>創出を目指します。
　子どもたちが失敗を恐れず、挑戦するマインドを育むこと。子どもたちの活動を通じて、多様な人と人、人と地域が<交わり>、あらたな<ひらめき>が生まれ、まちの未来が輝く好循環を生みだしていきます。

　本プロジェクトが目指すのは、子どもたちが失敗を恐れず挑戦するマインドを育むこと。その活動を通して、地域住民がまちの未来に希望と愛着を抱くことです。
　人と人、人と地域の生み出すあたたかい関係性の中に築かれる教育環境によって、若者や子育て世代の定住を促進します。
　さらに、地域住民や町外に住みながらも町を応援してくださる方(人や企業等)、寄附者、企業等の方が連携し、「共創」のコミュニティを築く中で、まちの未来に繋げます。

　皆さまからのご寄附は、小中学生対象の町の公設塾・放課後教室「サン」、高校生対象の「学びコミュニティKai」等における、「テーマ授業」や「地域課題解決プログラム」、「マイプロジェクト」など、地域の魅力的な人材や町を応援してくださる方(人や企業、大学等)と共に町をフィールドとした楽しいプログラムや魅力的な学びの<場>づくりのための経費として活用します。
　取組内容については、ホームページやSNSを活用し、定期的に発信しますので、ぜひご覧ください。

　　※目標金額を超えた場合や、達成できなかった場合でも、寄附金は全て本プロジェクトに活用させていただきます。

　福井県美浜町では「地域愛」の醸成とまちの未来を担う「人づくり」に重点的に取組んでいます。
　町内の小学生が「地域愛」を深める学習の実践として、自らが地域に出向き、町民のみなさんとともに地域の課題を探求する「ふるさと美浜元気フォーラム」。平成30年に学校現場で始まったこの取組を起点に、「みはまシナプスプロジェクト」における「人づくり」の活動が本格化しました。
　地域での体験や、地域内外の様々な人々との対話など、本プロジェクトにより、町の子どもたちが自らの興味関心を広げ、自ら考え選択するチカラを育むことで、これからの社会に貢献できる人材の育成と町のより良い未来が広がります。ぜひとも本プロジェクトへのご支援をお願いいたします。
　　　美浜町長　　戸嶋 秀樹