全国一番の子育て環境のまちづくりへ向け、「久御山町こども計画」を策定し、取り組みを進めています。
計画策定にあたり実施したアンケート結果から、共働き家庭が増えお父さん・お母さんが家庭で家事や子育てにかけられる時間が減っていることが分かりました。
そこで、家族以外の大人が子育てを手伝ったり、子どもを温かく見守れるように、行政・家庭・地域・事業所が子どもをまんなかに集まり、わいわいと会話できるようなまちづくりを進めています。
まずは農村地帯である御牧校区の地域資源を生かし、「子育てにやさしいまちづくり」のモデルをつくることで、町全体に広げていきます。

子どもたちが「いつでも行ける」「好きなことをして自由にすごせる」「いろんな人に出会える」「友達と一緒に過ごせる」「新しいことを学べたり、やりたいことにチャレンジできる」、そんな拠点施設となる「(仮称)みまきっこまんなか応援村」をつくります。
この拠点の主役は地域の皆さんです。居場所の運営やイベントの考案など、行政と協力しながら地域全体で子育てのサポートをしていきます。
拠点完成までの間、完成後の運営をイメージしてイベントや居場所づくりをしていきます。
イベントの考案は、地域のサポーターの方々で、「自分の小さい時に経験したことを体験させてあげたい」「みんなで子どもを楽しませてあげたい」という想いを持ってアイデアを出し合っています。
今は施設がないので、小学校のグラウンドや体育館を借りて、みんなが「やってみたい」を実現するイベントを開催しています。

(仮称)みまきっこまんなか応援村の建築が完成ではなく、むしろスタートです。
1. 子どもが主役のまちづくり
　子どもたちが「自分の声が届く」「自分の居場所がある」と実感できる環境をつくります。
　子どもが企画・運営に関わる仕組みを通じて、主体性や地域愛を育みます。
2. 多世代がつながる“まんなか”の場の創出
　子育て世代、高齢者、地域住民、行政が自然に交わる“まんなか”の居場所にします。
　日常的に子どもと地域の人が交流できる拠点にします。
3. 地域資源を活かした共育の場づくり
　農村地帯である御牧地域の自然や農業、伝統文化を生かし、子どもたちが地域の魅力に触れながら育つ機会をつくります。
　地域の大人が“先生”となり、知恵や技を伝える「地域まるごと学校」のような仕組みをつくります。
4. 久御山町全体への波及とモデル化
　御牧地域での実践をモデルとして、町全体に展開し、“久御山モデル”を確立していきます。
このように、「みまきっこまんなか応援村プロジェクト」は、子どもをまんなかに据えた“地域共生社会”の実現を目指しています。

いただいた寄附は令和8年度以降の「(仮称)みまきっこまんなか応援村」プロジェクトに活用いたします。
・基本計画策定
・基本設計策定
・建築費
目標金額に達しなかった場合、又は目標金額以上の寄附をいただいた場合のいずれも、いただいた寄附金は全て「(仮称)みまきっこまんなか応援村」に活用させていただきます。

久御山町長の信貴康孝です。
この度は、本町の「みまきっこまんなか応援村プロジェクト」にご興味をお持ちいただきありがとうございます。
本町では、子どもたちの健やかな成長と、子どもを中心に家族や地域が楽しくすごすことができるよう「全国一番の子育て環境のまちづくり」を進めております。
「こどもまんなか　みんなの声が響く　くみやま」を基本理念に、行政・家庭・地域・地元事業所が協力して子どもたちを育む環境づくりを進めています。
子どもたちの健やかな成長のため、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。