「君たちの声は大事だよ」そう言うだけで終わらせたくない。こどもや若者の声を社会に届けるには、意見を聴く仕組みと、実現できる機会が必要です。それを保障するために私たちは「こども・若者参加条例」をつくりました。
　条例策定段階からたくさんのこども・若者と意見交換をしてきました。その中で、新しいルールを「お母さんに知ってほしい」、「塾の先生に知らせたい」、「友達にも教えてあげたい」と様々な知らせたいという意見がたくさんありました。それじゃあ、一度に多くの人に知ってもらえるようなイベントをすればいいんじゃないかとこどもたちの議論が進んでいき、条例のキックオフイベントを実施する運びとなりました。
ただの紙のルールではなく、実効性あるものにするため、意見を聴く仕組みと実現できる機会を設け、こども・若者と一緒に進めてることが、このルールの出発点であり、プロジェクトが生まれた経緯です。

　「こども・若者未来フェス」は、こども・若者たちがイベントの企画から運営まですべてを自分たちの手で創り上げるプロジェクトです!このプロジェクトの中心にいるのは、他でもない「こども・若者」です。
今夏、第1回ワークショップを行った際、ある参加者が言いました。「まずは資金を確保しないとイベントできないよね」と。その言葉は、彼らの中から自然と生まれた、自発的な意見でした。そこからどうすれば資金を確保できるかを話し合い、クラウドファンディングで協力を呼びかけることにしました。イベント内容は、まだ確定していません。だからこそワクワクするのです。集まった資金の使い道も、これからこどもたちが自分たちで話し合い、決めていき、こどもたちが自分たちの手で、最高のフェスを創り上げるために使います。

このイベントは、川西市の未来を切り拓く「起爆剤」です。誰かが決めた“型”にこどもたちを当てはめるのではなく、彼ら自身が考え、行動し、学び、そして社会を変える。そのプロセスを経験することが、こどもたち主体のまちづくりへの第一歩になると私たちは考えています。
イベントの企画・運営を通してこども・若者は「自分の意見が社会に届いた!」「仲間と力を合わせたら、実現できた!」という実感を得て、家庭や学校、そして地域社会のあらゆる場所で実践してもらいたいと思います。
条例を知る人が増えれば増えるほど、こども・若者の声は社会に届いていきます。このイベントを通じて、より多くのかたにこども・若者のこえが届くことを願っています。

皆様からの寄付金は、令和7年11月1日に予定しているこども・若者参加条例の周知イベント運営費や広報活動費としてこどもたちが用途を考えて、使わせていただきます。こどもたちは一体どんなイベントをつくるのでしょうか!?第1回のワークショップでもさっそく市では考えもつかなかったユニークなアイディアがいくつも生まれています。
イベントの内容は後日、市のホームページ等でご支援いただいたみなさまにお届けします。こどもたちの自由な発想と挑戦を応援してみませんか?

※目標金額に達しなかった場合にも寄付金は本プロジェクトに活用させていただきます。

川西市長の越田謙治郎です。
この度は本プロジェクトにご興味をお持ちいただきましてありがとうございます。
川西市では、「まず、子どもの幸せから始める」という基本姿勢のもと、特にこども・教育施策に力を注いでいます。
「こども『が』幸せになる」ためにはこどもたちの声を聴くことが何よりも重要です。そのため、ただ条例の周知をするのではなく、キックオフから当事者であるこどもたちが中心となって企画運営することで、今後の市の取り組みにもどんどん意見表明や参加をしてほしいと考えています。
ご支援いただいた皆さまのご協力のもと、こどもたちが意見や考えを表明し実現できるよう取組んでまいります。
皆様のご寄付はこども・若者参加条例の周知イベントのために、有効に活用させていただきますのでぜひ賛同いただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。