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ふるさと納税 新型コロナウイルスに負けない!お礼品事業者の挑戦

ふるさと納税 新型コロナウイルスに負けない!お礼品事業者の挑戦

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新型コロナウイルス感染症拡大によるイベントの自粛や縮小、在宅勤務の推奨、不要不急の移動の自粛などにより、国内外の観光客が減少したり、売上が低下するなど、多くの地域の事業者が苦境に立たされています。
本ページでは、コロナウイルスの影響を受け、試行錯誤して新しい取り組みを行っているお礼品事業者の方々をご紹介します。
新型コロナウイルスに負けず、各地域で新たな挑戦をする事業者の方々を、ぜひ応援しましょう!

北海道網走市

牛渡水産

(北海道網走市)

新型コロナウイルスで、どのような影響がありましたか?

牛渡水産は網走市の水産加工会社で、おもに、海産品の直売や卸売り、インターネット販売のほか、海産品の加工・製造をおこなっています。
網走市内の飲食店とも取引をしておりますが、観光客の減少により各飲食店の来客数は平均8~9割ほど減ってしまいました。
飲食店の中には、テイクアウトを開始するなどの対策を実施するお店もありますが、市内消費だけでは追い付かず、このままでは閉店するお店が出てきてしまうのではと懸念しています。

新型コロナウイルスの影響を受けて新しく始めた取り組みを教えてください

市内飲食店の売上支援と、網走の素材の良さを知る地域の料理人がふるまう味を全国の方に知ってもらうため、複数の市内飲食店の味を楽しめるお礼品を新たに登録しました。
牛渡水産が飲食店の取りまとめ役となり、ふるさと納税のノウハウを活かし梱包の仕方などを共有することで普段ふるさと納税のお礼品提供経験がない飲食店も、手軽に参加してもらえます。現在8店舗が集まっていて、人気の居酒屋や寿司屋、肉料理店など、さまざまなお店が参加する予定です。
また、今回登録したお礼品には網走市を紹介するパンフレットを同封するよう準備を進めています。北海道では5月下旬に緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ以前のように皆さんに訪れていただくまでには時間がかかると考えています。今回の取り組みを通し、網走の魅力ある飲食店の味を食べて知ってもらうと同時に、パンフレットで網走市の魅力を知ってもらい、事態収束後には実際に足を運んでほしいと考えています。

取り組みに参加される網走市の飲食店の方々

取り組みに参加される網走市の飲食店の方々

人通りのなくなったメインストリート(3月撮影)

人通りのなくなったメインストリート(3月撮影)

新しく登録するお礼品の一部

新しく登録するお礼品の一部

北海道むかわ町

カネダイ大野商店

(北海道むかわ町)

新型コロナウイルスで、どのような影響がありましたか?

カネダイ大野商店は北海道産の本ししゃもの専門店です。毎年春は物産展があるので、多くの売上を見込んでいた時期でした。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で2月~5月にかけて、全国約40か所の物産展が中止になり、売上は約7割も減少してしまいました。今の時期は冷凍したししゃもを解凍して製品化しますが、ししゃもの加工所も止まっています。物産展のほかにも市場や店舗での販売が止まってしまいました。同業者と連絡を取り合っていますが、どこも頭を悩ませています。

新型コロナウイルスの影響を受けて新しく始めた取り組みを教えてください

北海道の様々な事業者の商品を組み合わせて販売する「復袋」に参加しています。千歳空港に店舗を構えている土産物屋が中心となっていて、道内の困っている事業者の商品を集めた「復袋」を作成し、販売しています。販売元企業とは直接の取り引きはありませんでしたが、知り合いに声を掛けてもらい参加することができました。4月時点で1万件ほど販売していると聞いています。
ほかには、自社サイトで4月上旬から送料無料での商品販売を開始しました。抱えていた在庫がなくなる目途がつくまで実施する予定ですが、4月末時点で半分以上販売し、在庫を減らすことができました。最近では、応援メッセージを多くいただいており、皆さんが応援の気持ちで商品を購入してくれていることを感じて嬉しく思っています。
また、5月末の緊急事態宣言解除を受け、6月1日より店舗を再開しました。従業員のフェイスガードの着用や間仕切りの設置、店内での飲食は一時休止するなど、感染防止の取り組みを徹底しながらですが、お客様をお迎えできるのを嬉しく思っています。

カネダイ大野商店社長 大野秀貴様

カネダイ大野商店社長 大野秀貴様

自社ECで送料無料販売しているししゃもセット

自社ECで送料無料販売している
ししゃもセット

例年、旬の時期には大変な賑わいを見せる店舗(写真は2019年以前)

例年、旬の時期には大変な賑わいを見せる店舗
(写真は2019年以前)

広島県世羅町

世羅きのこ園

(広島県世羅町)

新型コロナウイルスで、どのような影響がありましたか?

世羅きのこ園は、食感と姿、形が松茸のような新しいきのこ「松きのこ」などを生産しています。スーパーなどの小売店や、自社サイトを通じた販売、来園者への直接販売が売り上げとなっていましたが、新型コロナウイルスの影響で卸先の道の駅や産直市場への出荷が中止となったことで、約7,000万円分の販売機会を失いました。また、5月の観光シーズンに合わせて加工品の生産量を増やして準備していました。しかし、新型コロナウイルスによる移動自粛を受けて、多くの観光客を運んでいた観光バスが止まってしまったため、販売することができない状況となっています。

新型コロナウイルスの影響を受けて新しく始めた取り組みを教えてください

コロナ禍を乗り越えていただきたいとの想いから、家庭で消費しやすい一袋200gのきのこをセットにした「『巣ごもり』応援セット」を作りました。おもに自社サイトや店舗前でのドライブスルー方式で販売しています。セット内容によっては、一部限定で新商品の「コロッケ」をおまけにつけています。
今の時期、収穫していた生のきのこは「松きのこうま煮」「松きのこ炊き込みごはんの素」などの加工品の原材料にしています。
そのほか、新型コロナウイルスの影響で始めた取り組みではないのですが、東京からイタリアンシェフを呼んだ新商品開発を行っています。ピザなどの調理済みの料理を、瞬間冷凍よりも鮮度や美味しさを維持できるといわれている、液体凍結の技術を用いて作る商品の開発に挑戦しているのですが、世羅町に来ていただける機会が減ったからこそ、これは取り組んでいてよかったと思います。
広島県では5月中旬に緊急事態宣言が解除されましたが、引き続き感染拡大防止のため、試食販売などは制限されています。そのため、道の駅などで「松きのこ」「松なめこ」の魅力を口頭でご紹介させていただき、販売を行っています。今後、試食販売が再開したときには多くの方に、商品の良さを知っていただけるよう、感染拡大防止施策をとりながらできる試食販売の方法を検討していきたいと思います。

松茸のような「松きのこ」

松茸のような「松きのこ」

ドライブスルーにも対応している販売所 ドライブスルーにも対応している販売所

ドライブスルーにも対応している販売所

沖縄県嘉手納町

山香

(沖縄県嘉手納町)

新型コロナウイルスで、どのような影響がありましたか?

山香は沖縄県で地場産品の卸売や、オリジナル商品の製造などを行っています。土産物店で販売する観光客向けの商品が多いため、新型コロナウイルスの感染拡大により観光客が激減したことで、在庫を多く抱えるようになりました。
近年沖縄は、観光客数が伸びていたため、在庫を多めに作っていましたが、観光用商品の販売見込みは0に近く、大きな打撃を受けています。
オリジナル商品の製造も4月は例年の半分以下の製造量となってしまったため、全体で2~3割の売り上げが減ってしまいました。

新型コロナウイルスの影響を受けて新しく始めた取り組みを教えてください

新型コロナウイルス感染拡大を機に、余りが出ているレトルト商品などの販路拡大に取り組みました。たとえば、県内を中心に消費していたあぐー豚などのレトルト商品を、店舗販売だけでなく、通販サイトでの販売も始めました。「さとふる」でもあぐー豚の角煮や、あぐー豚を使用したハンバーグなどの掲載を新たに開始しています。
インターネットを活用した販売の面では販売強化した結果、前年と比べ売り上げが増えてきています。また、「さとふる」を通じたお礼品の申し込み数も前年と比べ4月は約3倍に増えました。
そのほか、営業を自粛している飲食店からドレッシング製造などの相談を受け、プライベートブランドの商品製造も行っています。プライベートブランド商品は作るのに早くても半年ほど時間がかかるため、現在は自粛期間を活かして試作に取り掛かっている段階です。
5月中旬に沖縄でも緊急事態宣言が解除され、現時点では出勤者数を絞って運営をしていますが、新しくふるさと納税のお礼品に追加できるものを考えるなど、引き続きたくさんの方に地域の魅力をお届けできるよう、従業員一同努力しています。

感染防止に配慮しながら発送を行う従業員の方々

感染防止に配慮しながら発送を行う従業員の方々

新たに「さとふる」でお礼品提供を開始したハンバーグ

新たに「さとふる」でお礼品提供を開始した
ハンバーグ

プライベートブランド商品の試作風景

プライベートブランド商品の試作風景

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