松田町は、神奈川県西部に位置する人口1万人ほどの小さな町です。東京から車で約40分という好アクセスでありながら、丹沢山系の豊かな自然と清流に恵まれています。
そんな松田町には、『西平畑公園』という山の中腹に位置する自然公園があり、富士山が大きく綺麗に見えるとともに、相模湾が一望できる絶景スポットがあります。2月〜3月には『まつだ桜まつり』が開催され、早咲きの河津桜と富士山のコラボレーションを楽しむ多くの方で賑わいます。
特に人気なのが、実物の1/6の大きさのミニ列車『ふるさと鉄道』です。シェイ式蒸気機関車と電気動力のミニロマンスカーの2種類はどちらも本格派で、大勢のお客さんをのせて坂道を登る姿は迫力満点です。速度は大人の歩く速さほどですが、鉄橋や踏切、トンネル、坂道やカーブなど、全長1.1kmの道のりを20分かけて往復します。
また、公園内には、伝承遊具などによる遊び体験等ができる『子どもの館』や、町にいる動植物や昆虫などについて学べる『自然館』など、観光施設のみならず、子ども達のための体験学習施設も整備されています。

そんな町の人気観光スポットである『西平畑公園』も、オープンから26年が経ち各施設が老朽化してきたため、施設維持のための修繕が必要となってきております。
『ふるさと鉄道』は経年劣化により修繕が必要となることが多くなり、たびたび運行を停止するようになってしまっています。
『子どもの館』や『自然館』といった体験学習施設も、空調等、施設内の各設備が動作不良を起こすようになってしまいました。
その他にも、『ふるさと鉄道』の次に子ども達に人気のローラーすべり台等の遊具など、公園にある様々な施設が老朽化によりなんらかの影響を受けてしまっている状況です。
そこで、『西平畑公園』がこれまで通り運営できるよう、町では老朽化した施設を修繕・補強を進めてまいります。

『西平畑公園』は、町最大の人気観光スポットであり、特に『まつだ桜まつり』の期間中は約7万人ものお客様に訪れていただいております。
そんな『西平畑公園』にこれからお越しいただく皆さまにも、これまでと同じように『ふるさと鉄道』やローラーすべり台などの施設をお楽しみいただくために、これまでと変わらぬ施設であり続けられるよう、整備・維持管理を進めていきたいと思います。
そして、最終的には、ただ維持管理をするだけにとどまらず、さらにアップグレードをすることにより更に皆さまに楽しく、充実した時間を過ごせるような施設になることを目指したいと思います。
本プロジェクトの取組みにご賛同頂ける皆さまからのご支援を、心よりお待ちしております。

頂いたご寄附につきましては、次の費用のために使わせて頂きます。
(1)『ふるさと鉄道』(ミニSL、ミニロマンスカー)の修繕・維持管理に係る費用
(2)公園内にある体験学習施設等の修繕・維持管理に係る費用

この度は、松田町並びに『桜咲く公園を走るミニSL復活プロジェクト!』にご興味をもっていただき、ありがとうございます。
実は、松田町は令和7年に合併70周年となる節目の年を迎えます。
来年度は合併70周年を記念した年として、西平畑公園だけでなく、町全体で様々なイベントやプロジェクトなどを展開していく予定ですので、今後もぜひ松田町の動向にご注目をいただければと思います。
皆さまからの暖かいご支援を、心よりお待ちしております。