
- 現在の寄付合計
- 110,000円
- 目標金額
- 20,000,000円
- 支援者合計
- 11人
- 受付終了
事業詳細
実施理由
バイオ研究とベテランの技術が作る、町の新名産品「キンド酵素栽培イチゴ」
昨年、ふるさと納税の返礼品として人気に火がつき、いまでは、みやき町の人気品とも言えるキンド酵素栽培の「さがほのか」。開発・生産の中心となっているのは、中山菜穂さんです。
九州大学農学部の出身の菜穂さんは、バイオ関係の研究に秀でた、いわゆる理系女子です。
そんな菜穂さんが、自らイチゴ栽培をはじめたのが3年前。義父の中山のぶゆきさんが、稲作のかたわら50年続けてきたイチゴ栽培を、高齢のため、やめようとしていました。それを知った菜穂さんは、のぶゆきさんに代わってイチゴ作りをするようになりました。
菜穂さんは、のぶゆきさんが長年培ってきたベテランの技術や勘による助言を受けながら、ご自身のバイオ研究の知識や農業会社での経験をもとに、のぶゆきさんが作ってこられた「キンド酵素栽培イチゴ」を開発。このイチゴは、124種類の微生物の入ったキンド酵素資材を中心に、米ぬか、堆肥などをブレンドした、こだわりの土で作られています。
昨年度「キンド酵素栽培イチゴ」をみやき町の返礼品として、ふるさと納税サイトに登録したところ、大きな話題になりました。埋もれていた美味しい農産物が「キンド酵素栽培」を前面に押し出すことで、世間の注目を浴び、今では「キンド酵素栽培さがほのか」が町の新たな名産品となっています。
菜穂さんはこのイチゴを、さらに良いものにするため、水にもこだわることにしました。イチゴ栽培用にきれいな地下水を組み上げるため、130メートルの深さまで井戸を掘削するプロジェクトを立ち上げたのです。
プロジェクト内容説明
きれいな水でイチゴを作るための、環境づくり
水は作物を作る上で必要不可欠なものです。より高いレベルで美味しい農作物を作るためには、水にこだわり、きれいな水で育てることが必要になってきます。
みやき町の中でも平野の地区は、農業用水としてクリークの水を使用したり、近くにクリークがない場合は井戸を掘って、水を確保します。中山さんのビニールハウスでは井戸水を使用しています。しかし、井戸水は鉄分や砂が混ざった茶色の水が上がることも多く、潅水チューブに目詰まりを起こしてしまうことがあります。そのせいで、水が均一にかからなかったり、ハウスパイプの錆・老朽化にもつながってしまいます。
菜穂さんは、きれいな水が出る土地にビニールハウスを借りることも検討しましたが、収穫したイチゴをパック詰めする場所の整備、ハウス周りのトイレの整備、行き来する労力を考慮すると、現在のビニールハウスに井戸を掘ったほうが費用が安く、効率的であることがわかりました。
農場経営のための4条件
よい農業を経営するための、4つの条件があります。
1,栽培技術があること
2.施設、畑なのど栽培環境が整っていること
3.働く人たちの育成
4.販売戦略
今回のクラウドファンディングでは「2.栽培環境」を中心に整え、ゆくゆくは「3.働く人たちの育成」ができる場所としたいと思います。
「1.栽培技術」はすでに充分にあります。中山さんちでは、イチゴ作り50年・大ベテランののぶゆきさんが、これまでの経験や地元の気候にあった栽培管理を担当。これがイチゴの美味しさを引き出してます。また、菜穂さんは、九州大農学部出身で農業資材の会社に勤めていたときもイチゴを育てていたため、生物の知識や農業関係のネットワークがあり、いまでも栽培情報の収集を積極的に行っています。菜穂さんの栽培技術改良により、増収増益させることができました。
目指すところ
「生きがい作り、やりがい作り、ふところ作り」を目指す、女性実業家としての第一歩
菜穂さんは「栽培を通じて、高齢者の『生きがい』『仲間作り』『ふところ作り』の場所を作りたい」と言います。のぶゆきさんを始め、仕事を持っている高齢者が元気で生きがいを持って、健康的に過ごせている事実に、菜穂さんは注目しています。
まだまだ元気な近所のおじいちゃん、おばあちゃんが無理のかからない範囲で「収穫やイチゴの手入れのお手伝いをして、みんな元気に楽しく農作業に加わってもらって、イキイキと過ごしてもらいたい!」と、菜穂さん。キンド酵素栽培イチゴを、地元の人々の幸せをつなぐきっかけにしたいと考えています。
今回のプロジェクトは、地下水の整備を目的にしていますが、奈緒さんの農園経営には次の目標があります。ビニールハウスを拡張して、さらに多くのイチゴを栽培できるようにする計画があるのです。農園を大きくすることで、イチゴの生産量を増やすだけでなく、高齢者の働きやすい場所にするのが狙いです。
ビニールハウスを増築するには、数千万円の建築費が必要となり、すぐに取り組むことのできる計画ではありません。菜穂さんは、夢への第一歩として、今回の井戸の掘削プロジェクトに挑みます。
寄付金額の使い道
○井戸の掘削に関する工事費用
○ビニールハウスの整備・拡張工事費用
自治体からのメッセージ
風と炎と水のまち みやき町
佐賀県みやき町は、風の神を崇敬しています。風の神は、風雨襲来や農畜産物の豊作を司る神様です。みやき町では、風の神を古くから崇める歴史深い郷です。
豊かな土と水と風に育まれ収穫されたお米。愛情込めて丁寧に育てられた牛。その大切なひとつひとつが町の誇りです。
子どもから高齢者まですべて人の「心と体が健幸で元気に暮らせるまち」をスローガンに、産前産後事業や子育て支援を充実させ、ひとりひとりキラキラ輝く町を目指しています。
注意事項
- 【寄付に関する注意事項】
- 目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
- 目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
- 目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
- また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
- お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
- サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
- 受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。