
- 現在の寄付合計
- 30,000円
- 目標金額
- 1,000,000円
- 支援者合計
- 3人
- 受付終了
事業詳細
実施理由
できるだけ楽しく健康でいられる社会を目指して
「病院にいくほどではないけど、なんとなく体が気がかりだな、誰かに相談したいな」
「病気になるまえに、医師や看護師などの専門家に出会っておきたかった…」
と思ったことはありませんか?
「人生100年時代」と言われるほど高齢化が進んだいま、ほんとうに必要なことは、病気が深刻になる前に発見し、できるだけ健康で楽しくいることです。
そのためには、医師や看護師が病院のなかにいて、すでに病気になってしまった皆さんと「はじめまして」と出会うだけでは難しいのです。
コミュニティナースとは、病院等の医療施設ではなく、地域で健康的なまちづくりをする医療人材です。
医療施設から飛び出し、実際にみなさんの一番身近な場所に出向いて活動します。例えば、「スーパーマーケット」、「駅」、「公民館」、「ガソリンスタンド」などにやってきます。そして、そこで健康相談をしたり、一緒に運動をしたり、健康づくりの正しい知識を広めたりします。
さらに、時には一人暮らしの方を訪ねたり、まちで声かけをしたりもします。
想像してみてください、
「まちでよく会って、ふつうに挨拶をする、あの子は健康の専門家」といった感じです。
プロジェクト内容説明
コミュニティナースの活動の原点
はじめまして、コミュニティナースカンパニー㈱ 代表取締役の矢田明子です。
私の原点は、お父さんが末期がんで急死したことです。
彼は風邪もひいたことないような人で、死ぬなんて想像もできませんでした。当時26歳だった私は、自分も親となり、仕事の大変さや注いでくれた愛情の深さが分かり始めた頃でした。なんでこうなる前に気づけなかったのだろう、という思いを抱きながら見舞いに通いました。
このとき、お父さんのようなごくごく普通の人は、日常のなかで病気とか健康の知識を持っている専門家に出会う機会がないと気づいたんです。元気なうちに、健康に詳しい人と会えていたら、何か違っていたかもしれない。そう思いました。
もし、日常のなかで、家族以外におせっかいにも健康に気を配ってくれたり、健康の専門家と出会っていたら、お父さんも健康について考えたり、もっと早く病院に検査に行ったりできたかもしれない。私は娘として、機会の不平等が命や暮らしの不平等に繋がっているとしたら、理不尽だなと思いました。
だから、病院で待つのではなく、まちの人の暮らしの動線に乗っかって、おせっかいを焼こうと思うようになりました。
コミュニティナースの3つの特長
特長①:あらゆる場所が活動場所
コミュニティナースは、病院等の医療施設ではなく、地域で健康的なまちづくりをする医療人材です。
そこで健康相談をしたり、一緒に運動をしたり、健康づくりの正しい知識を広めたりします。
特長②:日々の暮らしの「動線上」にいるナース
コミュニティナースは、「スーパーマーケット」、「駅」、「公民館」、「ガソリンスタンド」など、まちの人にとって身近な場所にやってきます。
わざわざ健康のためにどこかへ出かけなければいけない、という仕組みでは健康志向の強い方以外は参加しづらいのです。地域に暮らすすべての方に元気になってもらうために、「暮らしの動線上」で活動します。
特長③:「楽しい」を切り口にした活動
コミュニティナースは「楽しい」ことを切り口に、元気づくり・健康づくりに繋がる活動をします。
従来の画一的な健康活動にとらわれず、それぞれの方の個性、得意なこと、やりたいことを引き出し、それを一緒に形にしていきます。誰もが自分らしく生きられる地域を目指します。
目指すところ
新しい元気な社会を一緒につくりませんか?
コミュニティナースとして作りたい価値は、家族以外に健康増進や病気の発見、予防に関わるような第三の関係や機会を多くの方に持ってもらうことです。家族の言うことは素直に聞けないけれど、第三者の声なら「なるほどな」と耳を貸す、そんな方達がたくさんいるはずです。
私たちは、本来コミュニティナースとは職業名ではなく、「あり方」だというふうに考えています。つまり、声かけを通じて周囲の人の調子を思いやったり、周囲の人が元気になるようなコミュニケーションをしたりする人たちはみな「コミュニティナース」なのです。
もしも、多くの一般の人々が「コミュニティナース的あり方」を知り、体現しはじめたらどうなるでしょうか?
地域でのあいさつ、社内でのコミュニケーション、家族の会話、これらが全て人々の心身をどんどん元気に、健康にしていきます。私たちはそんな社会の実現を目指しています。
全国民みんなでつくる「1億総コミュニティナース社会」を一緒に実現しませんか?
寄付金額の使い道
Step1 :雲南市にコミュニティナースを導入
新たに2名のコミュニティナースを雲南市に配置します。まずは地域の思いもよらない10か所でコミュニティナースとして存在し、子どもから高齢者まで、それぞれの人の個性が輝く健康づくり、元気づくりの活動を行います。
Step2 :地域との協力体制づくりを支援
雲南市で地元に密着し、地域のつなぎ手である「NPO法人おっちラボ」コーディネーターが、コミュニティナースたちと病院等の関係機関が円滑に協力できるように支援し、地域とのベストな繋がりをいち早く提供します。
Step3 :モデルを全国に広げる
雲南市で試行錯誤することで得られた結果をもとに、地域がどう変わったかという効果測定・効果検証をコミュニティナースカンパニー㈱がサポートします。そして、ほかの地域でも応用できるようなモデルとしてコミュニティナースカンパニー㈱が展開します。コミュニティナースを全国各地に広げることで、日本を元気にしていきます。
ここにかかる人件費・活動経費を、クラウドファンディングで、皆さまからご支援頂きたいと考えています。
自治体からのメッセージ
70歳の私が感じるワクワクとドキドキ
今年度コミュニティナースが配置された地区で、自治会の役員をしている郷原です。
コミュニティナースさんは、健康相談だけでなく、地区を回って、高齢者と歩調を合わせながら、自然に、専門家の視点でみなさんの心身のケアをしてくれて、ありがたく思います。
先日も自治会主催の街歩きイベントのなかで、何気なく、体の痛みや、食生活のことを相談している方がおられました。
イベントのあと、参加者から
「看護師に気楽に相談できて、安心した。」
「看護師がいてくれると、これからもこのまちで安心して過ごせる。」などと聞きました。
地域活動の担い手は私のようにもう高齢者で、日々同じメンバーで顔を突き合わせて、暗い話題が多く、あまり笑うこともなく、新しいアイデアもなかなか出なくて悩んでいます。そんな時にコミュニティナースさんが来て、自由にまちを駆け回る姿を見せてくれました。現在は、次はどんなことを一緒にやろうかとワクワクしています。
注意事項
- 【寄付に関する注意事項】
- 目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
- 目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
- 目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
- また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
- お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
- サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
- 受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。