富山県氷見(ひみ)市は、ハンドボールが盛んな市です。小学館のWebコミックサイト『裏サンデー』連載中のハンドボール漫画、『送球ボーイズ』の舞台にもなっています。

氷見市では「中学生があこがれる、ハンドボール競技の拠点を形成し、スポーツの振興と地域の再生に寄与する」ことを目的として、中学生のハンドボール全国大会『春の全国中学生ハンドボール選手権大会(春中ハンド)』を平成17年から開催しています。

今年は3月24日に開会し、各都道府県代表のチームと、開催地代表としての氷見市代表チームなどを合わせた、過去最多の計96チームが出場。頂点を目指す、熱い戦いが繰り広げられました。

氷見市では、この中学生ハンドボーラーの憧れの舞台『春の全国中学生ハンドボール選手権大会(春中ハンド)』を東京オリンピックが開催される2020年まで継続開催し、世界の大舞台で活躍する人材育成につなげていくことを目標にしています。

春中ハンドは、各都道府県の中学生代表チームが一堂に会する、唯一の全国大会です。「春は氷見へ」の合言葉のもと、この大会に向けて、全国のチームが日々の練習にはげんでいます。

メンバー全員が切磋琢磨しながら、協力して苦難を乗り越え、チームとしての信頼感を強めていきます。ハンドボールを通じて、子どもたちは、心身ともにたくましく成長しているのです。そしてその成果を、ハンドボール日本一を決めるこの大舞台で、最高のパフォーマンスを披露することが、中学生たちの自信や誇りにつながっています。

また、大会に際して、選手の皆さんを応援しようと市内各地区から「応援サポーター」が集まります。この市民によるサポートや歓迎により、来会者との温かい心のふれあいや交流が生まれています。大会後も、他県のチームと交流を継続しているサポーターもおり、大会を通じた市民と全国の人々との交流は継続しています。

来会者が思い出の地として、氷見市を故郷のように感じて再訪してくれることで、地域の活性化につながっていくことを期待しています。

これまでの13年間、開催を積み重ねるなかで「春の全国中学生ハンドボール選手権大会」は『春中ハンド』として定着し、中学生ハンドボーラーたちの目標となってきました。

しかし、当大会開催のための資金繰りが課題となっています。全国から多くのチームが集まる大きな大会を安全に開催するために、さまざまな経費が必要となり、氷見市では、毎年、大会運営費用の捻出に頭を悩ませています。

この地で培われてきたハンドボールの聖地としての活力を維持し、さらに選手育成に繋げるためにも、大会の継続が全国から切望されています。『ハンドボールのまち・氷見』は、未来のスーパープレイヤーたちを応援していきたいと考えています。

そこで今回、クラウドファンディングを活用し、全国の皆さまから大会継続にかかる資金を募集するため、このプロジェクトを立ち上げました。皆さまからいただいたご支援は、大会の運営資金として大切に使わせていただきます。(返礼品の発送は、平成31年3月に開催される、次回大会のプログラム完成後になります。)

受け付けました寄附は、下記の用途に使わせていただきます。
・競技会場・練習会場の整備
・交流試合会場の整備及び交流試合の充実
・メモリアルファイルの作成
・来会する保護者・応援団等の受入体制の整備
・応援担当サポーターの充実
・地域の特産物等の物販体制の推進と市街地の賑わい創出　　など

富山県氷見(ひみ)市は「ハンドボールの聖地」を目指し、平成17年から「春の全国中学生ハンドボール選手権大会」春中ハンドを開催しています。

この大会には各チームの選手だけでなく、氷見市内から300人以上のスタッフが応援サポーターとして参加し、大会を盛り上げています。本大会の開催はハンドボールの振興に寄与するだけでなく、全国の人々との交流の場にもなっています。

今回のプロジェクトでは、この大会運営資金の一部をふるさと納税で募集します。温かいご支援をよろしくお願いいたします。