- 現在の寄付合計
- 0円
- 目標金額
- 1,450,000円
- 支援者合計
- 0人
- 受付終了日
- 2025/12/29
事業詳細
実施理由/背景
残される犬猫たち、押し寄せる介護の現場からのSOS
少子高齢化社会が進む中、ペットを大切な家族として暮らす高齢者が増えています。一方で、高齢の飼い主の病気や死亡により、残された、行き場のないペットが問題になっています。高齢者が病気や認知症になって、ペットの世話が困難になるケースも非常に多くなっており、「認知症でペットの世話ができなくなり、非常に不衛生な状態になっている」「飼い主が亡くなって、猫が取り残されている。保護してもらえないか」そんな相談が相次いでいます。介護保険制度では、ヘルパーがペットの世話をすることは認められていないため、さらに問題が深刻化していきます。社会の中で、孤立する高齢者の厳しい現実が見えてきました。これらの問題を「飼い主の責任」として切り捨ててしまっては、人も動物も助かりません。私たちにもできることがあるはずと、支援の活動を始めました。
プロジェクト内容説明
猫も助かる、人も助かる、セーフティーネットの仕組みを作りたい!
病気、高齢、経済的困窮などの理由でペットの飼育が難しくなっている一人暮らしの高齢者を対象に、定期的な訪問(見守り)やペットのお世話など必要なサポートを提供しています。これまで、介護ヘルパーの定着が難しかったり、福祉の支援を拒否し続けてきた高齢者の中にも、愛猫のお世話をきっかけに心を開き、支援を受け入れるようになった事例があります。「誰一人取り残さない」社会を目指し、高齢者とペットが一日でも長く安心して暮らせるよう支援を続けます。同時に、行き場を失った犬猫を救うセーフティーネットの実現をめざします。
■3つの支援
1. 高齢者とペットの相談窓口
高齢者とペットの問題について相談できる場が不足しているという声に応え、専門の相談窓口を設置します。問題の早期発見と早期支援を実現します。
2. 高齢者とペットの見守り支援
病気や経済的理由でペットの飼育が困難な高齢者を対象に、定期的な訪問を行い、ペットシッターやフード支援などのサポートを提供します。
3. 「もしも」に備える支援
緊急時に備え、ペットの預け先を記載するカードやチェックシートを配布し、もしもに備える準備をサポートします。
目指すところ
行き場のない犬ねこ問題、「私たちは、地域全体で支える仕組みをめざします」
ある一人暮らしの男性が救急搬送され、医師から「今すぐ入院しないと命に関わる」と言われました。しかし、彼は「猫がいるから」と自宅に戻り、1か月後に孤独死で発見されました。複数の猫も亡くなっていました。病院の記録にはペットを支援するNPOがあるらしいと記載されていたそうです。もしその情報がつながっていたら、男性も猫も救えたかもしれません。2024年のこの出来事は、深刻な高齢者の孤立を浮き彫りにしています。ペットを通じたつながりを活かし、「孤立しがちな一人暮らしの高齢者が、いつでも相談ができ、必要な支援が受けられる」仕組み作りを進め、福祉関係機関との連携も進んできました。現在6名のスタッフが12世帯の見守り支援を行っています。ペットで人と人の新しいつながりが生まれ、定期的な訪問が可能になっています。福祉の支援を受け入れない孤立した高齢者とも交流することができており、そこから人への支援へとつながりも期待できます。あわせて民間シェルターと連携し、ペットを飼育できなくなった場合のフォロー体制とペットを保護できるシステムを構築し、行き場のない犬猫たちを地域全体で救える仕組みをつくります。
寄付の使い道
行き場を失う犬や猫たちの医療費や、経済困窮による飼育困難の状態にある高齢者へのペットフード費用、定期訪問でペットをお世話する有償ボランティア費用などに使わせていただきます。
・有償ボランティア費、セミナー講師謝金
・保護犬猫医療費
・印刷製本費、消耗品費(ペットフード等)、広告宣伝費
・賃借費、通信費、郵送費
自治体からのメッセージ
NPO法人の取組へのご支援をお願いいたします!
尼崎市では、市民、NPO法人をはじめとした市民活動団体、事業者、行政など多様な立場の個人・団体が互いの強みを活かしながら、課題解決や魅力向上に取り組んでいます。
「特定非営利活動促進事業」は、皆さん一人ひとりの力を「寄付」という形で結集し、地域の様々な課題に取り組んでいるNPO法人を支える制度です。地域の課題に主体的に取り組むNPO法人の活動を継続し、拡大していくためにも本事業への温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
現在の取り組みと今後の展開
事業スケジュール
通年(2025年4月~2026年3月) ①相談窓口の設置
②見守り支援
③もしもに備える支援
2025年4月~6月,8月,9月,12月,2026年2月 ボランティアリーダー養成講座 開催
一年を通じ、高齢者とペットの相談窓口を設置し、困りごとの早期発見、早期支援、見守り支援につないでいきます。また、行き場のない犬猫を保護するシェルター運営とボランティアリーダー養成のための勉強会を開催します。
注意事項
- 【寄付に関する注意事項】
- 目標金額に到達しなかった場合の寄付金の返還はございません。
- 目標金額に到達しなかった場合、お預かりした寄付金は自治体内で使い道を検討し、自治体が取り組む各種の事業に活用させていただきます。
- 目標金額を超過した寄付金の取扱いについては、各自治体の判断となります。
- また、クラウドファンディングの目標金額到達前に、自治体またはさとふるの判断により、寄付の受付を停止する場合があります。あらかじめご了承ください。
- お礼品をお受け取りいただける金額以上の寄付であり、且つ、お受け取り辞退のご希望がない場合は、目標金額到達の如何を問わずお礼品をお受け取りいただけます。
- サイト上で表示される寄付金額の数値は、入金が確認できた寄付金の合計となりますため、即時反映されるものではないことをご了承ください。
- 受付終了後に入金が確認できたものについては、受付終了後に数字を更新いたします。