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コシヒカリは"越の国"が生んだお米の王様【ふるさと納税お礼品事典:米】

(※2018年12月28日更新)

その昔、現在の北陸地方にあたる一帯を「越の国(こしのくに)」と呼んだそうです。その中の福井県と新潟県の2つの県によってつくられた「お米の王様」が「コシヒカリ」。新潟県で生まれ、福井県で育成された後、再び新潟県に戻って奨励品種(※各都道府県が普及していくべきと決めた優良品種)となりました。今回は、そんな「コシヒカリ」のお礼品を3つ、ピックアップしました。

【京都丹波】小林ふぁ~むのコシヒカリ(精米)5kg

山の湧き水、澄んだ空気、昼夜の寒暖差など、自然豊かな福知山の環境と気候を生かしてお米や野菜を作っている、京都府福知山市の農家小林ふぁ~むのコシヒカリは、民家が一軒もない山から流れ出る冷たいお水で育てているため、甘みがぐっと増したお米となっています。

また、小林ふぁ~むは、環境にやさしい農業に取り組む計画を立て【エコファーマー認定】、化学肥料や農薬50%以上減らし【特別栽培米】、美味しいお米作りに取り組んでいます。

京都府福知山市の地域情報

■お礼品情報

●内容量:コシヒカリ(精米)5kg
●原産地:京都府福知山市

●賞味期限 :30日

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【京都丹波】小林ふぁ~むのコシヒカリ(精米)5kg

新潟県阿賀町 新潟県奥阿賀産こしひかり10kg

新潟県東部に位置する「阿賀町(あがまち)」。かつては福島県(会津藩)に属していたことから、全国的にも珍しい「両属の地」として会津と越後双方の歴史と文化が垣間見える町です。佐渡島よりも広い町土953平方kmの94%は森林。山々からの清流と澄んだ空気、大きな寒暖の差は、零細ながらも極めて上質な米をはぐくみます。
新潟県でもっとも高齢化の進む町ではありますが、近年は「不滅の阿賀町」をスローガンにかかげ、地元「阿賀黎明(あがれいめい)高校」の存続を賭けた高校魅力化プロジェクト「公営塾・黎明学舎」の開設や、各大学と連携した学外学習の受け入れなど、新しい時代を切り開くべくさまざまな活動に取り組んでいます。

このお礼品は、知る人ぞ知る新潟県のお米の名産地「奥阿賀」から届いた「平成29年産」のコシヒカリです。奥阿賀地区は、新潟県東部の山間地域。きつねの嫁入り行列や「SLばんえつ物語号」の路線地、そして温泉地としても人気ですが、山間部特有の厳しい寒暖の差によってモチモチとした食感と甘みを持ったおいしいお米の産地としても知られています。
また現在、JAL国際線のファースト&ビジネスクラスの機内食で使用されているお米の産地でもあります。
地域内には200以上の湧水ポイントがあり、その清らかな水もおいしいお米づくりに欠かせません。棚田が多いことから日照条件が良く、甘みが強いのも特徴です。

新潟県阿賀町の地域情報

お礼品情報

●内容:コシヒカリ(精米) 10kg/新潟県東蒲原郡

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新潟県奥阿賀産こしひかり10kg

福井県小浜市 若狭の恵米 特別栽培米コシヒカリ 白米10kg+若狭塗り箸1膳セット

「小浜市(おばまし)」には、古代から「御食国(みけつくに)」として、塩や海産物などの豊富な食材を都に運び、都の食文化を支えてきた歴史があります。そして、今も受け継がれてきた食や祭礼など、さまざまな文化が息づいています。小浜市はこの文化を受け継ぎ、「食」を中心とした町づくりを進めています。

このお礼品は、御食国(みけつくに)「若狭小浜」を美味しく味わえるお米と、若狭塗り箸のセット。
周りを山に囲まれた小さな集落「小浜市宮川」で、人と環境に優しい農業を目指し、丁寧に育てたコシヒカリ。農薬と化学肥料を半分以下に抑えて栽培しています。ふっくら、もちもち、つややかな、お米本来のおいしさを存分に味わってください。

福井県小浜市の地域情報

お礼品情報

●内容:
・コシヒカリ 白米 10kg×1袋/福井県小浜市宮川産
・若狭塗り箸 1膳 ※お箸の色はお選びいただけません
●賞味期限:約2ヵ月


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若狭の恵米 特別栽培米コシヒカリ 白米10kg+若狭塗り箸1膳セット

コシヒカリ

日本人に「お米といえば?」と聞いて、必ず出てくるであろう銘柄のひとつが「コシヒカリ」でしょう。もちもちの食感と独自の粘り気と甘みで、「ご飯だけでいくらでも食べられる」と言う人もいるほどです。
このような人気はそのおいしさ(=味)はもちろんですが、それ以外のさまざまな特徴によるところも大きいのです。たとえば現在、国内のお米の作付面積の4割近くがコシヒカリとなっていますが、これはコシヒカリが"寒暖差に強く、ほぼ全国でつくることが可能だから"で、実際、東北地方南部から九州まで広く栽培されています。

通常、気候の影響を直接受けやすい作物がお米であり、各地でそこの気候に合った品種のお米がつくられています。しかし、コシヒカリは西日本でつくられていた「農林22号」と東日本でつくられていた農林1号を交配して誕生したため、どちらの気候にも合う性質を持っているのです。さらに収穫後、品質の劣化が起こりにくいため、貯蔵や流通に関するメリットも持っています。こうした性質によってコシヒカリは大きく普及することとなりました。

また、お米のおいしさを表す客観的な指標としてよく出てくるのが、一般財団法人「日本穀物検定協会」が毎年2月頃に発表する「米の食味ランキング」でしょう。平成28年度も前年に続き、コシヒカリが「特A」を獲得した産地数で1位となり(新潟や福井など14ヵ所)、貫禄を示しています。

コシヒカリの産地としてとくに有名な県が新潟県です。その中でも三大名産地と言われているのが「魚沼地区」「佐渡地区」「岩船地区」。これらの地は朝晩の寒暖差が激しい山間部で"熱帯夜"が少なく、山から流れてくる栄養豊富な水があるという共通点があり、おいしいコシヒカリをつくる条件が揃っています。

あとがき

コシヒカリの命名は新潟県が行いました。前述のように「越の国」と呼ばれていたこの地域で、「光り輝く」という意味を込めたそうです。
今回紹介した4品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。

※2017年12月28日時点の情報です。
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