ダシをとる食材の代表格といえば、鰹節【ふるさと納税お礼品事典:鰹節】
煮干しや干し椎茸、鶏ガラの他、豆や貝、インスタント出汁など、ダシをとるための食材はたくさんあります。その中でも、日本で"ダシ食材"といえば「鰹節」という方も多いのではないでしょうか。もちろんダシとしてだけでなく、削り節を料理にかけてもおいしさが増します。そんな鰹節のお礼品を3品、ピックアップしました。
鹿児島県指宿市 かつおぶしお得削りセット
指宿市(いぶすきし)は、薩摩半島の最南端に位置する花と緑にあふれた食と健康の町で、世界に類を見ない天然砂むし温泉をはじめ、豊富に湧出する温泉に恵まれています。
市には九州一の大きさを誇る池田湖、薩摩富士の別名で呼ばれる開聞岳(かいもんだけ)、南国ムード漂う長崎鼻(ながさきばな)、潮の干満で陸続きになり、『かおり風景百選』にも選ばれた知林ヶ島(ちりんがしま)を有し、また、ソーメン流しで有名な唐船峡(とうせんきょう)の周辺地域は、水の郷百選に認定されるほど豊かな水環境を有しています。
このお礼品は、鹿児島県産の新鮮なかつおでつくった本かつおの削り節。
4種類の鰹節(鰹厚削り・本枯節削り・糸削り・七種混合だしパック)をセットにした本かつおの削り節です。
極上の厳選削り節が風味ごとに密封されており、かつお削り節を堪能できます。
■お礼品情報
●内容:
・糸削り 35g×2本
・枯節削り 55g×2
・厚削り 70g×2
・七種混合だしパック 110g×1
●寄付金額:1万円
お礼品の詳細はこちらをクリック!
かつおぶしお得削りセット
静岡県浜松市 〈タケモト〉特製 かつお節削り器「フワット」
徳川家康公が天下人となるための礎を築いた「出世の街 はままつ」は、東京と大阪のほぼ中央に位置し、北は天竜の山々、南は遠州灘(えんしゅうなだ)、西は浜名湖、東は天竜川に囲まれた自然の恵み豊かな地です。
現在では、オートバイや楽器、綿織物などの産業が盛んで、ますますの発展をみせる浜松市。「やってやろうじゃないか」という浜松市民の挑戦気質を表した「やらまいか精神」という言葉がありますが、それこそが浜松市の発展を支えてきた源と言えるでしょう。
このお礼品は、平成24年度浜松市認定「浜松市ものづくりマイスター」である職人「竹本京司」が監修した本格派かつお節削り器。
昭和20年頃から「かんなや」の屋号の元、かつお節削り器を製作してきた「タケモト」が自信を持ってお勧めする、日本文化の継承としての逸品です。
長年、本職向けにかんなを調整してきた技術を生かし、1つひとつ「うまくて」「ふわふわ」に削れるよう調整し、切れ味を追及してきました。
出荷時には1台ずつ試し削りをし、品質・仕上げにこだわってひと手間もふた手間もかけた、特製のかつお節削り器で食生活を豊かにしてみませんか。
※かんな刃の研ぎ、かんな台の修正無料券(1回分)、かつお節をおいしく薄く削るためのコツを記載した七か条の説明書付き。
■お礼品情報
●内容:
・タケモト 特製かつお節削り器「フワット」
本体サイズ:30.5×12×13.3cm、重量:1.6kg
※出荷時箱サイズ:(約)34×15×15cm、出荷時重量(約)1.8kg
●寄付金額:10万円
お礼品の詳細はこちらをクリック!
〈タケモト〉特製 かつお節削り器「フワット」
高知県四万十市 鰹節詰合せセットC
高知県西部に流れる四万十川(しまんとがわ)が太平洋にそそぐ場所にある四万十市は、
川と人の暮らしがとても近く、「川とともに生きるまち」です。
増水時に壊れにくい構造をしている沈下橋や伝統的な川漁は人と自然との関わりの積み重ねの証だと言われています。また、歴史的観点や町並みが碁盤目になっていること、東山など京都に見立てた地名などから、土佐の小京都とも呼ばれています。
このお礼品は、和食のだしに最適な枯節(かれぶし)と、和洋折衷の料理にアレンジ自在な生節(なまぶし)のセットです。
自然の恵みを受け、雄大な海でとれた新鮮な鰹をおいしい節につくり上げました。
厚めに削った鰹節は、だしにするとコクがあり、たくさんの旨みを与えてくれます。
そのまま水の中に入れて煮出してもよいでしょう。昆布と一緒に煮出すと、より一層おいしく召し上がれます。鰹の生節はサラダやパスタの具などアレンジが豊富にできます。
■お礼品情報
●内容:
・鰹生節大 2袋
・枯本節厚削り 2袋
・枯本節 3本
●賞味期限:
・鰹生節大:製造より6ヵ月
・枯本節厚削り 製造より1年
・枯本節 到着より1年
●寄付金額:3万4000円
お礼品の詳細はこちらをクリック!
鰹節詰合せセットC
鰹節の製法は?
鰹節は、生の鰹を解体して切り分け、煮て、燻して、カビ付けをし、その後天日干し、さらにカビ付けしてまた干すといったことを繰り返してつくられます。
「燻す」ところまでの鰹を「荒節(あらぶし)」と呼び、その後カビ付けしたものを「枯れ節」と呼びます。
荒節は完成するまでに短くとも1ヵ月程度かかり、枯れ節は最低2回、通常は4回、もしくはそれ以上のカビ付けが行われ、完成には5、6ヵ月かかります。
ちなみに、「初鰹」が獲れるのが春頃ですから、初鰹からつくられる鰹節は秋が深まる頃から市場に出回り始めることになります。
1年をとおしておいしくいただける鰹節ですが、お歳暮の品としても人気があるようです。
あとがき
結婚式の引き出物にもよく使われる鰹節。これは、鰹節をつくるために鰹を下したときにできる、「雄節」と呼ばれる背側の身と、「雌節」と呼ばれる「腹側の身」の2つがピッタリと合わさる形になっていることから。まさに、新婚の二人にとっては縁起の良いものの象徴と言えますね。
今回紹介した3品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2018年4月23日時点の情報です。
※ご紹介しているお礼品が在庫切れの場合でも、「入荷案内メール」へのご登録で(要「さとふる」会員登録)、入荷時にメールにてお知らせいたします。