「ふぐ」の豊かな旨みに縄文人もノックアウトされました【ふるさと納税お礼品事典:ふぐ】
「ふぐ」は、宮城県の里浜貝塚から骨が発見されるなど、縄文時代から食されていたことがわかっています。太古からそのおいしさは知られていたんですね。ここでは、そんな「ふぐ」のお礼品を3品、ピックアップしました。
熊本県上天草市 ふぐの王様!とらふぐ 国産最高級!天草とらふぐセット
熊本県の南西に位置する天草諸島の玄関、上天草市(かみあまくさし)。美しい海と雄大な山々に囲まれた上天草は、市のほぼ全域が雲仙天草国立公園に含まれ、きらめく海に点在する島々を結ぶ5つの橋「天草五橋」や日本の夕陽百選に選ばれた「高舞登山(たかぶとやま)」から望む景色が観る人の心を癒します。
また、穏やかな内海と肥沃な大地で育んだ海の幸・山の幸が豊富で、至高の食材も魅力。とくに車エビは養殖発祥の地として有名であり、全国へ出荷されています。そして、自然を最大限に生かしたイルカウォッチング、マリンスポーツ、キャンプや登山などバラエティー豊富な遊びも魅力のひとつで、各地からアウトドアファンが集まっています。
この「天草とらふぐセット」は、とらふぐ鍋やとらふぐ雑炊、とらふぐ唐揚げ、焼きふぐ、ひれ酒など用途に応じて調理できるお礼品です。家庭でも簡単に作れる秘伝のレシピがついていますので、心ゆくまで天草とらふぐを堪能してください。贈答品としても人気です。
※「天草とらふぐ」について
「天草とらふぐ」は、陸上養殖として最初に熊本県適正養殖業者の認証を取得。熊本県が認めたお墨付きのとらふぐです。
健康で美味しいとらふぐに育つよう、飼料メーカーと10年にわたり共同開発した専用のエサ(ウコンやニンニク、必須アミノ酸、乳酸)を与えているため、味も食感も抜群。提供事業者である「天草海産」が2年間愛情込めて育てた天草とらふぐをぜひご賞味ください。
お礼品情報
●内容:
・とらふぐ切身 250g/熊本県上天草市
・とらふぐ皮刺し 100g/熊本県上天草市
・鍋用ゆずポン酢 150ml/熊本県宇城市
・出汁用昆布 1枚/北海道
・ひれ酒用焼きひれ 2枚×1/熊本県上天草市
●賞味期限:
・とらふぐ身・アラ 90日
・とらふぐ皮刺し 90日
・ゆずポン酢 2年
・出汁用昆布 1年
・ひれ酒用焼きひれ 1年
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込みから1週間程度
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国産最高級!天草とらふぐセット
福井県小浜市 若狭ふぐ刺しセット(2人前)
小浜市(おばまし)には、古代から「御食国(みけつくに)」として、塩や海産物などの豊富な食材を都に運び、都の食文化を支えてきた歴史があります。そして、今も受け継がれてきた食や祭礼などさまざまな文化が息づいています。小浜市はこの文化を受け継ぐとともに、「食」を中心とした町づくりを進めています。
このお礼品は、県内はもちろん、京阪神を中心とした県外へも出荷して高い評価を受けている「若狭ふぐ」のセットです。
おいしさの秘密は、恵まれた養殖環境。冬の期間の過酷な寒さにより身がしまり、さらに春の雪どけ水は他地域に比べて低水温の期間が長いこともあり、旨みを充分にたくわえることができるのです。
★若狭ふぐのおいしい食べ方★
◆刺身、ふぐ皮
・ふぐ皮の湯引きを袋より出し、刺身皿の端に盛ってください。
・ポン酢を小皿に注ぎ、きざみわけぎ、もみじおろしを加えてタレを作り、刺身、ふぐ皮をつけてお召し上がりください。
◆ひれ酒
・ふぐのひれを弱火で少し焦げ目がつく程度にあぶります。
・コップか湯呑みにあぶったひれを入れたら、70度前後に温めた日本酒を注ぎフタをして1分程度置き、ひれを取り出してお飲みください。
お礼品情報
●内容:
・てっさ 27cm/プラスチック皿付
・ふぐ皮 20g
・ひれ 5枚
・橙酢 130cc
・きざみネギ 20g
・もみじおろし 20g
(福井県小浜市阿納)
●賞味期限:出荷日+3日
●配送:クール便(冷蔵)
●発送時期:2018年3月15日まで
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若狭ふぐ刺しセット(2人前)
長崎県松浦市 信頼の「鷹ふく」ブランド とらふぐ刺身セット
豊かな自然と人、歴史、そして産業が共存する「松浦市」。この町の基幹産業は一次産業で、とくに水産業においては全国有数の水揚げ量を誇る公設魚市場を有し、トラフグやクルマエビ、マグロなどの養殖が盛んです。また、平成15年度に事業を開始した体験型旅行事業が成長を続けており、同型の事業のメッカと言われています。
また、2012年には「鷹島神崎(たかしまこうざき)遺跡」が海底遺跡として日本初の国史跡に指定され、全国的に注目を集めています。
このお礼品は、ふぐのなかでも一番の高級魚と言われる「とらふぐ」の刺身セット。
松浦市の自然豊かな海で育てられたとらふぐは、透き通った身の歯ごたえと上品な甘さなど天然物に負けない味わいを持ち、「鷹ふく」として九州各地から関西・関東まで広い範囲に出荷されています。
ふぐは昔からその名のとおり「福をよぶ魚」として喜ばれる魚でもあります。「鷹ふく」は「長崎県適正養殖業者認定制度」の認定を受けた生産者を中心に、丹精込めて育てた養殖とらふぐとして食べる人に福を運びます。
お礼品情報
●内容:刺身 100g/皮刺 50g/乾燥ヒレ 4枚/ポン酢 160ml(松浦市)
●賞味期限:1ヵ月
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込み受付後、順次発送
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信頼の「鷹ふく」ブランド とらふぐ刺身セット
ふぐについて
世界に100種以上が存在する「ふぐ」。日本近海に生息するのは40種類程度で、そのうち食用となるのは高級魚であるトラフグの他、マフグやヒガンフグ、アカメフグなどです。
強靭なアゴと歯でエビやカニ、小魚などをくだいて食べる肉食であり、海底の砂を口から噴射する水でさらい、貝などを見つけて食べたりもします。
また、よく知られていますが、驚いたときなどに空気や水を吸い込んで体をプクッとふくらませる特徴を持っています。
そして、これと同じくらいよく知られている特徴が、「あたれば命に関わるほどの猛毒を持っている」こと。
ただし、ふぐはそのおいしさで高級食材としても認知されています。「猛毒を持つけど、超うまい」という、その危険な魅力の大きさについては、古今東西にいろいろな逸話が残っているほど。
たとえばふぐ中毒で死亡する人のあまりの多さに、豊臣秀吉は「河豚(ふぐ)食禁止の令」を発布していますし、江戸時代にも多くの藩がふぐ食を禁じました。
ことわざにも「ふぐは食いたし 命は惜しし」とうたわれたり、ふぐを恐れた松尾芭蕉は「河豚汁や 鯛もあるのに 無分別」と詠み、ふぐを賛美する小林一茶は「河豚食わぬ 奴には見せな 富士の山」と詠んだりしています。
現在は、都道府県によって違いはあるものの、正規にふぐ料理を出すようなところでは免許を持った調理師が調理していますので、心配する必要はありません。
あとがき
ふぐの旬は、冬。寒い季節においしくなり、とくに2月頃が絶品と言われています。これからがもっともよい季節になりますね。今回紹介した3品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2017年12月7日時点の情報です。