アグー、絶滅寸前から食肉として引っ張りだこに!【ふるさと納税お礼品事典:豚肉】
沖縄県嘉手納町 あぐー豚しゃぶ3種の食べ比べセット(モモ肉・ウデ肉・バラ肉)各250g タレ
嘉手納町は沖縄本島の中部に位置し、県都・那覇市からは北へ約23kmの地点にあります。 中国へ渡って甘藷(いも)を持ち帰り、多くの人を飢饉から救った沖縄産業の恩人のひとりである「野國總管(のぐにそうかん)」の生誕の地として知られ、産業まつりやハーリー大会、エイサーまつりなど年間を通して様々なイベントが開催され、賑わいをみせています。
また、町域の約82%が嘉手納基地として接収されており、まちづくりなどに大きな制約を受けています。
今回のお礼品は、嘉手納町で食品の加工・販売を行っている山香(やまこう)からのご提供。
赤身と脂身のバランスの異なる3種類の部位を、しゃぶしゃぶで食べ比べられるセットです。あぐー豚の柔らかな肉質、甘味、旨味などを味わいながら、お気に入りの部位を探してみてください。(※赤身と脂身のバランスには個体差があります)
なお、タレとして山香の自社商品で、沖縄県産シークヮーサーを100%使用した「シークヮーサーしょうゆ170ml」を1本お付けしています! シークヮーサーの風味を残したサッパリとした味わいになっており、あぐー豚との相性はバッチリです。
■お礼品情報
●内容:
・あぐー豚:/モモ肉、ウデ肉、バラ肉/各250g/沖縄県産
・シークヮーサーしょうゆ:170ml/国産
●賞味期限:
あぐー豚/加工から冷凍で6ヵ月
タレ/製造から常温で1年
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込み後1週間程度
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福岡県太宰府市 あぐー豚 もも肉スライス(しゃぶしゃぶ用)約375g×2
九州北部、アジアとの玄関口に位置する太宰府市は、古代に「遠の朝廷(トオノミカド)」とも呼ばれた大きな役所がおかれ、アジアとの交流拠点として発展してきました。今もその歴史をしのばせる大宰府跡、水城跡、観世音寺、太宰府天満宮など数多くの史跡や名所が存在し、自然豊かな歴史浪漫あふれる都市として発展しています。
(寄付金の使い道のひとつとして、『「大宰府まるごと博物館」推進に関する事業』というのも用意されています)
お礼品の提供は、創業から30年、ちゃんこ鍋の内容や味、そして経営者も変わることなく営業している「ちゃんこ和王(旧店名・チャンコ和田)」。大宰府にある老舗の鍋屋です。
今回の品は、あぐー豚のもも肉スライス。あぐー豚の特徴であるやわらかな肉質や、まろやかな食感に旨味がぎゅっと詰まったとろける脂身を堪能することができます。さらに、コレステロールは一般の豚肉の1/4ととってもヘルシーです♪
※適正に定められた品質をクリアし認定された豚肉にのみ証明書が交付され、認定シールが添付されています。
■お礼品情報
●内容:
あぐー豚/もも肉スライス(しゃぶしゃぶ用)約375g×2/沖縄県産
●賞味期限:30日
※賞味期限は約1ヵ月ですが、解凍後は早めにお召し上がりください。
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込み後1週間程度
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和歌山県湯浅町 幻の豚肉『あぐー豚』しゃぶしゃぶセット 1.5kg(バラ600g・ロース600g・肩ロース300g)
和歌山県の中部西岸に位置し、有田みかんや醤油、金山寺みそで有名な湯浅町。県下では唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、町を歩けば、すぐに歴史の重みと趣を感じられることでしょう。ふるさと納税の使い道のひとつとして、このような歴史的文化財の保存や活用事業を選べるのもうれしいところです。
そんな湯浅町からのお礼品は、話題の豚肉、「あぐー豚」を使ったしゃぶしゃぶセット。
生産頭数が少なく、希少な豚肉として大切に育まれている幻の琉球豚であり、その肉は噛めば噛むほど旨みが溢れます。
誰もがこの上品な味わいの虜となるブランド豚を、職人が丁寧にスライスしてお届けいたします。冷凍方法にもこだわり、肉の旨み細胞を壊さないよう、-40℃で鮮度を維持したまま瞬間凍結、旨味を封じ込めました。生産者の想いがこもった極上の豚肉を、ぜひご家庭で堪能してください。
■お礼品情報
●内容:あぐー豚/沖縄県産
・バラスライス600g
・ローススライス600g
・肩ローススライス300g
[すべてしゃぶしゃぶ用]
●賞味期限:30日
※賞味期限は約1ヵ月ですが、解凍後は早めにお召し上がりください。
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込み後10日程度
■お礼品の詳細はこちらをクリック!
幻の豚肉『あぐー豚』しゃぶしゃぶセット 1.5kg(バラ600g・ロース600g・肩ロース300g)
■アグー/あぐー について
「アグー」は沖縄県の固有種で、14世紀頃に中国から導入され、沖縄で飼い続けられてきた「島豚」が起源だと言われています。
しかし近年、弥生時代後期の具志原貝塚で豚の骨が発見されたことから、14世紀以前から沖縄では豚が飼われていたことが判明。よってアグーの起源がどちらなのかは、ハッキリしていません。
ところで、アグーには劇的な歴史があります。産子数が少ないうえ発育速度も遅く、さらに小型でとれる肉も少なかったため、戦後、収益性の高かった外来種におされて飼育する農家が激減し、一時は30頭ほどまで減少して絶滅寸前だったのです。
しかしその後、アグーの肉はコレステロールが外来種の1/4ほど、ビタミンB1や肉のうま味成分であるグルタミン酸を豊富に含み、臭みもなく柔らか、脂が香ばしくアクも出ない、アグー自身も病気に強く粗食に耐えられる豚であるなど、多くの強みが発見されたのです。
同時に、名護博物館や北部農林高校、沖縄県畜産試験場など、アグーを守ろうとする人々の情熱と努力によって絶滅をまぬがれ、今では肉質の高さが全国規模で注目を浴びるほどになってきているのです。
では、「あぐー」はどんな豚かというと、体が小さく、とれる肉量が少ないという「アグー」の弱点を克服するべくつくられた、「アグー」の血を50%以上有する豚を指します。
また、「あぐー」というブランド名は、JAおきなわと商標使用許諾契約を締結した事業者のみが使うことが可能です。
肉質は「アグー」と変わりなく、とてもおいしい豚であると同時に、さらに食用肉として商品化しやすくなった「あぐー」。今後、ますます本土の人たちの食卓をにぎわせていくことでしょう。
■あとがき
肉質の良さは「アグー」ゆずり。比較的霜降りが多く、脂肪の甘さ、コクは文句なしのおいしさの「あぐー」ブランド3品をご紹介しました。ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2017年11月9日時点の情報です。