かつてこの地でスサノオがオロチを退治!/島根県雲南市【ふるさと納税・自治体事典】
雲南市(うんなんし)は、『古事記』に登場する出雲神話の怪物、ヤマタノオロチをスサノオノミコトが退治した、その舞台となった地域にあります。市内にはこの逸話ゆかりの地が多く残る他、「加茂岩倉遺跡」「神原(かんばら)神社古墳」をはじめとした遺跡や古墳もたくさん発掘されています。ここでは、そんな雲南市をご紹介します。
雲南市の概要
雲南市(うんなんし)は、島根県の東部に位置する人口3万6000人あまりのまちです。
2004年、大東町(だいとうちょう)、加茂町(かもまち ※現在は「かもちょう」)、木次町(きすきちょう)、三刀屋町(みとやちょう)、吉田村、掛合町(かけやまち ※現在は「かけやちょう」)の6つのまちがひとつになって誕生しました。
「雲南」という名前は、旧出雲国の南に位置することに由来し、古くからこの地方の呼び名として親しまれてきたことからつけられました。
日本の25年先の高齢化社会をいく雲南市。今、雲南市ではさまざま地域課題に対し、前向きにチャレンジする人が生まれ、少しずつ成果を生み出しています。
そして、子ども×若者×大人による3つのチャレンジを連鎖させ、10年後も、20年後も市民みんなで支え合い、いきいきと暮らせる魅力あるまちづくりに挑戦しています。
●人口:3万6248人(2019年10月1日現在)
●市の花:サクラ
●市の木:イチョウ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:雲南市の名産品・特産品
◆かみくの桃源郷コテージ宿泊券(1泊 定員6名様) 【コシヒカリ3kgのお土産付き】
家族でも、友人とでも、1人でも楽しめるキャンプ場を併設しており、川遊びや釣り堀りで釣りを楽しめ、バーベキューハウス(材料は持ち込み)で楽しい食事もできます。
近くに半日コースの登山道もあり、夜は満天の星空をゆっくり味わうことができます。
是非お越しいただき、自然を満喫していただきたいと思います。
■提供元の声
かみくの桃源郷では、コテージの他、キャンプ場施設やふれあいの水辺の他、お食事処「清流の館」や郷土資料館などを管理しています。豊かな自然の中で地元産のお米の味をあじわってみませんか?
お礼品の詳細はこちらをクリック!
かみくの桃源郷コテージ宿泊券(1泊 定員6名様) 【コシヒカリ3kgのお土産付き】
◆雲南市プレミアムつや姫たたら焔米8kg(2kg×4袋)
このお礼品は、減農薬・減化学肥料栽培と、食味・粒の大きさにこだわった、ふっくらと炊き上がるとてもおいしいお米です。
優れた品質の砂鉄と豊かな森に包まれた山里は、千年以上の歴史を持つ日本古来の製鉄法「たたら製鉄」の聖地であり、稲作の王国です。
たたら製鉄の炎「焔(ほむら)」が鉄に命を吹き込むように、このお米にも山里の清らかな水や豊潤な自然、土の恵み、つくり手の情熱が宿っています。
寒暖差の大きい山間地の棚田で丹精込めてつくられた米は、ふっくらとした香り高いお米として高い評価を獲得しています。
環境と体にやさしい栽培法と食味、粒の大きさにこだわったおいしいお米を、どうぞご賞味ください。
■生産者の声
島根県産「つや姫」は、「米の食味ランキング」において平成26年、27年、そして29年、30年に最高ランク「特A」の評価をいただきました。
私たち雲南市の生産者は、この最高ランクの「つや姫」を、さらにこだわり抜いた栽培により、食味と粒の大きさをアップした最高級の「つや姫」にしています。
丹精込めた雲南市のブランド米「プレミアムつや姫たたら焔米」をどうぞよろしくお願いいたします。
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雲南市プレミアムつや姫たたら焔米8kg(2kg×4袋)
◆チーズ2個セット
このお礼品は、奥出雲地域の酪農家たちが育てた牛の良質な生乳を原料としたチーズです。
提供事業者「木次乳業」では、奥出雲の風土に根差したチーズ造りを心がけています。
「イズモ・ラ・ルージュ」は、じっくりと熟成したまろやかな味わいのミニゴーダチーズ。
熟成により味わいが豊かになっていくため、お好みの食べごろを探すのも楽しみのひとつ。
熱で溶けるとさらに深いコクが生まれるので、オーブン料理にもお勧めです。
「プロボローネチーズ」は、加熱するととろりととろけて糸のように伸びます。熱を加えると香りとコクが引き立つので、オーブン料理にもピッタリ。
また、シンプルですが、パンに載せてトーストにすると、おいしさを充分に味わうことができます。
カットして食べるときは薄くスライスするのがコツ。桜のチップのスモークと優しい牛乳の香りがふわりと広がります。
■生産者の声
日本で初めてパスチャライズ牛乳を製造・販売した乳業メーカーです。
牛乳、生乳の良さを生かしたチーズ、ヨーグルトなどは全国的にも高い評価をいただいております。厳選した素材にこだわった製品づくりをしています。
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チーズ2個セット
◆奥出雲和牛のプレミアムローストビーフ サーロイン
このお礼品は、奥出雲で生まれ、奥出雲地区で希少な「奥出雲和牛」のサーロインを使用したローストビーフ。
食塩とスパイスで下味をつけ、高温で表面を香ばしくローストした後、低温でじっくり中心部まで火を通すことで、しっとり柔らかな食感に仕上げています。
食塩とスパイスだけのシンプルな下味が黒毛和牛本来の肉の風味と甘みを引き立たせ、さらにサーロインならではの上質な脂のおいしさを堪能することができます。
とろけるように柔らかなサーロインは、幅広い年代の方に楽しんでいただける逸品です。
◎召し上がり方
冷蔵庫内で約14時間解凍し、お好みの厚さにスライスしてから少々常温で置いていただくと和牛の脂が柔らかくなり、口に入れた瞬間にとろける脂の旨みを感じることができます。
そのままでもおいしく召し上がれますが、お好みでわさび醤油や柚子胡椒を添えれば、また違ったさっぱりとした味わいを堪能することができます。
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奥出雲和牛のプレミアムローストビーフ サーロイン
◆奥出雲和牛のハンバーグと出雲ぜんざいセット
「奥出雲和牛」のみを使用したハンバーグと島根県の小豆に雑穀を加えて煮込んだ「出雲ぜんざい」のセットです。
◎ハンバーグ
奥出雲で生まれ奥出雲で肥育された「奥出雲和牛」だけを原料肉に使用したビーフハンバーグです。
うま味調味料を使わずシンプルな素材でつくったハンバーグですので、黒毛和牛ならではの旨みと甘みを味わえます。調理に便利な真空1個包装です。
〇お召し上がり方
外袋を外し、凍ったままの内袋を沸騰したお湯の中に入れて14分を目安に温めてください。温めた後、中身を肉汁ごとフライパンに入れて焼くと一層おいしく召しあがることができます。フライパンに残った肉汁もお好みでかけてお召し上がりください。
◎出雲ぜんざい
自然豊かな島根県で栽培された小豆に16種の国産雑穀を加え、じっくり柔らかく煮込みました。
島根県で栽培されたこだわりのもち米をていねいに蒸し上げ、杵でついたもっちり柔らかなお餅と、ぷちぷちとした雑穀の食感を楽しめます。
〇お召し上がり方
外袋を外し、凍ったままの内袋を沸騰したお湯の中に入れて4分を目安に温めてください。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
奥出雲和牛のハンバーグと出雲ぜんざいセット
雲南市の特産品
◆うんなんオムライス
雲南市では特産品をPRするため、農商工連携協議会の重点プロジェクトのひとつとして、地元産たまごを活用した取組み「うんなんたまごプロジェクト」を展開中です。
2012年3月には、その一環として「うんなんオムライス」が登場。市内20店舗で提供されるようになり、店舗ごとに工夫を凝らしたオムライスが人気となっています。
昔ながらの正統派オムライスはもちろん、卵に特製のデミグラスソースと生クリームをかけたもの、"和風"のオムライス、ハヤシライスのソースをかけたものなど個性豊かなメニューが揃っています。
また「うんなんたまごプロジェクト」では、「たまご料理」を提供する飲食店をもっと増やすべく、市内の店舗から新メニューを募集することがあり、2019年も「ふわふわ卵のホルモン丼」「ニコたまのせ牛すじ丼」「ビスキュイ・ロール」(ロールケーキ)、カスタードプリンが新たに加わりました。
雲南市の観光資源
◆加茂岩倉遺跡
1996年10月14日、雲南市の加茂町岩倉で行われていた農道工事の現場から、弥生時代中期から後期と思われる大量の銅鐸が出土し、その場所は「加茂岩倉遺跡」と命名されました。
出土したのは、約45cm大のものが20個、約30cm大のものが19個の合計39個で、一ヵ所の出土としては全国最多(※雲南市ホームページより)。2008年7月には、国宝に指定されています。
現場はかつて大量の弥生青銅器が発見された「荒神谷(こうじんだに)遺跡」から約3km。さらに「景初三年銘 三角縁神獣鏡(さんかくえんしんじゅうきょう)」が出土している「神原神社古墳」や弥生時代後期から古墳時代にかけての古墳群も近くに確認されているなど、古代出雲に強大な勢力が存在していたことをうかがわせます。
また、銅鐸出土地のすぐそばには、遺跡の解説パネルや出土銅鐸のレプリカを展示したりビデオ映像を鑑賞できたりする総合案内施設「加茂岩倉遺跡ガイダンス」があります。
◆「ヤマタノオロチ伝説」ゆかりの地
出雲神話のひとつとして有名な「スサノオノミコトによるヤマタノオロチ退治の伝説」。
その舞台は雲南市をはじめとした斐伊川(ひいかわ)流域と言われています。
その昔、氾濫を繰り返していた斐伊川とその支流を「ヤマタノオロチ」に例え、流域の治水を行ったことをオロチ退治と考える説があれば、スサノオノミコトがオロチを退治して剣を得ることから、奥出雲地方のたたら製鉄集団と大和との抗争を意味しているのではないかと考える説があるなど、さまざまな解釈があります。
雲南には、下記のようにこの伝説にまつわる伝承地が多数存在しています。
◎八本杉
「八本杉」(はちほんすぎ)は、ヤマタノオロチを退治し、8つの頭を埋めた後植えられた8本の杉。長い年月の間、幾度も流失しましたが、その度に捕植されました。現在のものは1873年に植えられたものです。
◎八俣大蛇公園
スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治する神話は、スサノオノミコトが高天原から地上に降りたち、斐伊川上流から箸が流れてくるのを見つけ、川上に人が住んでいることを知るところから始まります。
この箸を見つけて拾ったとされる場所が、現在、「八俣大蛇公園(やまたのおろちこうえん)」となっています。
公園内にはスサノオノミコトとヤマタノオロチが対決した場面を再現した石像と、「箸拾いの碑」が建立されています。
◎印瀬の壷神
木次町の「八口神社(やくちじんじゃ)」の境内にある壺は、スサノオノミコトがオロチを退治した際に、「八塩折の酒(やしおりのさけ)」を入れた8つの壺のうちのひとつと伝えられ、「印瀬(いんぜ)の壺神さん」として祀られています。
◆明石緑が丘公園
「遊ぶ・学ぶ・集う」をテーマにした総合レジャー施設。
自然豊かな奥出雲の山の上で、パークゴルフやグラウンドゴルフ、野球、サッカー、テニス、ゲートボール、キャンプなどを思い切り楽しむことができます。
2007年にオープンした島根県唯一の公認パークゴルフ場は中国地方最大規模を誇り(※雲南ナビホームページより)、総面積は4万2000平方m。
他にも、バーベキューハウスやキャンプ場、コテージ、ログハウスといったアウトドア施設や宿泊施設が充実。
また、園内の「明石ふれあい館」では、そば打ち体験、陶芸体験ができる体験教室も実施しています。
あとがき
雲南市では「うんなんたまごプロジェクト」の他にも、唐辛子栽培が盛んであることを利用した「うんなんスパイスプロジェクト」や市内のお菓子屋さんが協力し合った「うんなんスイーツの杜プロジェクト」を立ち上げ、まちの特産品を利用したさまざまな新商品や新メニューを開発しPRに努めています。そんな雲南市を、ぜひ訪れてみてください。
※2019年12月2日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・雲南市公式 ホームページ(https://www.city.unnan.shimane.jp/unnan/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店