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伊勢いもの濃厚なコクと強い粘りはナガイモ界屈指!/三重県多気町【ふるさと納税・自治体事典】

ナガイモの一種、「伊勢いも」は、そのコクと粘りで料理人からの人気も抜群。この「伊勢いも」を特産品とするまちが多気町(たきちょう)です。他にも、高級甘柿として知られる「前川次郎柿」が生まれた地でもある多気町をご紹介します。

多気町の概要

三重県多気町(たきちょう)は、三重県のほぼ中央に位置し、松阪商人の松阪市とお伊勢さんの伊勢市に囲まれた、緑豊かな農山村です。

気が多いまちと書きますが、気はかつて氣と書き、氣は命の意味があることから、多くの命を育む場所、そして命を支えるのは食であることから、たくさんの食べ物が採れる場所という意味があります。

世界のブランド松阪牛の全体の20%を肥育する一大産地であり、さらに日本三大茶のひとつ「伊勢茶」の栽培も盛んで、春にはほのかなお茶のいい香りに包まれます。

他にも、多気町でしか栽培できない特産の伊勢いもや、多気町発祥の「前川次郎柿」など、町の名の由来のとおり、かねてから多くの産品が栽培されてきました。

多気町の自慢は、これらの豊富な食材だけではありません。前述の松阪牛肥育農家直営レストランや、伊勢いも料理専門店、ある全国紙で全国2位に輝いた農園レストラン、清流・宮川の畔で絶景を観ながら味わえる茅葺き日本料理などなど、魅力的な飲食店を多数有しています。

そして、なんといっても全国的にも大変珍しい高校生が運営するレストラン、その名も「高校生レストラン まごの店」があり、営業日には多くのお客さまで賑わっています。

今後も地域の産品を大切に、食の取り組みを進め、紡いできた農山村の原風景と営みを大切にしながら次世代へと引き継いでいこうとしています。

●人口:1万4538人(2019年9月30日現在)
●町の花:ササユリ
●町の木:クスノキ
●町の鳥:メジロ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:多気町の名産品・特産品

◆たまご屋さんのギフトセット

このお礼品は、のびのび飼育から産まれた「平飼い有精卵」と卵加工品の詰め合わせです。

おいしい卵は健康な鶏からということで、提供事業者「コケコッコー共和国」では平飼い養鶏場で飼育しているため、鶏は鶏舎内を自由に運動することができ、ストレスの少ない環境で育ちます。

また、海藻やにんにく、乳酸菌などを飼料に配合して与えているなど、飼育方法とエサにこだわった「平飼い有精卵」は、コクと旨みが強く濃厚な味わいを持ちます。

■生産者の声
「コケコッコー共和国」は理念である「感謝・夢」を胸に、若い人にも魅力のある会社であり続けることを目指しており、農林水産大臣賞(※)をいただいています。

ストレスの少ない平飼いの飼育方法は、鶏がのびのびとした環境で自由に運動することができます。

食の恵み、鶏からの恵みに感謝の気持ちを捧げ、鶏を飼育しています。安心・安全へのこだわりを追求した平飼い有精卵と卵加工品をぜひともお召し上がりください。
(※平成15年度全国優良畜産経営管理技術発表会)

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たまご屋さんのギフトセット

◆森林栽培原木乾しいたけ 7品詰め合わせセット

このお礼品は、木漏れ日のさす森の中でじっくりと時間をかけて育った「原木乾しいたけ」の詰合せ。

古くから伝わる栽培技術を継承し、しいたけが自然に生えてくるのと同じ環境で育つ森林栽培にこだわった「原木乾しいたけ」です。

じっくりと時間をかけて生長する提供事業者「ヤマザキ椎茸園」の乾しいたけは、しいたけが本来持っている香り、旨み、肉質をそのまま楽しむことができます。

◎調理例
〇小粒どんこ「ちーたん」
水で戻せばひと口サイズの食べやすい大きさになり、そのまま煮物や焼きしいたけとして使用できます。

〇香信
やや肉厚の「香信」は、薄く切って炒め物にしたり、そのまま煮物にしたりと、どのような用途にも幅広く使うことができます。

〇こうこ
ステーキ用の肉厚しいたけです。もちろん、他の料理でもおいしく召し上がることができます。

〇薄切りしいたけ
カット済みのスライスしいたけです。

〇味付けしいたけ/しいたけのふりかけ
手づくりのしいたけ佃煮です。昔ながらの素朴な味わいをお楽しみください。

〇きのこのこ
パウダー状の焙煎粉末です。料理のだし、お菓子の材料の他、そのままお湯に溶かして飲料など、さまざまなシーンでお使いいただけます。

■生産者の声
獣害や自然環境の変化に伴い栽培形態の工業化が進む中で、より自然に近いしいたけ本来の味をひとりでも多くの方にお楽しみいただけるよう、昔ながらの森林栽培に徹底的にこだわっています。

暖かい雑木林で長い時間をかけてゆっくりと育つ「原木乾しいたけ」は、野性味あふれる風味としっかりした歯ごたえが特長となっております。

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森林栽培原木乾しいたけ 7品詰め合わせセット

◆カラミントの咲くハーブ園から採取したニホンミツバチの蜂蜜 130g×1本

このお礼品は、純国産の希少なニホンミツバチの蜂蜜。

江戸時代の本草(ほんぞう/※本草学は医薬に関する学問のこと)学者で、8代将軍吉宗の御目見え医師としても活躍した野呂元丈(のろげんじょう)の生誕の地である多気町波多瀬には、その功績を讃え、元丈の館や薬草薬樹公園が整備されています。

その波多瀬地区のカラミントの花咲くハーブ園に、「日本ミツバチ養蜂園」はあります。
ニホンミツバチの蜂蜜は、西洋ミツバチの蜂蜜と違い、1年に1~2度しか採蜜できず、かつ1匹が生涯で集める蜜の量がスプーン1杯と言われているため、大変希少とされています。

またその味も、ニホンミツバチの蜂蜜は複数の花の蜜がブレンドされ花粉も多く含むことから、濃厚で熟成されたような味、やわらかな酸味などが感じられると言われます。

ハーブ園にある巣箱から採取した、国産100%の希少なニホンミツバチの蜂蜜をお送りします。この機会にぜひ、ご賞味ください。

※一才未満のお子さまには与えないでください

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カラミントの咲くハーブ園から採取したニホンミツバチの蜂蜜 130g×1本

◆伊勢いもすりおろし冷凍とろろ・伊勢芋入りはんぺいセット

このお礼品は、解凍するだけで、いつでも簡単に伊勢いもとろろ本来の味を堪能できる逸品です。

伊勢いもは、幾度となく皇室にも献上され、明治30年にはアメリカへも輸出されたという記録が残る、長い歴史を有します。

多気町の恵まれた気候風土と地域農家の丹精込めた栽培により、300年もの昔より受け継がれてきました。

粘りが強く、コクのある味わいと栄養価の高さも伊勢いもの特徴。
親芋を頭上に抱くように子芋が育つことから「親孝行芋」とも言われ、古来より婚礼や祝いごとの贈り物としても重宝されてきました。

一方、ゴツゴツした外見から、皮むきが大変という声もありました。
本品なら、面倒な皮むき、すりおろしの手間なく、解凍するだけでいつでも簡単に伊勢いもとろろを楽しむことができます。

■生産者の声
多気町を原産地とし、櫛田川の美しい水と、豊かな自然が育んだ300年もの長い歴史を脈々と繋いできた伊勢いもを、解凍するだけでおいしく召し上がっていただけると自信を持ってお届けします。

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伊勢いもすりおろし冷凍とろろ・伊勢芋入りはんぺいセット

多気町の特産品

◆伊勢いも

多気町自慢の特産品「伊勢いも」は、江戸時代中頃から栽培されていたとされるナガイモの一種で、三重の伝統野菜のひとつ。

主な産地が津田地区であったことから「津田芋」と呼ばれていましたが、1884年には「松阪芋」と改称し、さらに1900年に現在の「伊勢いも」と命名されました。

多気町の土壌は水はけが良く砂気が多いため、伊勢いも栽培には最適の土地と言われています。現在も、櫛田川沿岸の肥沃な圃場を持つ津田地区を中心に栽培されています。

「伊勢いも」の特長は、なんといってもその濃厚なコクと強い粘り、アクの少なさ。しかしながら味にクセはなく、さっぱりと食べることができ、消化にも良い。

すり下ろすと真っ白で変色しにくいことから、日本料理店や和菓子店でも料理人たちに愛用され、そのうえ「畑のうなぎ(山のうなぎ)」と称されるように栄養価が高いことも大きな特長です。

◆前川次郎柿

もともとは静岡が原産の「次郎柿」。「前川次郎柿」は、多気町の生産者・前川唯一(ただいち)氏が、「次郎柿」の枝変わりで少し早く熟する早生種を発見、1957年に「前川次郎」と命名し、その後全国で栽培されるようになりました。

「前川早生次郎」や「早生次郎」とも呼ばれています。

歯ごたえが良く、甘みが強い甘柿の最高級品として知られ、県内では多気町が最大の産地となっています(JA多気郡ホームページより)。

多気町の観光資源

◆高校生レストラン まごの店

多気町には、テレビドラマのモデルにもなった、現役高校生が運営するレストランがあります。

それが「まごの店」で、「相可(おうか)高校」の生徒たちが部活動の一環として自らメニューを考え、経営と調理を行っている全国でも珍しいお店で、授業のない土曜・日曜・祝日のみオープンしています。

もともとは2002年に、「五桂池(ごかつらいけ)ふるさと村」にある農産物直売所「おばあちゃんの店」に隣り合って開店。店名の「まごの店」はここから命名されました。

このときの店舗は屋台スタイルでしたが、今のような立派な建物になったのは2005年。
高校生たちをもっと応援しようと、まちが新たにこの建物を建設したそうで、設計は地元の工業高校の生徒が手がけました。

食材としては地元産品を最大限に使うようにしており、食品廃棄物は回収されて堆肥化。農作物の栽培に使用するなど、資源の循環を実現しています。

さらに、食を通じた高齢者や子どもとの福祉交流や食育活動も行うなど、まちと学校、地元が一体となった取り組みは単なる部活動の枠を超え、多気町の地域活性化に大きく貢献しています。

あとがき

「五桂池ふるさと村」には、「まごの店」や「おばあちゃんの店」の他にも、動物園があったり果物狩りやバーベキュー、スワンボートを楽しめる池があるなど、総合レジャー施設として町民たちの憩いの場となっています。そんな多気町を、ぜひ訪れてみてください。

多気町紹介ページ

多気町のお礼品一覧

※2019年10月31日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・多気町公式 ホームページ(http://www.town.taki.mie.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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