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伝承を再現した「狐の嫁入り行列」に参加しよう!/新潟県阿賀町【ふるさと納税・自治体事典】

「狐火」など、狐にまつわる言い伝えが多く残るまち、阿賀町(あがまち)。「狐の嫁入り行列」を再現した祭りのパレードでは、"行列"参加者以外の観光客、さらには駅員や警察官にまで狐のメイクが施され、まちは狐で溢れかえります。ここでは、そんな阿賀町をご紹介します。

阿賀町の概要

新潟県東部に位置する「阿賀町(あがまち)」。かつては福島県(会津藩)に属していたことから、全国的にも珍しい「両属の地」として会津と越後双方の歴史と文化が垣間見えるまちです。

佐渡島よりも広い町土953平方kmの94%は森林。山々からの清流と澄んだ空気、大きな寒暖の差は、零細ながらも極めて上質な米を育みます。

また、町の中心を流れる大河「阿賀野川(あがのがわ)」ではボート競技が盛んに行われ、これまで幾人もの全国トップ選手を輩出してきました。

新潟県でもっとも高齢化が進む阿賀町ですが、きつね火伝説を受け継ぐ祭り「つがわ 狐の嫁入り行列」の開催や町のシンボル「麒麟山(きりんざん)」で発見された希少種「雪椿」の保存・普及、そして「阿賀黎明(あがれいめい)高校」の存続を賭けた高校魅力化プロジェクト「公営塾・黎明学舎」の開設、さらには各大学と連携した学外学習の受け入れなど、「不滅の阿賀町」をスローガンにかかげ、新しい時代を切り開くべくさまざまな活動に取り組んでいます。

●人口:1万327人(2019年7月1日現在)
●市の花:ユキツバキ
●市の鳥:ウグイス

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:阿賀町の名産品・特産品

◆【令和元年産・先行受付】新潟県奥阿賀産こしひかり10kg

このお礼品は、「2017年度さとふる総合ランキング」6位、お米部門1位になったお米です。令和元年産のお米を、収穫後、10月上旬頃から順次お届けします。

奥阿賀地区は新潟県東部の山間地域で、知る人ぞ知るお米の名産地。きつねの嫁入り行列や、「SLばんえつ物語号」の路線地、温泉地としても人気ですが、山間部特有の厳しい寒暖の差によってモチモチとした食感と甘さが特徴のお米の産地としても知られ、現在航空会社国際線のファースト&ビジネスクラスの機内食として使用されているお米の産地です。

地域内には200以上の湧水ポイントがあり、その清らかな水もおいしい米づくりには欠かせません。棚田が多いことから日照条件が良く、甘みが強いのが特徴です。

■生産者の声
越後ファームは生産者としてお米を大切にしたい、お米をおいしく食べてほしいことを志として持ち、お米の鮮度にこだわっています。

通常、お米は機械式冷蔵庫で保管するのが一般的ですが、越後ファームの雪蔵は自然の雪を利用して、玄米を約13℃・湿度約70~75%という、高い湿度と安定した低温環境を保つことができます。

その温度変化の少ない環境は、お米にストレスを与えず、年間を通して新米のようなおいしさを維持します。

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【令和元年産・先行受付】新潟県奥阿賀産こしひかり10kg

◆【阿賀町マンマ認定】はでっぱの香1800ml 3本、奥阿賀おこげせんべい2個セット

このお礼品は、地元にこだわった阿賀町の特別なお酒と 阿賀町産のコシヒカリ、黒米だけでつくったサックサクのお煎餅です。

〇はでっぱの香
地元有志8店舗が田植えから稲刈り仕込みと、丹精込めて造り上げたお酒。日本酒度を少し抑えたソフトな口当たり、さっぱりした味わいで、旨みのある淡麗辛口のお酒です。

〇奥阿賀おこげせんべい
阿賀町産コシヒカリと黒米だけでつくったお煎餅で、米粒の弾けるおいしさと香ばしい醤油の味わいを楽しめます。

■生産者の声
〇はでっぱの香
毎年大勢の愛飲者の方々より、田植え・稲刈りに参加していただき「俺の酒・私の酒」を造るみたいに、汗水流していただいております。阿賀町から全国へを合言葉に日々頑張って活動しています。

〇奥阿賀おこげせんべい
お米のつぶつぶがサックサクで香ばしい醤油の味が日本酒にとても合います。

◎内容
・はでっぱの香 1800ml/3本
淡麗辛口、日本酒度+3、度数15度、酸度1.3度、精米歩合65%、使用米たかね錦
・奥阿賀おこげせんべい 80g/2個

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【阿賀町マンマ認定】はでっぱの香1800ml 3本、奥阿賀おこげせんべい2個セット

◆奥阿賀の発酵食品セット

提供事業者「宮川糀や」のキャッチフレーズ「昔の味を明日に伝える」のとおり、地元に伝わる伝統の味を守り伝えています。

「宮川糀や」の原点は「こうじ」です。使用する糀米は新潟産「コヒシカリ」と「越いぶき」のみで、1kg用の板の箱(へいぎ)で丁寧にやさしく製造します。

米一粒ひと粒まで菌を繁殖させた糀は純白で、ふんわりと柔らかく甘い香りが漂います。「狐戻味噌」はこの糀と県産大豆、塩のみで14ヵ月~18ヵ月の長期に渡って熟成させ6尺の木桶仕込みで醸造しました。

癖のないまろやかでさっぱりとした味噌本来の風味は、地元旅館やホテルの厨房食品として、また御帰りのお土産品としても利用されています。

「あがの漬」は大根、丸ナス、胡瓜の3品入り。先漬け、中漬け、後漬け、本漬け、仕上げ漬けで漬けあげた「宮川糀や」を代表する品で、これら2品は「新潟県推奨優良品」として1983年から1996年までの10期20年間認定を受けました(現在は制度終了)。

■生産者の声
「ふきみそ」は野山で採取したふきのとうを狐戻味噌と調味料で製造し、たくさん入ったふきのとうの風味たっぷりです。

また糀だけで醸造した「あま酒」は昔ながらのおふくろの味として好評をいただいています。「みがきにしんの糀漬」は地元で古くから親しまれてきたお正月料理です。

にしんとあま酒が程よくからんだ宮川糀やの糀漬は地元の旅館やホテルの朝ごはんプロジェクトの一品に採用されており、お土産品としても好評を頂いています。
その珍しさとおいしさは平成28年度「新潟うまいもの」に認定され、私どもの自信作となりました。

◎内容量
・狐戻味噌 1kg 1袋
・あがの漬(味噌漬) 220g 1袋
・ふきみそ 100g 1袋
・あま酒 200g 2袋
・身欠きにしんの糀漬 160g 1袋

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奥阿賀の発酵食品セット

◆サルナシ(コクワ)飲むお酢 2本セット

このお礼品は、阿賀町の里山で、栽培期間農薬不使用で自家栽培したサルナシの飲むお酢です。

サルナシは野山に自生する植物ですが、数が少ないため、その実はとても希少です。

また、本品はとても飲みやすく調合していますので、酢が苦手な方でも楽に飲むことができます。毎日お猪口一杯程度をお飲みください。

■生産者の声
サルナシは本来野山で自生しているため、病害虫には耐性がありますが、サルや鳥などによる獣害が栽培の課題です。

私どもは野山からすぐれた品種のサルナシの苗を選抜して、獣害を防ぎながら自家栽培しています。

また、サルナシは数が少ないため、その実はとても希少です。ビタミンCがとても豊富で(当社のサルナシの分析値は197mg/100g)あることが近年注目されています。

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サルナシ(コクワ)飲むお酢 2本セット

阿賀町の特産品

◆味噌

日本の伝統的な食材には欠かせない「菌」の一種である「こうじ」。この「こうじ」には2種類の表記があり、穀物を原料に使ったものを「麹」、お米を原料に使ったものを「糀」と書きます。

阿賀町は、昔ながらの「糀」を使ったこだわりの味噌づくりで知られています。「糀」を使った味噌は独特の甘い風味を持ち調味料として人気。他にも、ニシンや地元で採れた野菜や山菜を漬け込んだものも販売されています。

ちなみに、「麹(糀)」は、「日本人が古来から大切に育み、使用してきた貴重な財産」であるとして、2006年に日本醸造学会によって「国菌」に認定されました(※日本醸造学会ホームページより)。

◆きのこ

新潟はきのこの生産量が全国第2位の「きのこ王国」(※新潟直送計画ホームページより)。

その中にあって、阿賀町もきのこの生産が盛ん。無農薬・低農薬にこだわって栽培された肉厚の椎茸をはじめ、キクラゲやなめこ、舞茸などさまざまなきのこを収穫できます。

春になると、椎茸やなめこ、舞茸、しめじなどいろいろな種類のきのこ狩りを楽しめる観光農園も開園し、家族連れで賑わいます。

阿賀町の観光資源

◆つがわ 狐の嫁入り行列

狐にまつわる伝説が数多く残る阿賀町津川地区。ここのシンボルとしてそびえ立つ麒麟山(きりんざん)は、昔から狐火(※夜、山野などで火の気がないところに火が見えたり消えたりする現象。鬼火)が目撃されたり、キツネを神様とする「稲荷信仰」があるなど、狐に関する言い伝えが数多く残る場所です。

また昔の結婚式は夜に行われ、堤灯を下げて行列し、嫁入りする風習がありました。この堤灯の明りと狐火が平行して見えることもあったそうで、そこから「狐の嫁入り行列」の言い伝えも生まれました。

まちに残るこうした言い伝えや民話を町おこしに利用しようと1990年に始まったお祭りが「つがわ 狐の嫁入り行列」です。

夕暮れ後にまちの灯りを消し、提灯やたいまつで幻想的な雰囲気をつくりだします。そこに狐に化身した白無垢姿の花嫁が108人のお供を引き連れ町内を麒麟山公園まで行列します。ちなみに、お祭りの主役となる花嫁と花婿は公募で選ばれた本物のカップルです。

また、ステージイベントも行われ、生バンドやベリーダンス、漫才、クイズ大会、歌謡ショー、ミュージカルなどで大いに盛り上がります。

現実を忘れさせてくれるようなドリーミーなムードいっぱいのお祭りに、近年は県内外から約5万人もの人が訪れるそうです(※阿賀町ホームページより)。

◆奥阿賀ふるさと館

阿賀町・鹿瀬地区は"水のまち"であり、豊かな自然と多くの水力発電所があります。その中の「鹿瀬ダム」近くにある文化観光ミュージアムが「奥阿賀ふるさと館」。

「電気」と「和紙」がテーマとなっており、「電気ぼっくす」「灯りぼっくす」「和紙ぼっくす」という特徴ある3つのボックスそれぞれで不思議ワールドが展開する、ニュータイプのミュージアムです。

施設内では、オリジナルの和紙をつくれる手漉き体験や、立体和紙の中に灯りがともされる和紙電気スタンド「たまご」の制作体験コーナーがあり、大人気となっています。

あとがき

「つがわ 狐の嫁入り行列」には、今や県内外から5万人が訪れるなど"狐のまち"として知られる阿賀町。観光施設「狐の嫁入り屋敷」には、「狐の化粧体験」「狐のお面づくり体験」といった体験コーナーもあるので、ぜひ訪れてみてください。

阿賀町紹介ページ

阿賀町のお礼品一覧

※2019年8月22日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・阿賀町公式 ホームページ(http://www.town.aga.niigata.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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