ふるさと納税サイト さとふる公式ブログ

「はっさく」は、甘み+ほのかな苦みがポイント【ふるさと納税お礼品事典:はっさく】

皮が厚くて大玉であることが「はっさく」の特徴ですが、食味のほうでは、甘みと酸味に加え、ほんのり感じられる苦みに"はっさくっぽさ"が現れますよね。そんな「はっさく」のお礼品を3品、ピックアップしました。

和歌山県広川町 【特別栽培】 さつき八朔5kg

和歌山県の中心に位置する「広川町(ひろがわちょう)」。海・山・川がそろっているため、春には桜が咲き乱れ、夏には西広海岸が多くの家族連れでにぎわいます。
江戸時代を題材にした「稲むらの火」の物語でも有名で、「稲むらの火の館」や国の史跡にも登録されている「 広村堤防」など、歴史を感じられる町でもあります。

とくに「みかん作り」に関しては、温暖な気候や黒潮の浜風、水はけの良い段々畑など、適した環境が整っており、「有田みかん」は広川町の名産品のひとつになっています。

さて、今回のお礼品「さつき八朔5kg」を提供してくれたのが、広川町で120年以上続くみかん農家「池田鹿蔵(しかぞう)みかん農園」です。自然の力を最大限に生かした以下の取組みが認められ、同農園で栽培された柑橘類の多くが和歌山県の特別栽培農産物に認定されています。

◎良草を植えて悪草を抑制する草生栽培(※そうせいさいばい)により、除草剤を使用していません。
◎化学肥料を使用せず、有機肥料100%で土作りを行っています。
◎農薬の使用を最小限に抑えています。
◎防腐剤・ワックスを使用していません。

「さつき(五月)八朔」とは、通常の「はっさく」が1月頃に収穫されるところ、4月頃に収穫して完熟させたものを指し、「木成り八朔(きなりはっさく)」とも呼ばれる種類です。
4月まで木に成らせておくと、霜などで果実がダメになるリスクがあるのですが、上手に完熟させると甘味がグッと増します。老舗みかん農園がこだわりと愛情をもって育てた完熟はっさくを、ぜひ堪能してみてください。

和歌山県広川町の地域情報

お礼品情報

●内容:さつき八朔 5kg/和歌山県有田郡
●賞味期限:7日
●発送時期:2018年4月15日~2018年5月31日

お礼品の詳細はこちらをクリック!
【特別栽培】 さつき八朔5kg

香川県高松市 高松産季節の果物【はっさく】約9kg

北は多島美(たとうび)を誇る波静かな瀬戸内海に面し、南は徳島県境に至る、海・山・川など自然に恵まれた町、高松市。その中に、にぎわいのある都心やのどかな田園など、都市機能・水・緑がほどよく調和し、豊かな生活空間を有しています。
市では今、「文化の風かおり 光かがやく 瀬戸の都・高松」を目指して、都市的利便性と自然的環境が享受できる都市の実現に向け、高松市らしい、コンパクトで持続可能な町づくりを進めています。

このお礼品は、歯ごたえのある果肉、そして適度な甘さと酸味が楽しめる中晩柑(ちゅうばんかん)です。
ジューシーな甘い果汁に、まろやかな酸味と上品な苦みがプラスされ、甘すぎる柑橘類が苦手な方にも人気の果実です。


※中晩柑(ちゅうばんかん)とは?
1~5月頃に収穫する、温州みかん以外の柑橘(かんきつ)の総称。はっさく以外にもデコポンや三宝柑などがあります。

香川県高松市の地域情報

お礼品情報

●内容:はっさく 約9kg/香川県高松産
●賞味期限:約1週間
●発送時期:2019年3月10日~2019年4月20日


お礼品の詳細はこちらをクリック!
高松産季節の果物【はっさく】約9kg

和歌山県湯浅町 八朔(はっさく)[約10kg] 和歌山県産春みかん/紀伊国屋文左衛門本舗

和歌山県の中部西岸に位置し、豊かな自然や新鮮な柑橘、手づくり醤油(醤油発祥の地です!)、そして、金山寺みそなどで有名な湯浅町。県下では唯一の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定され、町を歩けば、すぐに歴史の重みと趣が感じられることでしょう。ふるさと納税の使い道のひとつとして、このような歴史的文化財の保存や活用事業を選べるのもうれしいところです。

このお礼品は、柑橘王国自慢の「はっさく」。パリッという独特の食感の後は、甘味・酸味・苦味がバランスよく口の中に広がり、サッパリとした後味が残ります。
また、柔らかい皮はピールやマーマレードにしても春の味わいを感じられるでしょう。懐かしい味で、根強い人気を誇る晩柑橘です。

和歌山県湯浅町の地域情報

お礼品情報

●内容:八朔 約10kg(重量は箱詰め時に計量)/和歌山県
●賞味期限:約1週間
●発送時期:2018年1月6日~2018年2月28日

お礼品の詳細はこちらをクリック!
八朔(はっさく)[約10kg] 和歌山県産春みかん/紀伊国屋文左衛門本舗

はっさくについて

「はっさく」は、広島県原産のみかん科の柑橘類。果皮は黄色みがかったオレンジ色で、手でむくのが少し難しいほど厚みがあります。さらに、果皮だけでなく、中袋(じょうのう)も温州みかんなどと比べて厚めのため、通常は袋もむいて食しますが、果肉離れがよいのでむきやすいです。

「はっさく」という名前は、江戸時代後期の1860年頃、広島県尾道市因島田熊町(いんのしまたくまちょう)(旧因島市)の恵日山浄土寺の境内に自然に生えた柑橘樹が見つかり、それを当時の住職が「八朔(八月朔日の略で、旧暦の8月1日のこと)には食べられる」と言ったことから命名されたというのが定説になっています。

食味的には、甘みの他に適度な酸味と苦味があるのが特徴。近年、糖度の高い柑橘に人気が集まる傾向がありますが、それとは一線を画したさっぱりとした上品な味わいに、根強い支持者を集めています。

通常、収穫は12月頃から始まって2月中旬あたりに終わりますが、酸味を抜くために1ヵ月から2カ月程度貯蔵されてから出荷されるため、もっともおいしいのは2月から3月あたりとなります。
ただし、完熟ものの収穫は3月中旬頃。おいしいのは3月中旬から4月中旬ぐらいです。

あとがき

「はっさく」は普通に食べてもおいしいですが、果汁をドレッシングやカクテルに利用すると、また違った楽しみ方ができますね。今回紹介した3品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。

※2017年11月30日時点の情報です。

この記事でご紹介したお礼品はこちら