佐賀牛は「5」か「4」で、しかも「7」以上だけ!【ふるさと納税お礼品事典:牛肉】
上記の数字は、日本食肉格付協会の肉質等級規格によるもので、肉質の客観的な評価を表しています。つまり、「佐賀牛」は、肉質等級が最高を示す「5等級」(5段階)か「4等級」で、BMS(霜降りの具合/12段階)が「No.7」以上の牛肉だけが名乗ってもよい称号なのです。
この高いハードルを超えた「佐賀牛」ブランドのお礼品を3つ、ピックアップしました!
佐賀県唐津市 創業72年老舗のA5佐賀牛800gスライス
九州の北西部に位置する唐津市は、古くから大陸との交流が盛んに行われ、『大陸への玄関口』として発展してきました。
日本三大松原のひとつで、国の特別名勝の"虹の松原"や、玄界灘の荒波が創り出した国の天然記念物"七ツ釜"、そして豊臣秀吉の朝鮮出兵の前線基地であった"名護屋城跡"、伝統的工芸品"唐津焼"、さらに日本三大朝市"呼子(よぶこ)の朝市"など、自然・歴史・文化に溢れた地です。
お礼品の提供は、昭和20年に今の唐津市厳木町(きゅうらぎまち)に食肉販売店として開業した「織田精肉店」。70年以上の間、この地で営業を続けている老舗のお肉屋さんです。長きにわたり培ってきた信頼と経験、そしてその確かな目で厳選されたお肉を県内外に提供しています。
本品は、大人気の佐賀牛の中でA5ランクのモモセットのみを厳選して使用(ラムイチ、シンタマ、内もも、外ももの中からいずれか)。約2mmにスライスし、使いやすいように400gの2パックに小分けしてのご提供です。焼肉やすきやきにして、日本でも指折りのブランド牛「佐賀牛」の柔らかい肉質と旨味を堪能してください!
■お礼品情報
●内容:佐賀牛ももスライス/800g(400g×2パック)/佐賀県産
●賞味期限:30日
※お届け直後が特に美味しく味わっていただけますので、お早めの調理をお勧めします。
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込みから10日程度
■お礼品の詳細はこちらをクリック!
佐賀県江北町 【地元の佐賀牛ちくさん農家】佐賀牛 焼き肉用 400g
佐賀県江北町(こうほくまち)はJR長崎本線・佐世保線の分岐点であり、特急電車の停車駅である肥前山口駅を有し、かつ国道34号・207号の分岐点でもあります。近隣都市の佐賀市、多久市(たくし)、武雄市(たけおし)、鹿島市までは車で20~30分圏内。九州の主要都市である福岡県福岡市・長崎県長崎市・長崎県佐世保市へも特急列車で60分圏内と、毎日の通勤・通学に大変利便性の高い町として知られています。
お礼品の提供は、佐賀県の江北町と有明で和牛約300頭を肥育する肥育農家の「山下牛舎」。愛情を持って育てた牛の出荷時は悲しくもありますが、全国のみなさんにおいしい佐賀牛を食べてもらいたいという想いで、真心を込めて365日、毎日牛と接しているとのこと。
さて、本品は佐賀牛の焼肉用カット400gです。A4~A5等級の限られた牛肉のみが使用できる「佐賀牛」の呼称を冠した本品の、柔らかな肉質や見事な霜降りにぜひ魅了されてみてください!
■お礼品情報
●内容:佐賀牛 400g/佐賀県産
●賞味期限:1ヵ月
※随時発送しますが、お申込みが集中した場合にはお時間がかかる場合があります。
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込みから1週間程度
■お礼品の詳細はこちらをクリック!
佐賀県嬉野市 佐賀牛 切り落とし1kg
日本三大美肌の湯・嬉野温泉で全国的にも名高い嬉野市は、緑豊かな自然に恵まれ、旧長崎街道の面影を残す情緒あふれる町です。また、塩田津は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、和紙や鍛冶、石工など職人たちの匠の技が時を超えて受け継がれています。
お礼品の提供は、自社牧場も持っているという佐賀牛取扱店「株式会社桑原畜産」。
本品は、『さとふる』でもたくさんのよいレビューをいただいている人気のお礼品「佐賀牛 切り落し1kg」。ウデ・モモ・バラをミックスして、1kgのパックでお届けします。
中身には、なるべく多くの部位が混ざるようにしています。部位ごとに違う食感や風味をお楽しみください。すき焼き、牛丼、肉じゃがなど多種多様にお使いいただけます。
なお、佐賀牛の美しい霜降りは特に「艶さし」と呼ばれることがあります。その「艶さし」もぜひ食べる前にご確認を!
■お礼品情報
●内容:佐賀牛切り落とし 1kg(ウデ・モモ・バラのミックス)
●賞味期限:約2週間
※随時発送しますが、お申込みが集中した場合にはお時間がかかる場合があります。
●配送:クール便(冷凍)
●発送時期:お申込みより順次発送
■お礼品の詳細はこちらをクリック!
■佐賀牛について
近年、さまざまなブランドが確立され、海外からの評価も高い「和牛ブランド」。それぞれが切磋琢磨し合う中、ますますそのおいしさに磨きがかかっています。そんな中でも、厳しい基準をクリアしている有名ブランドの中に、「佐賀牛」があります。
その基準とは、JAさが管内にある農家で肥育された黒毛和牛で、日本食肉格付協会の定める牛枝肉取引規格の肉質等級「4」、または「5」を満たし、さらにBMS(サシの具合)が「7」以上。「佐賀牛」の評価も高さも納得ですね。また、実際の食味もやわらかくとろける食感、ジュワッとお口に広がる旨み、そして上質な脂の甘み、どれをとっても一流と言ってよいでしょう。
※肉質等級「2~4」、BMS「6」以下の肉牛は「佐賀産和牛」と呼び、「佐賀牛」とは別にブランド化がされています。
なお、2002年にはJAさがとして明確な生産履歴を提示できるトレーサビリティ・システムを構築。肉牛の育てられた履歴と農家の顔写真を掲載した農場証明書を全出荷先に明示したり、一般消費者も専用のホームページで履歴情報を検索できるようにするなど、安心・安全を実現するしくみづくりにいち早く取り組んでいます。
佐賀牛の肥育農家には後継者が多くいることも知られています。これからも長くおいしい佐賀牛を食べられそうですね。
■あとがき
平成に入ってからは、さまざまなメディアでも取り上げられるようになった「佐賀牛」。現在は香港やシンガポール、アメリカ、タイ、フィリピンなどへ輸出しているそうです。ふるさと納税をする際は、今回紹介した3品もぜひ参考にしてみてください。
※2017年11月15日時点の情報です。