三里松原が美しい!響灘に面した海岸が自慢です/福岡県岡垣町【ふるさと納税・自治体事典】

白砂青松の美しく広大な波津(はつ)海岸を有するまち、岡垣町(おかがきまち)。波津海岸は海水浴客で賑わう他、県内外から釣り客やサーファーたちもやってくる観光スポットです。特産品としては「びわ」が有名で、そこに加え、ただいま「芋焼酎」を売り出し中です。ここでは、そんな岡垣町をご紹介します。

岡垣町の概要

岡垣町(おかがきまち)は、福岡県の北部、北九州市と福岡市のほぼ中間に位置する人口約3万2千人の町です。

北部は響灘(ひびきなだ)に面し、12キロメートルもの松原が続く三里松原(さんりまつばら)が美しい海岸線を形成し、南西部にはおいしい水の水源となっている山々が連なり、自然環境に恵まれたベッドタウンとして発展してきました。

●人口:3万1650人(2019年5月31日現在)
●町の花:ツツジ
●町の木:クスノキ
●町の鳥:カワセミ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:岡垣町の名産品・特産品

◆福岡県ブランド「はかた地どり」水炊きセット5~6人前

このお礼品は、うま味たっぷり、とろけるやわらかさを持つ「はかた地鶏」の水炊きセット。

岡垣町にある「山形種鶏場」で生まれた雛は、農場で大切に飼育され福岡県のブランド地鶏「はかた地どり」として全国に出荷されます。

肉質はきめ細やかで、うま味成分のイノシン酸も豊富に含んでいます。

地鶏ならではのコクとうま味を味わえるように、骨付きのぶつ切りとはかた地どりでつくったスープ、つみれ、肉団子をセットにしました。
約5人~6人前のボリュームがあるので、存分に味わうことができます。

■生産者の声
毎日、愛情をたっぷり注いで飼育しています。朝晩は必ず見回っていて、弱っていないか、ケンカしていないか、鶏の様子をつぶさに観察しています。

暑い真夏には大きな扇風機で風をあてたりシャワーをかけたり、寒い冬にはすきま風にあたらないよう鶏舎の手入れを欠かしません。それがおいしさの理由です。

◎内容量
はかた地どり水炊きセット
・ぶつ切り 300g×2
・つみれ 200g×2
・肉団子 200g×1
・スープ 600g×2

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福岡県ブランド「はかた地どり」水炊きセット5~6人前

◆海辺のサイクリング&八幡屋満海の湯お食事&汐湯ペアチケット

このお礼品は、レンタサイクルとおいしいお食事、そしてお風呂のセット。

宗像市から芦屋町まで続くサイクリングロードの中間点に位置する「岡垣町観光ステーション」から自転車に乗り、海辺を走ってみませんか。

青い海、波の音、そして潮風を感じる海辺の絶景サイクリングは断然お勧め♪
気持ちよくお腹が空いたら、「八幡屋」のバイキングへ直行! 玄界灘を眺めながら、所狭しと並ぶ料理の数々に箸が進みます。

新鮮な海の幸を使った寿司をはじめ、地元産の野菜がたっぷり入った約50種類のお料理をきっと気に入ることでしょう。

食後は自慢の汐湯でゆったりとリフレッシュ。7種類のお風呂をご用意しています。海辺の一日をどうぞご堪能ください。

※サイクリングは、春・秋がおすすめです。

◎内容
・八幡屋満海の湯ご入浴チケット 2枚
・八幡屋バイキングお食事券 90分×2枚
・レンタサイクルチケット 3時間×2枚

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海辺のサイクリング&八幡屋満海の湯お食事&汐湯ペアチケット

◆豚角煮入り焼きおにぎり(10個入り)

このお礼品は、じっくり炊き上げた豚バラを、秘伝のタレをまぶしたご飯で包んだ焼きおにぎりです。

鹿児島産の黒豚を使用した角煮を包み込みました。秘伝のタレで豚バラをじっくり炊き上げた角煮は柔らかく、口の中で豚の旨みとタレの風味が広がります。

秘伝のタレをまぶしたご飯は、もちっとしていて角煮との相性が良く、お子さまからご年配の方々まで好評の焼きおにぎりです。

手づくりのおいしさをお届けするために、一つひとつ心を込めて手で握っています。形は不揃いですが、とてもおいしく出来上がりました。

皆さまのご意見ご要望を参考に、試行錯誤してつくり上げた手づくりのおにぎり。おもてなしの品・贈答品としても喜ばれている一品です。

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豚角煮入り焼きおにぎり(10個入り)

◆ぶどうの樹 杜の七種一泊二食ペア宿泊券(野々庵夕食プラン)日曜日~木曜日利用限定

このお礼品は、岡垣町にある「ぶどうの樹 杜の七種ペア宿泊券(夕食・朝食付プラン)」です。8000坪の敷地内にある、わずか7つの離れ宿で、大切な人とのひとときを過ごしませんか。

宿泊日は1月~7月、9月~12月の日曜日~木曜日の限定プランとなります。
千年の森に囲まれた7部屋は全室離れ形式。ジャグジーバスやプライベートガーデンで、慌ただしい日常を忘れ、ゆったりと杜の時間をお過ごしください。

夕食は「ぶどうの樹」園内にある「野々庵」でのお食事となります。落ち着いた和の設えの中、「畑の見えるレストラン」をコンセプトに、目の前の畑で採れたお野菜はもちろん、地元の食材をふんだんに使った創作会席料理をご用意。
某人気列車の昼食の献立も「野々庵」の料理長が考案したそうです。
昔懐かしの釜戸で一組一組炊き上げた「炊き立てのご飯」も野々庵名物のひとつです。

「野々庵」での豪華な夕食をセットにした宿泊プラン。大切な人と大切な時間をお楽しみください。

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ぶどうの樹 杜の七種一泊二食ペア宿泊券(野々庵夕食プラン)日曜日~木曜日利用限定

岡垣町の特産品

◆芋焼酎

岡垣の大地で育まれた芋「黄金千貫(こがねせんがん)」と良質な地下水で仕上げた本格芋焼酎、それが2006年に誕生した「岡垣」です。

そもそも古くから農業が盛んだった岡垣町。しかし、農産物の輸入自由化の影響や後継者の問題などもあって、遊休農地が増えつつあったそうです。

そこで、農地の保全と共に「良質な地下水のPR」「町を挙げての特産品づくり」という目標を掲げ、サツマイモの栽培と芋焼酎の生産がスタートしたのです。

まちでは、まず「現代の名工」として名高い「鹿児島酒造」の総杜氏・黒瀬安光氏に焼酎の開発を依頼しました。岡垣町を訪れた黒瀬氏は、このまちの山々を見て、「おいしい水があるはずだ」と直感。
地域が一体となった特産品づくりへの情熱にも感動し、焼酎づくりに携わることにしたそうです。

そして完成した芋焼酎は、公募により「岡垣」と名づけられ、華やかな香りと風味、深い味わいが人気となっています。芋焼酎の中でも飲みやすく、女性にも人気で、とくにロックがお勧めとのこと。

◎黄金千貫
岡垣町がまち全体で取り組んでいるのが、原料となるサツマイモの栽培と収穫です。
その品種として選ばれたのは、でんぷん質が多く、焼酎にしたときの芳醇な香りが特徴の「黄金千貫」で、九州の芋焼酎の大半がこれを原料につくられています。

もともとはデンプン原料用でしたが、最近はその食感の良さから生鮮品としてスーパーにも並ぶようになり、スイーツなどの原料としても用いられている品種です。

これを農業のスペシャリストである「認定・志向農業者連絡会」を中心に、ボランティアや商工会、シルバー人材センターなどが協力し、まさに町を挙げて育てています。

◎岡垣源水大地の水
北は響灘、南は孔大寺(こうだいじ)山系に彩られた自然豊かな岡垣町には、おいしい地下水がたっぷり湧き出ています。
町内には6ヵ所の水源と14本の井戸があり、水道水の約85%がこれら地下水でまかなわれています。

この地下水は100年以上前の雨から生まれたもので、カルシウムやマグネシウムをたっぷり含んだ硬水で、ヨーロッパに多い水質だそうです。

町では、この天然地下水を多くの人に親しんでもらおうと、岡垣町浄水場のそばの自動給水機で「岡垣源水大地の水」の名前で提供しています。

◆高倉びわ

岡垣町を代表する果物のひとつと言えば、「びわ」。100年を超える栽培の歴史を持っており、福岡県下での生産量は1位(※岡垣町ホームページより)。
「高倉びわ」の名で知られ、「高倉びわ茶」やカフェインをほとんど含まないコーヒー「びわ香枇」といった加工品もつくられています。

主に町内の山間地で栽培され、施設栽培の早期ものは3月から、露地栽培は5月からが収穫期。代表的な品種は「茂木」「湯川」「田中」「つぐも」などで、食べると、口いっぱいに甘さが広がります。

岡垣町の観光資源

◆ゆうれい坂

「湯川山」中腹の「成田山不動寺」に向かう道に存在する不思議スポット。
通称「ゆうれい坂」ですが幽霊が出てくるわけではありません。下り坂に空き缶を置くと、なんと空き缶がひとりでに坂を上っていくという摩訶不思議な場所です。

とは言うものの、ほんとに物体が下り坂を上るわけではなく、緩やかな上り坂の先に急な上り坂があるため、この勾配の特徴と周辺の風景を原因として目が錯覚を起こし、手前が下り坂に見えてしまうそうです。学術名を「縦断勾配錯視」と言います。

テレビなどマスコミにも度々取り上げられ、岡垣町のミステリースポットとして有名なので、一度遊びにいってみてはいかがでしょうか。
その際は何か転がるものを忘れずに。自動車もエンジンをかけず、ひとりでに坂道を上っていくそうです!

◆波津海水浴場

「玄海国定公園」の一部で、なだらかな弓状に広がった白砂青松の砂浜が美しく、2006年には環境省認定「快水浴場百選」に選ばれた海水浴場が「波津(はつ)海水浴場」です。

約12kmも続くという広大な「三里松原(さんりまつばら)」が大変美景で、砂浜にはアカウミガメが産卵に訪れます。

波は穏やかで遠浅。小さなお子さんが安心して遊ぶことができ、毎年家族連れで賑わっています。サーフィンにも適しているため県内外から多くのサーファーたちも集まります。

「遠賀宗像自転車道」では、松林と海岸線の雄大な景色を眺めながら、サイクリングやウォーキングを楽しむこともできます。さらに、夏にはスイカ割り大会や地引網体験など、さまざまなイベントも開催されるとのこと。

また、響灘に面した「波津漁港」は有数の漁港であり、周辺は釣りの名所としても有名で、新鮮でおいしい魚介類の宝庫となっています。

あとがき

岡垣町の西には、「湯川山(ゆがわやま)」という山がありますが、頂上からの眺めが素晴らしいことで有名です。眼下に緑の「三里松原」が広がり、なだらかなカーブを描く白い砂浜、青い空、白い波のコントラストは絶景です。また、海の眺望だけでなく、桜の名所としても知られていますので、春にはぜひ訪れてみてください。

岡垣町紹介ページ

岡垣町のお礼品一覧

※2019年7月1日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・岡垣町公式 ホームページ(http://www.town.okagaki.lg.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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