乙女心がキュンキュンしちゃう"恋のまち"!/福岡県筑後市【ふるさと納税・自治体事典】
ソフトバンクホークスの球場、タマスタ筑後がある筑後市に若い女性が集まるのは、市の観光コンセプトが「恋のくに~ひと想うまち 筑後~」だからかもしれません。ここでは、市を挙げて"恋推し"の筑後市をご紹介します。
福岡県筑後市の概要
筑後市(ちくごし)は、筑後平野の中央に位置する田園都市で、市街地はJR羽犬塚(はいぬづか)駅と国道209号、国道442号沿線を中心に形成されています。
温暖な気候と肥沃な土地、恵まれた水を利用して、古くから米・麦・イグサ・ナシ・ブドウ・八女茶をはじめとする農業が盛んに行われてきました。
また、交通の便の良さを生かして企業誘致にも力を入れ、たくさんの製造業企業が立地しています。
また、筑後市には「恋命(こいのみこと)」をご祭神とする「恋木神社(こいのきじんじゃ)」があるなど、"恋"にまつわるスポットがいくつもある他、市の観光コンセプトも「恋のくに~ひと想うまち 筑後~」に設定されているなど、「恋のまち」としても知られています。
平成28年には九州新幹線・筑後船小屋(ちくごふなごや)駅西側に福岡ソフトバンクホークスのファーム本拠地である「HAWKSベースボールパーク筑後」が開業。
駅周辺には県営筑後広域公園や芸術文化交流施設「九州芸文館」などの整備も進み、筑後地域の玄関口として発展を続けています。
●人口:4万8522人(※2017年7月1日現在)
●市の花:サザンカ
●市の木:クスノキ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!福岡県筑後市の名産品・特産品
◆福岡筑後の老舗醤油6本
明治29年創業の不二家から調味料の詰め合わせをお届け、筑後の醤油でふるさとの味をご賞味ください。
不二家は、明治29年から続き地元で愛される醤油・味噌醸造元です。
九州独特の甘めの醤油で、老舗料亭などで使用されています。
不二家の醤油や味噌は、美味しくするために素材を活かし手間ひまをかける「手造り」です。
厳選された大豆や米を活かすには「水」が命。不二家の近隣には、炭酸含有量が多い鉱泉水が湧き出る鉱泉場、水郷柳川や大川、みやまといった広大な田園に水を送り込む矢部川など、豊富な水に恵まれた土地柄のため、素材を活かした手造り醤油醸造が可能です。
国産の大豆、麦、麹、塩、そして筑後地下水のみでつくる自家製もろみ。蔵人たちが長い年月をかけて自然発酵させ、独自のもろみに仕立てていきます。そのための蔵は、不二家120 余年の歳月をかけて培ってきた麹菌が息づいており、味を守る大切な宝です。
手間ひまかけて美味しく育てた醤油をぜひご賞味ください。
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◆原木栽培 生しいたけ
筑後市にある、創業80年のしいたけ専門店「武久」の原木栽培しいたけです。
椎茸の生産方法は2つあります。1つは菌床栽培。もう1つが原木栽培です。
原木栽培しいたけは、福岡のクヌギの木に椎茸の種駒を植え付けてから、2年間の歳月「太陽・水・木の栄養」のみで育ちます。
実はこの原木栽培された生しいたけの流通量は少なく、ほとんどが菌床栽培となってしまっています。
栽培期間中、肥料も農薬も一切使用しない原木栽培しいたけをお届けします!「とにかく味が濃い!」「肉厚!」というお声を多くいただき、初めて食べるとやみつきになるしいたけです。
バター醤油で焼くだけでなく、天ぷらにしたりお鍋に入れたり、幅広くお料理にお使いいただけます。
創業80年のしいたけ専門店が「品質と美味しさの向上」を更に目指したしいたけを生産しています。令和3年には、第51回福岡県椎茸品評会生椎茸の部において福岡県知事賞を受賞いたしました。
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◆栄養味噌5種 食べ比べセット
麹歩合が多く甘みのある美味しいお味噌5種類を食べ比べできます。
5種類の味噌が味わえるセットです。
吟味米味噌は栄養味噌のスタンダード。米麹の割合が多く米の甘みを感じる事ができる味噌です。
吟味合わせ味噌は米麹と麦麹を合わせてから仕込みました。米の甘みと麦の香りを感じる事ができる味噌です。
太白味噌は米味噌をすり潰して料理に使いやすくしました。白和え、梅味噌などに合います。
本熟米味噌は五島灘の塩を使用しており、より米の甘みを引き出した味噌です。出汁を取らなくても美味しい味噌汁になります。
本熟合わせ味噌は五島灘の塩を使用しており、米と麦の甘みや風味を引き出した味噌です。
■生産者の声
2021年で創業100周年になります。4代にわたり継承してきた技術やノウハウを大切にしながら、より良い味噌や麹を求めて日々研究を重ねています。
それぞれ味噌にあう麹、甘酒にあう麹は何か研究を重ね、現在の形に辿り着きました。
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◆《農園直送》福岡県産 シャインマスカット 2~4房(約1.5kg)
皮ごとパリッ!と甘いシャインマスカットは、種なしでお子さまでも食べやすい大人気のマスカットです。
種がなく皮ごと食べられて、口に入れたら広がるマスカットの上品な香り。しかも"甘い"。
果皮はパリッと、果肉はジューシー。芳醇で上品な香りと甘みが口中に広がります。
ぜひ一度、お召し上がりください。2~3時間ほど冷蔵庫で冷やして食べるのがオススメ。少しだけ冷やすのがコツです。新鮮で甘くておいしいシャインマスカットをご堪能ください。
■生産者の声
福岡県筑後市の「ちくご葡萄園」です。生産、収穫、出荷まで一貫して行っています。
発送当日の早朝に収穫し、その日のうちに配送業者さんへお渡しいたします。"鮮度"と"品質"に自信があります。
温かい九州福岡育ちのシャインマスカット。シャインマスカットが本格的に出回り始める9月中旬よりも、少し早い8月中旬頃から収穫が始まります。
一足先に福岡県産のシャインマスカットをどうぞ♪
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《農園直送》福岡県産 シャインマスカット 2~4房(約1.5kg)
◆低アミロース米「ぴかまる」5kg
低アミロース米「ぴかまる」は2014年、筑後市の農業研究センターで品種改良され誕生しました。
食味としては、うるち米と餅米の中間ぐらいの粘りと甘みがあるのが特徴です。安全と安心を合言葉に、栽培期間中農薬・化学肥料は使用していません。
種子消毒は、食塩での「塩水選」と60度のお湯で消毒する「温湯消毒」で殺菌消毒市しています。
除草は「がんづめ」を押して行います。株間(※)を30cm、条間(※)を30cmの疎植により害虫の発生を抑制しています。
おいしいお米になるように有機肥料栽培にこだわって育て、収穫後は籾摺り(もみすり)を行い、玄米の状態で年間を通し冷蔵庫保存を行っています。
精米後、白米を色彩選別機で選別を行っていますが、ごくまれに変色米が混入しています。栽培期間中の農薬不使用ですのでご理解をお願いします。
※株間
植物の、根がついたひとまとまりを「株」と言い、その間隔のこと
※条間
作物を植えた列を「条(じょう)」と言い、その間隔のこと
■生産者の声
「ぴかまる」は、まだまだ新しい品種ですので知名度を上げるご協力をお願いします。
日本の一般的なうるち米のアミロース含有率は15~20%程度、もち米は0%です。このアミロース含有率が低ければ低いほど、ご飯の粘りが強いです。
低アミロース米はアミロース含有率が、うるち米ともち米の間である数%~15%程度のお米です。
◆本格麦焼酎つくし 3本セット
筑後の本格麦焼酎つくしを3本セットでお届けします。
【本格麦焼酎つくし白ラベル】
伝統的な黒麹で造り上げたもろみを減圧蒸留法にて蒸留しています。さわやかな香りとすっきりした味わいが特徴です。
【本格麦焼酎つくし黒ラベル】
伝統的な黒麹で造り上げたもろみを常圧蒸留法にて蒸留しております。しっかりとした深みの有る味わいが特徴です。
【本格麦焼酎つくし全麹】
全麹仕込みのもろみを常圧蒸留しました。風味豊かで甘美な舌触り、5年物の古酒を加え、飲み飽きのしない後味のまろやかさを表現しました。
福岡県筑後市の特産品
◆梨
筑後は全国有数の梨の産地であり、天皇杯を受賞した経歴もある名産品。
筑後で採れる幸水・豊水はジューシーでみずみずしく、贈り物としても大人気です。
桜の季節が終わった頃から、梨畑ではかわいらしい真っ白な花が咲きます。
梨の名産地であるため、一面が真っ白で美しい花畑となった景色を市内のあちこちに観ることができます。
また、8月中旬から9月上旬には、市内各地にある観光農園で梨狩りを体験できます。
◆キンブチ鮎
「キンブチ鮎」は福岡県南部を流れる矢部川に生息しており、主な体色は灰緑。でも、地元では胴体に入った黄色のスジからこの名前で呼ばれています(繁殖期にはオレンジと黒の体色に変化)。
初夏から晩秋までがシーズンで、塩焼き・甘露煮・背ごしなどでいただきます。
◆ハヤの甘露煮
筑後市の名物料理のひとつで、とれたてのハヤを醤油、みりん、砂糖、飴でコトコト煮込んだ料理のことです。
昔ながらの製法で煮込むため、どこか懐かしく、ふるさとの味がします。酒の肴としてもオススメ。
ハヤというのは、矢部川や筑後川で獲れるコイ科の魚で、清流に生息しています。秋から春までの産卵直前の時期が旬と言われ、脂がのっていてもっともおいしいです。
ちなみに、上記で紹介した「キンブチ鮎」も甘露煮にすると美味♪
◆山太郎ガニ(モクズガニ)
矢部川に生息するモクズガニは、川を下る様子が山から来たように見えることから、「山太郎ガニ」と呼ばれています。
古くから地元住民の貴重なたんぱく源として重宝され、独特の強い甘みが人気。
塩ゆでもうまいが、野菜や豆腐などと一緒に鍋や味噌汁に入れると旨みがにじみ出て、コクのある味わいが絶品です。
◆赤坂飴
もち米を材料にした飴。明治15年創業の赤坂飴本舗の名物品で、抹茶、いも、うこんを練り込んだものなど種類も豊富。どれも素朴で懐かしい味がすると評判です。
また、健康食品としても人気があるとのこと。
ちなみにこちら、飴屋さんであると同時に、郷土玩具「赤坂土人形」の知る人ぞ知る窯元でもあります。
◆八女茶(やめちゃ)
「八女茶」は、色・味・香り、三拍子揃った銘茶として全国的に知られています。中でも筑後市の八女茶は出荷時期が早いため、高価で取引されています。
福岡県筑後市の観光資源
◆HAWKSベースボールパーク筑後(ファーム球場)
2016年3月、筑後市に誕生した「福岡ソフトバンクホークス」のファーム本拠地です。
前年までは、福岡市内にある「雁の巣(がんのす)球場」を本拠地としていましたが、2016年からさらに施設の充実したこちらへ。
球場は2つあり、メインとなる「タマホームスタジアム筑後」、通称・タマスタ筑後は耐久性や衝撃吸収性に優れた人工芝を使用し、両翼100メートル、中堅122メートル、LEDナイター照明も完備。
「福岡ヤフオク!ドーム」と同等の広さを持ち、座席数は約3113席。フィールドシート、やプレミアムシートが用意される他、バックネット裏はファーム球場では珍しく全席指定。授乳室まで備わっているため、小さなお子さまがご一緒でも安心です。
サブ球場となる「ホークススタジアム筑後第二」は天然芝を使用した、主に三軍が使用する球場です。すぐ隣にはプロ野球最大規模と言われる室内練習場を完備しています。
将来の有望株を先物買いしたいホークスファンは、ぜひ訪れてみてください。
◆恋木(こいのき)神社
菅原道真公をご祭神とし、太宰府に次ぐ九州二大天満宮として人々の篤い信仰を集めているのが「水田天満宮」です。
そしてその境内にあるのが、全国でここの一社のみという「恋命(こいのみこと)」を祀る「恋木神社」。
連日、恋に悩む若い女性を中心に多くの参拝客が訪れ、良縁成就をお祈りする人気スポットになっています。
◆船小屋鉱泉場
筑後市南部にある、高濃度炭酸泉の効能を活かした滞在型の療養温泉地が「船小屋温泉郷」です。
その中心部に、平成2年に改築されてレトロ調の建物が印象的な「船小屋鉱泉場」があります。
"日本一の含鉄炭酸泉"を謳っているだけあり、「砂糖を入れたらラムネになる」と言われるほど豊富な炭酸泉がウリ。鉄分が多いのも特徴のひとつです。
毎日、大勢の人たちがこの鉱泉を飲みに訪れます。現地には、訪れた人がすぐ飲めるようにコップが用意してあり、もちろん無料です。
◆久富盆綱曳き(ひさどみぼんづなひき)
毎年8月14日に開かれる「久富盆綱曳き」は奇祭として知られており、テレビや新聞などで報道されることも多い祭りです。
この祭りは、地区の小学生たちが全身にススを塗り、腰には藁蓑(わらみの)、頭には角に見立てた縄を巻いて黒鬼に扮し、直径約30cm、長さ約20m、重さ約400kgの大綱を引いて地区内を練り歩く伝統行事。江戸時代から約400年も続いている「県無形民俗文化財」です。
寛永20年(1643年)に始まったとされ、大凶作によって、飢えや病気による死者が続出、中でもとくに子どもの死者の霊を慰めるために始まったと言われています。
あとがき
「筑後船小屋花火大会」の人気イベントは「花火でプロポーズ大作戦!」、そして「羽犬塚六所宮(ろくしょぐう)」には夫婦恵毘須像が祀られ、筑後広域公園には「隠れハート」があり、なんといっても「恋木神社」にはハートの形がいっぱい...。
カニも温泉もホークスもよいですが、市の観光コンセプト「恋のくに~ひと想うまち 筑後~」にピンとくる方も、ぜひ筑後市を訪れてみてください。
※2024年3月29日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・筑後市公式 ホームページ(https://www.city.chikugo.lg.jp/)
・筑後市観光協会(http://chikugo.net/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店