若返りの水が湧く!養老の滝と菊水泉があるまち/岐阜県養老町【ふるさと納税・自治体事典】
「そこから湧き出る酒を飲ませ、老父を喜ばせた」という故事が残る「養老の滝」。時の天皇がその故事に感心し、また自らもその水(お酒?)を飲み、元号を「養老」と改めたほどの名水です(※場所は下流にある「菊水泉(きくすいせん)」とも言われます)。
ここでは、そんな「養老の滝」や「菊水泉」が観光スポットとして人気のまち、養老町(ようろうちょう)をご紹介します。
養老町の概要
養老町(ようろうちょう)は、濃尾平野の最西端に位置し、「揖斐・関ヶ原・養老国定公園」の一画を占める「養老山地」から水稲や施設園芸が盛んな水郷地帯に広がる、自然に恵まれたまちです。
養老山麓の「養老公園」には、公園のシンボル、名水百選の「養老の滝・菊水泉」をはじめ、「こどもの国」や国際的芸術家の荒川修作氏のデザインによる「養老天命反転地」、食の施設「楽市楽座・養老」、パークゴルフ場、テニスコート、キャンプセンターなどが点在しています。
春の桜・秋の紅葉の季節を中心に、年間100万人以上の観光客が訪れ、賑わいます。
車なら県都・岐阜市に40分程、東海圏の中心・名古屋市には1時間程の距離で、名神高速道路の大垣ICや関ヶ原ICには約15分、東海道新幹線岐阜羽島駅には30分程の立地条件となっています。
●人口:2万7552人(2018年10月1日現在)
●市の花:キク
●市の木:ツゲ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:養老町の名産品・特産品
◆【お家で簡単調理】きざみうなぎ5パックセット
大正7年創業 老舗店のうなぎの味をご家庭で。
自然豊かな養老にて大正7年創業。
民家を改装したレトロな暖簾が印象的なお店です。創業時からの継ぎ足しのタレは、砂糖を一切使用せず、ハチミツと味醂を使用することで、深みのある味わいになっております。こだわりのタレで香ばしく焼き上げた鰻は、表面はカリッと香ばしく、中はふっくらジューシーな蒲焼。そのタレで焼いた鰻を食べやすく刻むことで、真空パックにしても美味しく召し上がっていただます。
真空パックには、刻んだうなぎとタレが一緒に入っています。湯せん3分で温めていただいたらそのままお皿やご飯の上にのせて召し上がっていただけます。
その他に、薬味類(ワサビやねぎ)、昆布茶で簡単ひつまぶしも楽しんでいただけます。
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【お家で簡単調理】きざみうなぎ5パックセット
◆平成30年産 養老のこだわり米 もりもり食べ比べセット4種11kg
こだわってつくったお米「ハツシモ」「ハツシモ玄米」「ヒノヒカリ」「もち米」を食べ比べられるセットです。
各品種の特徴をご紹介します。
◎ハツシモ
美濃地方を代表するお米「ハツシモ」は、木曽川・長良川・揖斐川の水の恵みと、濃尾平野の肥沃な土壌で栽培されている銘柄です。
コシヒカリに比べ粒が大きく、ご飯の見栄えや歯ごたえのある食感がすばらしく、粘りが控えめなおいしいお米です。
白飯だけでなく、すし飯、丼物、カレーライスにも合い、冷めてもおいしく食べることができます。
日本穀物検定協会による平成28年産「米の食味ランキング」において、食味がもっとも良いとされる「特A」に選定されました(※美濃地区として)。
◎ヒノヒカリ
コシヒカリに似た味でツヤと粘りが良く、香りがいいお米。お米自体の旨みが強いので「白いごはん」としてそのまま食べることをお勧めします。
◎喜寿糯(もち米)
甘みがあり腰が強く、お餅にするとやわらかく、よく伸びる餅になります。化学肥料は使用せず、肥料にこだわることでおいしいお米づくりと環境にやさしい農業に取り組んでいます。
■生産者の声
化学肥料を使用しない栽培に取り組んでいます。肥料は鹿児島から取寄せ、豚ぷんを原料にラクト菌・酵素を添加した、土壌微生物を多量に含む発酵肥料のみを使用しています。
このため、土がフカフカになり水はけ・水持ちがよくなるなどの土壌改良効果が得られます。
この効果により作物が健全に生長し、同時に、土壌環境の改善により病害虫が繁殖しにくい環境がつくられ、農薬使用量を削減することができます。
この肥料を使うことで、おいしいお米づくりと環境にやさしい農業に取り組んでいます。
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平成30年産 養老のこだわり米 もりもり食べ比べセット4種11kg
◆養老の天然水 龍泉の雫(10L×2箱)
このお礼品は、「養老の滝」の伏流水。カルシウムとマグネシウムのバランスが1対1に近い、バランスの取れた天然水です。
養老の滝は環境省が1985年に認定した「名水百選」にも選ばれている名水です。
徹底した衛生管理の基で製造を行っており、新鮮かつまろやかな味わいになっています。ぜひ一度ご賞味ください。
■生産者の声
養老生まれ養老育ちの私たちが真心を込めて天然水を製造致しております。
養老の水のルーツは、遡ること1200年前の延歴16年(797年)に発表された『続日本書紀』に記されております。
当時の元正天皇(げんしょうてんのう)が養老に行幸された際、養老の美泉で手や顔を洗ったところ肌は滑らかになり、痛みも消えてしまいました。
また、髪が黒くなり、目が見えるようになったといいます。こうした美泉が出たのはたいそうめでたいことなので、「元号を養老と改めよ」、と記述のある伝説の名水と記されております。
この伝説が語り継がれて、現在、養老町では、養老の水を好んで飲まれる方が多いのですが、全国的な知名度がそれほど高くはありません。
2017年は、元正天皇が西暦717年に養老の年号に改正してから1300年の記念の年だったため、養老町で「養老元年1300年祭」が開催されました。
このようなイベントで、養老の歴史や伝説、文化、そしてこの「養老の天然水 龍泉の雫」を知っていただければと思います。
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養老の天然水 龍泉の雫(10L×2箱)
◆【養老町特産】ハム・ウインナーと甘露煮等の詰め合わせセット 計5品
このお礼品は、養老町の「桜の井」の良質な水を使用し、無着色で塩分を控え、すべて手造りで丁寧に仕上げたハム・ウインナーと、養老町特産のふな・あゆの甘露煮のセットです。
身のしまったプレスハムは噛むごとにおいしさが広がります。甘露煮は柔らかく仕上げてあり、おいしさが口に広がります。
■生産者の声
手造りハム・ウインナーは岐阜県養老町で造り、養老の滝の麓、名水百選の「菊水泉」や日本武尊が「水質甘み、香桜のごとし」と褒められたと言い伝えのある「桜の井」の良質な水を使用し、無着色で塩分を控え、独自の調味料を使用し、桜チップで燻製し、すべて1本ずつ手づくりで丁寧に造り上げています。
甘露煮は伝統の当社独自の製法でつくり上げてあります。
◎内容量
・プレスハム 400g×1
・荒挽ウインナー 300g×1
・荒挽フランク 340g×1
・あゆの煮付 150g×1
・ふなの甘露煮 270g×1
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【養老町特産】ハム・ウインナーと甘露煮等の詰め合わせセット 計5品
◆ミズノプロ【イチローモデル】硬式メイプル木製バット 【お申込み2023年1月30日迄】
クリップエンドに養老町の町マークが刻印された ふるさと納税限定のミズノプロメイプルオーダーバットです。
この製品は、養老町内のミズノテクニクス株式会社養老工場で製造されています。
●内容量→1本
●用途→硬式用【打撃可】
●基本モデル→ふるさと納税2型【イチローモデル】
●素材→メイプル
●長さ→84cm
●質量→約880ℊ
●ダイナ加工なし
●カラーパターン
→グリップ【生地だし】グリップ部長さ【35cm】打球部【コーヒーブラウン】マーク【ゴールド】
●BFJマーク入り
●グリップエンド→養老町マーク、オーダー管理番号
※納期は工場稼働日約60日(土日含めず)となります。
養老町の特産品
◆ケリ米(養老町特産ブランド)
まちで主に作付けされている品種は「ハツシモ」です。「ハツシモ」は、良食味として知られる品種「旭」の系統をひく、大粒のブランド米。
艶やかな炊きあがりとほどよい粘り、しっかりした食感から、岐阜県が誇る高級寿司米として知られ、市場ニーズの高い品種です。
そんな「ハツシモ」は、「ケリ米」として「養老町特産ブランド」の認定を受けています。
「養老町特産ブランド」とは、まちの古い歴史や文化、自然の中で生みだされた養老らしさのある魅力的な名産品を認証し、全国にPRする制度。
「ケリ米」は、野鳥のケリが生息する自然環境に配慮した米づくり方法にちなみ、県立大垣養老高等学校の生徒たちによって名づけられたもので、他の品種である「ミツヒカリ」や「羽二重モチ」も「ケリ米」として「養老町特産ブランド」の認定を受けています。
また、前述のお礼品「超黒にんにく熟成発酵」、他にも「養老うどん」や「養老サイダー」、さらには名産の「ひょうたん」の形をした最中菓子「瀧最中」や国産馬肉の燻製品「馬肉さいぼし」など、多彩な商品が認定を受けています。
養老町の観光資源
◆養老公園
養老山麓に位置する、敷地78.6haに及ぶ広大な公園。豊かな自然が溢れ、「養老の滝」を中心に神社や寺院、キャンプ場、パークゴルフ場、テニスコート、遊園地、旅館、土産物屋が点在します。
桜や紅葉の名所でもあり、公園の入口から養老の滝までの約2kmの間には、ソメイヨシノやヤマザクラ、ヤエザクラなどが植栽され、「飛騨・美濃さくら33選・紅葉33選」にも選ばれています。
代表的なスポットをご紹介します。
◎養老の滝
養老町のシンボルであり、滝の水が酒に変わったという親孝行物語「孝子源丞内(こうしげんじょうない)」の伝説で有名な「養老の滝」。
標高約280メートル、高さ約30メートル、幅約4メートル。「日本の滝百選」に選定され「日本三名瀑」のひとつとされることも多い名瀑であり、葛飾北斎も浮世絵に描くなど古来、文人や芸術家が好んでモチーフとしてきた滝でもあります。
毎年7月1日には、伝統の「滝開き式」が滝前広場で開催され、山伏姿の修験者が矢を放ったり、護摩壇点などの儀式で夏の行楽シーズンの安全を祈願します。
◎養老天命反転地
「養老天命反転地」は、アーティスト・荒川修作氏と彼のパートナーで詩人のマドリン・ギンズ氏の構想を実現した、"体感するアート作品"。
子どもから大人まで楽しく遊べると同時に、"人間が持つ本来の感覚"を再確認できるユニークなテーマ性が高く評価されており、メディアでも度々取り上げられる施設です。
半球状の丘とくぼみ、曲がりくねった回遊路、巨大なくぼみにある大小さまざまな日本列島など、不思議な空間で不思議な体験ができるアート作品です。
なお、起伏や傾斜が多いため、運動靴での来園がお勧め。靴やヘルメットのレンタルも行っています。
◎岐阜県こどもの国
自然の地形と環境をそのまま生かした、子どものための遊び場。
約10万平方メートルの中に、こどもの家、こどもプール、わんぱくひろばなどがあります。
屋内施設「こどもの家」や絵本が楽しめる「図書室」などもあるため、天候を気にせず遊べるのもうれしいところです。
◆栗笠の獅子舞
「栗笠(くりがさ)の獅子舞」は、養老町栗笠にある福地(ふくち)神社の祭礼に奉納される伝統芸能です。
栗笠の有力者であった船問屋の佐藤家が、家運の隆盛・五穀豊穣・村内の安全を祈願するとともに、村人の娯楽として神社の祭礼に奉納させたのが始まりと言われています。
また、「栗笠の獅子舞」は滑稽で軽業的な要素が多いことや、本乱、鈴の舞、二人返り、だんご、ひょうし返し、猫返り、うなぎ、五人持、おかめの舞、猿屋など、48に及ぶ舞の種目の多さが特徴となっています。
あとがき
美しい桜と紅葉でも知られる「養老公園」には、絶景が撮れる撮影スポットも数多くありますが、とくに滝から流れる小川にかかる7つの橋(「みゆき橋」「万代橋」「紅葉橋」「妙見橋」「渡月橋」「不動橋」「松風橋」)付近はお勧めのスポットです♪ そんな養老町を、ぜひ訪れてみてください。
※2024年4月8日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・養老町公式 ホームページ(http://www.town.yoro.gifu.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店