家具も日用品も!生活関連商品ならおまかせ!/和歌山県海南市【ふるさと納税・自治体事典】
熊野古道や温州ミカン、和歌の浦の絶景など、和歌山県にあるまちならではの名所・特産品を持つ海南市(かいなんし)。近年、「すてきな暮らしの演出家」をポリシーにつくられる、良質な日曜家庭用品のまちとしても知られるようになっています。ここでは、そんな海南市をご紹介します。
海南市の概要
海南市(かいなんし)は紀伊半島に属する和歌山県の北部沿岸に位置しています。
「紀州漆器」の名産地で、全国四大産地のひとつにも数えられています。漆のつややかな黒に浮かび上がる、繊細で風雅な装飾は人々を魅了します。
また、棕櫚(しゅろ)を原材料として始まった日用家庭用品産業は、時代の変化を的確にとらえ、キッチンなどの水回り商品で全国一のシェアを誇るなど、漆器とともに海南市の地場産業として、日々の暮らしを彩り、支えています。
一方で、南を長峰山脈、藤白山脈に抱かれ、西は紀伊水道に臨むなど、豊かな自然が息づく地でもあります。
瀬戸内気候の穏やかな風土のもと、みかんや桃、びわといった果物類や、しらすに代表される海産物など、自然の恵みがいっぱいです。
●人口:5万1356人(2018年7月31日現在)
●市の花:ミカン
●市の木:桜
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:海南市の名産品・特産品
◆蔵出しみかん (ちょっと訳あり家庭用)まごころ産直みかん
味は秀品と変わらない、少し見た目の悪い果実も入った訳ありみかん!農家直送の新鮮さをお楽しみください。
蔵出しみかんで有名な和歌山の下津町は、有田みかんと並んで古い歴史を持つみかん産地です。
海を囲むように広がるみかん山は、潮風と太陽の光でおいしいみかんを育てます。
お届けする『蔵出しみかん』は、12月に収穫した果実を土壁の倉庫に木箱に入れて貯蔵し、低温で熟成したみかんです。
新鮮さを保ち、熟成によっておいしさを増した果実をぜひお試しください。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
蔵出しみかん6kg・3Lまたは2Lサイズ(ちょっと訳あり家庭用)まごころ産直みかん
◆コジーアップバスマット 縦45×横60cm
日本の技術を最大限に活かし今までなかった高品質のバスマットを、この機会にぜひお試しください。
あえてマイクロファイバーを使用せず、拡散性を追求した独自開発で糸を100%使用しております。
接触温冷感試験でも実証された拡散性は、快適なお風呂上りをお楽しみ頂けます。従来品と比べてヒンヤリしにくいバスマットで、しっかりとした踏み心地を実現しております。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
◆アノン 16本骨グラスファイバー和傘
風に強いグラスファイバー親骨を採用。ダボ巻き付きで骨との摩擦から生地を守ります。anon刻印ボタン
anon 60cm16本骨傘ベーシック『ブラック』をギフト箱入りでお届けします。
・シンプルだけどデザイン性のある 表面凹凸の黒持ち手。
・親骨59.5cmで、男女お使いいただける標準サイズです。
・親骨には、釣竿にも使われる強度の高い素材グラスファイバーを使用。軽量で弾力性があるので風にも強く安心して使えます。
・骨をつなぐ部分(ダボ)にダボ布を付け、摩擦から生地を守ります。
・生地はしなやかなポンジーを使用
・anonのロゴが刻印・印刷されたスナップボタンとネームバンド。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
アノン 16本骨グラスファイバー和傘 ブラック ギフト箱入り 男女兼用 傘103
◆ベースアップ 敷くだけデッキ 人工木 ウォールナット 9枚組
清潔さにこだわった、ベースアップ敷くだけシリーズ。
床下に約2.2cmの高さがあるので、いつものお掃除楽らく清潔。
1.ゴミや枯葉が詰まりにくい
2.排水がスムーズで掃除がしやすい
3.防虫剤が設置可能で害虫対策ができる
取り外し用フックを使うと、わざわざ端から外す必要がありません。間の1枚だけを取り出したいときや、交換したい場合などに便利です。
※取り外し用フックは別売です
お礼品の詳細はこちらをクリック!
ベースアップ 敷くだけデッキ 人工木 ウォールナット 9枚組 39070000
海南市の特産品
◆家具
戦後始まった海南市の家具製造の歴史。その起源は、伝統ある紀州漆器の木地師(※ろくろを用いて木をくり抜き、盆や椀をつくる人)にあると言われています。
現在の製品の出荷額を分類すると、ユニット家具、収納家具などの箱物が大部分ですが、とくに最近は商品の種類も増え、全国的にその名を知られる家具の生産地へと発展しました。
◆家庭用品
海南市は国内最大の(※)家庭用品の産地であり、とくにバス、キッチン、トイレ、ランドリー用品を中心とした水回り商品については、全国有数の産地となっています。
そもそもは、弘法大師がその栽培の始祖とも言われる棕櫚(しゅろ)を材料とした和雑貨に始まり、江戸時代には棕櫚を使った縄や網、ホウキ、たわしの生産が行われていました。
昭和に入ると、材料がしゅろからヤシの実の繊維となり、近年は発砲ポリエチレンなどの新素材へと変化。デザイン性や機能性、耐久性、使いやすさに関しても改良され続け、"海南市産の家庭用品"は全国で愛される製品へと進化してきたのです。
現在では、インテリアやレジャー用品、ガーデニング用品など幅広い生活関連用品を生産。もちろん、"環境にやさしい"ことも重要な要素として、高い機能性やデザイン性をもつ商品の開発に日々取り組んでいます。
(※)海南特産家庭用品協同組合ホームページより
◆紀州漆器
海南市の北西部「黒江地区」を中心に生産されている「紀州漆器」は、越前(福井県)、山中(石川県)、会津(福島県)とともに、日本の四大漆器産地とされています。
室町時代から戦国時代の頃、滋賀県付近の木地師集団がこの地に住みつき、豊富にあった紀州ヒノキを使って椀の製造を始めました。
それが「渋地椀」の製造につながり、江戸時代初期にはその一大産地として知られるようになります。
そして、江戸時代中期には紀州藩の保護を受けて紀州漆器はますます発展、その地位を不動のものとし、県を代表する伝統産業となりました。1978年には、通産省から「伝統的工芸品」の指定を受けています。
◆びわ
1890年、下津町興(しもつちょうおき)地区で始まったとされる海南市のびわ栽培。現在、主な栽培地は下津町仁義地区、海南市藤白地区となっています。
この地域で採れる「びわ」は、豊富な果汁とソフトな舌ざわりで、京阪神のみならず北海道や東北、関東、中部地方からも高い支持を獲得しています。
生産地では現在、低樹高栽培や減農薬栽培などに取り組んでいるそうです。
◆しらす
カタクチイワシの稚魚を蒸しあげた"釜揚げ"と言われるしらすは柔らかく風味があって、炊きたてご飯との相性が抜群です。
とくに海南市が面している和歌浦湾で獲れるしらすは「わかしらす」と呼ばれ、春と秋がとくにおいしいとされています。こちらもご飯との相性が最高で、卵や梅干しを入れてシンプルにいただくと絶品です♪
海南市の観光資源
◆温山荘園
日本初の動力伝動用革ベルトを製作するなど、後に世界有数のベルトメーカーとなった「新田帯革製造所(現 ニッタ株式会社)」。その創業者である新田長次郎が自ら設計し、大正時代につくった庭園が「温山荘園(おんざんそうえん)」です。
当初は自身の健康維持のために使用していたそうですが、在世中に一般人にも解放するようになったそうです。
総面積は6万6500平方メートルと広大で、個人の庭園としては関西第一と言われています。
2010年2月に国の名勝に指定、同6月には建造物が国の重要文化財に指定され、2017年4月に文化庁から認定された日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」の構成文化財にもなっています。
◎日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」
和歌山県北部、和歌山市南部と海南市北部に位置する和歌浦湾をとりまく景勝地の総称。南は熊野参詣道・藤白坂から西は紀伊水道に面した雑賀崎まで、自然がつくる絶景が見られる、国指定の名勝です。
今から1300年前の奈良時代、「若の浦」と呼ばれていたこの地を訪れた聖武天皇は、眺望に感動して詔を発し、この風景を末永く守るように命じたそうです。
同行した万葉歌人・山部赤人がこの情景を讃え詠んだ歌が、平安時代の歌人・紀貫之によって『古今和歌集』でとり上げられたことから和歌の聖地となり、やがて「和歌の浦」と書くようになったと言われます。
江戸時代に入ると、ますます天下に名を馳せる名所となり、現在に至るまで、あらゆる人にとって訪れてみたい場所のひとつとなっています。
◆つり公園シモツピアーランド
海南市下津町にある、県内外から釣りファンが訪れる人気の釣りスポットが「シモツピアーランド」。
和歌浦湾に向けて浜から海へ伸びた長さ100mもある桟橋と筏で釣りが楽しめます。
施設内にある売店では、釣り道具やエサはもちろん、お弁当や飲み物を販売している他、1回300円で使用できるシャワーも完備しています。
◆熊野古道
京の都から熊野三山(熊野本宮大社/熊野速玉大社/熊野那智大社)に向かう熊野信仰の道。
平安時代から鎌倉時代は、「蟻の熊野詣」と言われるほど、熊野三山へお参りする人々が多かった時代でした。
海南市では、JR海南駅からスタートする2つのハイキングコースを推奨しています。
◎熊野古道(お手軽コース 約3時間)
JR海南駅→鈴木屋敷→藤白神社→熊野古道(有馬皇子の史跡・筆捨松・地蔵峰寺)→(折り返し)→JR海南駅
地蔵峰寺の裏手にある「御所の芝」からの眺望は格別とのこと。
◎熊野古道(満喫コース 約5~6時間)
JR海南駅→熊野古道→藤白神社(藤白王子)→藤白坂→地蔵峯寺(藤代塔下王子)→阿弥陀寺(橘本王子)→橘本神社(所坂王子)→山路王子神社(一壺王子)→拝の峠→蕪坂塔下王子→山口王子→JR紀伊宮原駅
熊野古道紀伊路の中でも難所と呼ばれるコースがこれです。でも、素晴らしい眺望とミカン畑からのいい香りを満喫できます。
あとがき
絵描きや歌人など、アーティストに愛された「和歌の浦」。その名前「若の浦」が「和歌の浦」になったのも"和歌"がきっかけだったんですね。そして、その漢字表記が"和歌山県"という県名にもつながっていったのだそうです。
そんな海南市を、ぜひ訪れてみてください。
※2024年10月30日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・海南市公式 ホームページ(http://www.city.kainan.wakayama.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店