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濃厚なコクと甘み、ぷりっぷりの牡蠣が特産!/北海道厚岸町【ふるさと納税・自治体事典】

独自の自然環境と生産方法の工夫により可能となった、"日本で唯一、牡蠣を通年で出荷できるまち"(※厚岸町ホームページより)として有名な厚岸町(あっけしちょう)。「愛冠岬(あいかっぷみさき)」のような、全国から観光客が訪れる人気観光スポットもある厚岸町をご紹介します。

厚岸町の概要

厚岸町は北海道の南東部に位置し、南は厚岸湾が深く進入して厚岸湖を抱き太平洋に面しており、北部の波状丘陵地帯には広大な酪農地帯が形成された人口約1万人のまちです。

東北海道ではもっとも早く開けたところであり、松前藩による「アッケシ場所」の開設は寛永年間(1624年~1643年)とされ、文化永年(1804年)には蝦夷三官寺(えぞさんかんじ)のひとつとして国泰寺(こくたいじ)が開設されるなど、東北海道開拓の玄関として、また、道東文化発祥の地として長い歴史を誇っています。

昭和30年には「厚岸道立自然公園」の指定を受け、1993年には「厚岸湖・別寒辺牛川(べかんべうしがわ)湿原」がラムサール条約に登録されるなど、豊かな自然環境に恵まれており、それらの豊富な地域資源を生かし、さまざまな特産品を生産しています。

●人口:9250人(2019年5月31日現在)
●町の花:ヒオウギアヤメ
●町の木:エゾヤマザクラ
●町の鳥:オオセグロカモメ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:厚岸町の名産品・特産品

◆厚岸産殻牡蠣『丸えもん2L-size 14個入り』

東北海道に位置し、太平洋に面したまち、厚岸町は、一年中出荷できる牡蠣の産地としても広く知られています。

厚岸の牡蠣は、太平洋の海洋プランクトンが豊富な「厚岸湾」と、自然豊かな「別寒辺牛(べかんべうし)湿原」から植物性プランクトンが流れ込む「厚岸湖」で育ちます。

牡蠣の旬と言えば厳寒の冬ですが、海水温が低いことから夏場を含め年中出荷が可能で、産卵期を終えた牡蠣は秋からじっくりと栄養を蓄え、冬には旬のプリプリ感、春は濃厚なクリーミー感、夏は大きくふっくらとした食感と、四季折々の風味を楽しめます。

ぜひおいしい牡蠣をご賞味ください。

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厚岸産殻牡蠣『丸えもん2L-size 14個入り』

◆数の子食べ比べ4点セット!

このお礼品は、北海道の特産品「数の子」の食べ比べ4点セットです。ごはんのおかず、お寿司のネタなどに使うことができます。

「味付数の子」「山菜数の子」は塩抜きなどの手間がなく、お正月料理はもちろん、お酒のおつまみや和え物などいつもの食卓にも使えます。

「めんたい数の子(数の子100%)」は、プチプチとした食感で「明太子」のような辛味があり、ご飯はもちろん、パスタとも相性が良く、ペペロンチーノにしたりバターと一緒に混ぜていただいても美味です。

クリームチーズと和えてクラッカーにのせても大変おいしく召し上がれます。

「ほぐし数の子醤油漬」は、プチプチとした食感で手巻寿司やちらし寿司などの酢飯とも相性が良く、納豆にもよく合います。

■生産者の声
食べていただいた方の声を大事にし、丁寧な仕事を心がけています。

◎内容量
・味付数の子 350g
・山菜数の子 200g
・めんたい数の子 120g
・ほぐし数の子醤油漬 100g

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数の子食べ比べ4点セット!

◆生かき食感!かきの塩辛3本セット

極寒の道東・厚岸町の海で厳しく育った牡蠣は、全国でも稀な通年生食できる産地です。
その厚岸産・生牡蠣を厳選し、生の風味や食感を残したまま塩辛に仕立てました。

冷凍保存なので、お好きなタイミングでいつでも生牡蠣の風味を存分に堪能できる「かきの塩辛」をご堪能ください。

■生産者の声
名産である牡蠣を取り扱うようになり来年で30周年を迎えます。全国でも有数の牡蠣の産地としての誇りを胸に、日々、おいしい牡蠣をつくり続けるため努力をしております。

素材の良さのみならず皆さまの食卓に満点の「おいしい」をお届けできるよう今後も邁進してまいります。

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生かき食感!かきの塩辛3本セット

◆厚岸磯の恵みセット

昆布巻・昆布佃煮の絶妙な味をご堪能ください。

厚岸産の「厚葉昆布」を使ってつくっています。そして1本1本、手間暇をかけて炊いています。

全国的にも、とても珍しい牡蠣(厚岸産)の昆布巻をはじめ、提供事業者「瀬川食品」が取り扱う4種類の昆布巻と昆布佃煮3種類を食べ比べてみてください。

昆布巻は、お酒の肴に、そして昆布佃煮は卵かけご飯と一緒に食べるのがおすすめです。

■生産者の声
昆布巻は厚岸産の厚葉昆布を使い少し柔らかめに仕上げております。なかでも牡蠣の昆布巻は牡蠣も厚岸産でオール厚岸の製品でございます。ご飯のおかずやお酒の肴にどうぞ、ご賞味くださいませ。

昆布佃煮は、ごはんのおかず、おにぎりの中身など幅広くお使いになれます。とくに卵かけご飯と一緒に食べるのが一番おすすめです。

◎内容量
・牡蠣の昆布巻 220g
・にしん巻・紅鮭巻・ほたて巻 各170g
・昆布佃煮たらこ・しそ・甘口 各150g

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厚岸磯の恵みセット

厚岸町の特産品

◆牡蠣

古くから牡蠣の産地として知られる厚岸町。太古の昔から牡蠣が生息し、食されていました。

現在は養殖の牡蠣を主に生産しており、1年中出荷できることで知られています。
夏でも寒流の影響で海水温が低く、成長スピードが遅くなることを利用し、繁殖の時期をコントロールすることでこの通年出荷を実現しているそうです。

また、厚岸湖と厚岸湾は直結しており、そこには豊富なプランクトンがあると同時に山や湿原からの養分をたっぷり吸収した「別寒辺牛川」の淡水が流れ込み、そして太平洋の海水と混じり合う貴重な海域となっています。

これらの栄養をゆっくり成長しながら充分に取り込むことで、ふっくらと大きく、さらに濃厚な甘みもあってうまみが凝縮した牡蠣へと成長します。

また、1900年頃、天然の牡蠣は絶滅の危機に瀕しました。しかし、養殖を取り入れることで2004年、純厚岸産カキは復活を果たしました。

この牡蠣は厚岸生まれ、厚岸育ちの純厚岸産の牡蠣であり、「カキえもん」と命名され、販売されています。

なお、厚岸から出荷される牡蠣には、「カキえもん」の他に三陸生まれの稚貝を厚岸の海で育てた「マルえもん」、三陸で生まれ育った後、最後に厚岸で仕上げられた「ナガえもん」があります。
2016年には、新ブランド牡蠣として「弁天かき」も登場しました。こちらも純厚岸産の牡蠣となっています。

厚岸町の観光資源

◆原生花園 あやめヶ原

「原生花園(げんせいかえん) あやめヶ原」は、厚岸町市街地から約12km、高さが10~15mにもなるダケカンバの林を抜けたところに広がる草原です。

北太平洋シーサイドライン「岬と花の霧街道」の景勝地のひとつにもなっているこの場所が、「原生花園 あやめヶ原」です。「原生花園」とは、人の手が加えられておらず、自然の状態のまま花が咲き乱れる天然の花畑のこと。

標高100mのところにあり、広さは約100haと広大で、中央には散策路があります。

毎年5月~10月にかけて、約30万株のヒオウギアヤメをはじめハクサンチドリやキンポウゲなど、海浜植物や高山植物100種類以上を鑑賞できます。

また、「あやめヶ原」から太平洋に向けて抜けると、「チンベノ鼻」という岬があり、ここから眺める海岸線は絶景です。

◆あっけし桜・牡蠣まつり

毎年5月中旬~下旬頃にかけての9日間、約1200本のエゾヤマザクラなどが咲き誇る桜の名所「子野日(ねのひ)公園」を会場として開かれるお祭りが「あっけし桜・牡蠣まつり」です。

名前のとおり、花見と牡蠣などの海産物を求めて毎年多くの観光客が県内外からやってきます。

会場では、牡蠣やアサリなどの海産物や地場産品の販売が行われ、厚岸自慢の味覚が一堂に介します。会場では購入した海産物を炭で焼いて、その場で食べることもできます(アサリは先に砂出しされているそうです)。

期間中の日曜日には、「ちびっ子アサリつかみどり」や「厚岸名産牡蠣のつかみどり」などのイベントが開催され、子どもから大人までファミリーで楽しめるお祭りとなっています。

◆あっけし望洋台

ちょうど釧路市と根室市の中間地点にある厚岸町。ふたつの市を結ぶ「国道44号線」は総延長123kmもありますが、以前はこの間に駐車場もトイレもなかったそうです。

そこで1979年、美しい海岸眺望のあるこの地に、まちが完成させた施設が「あっけし望洋台(ぼうようだい)」で、厚岸湾・厚岸湖を一望できるカラフルな展望台、バスや乗用車など50台以上が駐車できるスペースやトイレが設置されています。

晴れた日には、厚岸湾口の「尻羽岬(しればみさき)」や「大黒島(だいこくじま)」「愛冠岬」を望み、厚岸大橋、さらには厚岸の市街全景を眺めることができます。

◆愛冠岬

厚岸町の代表的な名所である愛冠岬。「できそうもない困難を乗り越え愛の栄冠を得る」との思いで名づけられ、アイヌ語の「アイ・カップ(矢の上のもの)」、つまり「矢が届かない」というところから、「できない、届かない」の意味もあるそうです。

厚岸湾に突き出ているこの岬は約80mの断崖上にあり、眼前には海鳥繁殖地として有名な「大黒島・小島」を、眼下には「筑紫恋(ちくしこい)海岸」を望む絶景ポイントとなっています。

1992年には、岬の先端に「愛の鐘ベルアーチ」が完成し、"想いをかなえる鐘"として人気となっています。

◆厚岸味覚ターミナル・コンキリエ

牡蠣の形をした、ユニークな道の駅、「厚岸味覚ターミナル・コンキリエ」。

建物だけでなく、「コンキリエ」はイタリア語で「貝の形をした食べ物」の意味だそうで、名前のとおりメニューもお土産も厚岸の名産である牡蠣づくしの道の駅となっています。

レストランや炭焼き処では海の幸をたっぷり味わうことができるのはもちろん、特産品やオリジナルグッズの販売、観光情報の発信も行っている他、ミニ水族館や展望室があり、家族連れで賑わっています。

さらに、「冬のネイチャーウォッチングツアー」や「あさり掘りツアー」「手ぶらで簡単ワカサギ釣り体験ツアーin別寒辺牛川」といった体験メニューも各種開催しています。

あとがき

1年を通して牡蠣が獲れるまちとして知られる厚岸町。たとえば、道の駅も牡蠣の形をしており、メニューも牡蠣三昧。「あっけし桜・牡蠣まつり」も焼き牡蠣や牡蠣飯などが食べられる他、牡蠣のつかみどり大会があるなど、お祭りも牡蠣三昧です。牡蠣に目のない人ならきっと楽しめるまち、厚岸町をぜひ訪れてみてください。

厚岸町紹介ページ

厚岸町のお礼品一覧

※2019年7月24日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・厚岸町公式 ホームページ(https://www.akkeshi-town.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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