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肩にキジが乗った巨大な鬼のモニュメントが大迫力/愛媛県鬼北町【ふるさと納税・自治体事典】

名前に「鬼」が入っていることから、「鬼」を使った町おこしを行っている「鬼北町(きほくちょう)」。鬼の造形作品や標語のコンテストを開催したり、道の駅にはシンボルとも言える鬼「鬼王丸(おにおうまる)」のモニュメントを設置したりと、"鬼だらけ"のまちを目指しています。ここでは、そんな鬼北町をご紹介します。

鬼北町の概要

四国の西南に位置する鬼北町(きほくちょう)は、2015年1月1日に旧広見町と旧日吉村が合併して誕生したまちです。

この地域は、町の南方にそびえる「鬼ヶ城(おにがじょう)山系」の北に位置することから、古より「鬼北地域」と呼ばれており、「鬼北町」の名前はそこから取られました。

全国1741の地方自治体の中で唯一「鬼」の文字が入る自治体であり、名前にちなみ、「鬼」をテーマにした町づくりに取り組んでいます。

●人口:1万46人(2018年10月1日現在)
●市の花:ツツジ
●市の木:ヒノキ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:鬼北町の名産品・特産品

◆鬼北のお米「鬼米 (おにまい)」コシヒカリ 3kg×1袋

鬼が喜び舞い踊ると言われる美味しいお米、それが「鬼米」です。

南予アルプスともいわれる鬼ヶ城山系の北側に位置する鬼北町。
その大地で水、気温に恵まれて育まれたお米は鬼北町の寒暖差と清流により粘り香り甘さに優れています。
その中で「道の駅 広見森の三角ぼうし」独自の審査をクリアしたお米だけに与えられる称号が「鬼米」。
「鬼にならんとうまいもんはできん!」農家の皆さんが丹精込めて作った鬼北の里の自信作。ぜひ、ご賞味下さい。

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鬼北のお米「鬼米 (おにまい)」コシヒカリ 3kg×1袋

◆【元祖・人工乾燥薪】火力が違う!「鬼の薪中太」

このお礼品は、着火簡単、火力抜群、衛生的な鬼の薪。ストレスフリーな薪ストーブライフをお手伝いする一品です。

愛媛県の南予(なんよ)地方で育った広葉樹(ナラ・クヌギ・カシ・サクラなど)を伐採・加工・人工乾燥して薪(まき)にしました。

人工乾燥により、含水率を18%以下にすることで、火力が強くなり、排出ガスの煙が少なく、虫が入らない薪をつくることができました。

薪ストーブクッキングやピザ釡にも利用できます。よく燃え、よく働く【人工乾燥薪】をぜひお試しください。

■生産者の声
森の手入れをしながら、端材を使った木くずをボイラーでしっかり乾燥、貴重な森の恵みを無駄なく使うよう心がけています。

環境に配慮しながら、一年中同じ品質の薪をご提供します。たかが薪、されど薪。品質の良さにこだわった鬼の薪。ネーミングもちょっと驚きですが、使い心地はもっと驚き。今までと違う、鬼のようによく燃える【鬼の薪】をぜひお試しください。

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【元祖・人工乾燥薪】火力が違う!「鬼の薪中太」

◆平成30年産【低グルテリン・低アミロース米】もっちり鬼っ米(LGCソフト)5kg

このお礼品は、鬼北町の澄んだ空気と清らかな水、大自然の中で育った、もっちり味の低グルテリン(低たんぱく)米です。

鬼北町は、自然が豊かで、空気も水もとてもきれいなところです。
そんな鬼北町で育ったお米「鬼っ米」は、タンパク質に含まれるグルテリンとでんぷん質に含まれるアミロースを通常のお米より少し控えめに開発したお米です。

毎年収穫したお米は、検査機関に送り、タンパクの数値を検査してもらいます。平成30年産は、粗タンパク質2.4g、易消化性(内グルテリン)1.25g(0.54g)、難消化性1.15gという結果になりました。

味は普通のお米となんら変わりなく、食感は粘りがあってやわらかく、冷めてもおいしくいただけるのが特徴です。

また、「JGAP(※食の安全や環境保全に取り組む農場に与えられる認証)」の認証を得た田んぼで育てられています。

農薬の管理、肥料の管理、水の管理、放射能の管理といった、120以上の項目基準をすべてクリアし、専門の審査員も定期的に農場へ行って、安全な農産物をつくるための基準をチェックしています。

皆さまに良い物を選んで食べていただきたい、その想いで提供事業者「企業組合ひろみ川」では安全・安心な農産物の証「JGAP」を取得しています。

■生産者の声
「鬼っ米」のセールスポイントは安心と安全です! 安心と安全がこんなにも食べ物をおいしくするということを皆さまに知っていただきたい。そして、このお米を通して、病気の方も一般の方も、すべての方の楽しい食事のお手伝いができればと考えております。

愛がたぁっぷりつまった、鬼北育ちの「鬼っ米」をぜひご賞味ください。

◆(株)高田商店&(有)地蔵味噌 詰め合わせセットB

鬼北町の「高田商店」と「(有)地蔵味噌」の人気製品がついに詰め合わせになりました♪

◎高田商店の製品
・濃口醤油(まろやかな味わいのおしょうゆ)
・しょうゆドレッシング(ゆず味)(天然ゆずに良質の綿実油とオリーブ油をまぜて造った和風ドレッシング)
・ゆずゼリー(天然ゆずを主成分として、はちみつ・果糖を配合した爽やかなゼリー飲料)

◎地蔵味噌の製品
・麦みそ(国内産の麦を使った本格派の白系甘口タイプ。裸麦独特の甘さをご堪能ください)
・調合みそ(米糀と麦麹をミックスし、マイルドな風味を醸し出した合わせ味噌。裸麦の甘さ、米麹の香りを楽しめます)
・地獄味噌(味噌にニンニク、ラー油、ごま油を合わせたパンチのある味わい)
・きじの肉味噌(麦味噌と熟成きじ肉を合わせた一品)
・いりこみそ(愛媛県産のいりこを使用)
・酢味噌(季節の和え物などにどうぞ)
・みがらし味噌(麦みその甘味とからしが食欲をそそります)

◎内容量
・濃口醤油 1L×1
・しょうゆドレッシング(ゆず味) 280ml×1
・ゆずゼリー 150g×10
・麦みそ 800g×1
・調合みそ 800g×1
・地獄味噌 100g×1
・きじの肉味噌 100g×1
・いりこ味噌 100g×1
・酢味噌 100g×1
・みがらし味噌 100g×1

鬼北町の特産品

◆鬼北熟成きじ

鬼北町では、1992年から地域振興の柱となる特産品として、「きじ」の飼育を約500羽規模でスタートしました。

現在、四万十川上流域の自然豊かな環境で「高麗きじ」を飼育。きじが春から初夏にかけて産んだ卵を200日以上かけ、ストレスをかけないようできるだけ自然に近い環境で、餌にもこだわりながら飼育します。

そのように育てられた鬼北町のきじは、「鬼北熟成きじ」として少しずつ市場での認知度も上がってきています。

飼育方法はマニュアルで決められており、それに則って飼育され、生産者が相互評価を行い、飼育環境・成育状態などを確認し合います。
それによって、鬼北町のきじはばらつきが少ないきじへと育ち、ブランドを保つことができるのです。

「鬼北熟成きじ」は味がもっとも良質となる、寒さが厳しい季節に熟成させ、旨み成分を引き出し急速冷凍することで肉の旨みを閉じ込め、いつでも旬の味を楽しむことができます。

実は、きじ肉は処理してすぐに食べるより、熟成させたほうがおいしいと昔から知られていました。

しかし、「熟成」、すなわち腐敗が進行していくことです。「鬼北熟成きじ」は熟成を進めながらも腐敗を可能な限り抑えるため、一定の低温で48時間寝かせるといった最先端の加工処理を施し真空冷凍され、出荷されています。

◆ゆず

鬼北町の気候は寒暖差が大きく、香りの強い良質なゆずの栽培にはとても適しています。そのため鬼北のまちは昔からゆず栽培が盛んで、「ゆずの里」とも呼ばれています。

化学肥料や農薬を使用しない特別栽培にも取り組んでおり、鬼北のゆずは皮から果汁まで安心して食すことができます。

ポン酢やスイーツ、ゆず湯、化粧水など、いろいろな加工品にも幅広く使われており、とくに赤鬼の子どもをモチーフにしたご当地キャラクター「きほくん」を瓶にあしらった「ゆずサイダー」が人気商品となっています。

「ゆずサイダー」は、ブリキでできた王冠のフタがついたガラス瓶を使い、少しレトロなムード。フタを開けると、さわやかに柚子が香り、スッキリとした後味が評判です。

鬼北町の観光資源

◆でちこんか

「でちこんか」は、毎年10月中旬に奈良川・河川敷で2日間にわたって開催される、鬼北町最大のイベントです。

1日目は「鬼のお太鼓コンテスト」として県内外から太鼓団体を募集。予選会を行い、上位に入賞した団体は夜に行われる「前夜祭」のステージで迫力の演奏を披露することができます。

2日目は県内外から約100の出店団体が軒を並べる「びっくり市」や、鮎やアマゴといった魚のつかみどり、直径174.3㎝、深さ90㎝の巨大な釜で約2500食分を提供する名物「ジャンボきじ鍋」、さらにステージショーなどで大変な盛り上がりとなります。

ちなみに、「でちこんか」とは、「出てきませんか」を意味する鬼北地方の方言。
また、「でちこんか 夏の陣」と称して、駅伝大会も開催されています。これは、「広見川」を下流から上流に向かって、全長4.7kmのコースを、ヘルメットをタスキ代わりに川の流れに逆らって走るというユニークな大会です。

◆鬼の造形大賞

全国にある1741の地方公共団体の中で唯一「鬼」の文字が入る自治体、「鬼北町」。

前述のように、「鬼ケ城山(おにがじょうやま)」の北に位置することから、昔から「鬼北地域」と呼ばれており、2005年1月1日に旧広見町と旧日吉村が合併した際にこの地名をとって「鬼北町」が生まれました。

小さなまちをいかに活性化していくかを日々検討する中、この「鬼」の入った町名を生かすことが、特色あるまちづくりのための起爆剤になると考えたそうです。

そして、2013年にプロジェクトチームが発足、「鬼の町づくり」がスタートしました。

その一環として2015年に始まったのが、「鬼の造形大賞」です。
全国から鬼に関連した造形物を公募し、審査をして最優秀賞などを決定します。応募作品は、鬼北町役場庁舎に展示する他、町内公共施設や各地のイベント会場などに展示することで、「鬼のまちづくり」を県内外にアピールしていきます。

また、将来的には、建設予定の「鬼の館(仮称)」に作品が展示されるようになるそうです。

あとがき

「道の駅 広見森の三角ぼうし」前に鎮座している「鬼王丸」のモニュメントは全長5mもあるうえ、小さなお子さんなら思わず泣き出してしまいそうなコワモテぶり。でも、この鬼王丸は、常に人々の幸せを願うまちの守護者だそうです。また、肩に乗っている鳥は、まちの特産物である「キジ」です。そんな鬼北町を、ぜひ訪れてみてください。

鬼北町紹介ページ

鬼北町のお礼品一覧

※2024年10月7日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・鬼北町公式 ホームページ(https://www.town.kihoku.ehime.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店