須賀川市の姉妹都市は300万光年の彼方!/福島県須賀川市【ふるさと納税・自治体事典】
その名も「M78星雲 光の国」。とても有名な国なので、少し遠い国の割に多くの方がご存じのことでしょう。また、その国の住人の何人かは、市街地にモニュメントとなって建てられており、須賀川市民との親密ぶりがうかがえます。ここでは、そんな須賀川市をご紹介します。
福島県須賀川市の概要
全国にある牡丹園の中で、唯一、国指定名勝に指定されている須賀川牡丹園、毎年30万人を超える観客でにぎわう釈堂川(しゃかどうがわ)花火大会、そして、日本三大火祭りのひとつに数えられている松明あかしなど、四季を通して華やかな彩りに包まれる須賀川市(すかがわし)。
特撮の神様と称されている「円谷英二監督」の出身地であることが縁となり、平成25年5月5日に、ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と須賀川市は、300万光年をつなぐ姉妹都市となりました。
ウルトラヒーローや怪獣たちに出会えるまち「すかがわ」にぜひ足を運んでください。
●人口:3793人(2018年3月31日現在)
●市の花:ぼたん
●市の木:赤松
●市の鳥:カワセミ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:福島県須賀川市の名産品・特産品
◆須賀川市ブランド米コシヒカリ「ぼたん姫」を使用した天然醸造・無添加生味噌
須賀川市ブランド米のコシヒカリ「ぼたん姫」による天然醸造・無添加生味噌。土蔵でじっくり熟成しました。
水田の転作により、栽培した大豆を買い取りして、天然醸造無添加生味噌を製造しました。添加物は一切入っておりません。
須賀川産のブランド米であるコシヒカリ「ぼたん姫」を米麹に使用し、大豆は、福島県推奨品種の「タチナガハ」作付大豆を使用して、冬に仕込んだ味噌を低温冷蔵倉庫でじっくり熟成させました。昔ながらの手作り味噌です。塩角がとれた、まろやかで甘味と旨味が詰まっています。
大豆と米麹の割合が、1:1.2となっており、米麹が半分以上入っている、塩分控えめの本格生味噌です。遺伝子組み換えの大豆は使用していません。
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須賀川市ブランド米コシヒカリ「ぼたん姫」を使用した天然醸造・無添加生味噌(800g×2個)
◆渡辺果樹園のル・レクチェ 2kg
農林水産大臣賞を三度受賞した渡辺果樹園が丹精込めて作り上げた「ル・レクチェ」を、皆さまにお届け♪
ル・レクチェは栽培がとても難しい果物です。土の状態、肥料の量、気象条件、樹形のバランスなどあらゆる要素が重なって、初めてル・レクチェが実を結びます。
10月中旬に一斉に収穫をしますが、すぐに食べられるわけではありません。温度と湿度が一定に保たれた場所で1ヵ月間追熟をさせるのです。
その後、緑色から山吹色に変化していくル・レクチェを一つひとつ丁寧にチェックして、厳選した品質のものだけが皆さまのお手元に届きます。
食べ頃のル・レクチェは、芳醇な香りと濃厚な甘さ、そしてとろけるような舌触りから、西洋梨の貴婦人とも呼ばれています。
■生産者の声
3代目がル・レクチェを植樹してから、かれこれ30年以上が経ちました。これまで幾度となく失敗を繰り返し、ついに納得のいくル・レクチェを収穫できるようになりました。
1年に1度しか取れないからこそ、日々の作業は一切妥協せず、愛情をたっぷり注いできました。皆様に喜んでもらえる果物を作るため、今日も作業に精を出しています。
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◆個数限定 キビ砂糖と栽培期間中は無農薬の完熟梅の阿部農縁手作り梅ジャム100g入りを3本
しっかり梅の雑味を取り去り、爽やかな酸味とフルーティーな梅の香りで食べ飽きないおいしいジャムに仕上げました。
使用したのは完熟した落ち梅のみ。糖度は20%で、お子さまでも梅が苦手な方でも召し上がれます。
スプーン一杯のジャムで梅1個半に相当。100g入りを3本ギフト箱に入れてお届けします。
■生産者の声
フルーツは、体に重要な必須ビタミンやミネラル、効能からしてもできれば毎日取り続けて欲しい健康管理に役立ちます。
梅はできれば毎日摂取したいけど、なかなか続けられない、大量に取れない、そんなものを効率良く食事で取っていただければと考えて作り続けています。
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個数限定 キビ砂糖と栽培期間中は無農薬の完熟梅の阿部農縁手作り梅ジャム100g入りを3本
◆ウルトラマン焼きショコラ 10個入×2箱
須賀川はウルトラマンの生みの親・円谷英二監督の出身地! 地元のヒーローとともに、町をPRするために誕生したウルトラマンパッケージのお菓子です♪
軽やかな「ふわふわ」チョコに「サクサク」チョコクランチを手絞りで贅沢に混ぜ込み、高級なベルギー産クーベルチュールを加えて焼き上げました。カカオマスの比率を上げることでビターな深い味わいに。一粒で食べ応えのある新食感チョコレートです!
■生産者の声
豊かな自然、城下町・宿場町としての古い歴史、そして素朴であたたかさのあふれる土地柄...。須賀川は私たちの自慢です。私ども「かめまん」はこの地で大正8年に創業し、まもなく100年を迎えます。
和菓子屋としてスタートしましたが、その後、洋菓子部門も設け、地域のみなさまの毎日の食卓やお祝いごと、贈答用にご愛顧いただけるお菓子作りを続けて参りました。みなさまの支えがあっての「かめまん」です。
これからも地域の生産者とともに「地元の自慢」と言っていただけるような製品づくりに励み、皆さまのくらしに寄り添えるお菓子を真摯に作り続けます。
これからも「かめまん」をよろしくお願いいたします。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
◆『須賀川特産岩瀬きゅうり』使用かっぱ麺・らーめんセット
須賀川名物料理「かっぱ麺」をご自宅で楽しめます!
付属のごまだれとみそに、お持ちの野菜や温泉卵などを載せてサラダ麺風に、またはハム・錦糸卵・ゆでもやし・きゅうり・トマトなど載せて冷し中華ふうにさっぱりとお召し上がりください。
お野菜も摂取できますので、とてもヘルシーな麺料理になります。
また、「きゅうりのらーめん」は付属のタンメンスープで温かくしてお召し上がりください。お好みの具をトッピングすれば、一層ひと味違うラーメンとして楽しむことができます。
■生産者の声
創業明治10年以来伝統の麺作りを続けておりますが、近年は特に須賀川市特産品を使用した麺作りに力を入れ須賀川市の美味しい・自慢のお品を全国の皆様にお届けしたく日々励んでおります。
併設の麺料理食堂大黒亭では「かっぱ麺」はもちろんきゅうりのらーめん・手打ちそば・平日日替わりワンコインランチなども好評をいただいております。
須賀川市の特産品
◆きゅうり
須賀川市は、夏秋きゅうり(露地きゅうり)生産量で日本一を誇ります(※)。
以前は「岩瀬きゅうり」という名前で出荷されていましたが、現在は「パワーグリーン」のブランド名で統一されています。
「パワーグリーン」は、新鮮さが長持ちするのが特徴です。
また、選果場「きゅうりん館」では、センサーですべての長さや曲がりを計り、選別・梱包までを機械化し、出荷しています。
その生産者は、農業生産の向上を目指しながら、環境にやさしい農業を実践するエコファーマーに認定されています。
さらに、出荷時には生産者ごとの放射能検査を実施し、その結果はインターネットで公開されています。
(※)須賀川物産振興協会
◆かっぱ麺
須賀川市の特産物であるきゅうりを使い、地元飲食店が共同で開発したメニュー「かっぱ麺」。
きゅうりの搾り汁のみで練り込んだ鮮やかな緑が特徴の特製麺と、各店秘伝のだし汁に特製味噌を溶かしながら食べる、低カロリーの料理です。
須賀川市内で採石される「江持石(えもちいし/別名・須賀川石)」の粉を配合してつくられたかっぱ麺専用のどんぶりに盛りつけられます。
なお、「かっぱ麺」は2013年3月の福島県観光土産品コンクールで「推薦品」に認定されました。
また、麺のみを指して「きゅうり麺」と言いますが、2007年11月に福島県特産品コンクールで「きゅうり麺」が「奨励賞」を受賞しました。
須賀川市の観光資源
◆ウルトラマンのまち
須賀川市は、1966年にテレビ放送が開始された特撮ヒーロー「ウルトラマン」の生みの親で、「特撮の神様」といわれた円谷英二監督の出身地として有名です。
そこで須賀川市は市内各所に「ウルトラマンに会える街」としての見どころを整備しており、観光客や往年のファンたちを楽しませています。
JR須賀川駅前に記念碑ができたのをはじめ、円谷監督の生家近くにある松明(たいまつ)通りにはウルトラの母、ウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンジャック、ゾフィー、ウルトラマンタロウ、ウルトラマンエース、ゴモラ、エレキング、ベムスター、ゼットンの合計11体のモニュメントが建ちました。
街路灯などには、ウルトラヒーローや怪獣たちのシルエットが描かれ、夜はライトアップされるそうです。
また、2013年5月5日(こどもの日)には、須賀川市とウルトラ一族が住む「M78星雲 光の国」との姉妹都市提携が実現!
さらに2017年、市庁舎には、ウルトラの父のモニュメントが設置され、同年7月には円谷プロダクション公認ショップ「SHOT M78大束屋」がオープン。
2019年1月には、オープン予定の市民交流センターに併設されて「円谷英二ミュージアム」もオープン予定です。
◆きうり天王祭
毎年7月14日に開催される須賀川市で一番大きな夏祭りで、特産品であるきゅうりを2本供え、お護符がわりに別のきゅうりを1本持ち帰って食べると、その年は無病息災・家内安全・交通安全などのご利益があるとされています。
かつてこの地方に疫病がはやったとき、旭ヶ丘公園にある牛頭天王(現・岩瀬神社)のたたりだとして、人々がきゅうりを供えて祈ったところ、病気は治まり、その後は病気にかかる者がいなくなったそうです。
また、この地域では、この祭りを境に浴衣を着る風習があり、市内や近郷から浴衣姿の家族連れが大勢集まり、参道にはたくさんの露天も並んで盛り上がります。
◆須賀川牡丹園
この庭園は1766年、須賀川で薬種商を営んでいた伊藤祐倫が牡丹の根を薬用にするために、摂津国(現在の兵庫県宝塚市)から牡丹を持ち帰り、栽培したのが始まりです。
10ヘクタール(東京ドーム3倍)の園内に290種類、7000株以上栽培されており、一番の見頃は、5月初旬頃。1932年、国の名勝に指定されました。
◆須賀川市釈迦堂川花火大会
福島市の「ふくしま花火大会」、いわき市の「いわき花火大会」と並び、福島三大花火のひとつに数えられる花火大会です。
今年(2018年8月25日を予定)は第40回の記念大会。音楽創作花火や尺玉40連発、2尺玉記念花火、女流花火師の競演、長さ150mの空中ナイアガラなど、約1万発の花火が夜空に咲き誇ります。
あとがき
花火大会は通常、1万発を超えると大規模大会と呼ばれるようになりますが、須賀川の夜空を彩る「須賀川市釈迦堂川花火大会」も、約90分の間に1万発が打ち上げられ、来場者も例年30万人にのぼる大きな大会です。
日程的には、夏の最後の思い出をつくるにはピッタリ。眺めた夜空を、ウルトラマンが通過するかもしれませんね♪
※2024年4月3日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・須賀川市公式 ホームページ(http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店