有熊野古道の希少な黒い竹が人気です/和歌山県広川町【ふるさと納税・自治体事典】
クエなどの海の幸や、みかんの有名ブランド「有田みかん」の産地として知られる和歌山県広川町。他にも装飾品に使われる有名な黒竹があり、歴史に残る逸話「稲むらの火」の舞台でもあります。ここでは、そんな広川町についてご紹介します。
和歌山県広川町の概要
広川町は和歌山県の中心に位置し、海・山・川がそろう町で春には桜が咲き乱れ、夏には西広海岸が多くの家族連れで賑わいます。
そんな自然豊かな町で生まれる特産品にはつくり手の愛情が込められており「有田みかん」は広川町の特産品のひとつです。
また、広川町は「稲むらの火」の逸話でも有名で、「稲むらの火の館」や国の史跡にも登録されている「広村堤防」など歴史を感じられる町でもあります。
●人口:7011人(2017年7月1日現在)
●町の花:ササユリ
●町の木:アラカシ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:広川町の名産品・特産品
◆紀伊路屋 じゃばら果汁、ジャム、果皮粉末、和紅茶、ドリンクのセット
「邪(気)をはらう」が名前の由来で、生産量の少ない希少果実「じゃばら」。
ビタミンやカロチンを多く含み、とくに果実にはナリルチン(フラボノイドの一種)が柑橘品種の中で群を抜いた含有量があるという研究結果から、近年大変注目を集めている果実です。
このお礼品は、そのじゃぱらを使った加工品セット。
◆じゃばらストレート果汁◆
爽やかな酸味の「じゃばら果汁」をジュースやジャム・ポン酢・ドレッシングにどうぞ。
◆じゃばらジャム◆
希少果実「じゃばら」をたっぷりと使用したジャム。すっきりとした酸味と程よい甘みで、家族みんなで召し上がれます。
◆じゃばら果皮粉末◆
じゃばらの皮を細かな粉末に仕上げました。水と蜂蜜で割って飲んでもおいしいですし、料理の隠し味やケーキつくりなどにも使えます。ジッパー付きアルミ製袋が湿気を防ぎます。
◆じゃばら和紅茶◆
熟成された伊勢の和紅茶に、紀伊路で育まれた希少果実「じゃばら」の果皮をブレンド。冬はホットで、夏には水出しで。
◆じゃばらとみかんのオレンジエード◆
搾ったみかんに希少果実「じゃばら」をミックス。ほど良い酸味と甘さのドリンク。
■生産者の声
長谷農園では、環境に優しい農業と安心できる農産物をお届けするために、国や和歌山県が定めた化学合成農薬と化学肥料の使用量を慣行の半分以下に減らす様に努力しています。
植物本来の生命力を高めるために有機物主体の肥料に加え、紀伊水道に続く和歌山県有田郡広川町の黒潮が流れ込む海水で作ったミネラル豊富な「稲村の塩」の天然のにがりを散布しています。
農薬は有機栽培で使える農薬を主体に散布をし、安全基準を順守しております。
エコファーマー取得(和歌山県認定04131号)
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紀伊路屋 じゃばら果汁、ジャム、果皮粉末、和紅茶、ドリンクのセット
◆【数量限定】こだわりの完熟有田みかん7.5kg【SS~Sサイズ】2018年度 やましん農園
日本一のみかんどころ、和歌山有田より、農家直送ならではの新鮮な柑橘類をお届けします(11月中旬より順次発送)。
生産農家直送なので、【品質・鮮度】には自信があります。
日本一のみかん産地、和歌山有田(※)で収穫された有田みかんは、甘みとほどよい酸味のバランスが絶妙の全国屈指のみかんです。
農家直送ならではの、収穫後すぐの新鮮な状態の有田みかんを一つひとつ手選別し、大切に箱詰めしてお届けします。
額田農園では、魚粉・カニ殻・油粕・骨粉といった有機質肥料を使用し、甘みとコクある柑橘を追求しています。
(※)農林水産省「農林水産統計」
■生産者の声
「美味しかったよ」と言っていただけるよう、一年間みかんづくりに励んでます。
有田みかんの美味しさはもちろんですが、本場の農家直送だからこそ可能な本来の風味を味わってください♪
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【数量限定】こだわりの完熟有田みかん7.5kg【SS~Sサイズ】2018年度 やましん農園
◆紀乃国干物セット
国内で水揚げされる脂ののりの良い魚を、1尾ずつ丁寧に加工しました。
魚の旨味を引き出すため、食塩のみの味付けでソフト干しに加工した干物、また自家製調味液をじっくりと魚に浸透させ、より旨み・甘味を引き立たせたみりん干しのセットです。
■生産者の声
海の幸のおいしさを一年中味わっていただけるよう、より良い原料を使用し、お申込みに合わせて生産しています。
安心・安全な製品づくりを心掛け、従業員一同美味しい干物作りを行っています。
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◆有田みかんワイン2本ギフトセット
このお礼品は、さわやかな飲みやすい味わいのみかんワイン。
素材は甘みと酸味のバランスが最適な有田みかんを使用。こだわりの有田みかんが新鮮さのままにみかんワインになることで、甘いけど爽やかで、後味サッパリの味わいを引き出しています。
みかんワインはみかん果汁が本来持っている爽やかな甘みと酸味を引き出していますのでいろいろな料理に合います。
また、ドレッシングやスープ、ソースなどの隠し味にも最適。もちろん、お中元やお歳暮などのギフトにもぴったりです。
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広川町の特産品
◆稲むら味噌
広川町で作られている塩分控えめの手作りみそ「稲むら味噌」。
原材料となる米は広川町産、他もすべて国産のものを使用。食べる人のことを第一に考え、添加物もいっさい使用していません。
そのため、保育園の「広川なかよし子ども園」や学校給食などに使用されています。
販売場所は、ファーマーズマーケット「ありだっこ」、広川町観光案内所、広川ビーチ駅(ふれあい館)、ほたるの湯の4ヵ所。
少しずつ、広川町を代表する味になりつつあります。
◆有田みかん
400年の歴史を持つ「有田みかん」は2006年、地域名と商品・サービス名の組み合わせをブランドとして活用する「地域団体商標(地域ブランド)」の第一弾として認定された、温州みかんを代表する種類のひとつです。
地域団体商標「有田みかん」は有田地域で生産される温州みかんで、広川町も有田地域に属しています。
広川町は黒潮の恵みを受ける紀伊水道に面しており、「有田みかん」の生産には絶好の気候を持つ町。ふりそそぐ太陽の光と恵まれた気候・風土のもと育つ広川町の「有田みかん」は、特産品のひとつとなっています。
※商標:有田みかん 権利者:ありだ農業協同組合
◆オモト
昔から縁起物の植物とされる「オモト(万年青)」。長寿のお祝いとして贈り物にする他、とくに引越しの際にはオモトを「一番最初の荷物として新居に入れると縁起が良い」と言われています。
また、四季を通して葉が緑色をしているのが特徴で、肉厚の葉を持ち、生け花の花材としても需要があります。
現在は花き栽培の盛んな地としても知られる広川町でオモトの栽培が始まったのは、約40年ほど前のこと。冷害でみかんがやられてしまったときに、代わりになる作物をということで選ばれたのがオモトでした。現在は県下でも有数の産地として有名です。
◆黒竹
広川町から日高町にいたる山側の道には熊野古道が走っており、古道沿いには、その名のとおり茎が黒い黒竹(くろちく)が自生しています。
この地方は「黒竹」の栽培に最適な気候と土壌のため、高品質の黒竹が採れ、その質・量ともに全国有数の産地となっています。
黒竹は、生え始めの頃は青竹と同じ色をしていますが、1、2年経つうちに黒色に変わってきます。このシックな質感が家具の装飾材や家の垣根、民芸品にピッタリで、人気となっています。
広川町の観光資源
◆稲むらの火の館
広川町は、安政元年(1854年)の安政の大地震による大津波の時、稲むら(※積み重ねられた稲の束のこと)に火を放ち、逃げ道を示して多くの村人を救った濱口梧陵(はまぐちごりょう)ゆかりの地です。
彼の精神や教訓を受け継いでいくために、2007年4月22日に開館したのが、防災教育施設「稲むらの火の館」で、濱口梧陵記念館と津波防災教育センターから成っています。
濱口梧陵記念館では梧陵の偉業やその生涯・人柄について学びます。津波防災教育センターでは、来るべき地震や津波に備えるべく、3Dシアターやガイダンス、各種展示などで防災について学べたり、ゲーム形式の防災訓練を行えたりできます。
■稲むらの火祭り
■段落
濱口梧陵の功績を称え、また防災意識を高めるために毎年10月の第3土曜に開催されているお祭りが「稲むらの火祭り」です。
広川町役場前にある「稲むらの火広場」から、津波のときに避難場所となった広八幡神社(ひろはちまんじんじゃ)までの1.7kmを、松明を持ち、40分かけて歩きます。幻想的な炎の行進は一見の価値ありです。
◆ツーギー谷のお花畑
平成26年4月にオープンした「ツーギー谷のお花畑」は、津木(つぎ)地区寄合会が津木地域の活性化のために取り組んでいる活動のひとつ。
妖精のお家やツーギー君(イノシシをモチーフにしたキャラクター)のお家であるストローベイルハウス(藁ぶき屋根の家)周辺に、数千本のアナベルやカモミール、バーベナ、ハーブ、コスモスなどが咲き誇り、春夏秋の3シーズンを通して楽しめます。
また、1年でもっとも花盛りとなる5月にはイベントも開催され、「長靴飛ばし」や「紙ひこうきでゲーム」「黒竹弓矢で的当て」「コスプレさん大集合」など、楽しい催しが盛りだくさん。
なお、ツーギー谷では、お花を一緒に育てる体験をしたい方やサポーターなど、仲間になってくれる方を募集しています。
◆唐尾湾・唐尾漁港
唐尾漁港のある唐尾湾は、遠浅の海で海水浴場として利用されています。
釣り人も多く、砂浜の方では投げ釣りでキスが釣れます。そして波止場は紀州釣り(※ウキダンゴ釣り)によるチヌ釣りが人気。
他にも近辺ではメバルやアオリイカ、アジなどが釣れます。
港の先端のほうには「海上釣り堀三栄丸」という海上釣り堀もあり、女性や子どもにも人気とのこと。
◆滝原温泉 ほたるの湯
美しい中庭と天空を眺めながらの露天風呂に癒されながら、四季折々に見せる自然の豊かな表情を楽しめます。
とくに春の桜や初夏のホタルが飛び交う幻想的な光景に、ふだんのストレスも飛んでいくことでしょう。
洗い場のシャワーに源泉を使用。サウナ・水風呂を備え、露天風呂はジャグジーバス。充実した設備があなたを待っています。
あとがき
「稲むらの火の館」や「稲むらの火祭り」には、近年の防災意識の高まりを受けて、全国から多くの人がやってくるそうです。あなたもぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
※2018年5月31日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・広川町公式 ホームページ(http://www.town.hirokawa.fukuoka.jp/)
・わかやま観光情報(https://www.wakayama-kanko.or.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店