ミルキークイーンは国の主導で作られたスーパーライス!【ふるさと納税お礼品事典:米】
(※2019年4月23日更新)
農林水産省が、おいしいお米の新品種を作るべく平成元年から6年かけて行った「スーパーライス計画」。この中で誕生したのが、スーパーもちもちした乳白色のお米「ミルキークイーン」。ここでは、そんなミルキークイーンのお礼品を3品、ピックアップしました。
岐阜県池田町 【池田町農家直送】 ミルキークイーン10kg 白米
池田町は、木曽三川によって形成された広大な濃尾平野の最北端に位置し、西に924メートルの池田山を背負います。
池田山の東の斜面には緑の茶畑が広がり、暖かい日差しを受けて良質のお茶が育っています。このお茶の花が池田町の花です。
また、池田町の木はヤマザクラですが、とくに霞間ヶ渓(かまがたに)の桜は全国的に有名で、国の史跡名勝・天然記念物であり、全国の桜百選にも指定されています。
平成27年には「町制60周年」を迎えた池田町。「都会でもない。田舎でもない。」、そのような環境を活かした町づくりを進めています。
このお礼品は、土づくりから精米まで、手間ひまかけて作ったミルキークイーン。安心して食べられるお米を目指し、農薬の使用を削減したり、土づくりにはワラや米糠、籾殻(もみがら)を使うなど栽培方法にこだわって作られました。
もち米のように粘りが強く、もちもちとした食感で、池田町が誇るきれいなおいしい水で育ったミルキークイーンです。
■お礼品情報
●内容:ミルキークイーン白米 10kg/岐阜県揖斐郡
●賞味期限:30日
●寄付金額:1万円
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【池田町農家直送】 ミルキークイーン10kg 白米
千葉県横芝光町 【30年千葉大学共同研究米農生法人理想郷】 ミルキークイーン2kg
千葉県の北東部に位置する横芝光町(よこしばひかりまち)。町の中心部を栗山川が流れ、町南部には太平洋に面した九十九里浜を擁します。
あちらこちらに田園風景が広がり、懐かしさを覚える里山風景があります。関東平野らしく、とても開放的な地形に恵まれたのどかな町であり、自然と産業が融合し築き上げられてきた豊かな文化の香る町です。
本品は、平成25年の「米・食味分析コンクール国際大会」において、ミルキークイーンで千葉県最高得点を獲得したお礼品。
犬伏和之農学博士(千葉大学園芸学部)監修のもと、安心安全を重視した有機肥料や、食味を向上させる稲作について研究。噛むほどに甘みが出てくる、高食味のお米の開発に成功しました。
生産者曰く、「千葉県でもおいしいお米ができることを証明した逸品」とのことです。
■お礼品情報
●内容:ミルキークイーン 2kg/千葉県横芝光町
●賞味期限:納品日より約30日
●寄付金額:5000円
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【30年千葉大学共同研究米農生法人理想郷】 ミルキークイーン2kg
山梨県富士吉田市 富士吉田産ミルキークイーン(白米)2.5kg×2袋
富士吉田市は、富士山の北側、富士五湖地域の中東部に位置し、標高700~900mに市街地を形成する高原都市です。
古くから富士山信仰の町として栄え、現在でも多くの登山者が富士山頂を目指し吉田口登山道を利用しています。
また、明治以降、織物が近代産業として脚光を浴びて以来、富士山の湧き水による「先染め織物」は本市を代表する特産品です。
なお、富士吉田市では、このまちに限りない恩恵を与えてくれる富士山の雄大な自然環境や自然の恵みを守り、後世に残していくため、ふるさと振興事業などさまざまな街づくりに取り組んでいます。
このお礼品は、富士山の伏流水と昼夜の寒暖差の大きな気候で育った、もちもち食感のお米「ミルキークイーン」。
この「ミルキークイーン」が育った場所は、霊峰富士の北麓に位置しています。数十年の時を経て湧き出すバナジウムを含んだ「富士の雪解け水」と「寒暖差のある気候」、そして「農家の熱心な努力」の中で育ちました。
低アミロース米であり、もち米のように粘りが強く、冷めてもふっくらした食感が特徴です。
水加減は1割程少なくするのがお勧め。また、お米からパンがつくれるホームベーカリーでミルキークイーンを使えば、そのもっちりさに驚きます♪
■お礼品情報
●内容:富士吉田産ミルキークイーン(白米)2.5kg×2袋/山梨県富士吉田市
●賞味期限:精米から1ヵ月
●寄付金額:1万円
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富士吉田産ミルキークイーン (白米)2.5kg×2袋
■ミルキークイーンについて
良食味で粘り(もちもち感)の強いお米を目指し、農林水産省がお米の新品種を生みだすべく平成元年から6年かけて行った「スーパーライス計画」。ミルキークイーンは、この中でコシヒカリの突然変異として誕生しました。
おいしく感じられるお米の条件として多くの人が挙げるのが、「粘り気のあるもちもちした食感」ですが、この"粘り気"や"もちもち感"は、デンプンの一種であるアミロースの含有量が少なくなるほど強く感じられます。
ミルキークイーンは、アミロース含量が低くおいしいお米の代表格である「コシヒカリ」と比べても非常に低いアミロース含量を実現しており、もっちもちの良食味は非常に高い評価を獲得しています。
ちなみに、もち米はアミロースを含まないため非常にもっちり度の高いお米ですが、ミルキークイーンはむしろもち米に近い品種とも言われています。
逆に寿司職人が使うのはササニシキなどのパラパラとほぐしやすいお米であり、こちらは"高アミロース"のお米です。
また、ミルキークイーンが栽培されているのは、主に東北南部から南。とくに茨城と新潟がよく知られている他、福島や千葉、山形、岐阜、熊本などでもつくられており、非常に幅広く生産されていると言えるでしょう。
あとがき
アミロースの低いお米はやわらかいため、ミルキークイーンを炊く際は、水の量を少な目にするのがおいしくいただくためのコツです。好みによりますが、コシヒカリの水加減より少な目にすると良いと言われています。
今回紹介した3品を、ぜひふるさと納税をするときの参考にしてください。
※2018年1月10日時点の情報です。
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