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流し踊りの「黒石よされ」の通り道には、重要文化財も!/青森県黒石市【ふるさと納税・自治体事典】

日本三大流し踊りのひとつとされる「黒石よされ」が有名な青森県黒石市。その通り道には重要文化財の「中町こみせ通り」があり、そのそばには「黒石よされ」にちなんだ「恋よされ」という恋愛成就モニュメントがあって人気スポットになっています。ここでは、そんな黒石市をご紹介します。

黒石市の概要

黒石市(くろいしし)は、青森県のほぼ中央に位置し、三方に津軽平野、東に八甲田連峰が連なる豊かな自然と豊富な温泉に恵まれ、味の良い「黒石米」と「黒石りんご」の産地として知られる古くからの城下町です。

また、十和田湖の西玄関口にあたり、東北自動車道黒石ICを擁し、青森空港や東北新幹線・新青森駅まで約30分と観光地へのアクセスにも優れ、四季の彩豊かな魅力ある「田園観光産業都市」を目指してまちづくりを進めています。

近年、重要伝統的建造物群保存地区の「中町こみせ通り」や紅葉の名所「中野もみじ山」とともに、「黒石やきそば」「つゆやきそば」が全国的に注目を浴びています。

●人口:3万2842人(2018年4月1日現在)
●市の花:リンゴ
●市の木:もみじ
●市の鳥:セグロセキレイ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:黒石市の名産品・特産品

◆りんごそのまんま搾り「天然果汁1L瓶6本バラエティセット」

りんごの味わいがそのまんま。いろんな味わいをトコトン楽しめる6本詰合せ。

当社のりんごジュースは毎年、その年に収穫され、完熟して生食用に向くものを近隣の加工業者に委託して搾汁しております。もともと生食に向く完熟りんごを使用しているため、自然の風味、りんごそのものを食べてるかのような味わいでお楽しみいただけます。

【王道テイスト】...国産リンゴの中晩生以降主要品種である「ふじ」「王林」「ジョナ」の3品種をベースに、その他に甘酸適和となるようにその他の中晩生種をブレンドして絶妙な味わいになるようにしています。

【紅玉】...濃く紅い果皮を持つ「紅玉」だけのりんごジュース。生果でも酸っぱい品種ですが、完熟果で搾汁していますので、酸っぱいだけじゃない味わいがあります。

【千雪】...青森産まれ「千雪(ちゆき)」。果皮の白い果斑が大きめなのが特徴的で、大粒の雪が降りしきるような外観からその名が付けられました。

【初恋ていすと】...青森産まれの「はつ恋ぐりん」は真緑のまま収穫される珍しい品種です。

【はるかなる甘い野望】...甘みの強い2品種、岩手産まれの「はるか」と青森産まれの「アンビシャス」をミックス。

【秋一番ヌーボー】...青森りんごのその年の出始めの主流、早生品種「つがる」と「きおう」をブレンドし、酸味として「シナノドルチェ」を少しプラス。

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りんごそのまんま搾り「天然果汁1L瓶6本バラエティセット」

◆【シャイニーアップルジュース】 金のねぶた・銀のねぶた詰合せセット

「酸味スッキリ」「完熟まろやか」2種類のストレートりんごジュースの飲みくらべセットです。

青森県産りんごを100%使用したストレートりんごジュースです。
「金のねぶた」は、ふじりんごをベースに希少な紅玉りんごなど、数種類のりんごをブレンドした酸味スッキリタイプです。
「銀のねぶた」は、甘みほのかな王林りんごをベースにふじりんごなど、数種類のりんごをブレンドした完熟まろやかタイプです。異なる風味の飲みくらべをお楽しみください。

■生産者の声

青森県の大自然の中で、のびのびと育てられた紅玉りんご。りんご王国の中でも、今では栽培量はわずかで非常に希少な品種です。
年々収穫量が減っている中、シャイニーでは約30年前より契約栽培を開始、今では東京ドーム約3.2倍の広大な園地で年間約600トンのりんご(約300万個)を栽培しています。
シャイニーの良さは程よい甘味、そして酸味と香りのブレンド。この絶妙な味のバランスこそがシャイニーのりんごジュースの持ち味です。

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【シャイニーアップルジュース】 金のねぶた・銀のねぶた詰合せセット

◆ルビンのこけし(カラフル/ファミリー)

佐藤卓氏デザイン!松屋銀座の地域共創プロジェクト×青森県黒石市が生んだ新しい「津軽こけし」

松屋銀座の地域共創プロジェクトと青森県黒石市との取り組みにより生まれた新しい津軽こけし「ルビンのこけし」。デザインを担当したのは日本を代表するグラフィックデザイナー、佐藤卓氏。こけしの制作は名工、阿保六知秀工人・正文工人親子が担当。色合い鮮やかでインテリアやギフトにもピッタリです。

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ルビンのこけし(カラフル/ファミリー)

◆黒石産有機玄米「安入2020-anew-」2kg

これは「物語」。私たちがお届けしたいのは、山の息吹をそのまま込めたお米です。

青森県黒石市、八甲田山の裾野にある「安入」地区。時代と共に耕作放棄が進んだ限界集落。アグリーンハートはここで、自然に添った栽培による故郷再生を始めました。天然の清水が豊富に流れるこの安入で、栽培期間中農薬はもちろん、肥料も堆肥も一切使用しない農法。時間と手間はかかりますが、この山の息吹をそのままお米に込める事を目指して土作りしました。毎年違う気候だから、味も毎年違って当たり前。ほんの少しだけ、自然がくれた安入の恵のお裾分け。一粒一粒に心を込めて。澄み渡る味をお楽しみください。籾摺り直後に真空パックして鮮度を閉じ込めています。

栽培期間中農薬や化学肥料を使用しない農法を用いながら、「GLOBAL G.A.P」、「有機JAS」、「ノウフクJAS」の認証を取得した希少なお米です。

■生産者の声

黒石市の6代目の米農家:佐藤拓郎が代表を務めるアグリーンハートは、国際農場基準である「GLOBAL G.A.P」を取得し、またオーガニック認証である「有機JAS」、農業と福祉の連携認証である「ノウフクJAS」、この3つの認証を持って、農薬や肥料に頼らず自然に添った栽培を行っている国内でも珍しい農場です。
安心安全な農産物は安心安全な現場から生まれます。さらに環境にも優しい農業から生まれたこだわり米です。白米でも玄米でも、口の中に澄み渡る優しい味が特徴です。是非ご賞味くださいませ。

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黒石産有機玄米「安入2020-anew-」2kg

黒石市の特産品

◆黒石やきそば・黒石つゆやきそば

太くてもちもちしたうどんのような平麺が特徴で、たっぷりの甘辛いソースを絡めて食べる「黒石やきそば」。
もともとは戦後、黒石のまちにたくさん生まれたやきそば店で、子供のオヤツとして10円単位で売られていたご当地グルメでした。

同じ頃、「黒石やきそば」に「つゆ」をかけた「黒石つゆやきそば」も生まれました。
昭和30年代後半、中郷(なかごう)中学校前にあった「美満寿(みます)」で、学校帰りに小遣いを握りしめてやってくる子どもたちのため、冷めた焼きそばの上に温かいそばつゆをかけて食べさせたのが始まりと言われています。

近年、当時の味を懐かしんだお店でつくられるようになり、それが徐々にご当地グルメとして人気を集めるようになりました。

現在、黒石やきそば、黒石つゆやきそばを取扱う店は市内に約70店舗あるそうで、各店でスープやトッピングに工夫を凝らすなど、さまざまなバリエーションが生まれています。

◆黒石リンゴ

青森といえば、りんご産地としてよく知られていますが、黒石も主要産地のひとつ。

黒石市は津軽の南東に位置し、東部の山岳地帯が八甲田連峰に連なる豊かな自然と良質の土壌に恵まれ、寒暖差が激しく、冷涼な気候であることから、"おいしいりんご"ができる土地とされています。

このような津軽地方の条件の中、標高がおよそ100m以上の山間部でつくられているりんごを、とくに「山実りんご」と呼んでいます。
「山実りんご」は、花が咲くのが平地のりんごより10日前後遅れるため、玉の大きさは小さくなりますが、ひき締まった果肉と濃い味が特徴で、おいしいりんごとして知られています。

◆津軽系こけし

「こけし」は、東北地方の山間部で生まれ、形や顔、模様によって岩手県の「南部系」、宮城県の「鳴子系」「作並(さくなみ)系」や山形県の「山形系」など、大きく11系統に分けられます。

1本の木でつくる素朴な「津軽系」は、頭はオカッパですが、形や紋様などは系統として統一されていないのが特徴で、青森県温湯(ぬるゆ)温泉や大鰐(おおわに)温泉を中心につくられている系統です。模様として、津軽藩の家紋である牡丹の花が使われているものもあります。

黒石市の観光資源

◆黒石ねぷた

青森県の有名な祭りと言えば「ねぶた祭り」。「青森ねぶた」や「弘前ねぶた」などが有名ですが、次いで有名なのが黒石市の「黒石ねぷた」やつがる市の「木造ねぶた」、むつ市の「大湊(おおみなと)ネブタ」など。
この「ねぶた祭り」、黒石では「ねぷた祭り」と呼びます。50台以上の山車灯籠が運行し、笛や太鼓のはやしにのって、大人、子どもの「ヤーレヤーレヤー」の勇ましい掛け声が響き渡ります。街は熱気であふれ、祭りの間はねぷた一色に彩られるのです。

黒石ねぷたの人形ねぷたは独特のつくり方がされているそうです。そのひとつはねぷたを乗せる台が3段、4段と積み重ねられ、その上に高欄(※欄干のこと)があることです。

また、「見送り絵」(※ねぷたの本体正面の絵が「鏡絵」、裏が「見送り絵」です)は、表面の武者人形に対して美人画が描かれます。表面の絢爛豪華に対し、徹底して物寂しさが追求されるそうです。

◆黒石よされ

「阿波踊り(徳島県徳島市)」「郡上おどり(岐阜県八幡町)」と並び日本三大流し踊りのひとつとされる「黒石よされ」。

毎年8月中旬に開催される古い伝統を持ったお祭りで、流し踊り、廻り踊り、組踊りの3つの踊りで構成されており、揃いの浴衣を着た2000人の踊り手による流し踊りや、円を描く廻り踊りで観客を巻き込みながらの大乱舞が連日繰り広げられます。そして同時に、「エッチャホー、エッチャホー」のにぎやかな掛け声が街中に響き渡ります。

組踊りは、県内から集まってくる踊り組(20~30人)が三味線、太鼓、唄にのって津軽民謡の手踊りを披露します。
なお、簡単な踊りのレクチャーもあるそうなので、初めての方でも安心してお祭りに参加することができます。

◆中町こみせ通り

建設省と「道の日」実行委員会が制定した「日本の道百選」にも選ばれた「中町こみせ通り」は、藩政時代から残る伝統的建造物、及びアーケード通り。
ここまでまとまった形でそのまま残っているというのは全国的にも類例がないと言われ、国の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されています。

買い物に来た人たちのために自分たちの敷地内にアーケードをつくった人情味あふれる商店街であり、国指定重要文化財の「高橋家住宅」や昔ながらの造り酒屋、蔵や商家などが並ぶ、なんとも風情を感じさせる通りなのです。

あとがき

今回ご紹介した「こみせ通り」のそばにある広場には、踊り姿の二人の女の子がハート形のリンゴを持つ「恋よされ」というモニュメントが建っています。そのリンゴに空いた穴にお賽銭を入れ、無事に下の器に入って「チャリーン」と音がしたら恋が叶うそうです。ぜひお試しあれ♪
そんな黒石市を、ぜひ訪れてみてください。

黒石市紹介ページ
黒石市のお礼品一覧

※2024年8月15日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※参考・参照元
・黒石市公式 ホームページ(http://www.city.kuroishi.aomori.jp/)
・黒石つゆやきそば"HAPPY麺恋(めごい)"ジャー(http://kuroishi-tuyuyakisoba.aomori.jp/index.html)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店