世界の要人も舌鼓を打つ"国産"キャビアがひっぱりだこ/宮崎県宮崎市【ふるさと納税・自治体事典】
宮崎市の特産品と言えば何でしょう? ブランド牛の宮崎牛、完熟マンゴーを筆頭としたフルーツ、ご当地グルメのレタス巻きやチキン南蛮も思い浮かぶのではないでしょうか。でも近年、急激に存在感を増しているのが、「キャビア」なんです。
宮崎市は2011年、"日本一のチョウザメ産地"の称号を獲得。2013年には「MIYAZAKI CAVIAR 1983」として商品化に成功し、2017年には国産初の海外輸出を実現しました。
ここでは、"宮崎市特産品リスト"の新顔「純国産キャビア」と宮崎市についてご紹介します。
宮崎市のブランドキャビア「MIYAZAKI CAVIAR 1983」とは?
宮崎キャビアの歴史・背景
宮崎キャビアの始まりは1983年にまで遡ります。この年に旧ソ連との漁業技術協力の一環で、チョウザメが日本にやってきたのです。
宮崎県水産試験場で200匹を引き受けたのですが、そこから日本で唯一の本格熟成キャビア「MIYAZAKI CAVIAR 1983」が誕生するまでに、実に30年の時間を要したのです。
キャビアとして商品化する前に、まずは養殖を成功させねばなりません。しかし、養殖の前例がないのでチョウザメ飼育については誰も知らず、そもそもどんなエサを与えるのかもわからない状態。
外国の文献で勉強したり、実際に海外の企業や研究機関に出かけるなど研究を重ねましたが、稚魚が生まれてもすぐに死んでしまうなど、徹夜で様子を観察することもざら。
産卵タイミングも個体によって違うため、1匹ずつタグを付けて管理するなど、たくさんの苦労がありました。
紆余曲折の末の2004年、遂に全国で初めて「稚魚→親魚→稚魚」の完全養殖に成功! 少しずつ興味を持つ民間業者も増え始め、参入事業者には技術やノウハウをなんと無償で提供したそうです。
2011年には、稚魚の大量生産に成功。2013年、11事業者による「宮崎キャビア事業協同組合」も立ち上がり、同年11月、国産キャビア初の賞品「MIYAZAKI CAVIAR 1983」を東京の百貨店で発売。宮崎キャビアの商業生産が開始されたのです。
それ以来、現在(2018年9月)に至るまで、入手困難な状態が続くほどの人気ぶりを見せています。
また、組織は「宮崎キャビア事業協同組合」から「ジャパンキャビア株式会社」へと発展・変更され、事業化・収益化、さらには海外進出に向けた準備が整いました。
宮崎キャビアのおいしさの秘密
宮崎産キャビアの味わいの特徴は、「濃厚でクリーミー、かつ奥深い味わい」、そして「とろける食感」「鼻に抜けていく芳醇な香り」。
このような味わいを出せるのは、ヨーロッパ流の「深く眠らせる」という伝統的な熟成方法を採用しているから。
一般的に魚介類は、新鮮であるほどおいしいものです。しかし、キャビアはワインと同じで、熟成させるほど旨み成分が増え、コクが深まり、ねっとりとした粘りとツヤが生まれるのです。
また、熟成のために寝かせる際は、防腐剤などの添加物を使用せず、さらにキャビア本来の味が堪能できるよう、岩塩のみでほんのり薄く味付けするだけ。そして、もっともおいしくなったタイミングで熟成をストップさせるのです。
ちなみに、この"もっともおいしくなったタイミング"ですが、「ジャパンキャビア」では、熟練のキャビアマイスターが"一匹ごとに"卵の味を自分の舌で判断し、それぞれの熟成期間を決めています。さらに、数ヵ月にわたりテイスティングを繰り返し、熟成のピークを見極めます。
そして、その"最高の熟成タイミング"で急速冷凍保存。そこから解凍されてお皿に乗る瞬間まで、フレッシュな鮮度をずっと保っているというわけです。
宮崎県宮崎市のお礼品はコレ!
◆フェニックスカントリークラブプレー券(平日4名様または土日祝2名様)
ダンロップフェニックストーナメント開催地でのプレーをご堪能ください。
世界のトッププロ100、日本のトップ3に名を列ね、1974年来ダンロップフェニックストーナメントの舞台となっている「フェニックスカントリークラブ」、ゴルファーのチャレンジ精神をかき立てる魅惑のコースでのプレーをお楽しみください。
■内容:平日プレー券(4名様)もしくは、土日祝プレー券(2名様)※グリーンフィ、キャディフィ、諸経費、利用税込
■使用期限
発行日より6ヶ月
※いかなる理由でも延長はいたしません。予めご了承ください。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
フェニックスカントリークラブプレー券(平日4名様または土日祝2名様)
◆宮崎老舗カレー詰合せ8食セット
昭和54年創業、宮崎市内の老舗カレー専門店のビーフカレーとチキンカレーを8食詰合せたセット。
◆ビーフカレー
「ばんのカレー」は旨味と味わい深さが命の欧風カレー。
ただよう香りは食材がしっかり煮込まれた旨味の香りに、スパイス特有の刺激的な香りが食欲をそそります。
真っ白ごはんにカレーをかけると、とろみがあってしっかり絡み合い、「あれっ?具材は」と思うかもしれませんが、心配ご無用。
荒つぶしにされたお野菜の甘味や薄切りで煮込まれた牛肉の旨味がしっかり主張しあって、甘味や旨味で口の中がいっぱいになります。
そして、忘れちゃいけないのが辛味。23種類の様々なスパイスがいろんな種類の辛さになってじわじわと押し寄せる。
いろんな味わいがたくさん楽しめるカレーになります。
◆チキンカレー
カレーショップばんのチキンカレーは「牛肉の入っていないビーフカレー」に「とろとろチキンボール」を入れた「チキンボール入りのビーフカレー」になります。
チキンカレーはカレーを作る段階で鶏肉を入れて一緒に煮込むため、どうしても煮込みが甘くなってしまうため、カレーショップばんでは鶏肉をビーフカレーをベースにした秘伝のたれで別調理しております。
そのため、カレーとの相性バッチリでとろっとろのチキンボールを作ることができるのです。
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宮崎老舗カレー詰合せ8食セット
◆ココナッツオイルで揚げた うなぎ骨せんべいセット
ココナッツオイルで揚げたうなぎの骨せんべい。美味しく手軽にカルシウムを補えます。
宮崎県の美味しい水ときれいな空気の中で養殖された国産うなぎを使用し、緑に囲まれた宮崎市佐土原町の工場にて徹底した品質管理のもと丁寧に製造しています。ココナッツオイルで揚げていますので、ヘルシーに仕上がりました。
また、骨せんべい1袋(30g)あたり約2500mgのカルシウムが含まれているので、成長期のお子様やご年配の方にもおすすめの品となっております。
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国産うなぎ使用 ココナッツオイルで揚げた うなぎ骨せんべいセット
◆本場宮崎・名店「宮崎肉魚青木」若鶏炭火焼【しお】
やわらかくお子様でも食べやすい。あの名店の味をご家庭で!贈答用にも大人気!特別な柚子胡椒もついてます
調理は簡単!電子レンジ・湯煎ですぐに食べられます!
冷凍なのでお店の味そのまま。レトルトじゃありません。しかも柚子の香りの強い特別な柚子胡椒も入ってます!
宮崎市繁華街にある名店「宮崎肉魚青木」の人気メニュー「若鶏炭火焼き」です。
プロ野球のキャンプシーズンには、この製品を求めて、多くの野球選手が足を運びます。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
本場宮崎・名店「宮崎肉魚青木」若鶏炭火焼【しお】(宮崎県産冷凍パック1.2kg)
◆宮崎めぐり ふるさとA
宮崎名産品の「鶏炭火焼」4袋と、そのまま使える宮崎郷土料理「ひや汁」のストレートタイプを詰め合わせました。
■生産者の声
備長炭を使い、鶏肉の状態を見ながら職人が直接手焼きした炭火焼きと、ごはんにかけるだけですぐに楽しめる宮崎郷土料理の「ひや汁」をお楽しみください。
■内容量/原産地
・鶏炭火焼 4袋〔原産地:国産〕
・ひや汁ストレートタイプ 2袋〔加工地:九州内〕
◆MIYAZAKI CAVIAR 1983 BAERII 12g
純国産。無添加の本格熟成シベリアチョウザメ(バエリ)フレッシュキャビアです。
「いにしえからの魚卵文化を持つ日本人が、ほんとにおいしいと思えるキャビアづくり」を目指し、完全無添加でつくり上げました。
一尾ずつ個体管理されたチョウザメは、それぞれ最適な採卵日を決めています。そして、熟成のピークを専門のキャビアマイスターが見極め、熟成後はマイナス40度以下の超低温で管理。すべてが同じクオリティでテーブルにサーブされます。
国際線ファーストクラスの機内食として採用されたり、2016年5月の「G7伊勢志摩サミット」や同年、山口県で開催された日露首脳会談でもふるまわれたりした唯一の国産キャビア。
料理のプロフェッショナルたちからの評価も高く、信頼のブランドとして定着しつつあります。
◆MIYAZAKI CAVIAR 1983 贅沢食べ比べセット
シロチョウザメのキャビアとシベリアチョウザメのキャビアの贅沢食べ比べセットです。
キャビア本来の奥深い味わいと、鼻に抜ける香り、そして幸福な余韻が長く続くシロチョウザメのフレッシュキャビアと、口溶けがよくヘーゼルナッツのようなコクが特徴のシベリアチョウザメのフレッシュキャビアを贅沢に食べ比べられる、宮崎市ふるさと納税のお礼品のためだけにつくられた特別なセットです!
■生産者の声
熟成容器の中で永い眠りについたキャビアは決して空気に触れることは許されません。ジャパンキャビアでは独自の方法で熟成容器を開けることなく、数ヵ月に渡ってテイスティングを繰り返します。
その「時間という試練」をくぐり抜けたキャビアだけが「宮崎キャビア1983」を名乗ることが許されるのです。すべての手間暇は美味しさのため、惜しまれることはありません。
◆生成り仕上げの竹灯籠・レース柄
あなただけの優雅で特別な空間を演出する 全工程手仕事による唯一無二の竹灯籠
ユネスコエコパークに指定された宮崎県綾町の竹を使用しております。
竹一つ一つの持つ特性を活かし、自然をイメージしたデザインをフリーハンドにて施しております。
全工程手仕上げによる「唯一無二」の作品です。
日中は観賞用としても、夜には灯籠として柔らかな灯りとしても楽しんでいただけます。
室内は勿論ですが、ウッドデッキでの夕涼みやアウトドアでの使用などで、雰囲気がぐっと変わり、あなただけの優雅で特別な空間を演出できます。
■宮崎市のご紹介
宮崎市は、日向灘に臨む宮崎県の中央部にあり、青い海と空、四季折々の花や緑に彩られ、温暖な気候と豊かな自然に恵まれた都市で、「宮崎牛」や「完熟マンゴー」「きんかんたまたま」など食材も豊富です。
また、プロスポーツのキャンプ地としても有名で、マリンスポーツやゴルフなども気軽に楽しめ、ファンにはたまらない魅力が詰まっています。
宮崎市の観光情報
◆鬼の洗濯板
宮崎市南東部にある「青島」から南の海岸線に見られる波状岩は、「鬼の洗濯板」と呼ばれています。
約700万年前に、海面下にあった岩が地質変動によって水面上に現れ、長い時間かかって波に浸食されてできました。固い砂岩層が板のように積み重なって見える様はまさしく「鬼の洗濯板」のよう。1934年、国の天然記念物に指定されました。
ちなみに、青島には青島全体を境内地とする「青島神社」があり、縁結びの神様としてよく知られています。
また、青島は全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地となっており、国の特別天然記念物に指定されています。
◆宮崎市フェニックス自然動物園
「フェニックス・シーガイア・リゾート」のリゾート施設群に隣接する動物園で、1971年に開業しました。
クジャクなど鳥類の一部が普通に園内を闊歩しているなど、自然に近い形で展示が工夫された生態動物園であり、観覧橋や展望台、観察歩道など、いろいろな角度で自然のままの生態を観察できます。
園内には、子どもが動物たちと触れ合える「こども動物村」やフラミンゴショーを見られる「フラミンゴ苑」など動物展示場の他、遊園地やプール、レストランやショップなどがあり、家族で1日中楽しめるレジャー施設となっています。
◆田野町太鼓フェスティバル
毎年、お盆過ぎの土曜日、田野運動公園多目的広場で開催される「田野町太鼓フェスティバル」は、なんといっても町内に伝わる「雨太鼓」の演奏が圧巻です。
他にもちびっ子太鼓や地元中学校の吹奏楽部による演奏、郷土芸能の披露などで盛り上がります。
フィナーレに用意された、全員による合同演奏とレーザーショー、そして花火によるダイナミックな競演は必見です!
なお、雨太鼓は大木をくりぬいて作った直径2m近くある大きな太鼓ですが、今ではこれほど大きな太鼓をつくれる木がなく、文化財としても大変貴重なものとのこと。現在は各地区の保存会が守っているそうです。
宮崎市の特産品
◆宮崎牛
和牛のオリンピックとも呼ばれる「全国和牛能力共進会」、肉牛の部において、2007年、2012年、2017年と3度の日本一に輝くブランド和牛が「宮崎牛」です。
きめ細かく美しい霜降りは口に入れた瞬間にとろけだし、赤身にも肉本来の甘みとコクが感じられます。
今では、「大相撲」の優勝力士に宮崎県知事賞として「宮崎牛」の特選肉1頭分が贈呈されることが恒例となっているなど、全国に名前を知られるブランドです。
◆完熟マンゴー
太陽の光をいっぱいに浴びて育った宮崎完熟マンゴーは「太陽のタマゴ」とも呼ばれ、とてもジューシーな味わいで全国的に大人気。
そもそも、今から約30年前に始まった宮崎のマンゴー栽培。沖縄のマンゴー栽培をヒントに、農家数軒からスタートしたそうです。
ただし、当時は輸入マンゴーの全盛期だったため、なんとか差別化を図りたいと編み出されたのが「完熟出荷」のスタイル。これは自然に落果するまで樹上で完熟させ、ネットに落ちたものを収穫する画期的な方法です。
このような工夫が、一度食べたらやみつきになる、溢れる果汁と濃厚な甘みをつくりだしています。ぜひ、そのまま冷やしてお召し上がりください♪
◆肉巻きおにぎり
豚肉を醤油ベースの秘伝のタレで味付けし、海苔の代わりにご飯に巻いて香ばしく焼き上げた「肉巻きおにぎり」は、ここ宮崎市が発祥のご当地グルメ。
タレに漬け込まれた豚肉、おにぎり、レタスの絶妙なバランスと、ボリュームがあってしかも手軽に食べられるため、地元では子供から大人まで幅広く愛されています。
現在、ベーシックの他、チーズやトマト、キムチ、ねぎマヨなど多彩なバリエーションが販売されています。
あとがき
2017年3月、香港を皮切りに、宮崎産キャビアの海外輸出が遂にスタート。キャビア消費国である北米やヨーロッパを目指しています。
世界へ羽ばたく「MIYAZAKI CAVIAR 1983」。長年にわたる研究を経て、手間暇かけてつくられた「宮崎キャビア」は、大切な方へのギフトや自分へのご褒美にぴったりです!
※2024年5月28日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・宮崎市公式 ホームページ(http://www.city.miyazaki.miyazaki.jp/)
・宮崎市観光協会(http://www.miyazaki-city.tourism.or.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店