ミルキークイーンが有名な米どころ/茨城県稲敷市【ふるさと納税・自治体事典】
国のプロジェクトによって生まれたお米の新品種「ミルキークイーン」をいち早く栽培し、特産物に育てた茨城県稲敷市(いなしきし)。
他にも「江戸崎かぼちゃ」「浮島れんこん」などブランドと呼ばれるような野菜を生産する、農業の盛んなまちです。そんな稲敷市をご紹介します。
茨城県稲敷市の概要
稲敷市(いなしきし)は、北を霞ヶ浦、南を利根川に囲まれた水郷地帯に位置する田園都市です。
"稲敷"の名前から想像できるように、あたり一面に水田が広がる関東有数の米どころ。
また、「GI(地理的表示)認証」を受けた「江戸崎かぼちゃ」や「浮島れんこん」などの特産品も知られており、農業の盛んな地域として発展してきました。
また、市内には9つのゴルフ場を有する関東有数のゴルフ天国でもあり、毎年8月に行われる「いなしき夏まつり花火大会」は市内外より多くの方が訪れ、地域の風物詩となっています。
●人口:4万1071人(2018年4月1日現在)
●市の花:菊
●市の木:桜
●市の鳥:ウグイス
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:稲敷市の名産品・特産品
◆【平成29年産】JAS有機しらさぎミルキークイーン12kg
このお礼品は、ミルキークイーンの元祖「JAS有機しらさぎミルキークイーン」です。
通常のお米は半透明になるのに対し、ミルキークイーンは牛乳のような色になるためその名がつけられました。
米質は柔らかく、粘りが強く、冷めても艶やかで硬くなりにくいお米です。
また、他のお米とブレンドしたときに食味を向上させる特徴もあります。日本で一番最初にミルキークイーンを育てた生産者の思いが詰まった「しらさぎミルキークイーン」をお楽しみください。
■生産者の声
田植をして、すぐに田んぼに沢山の水を入れます。そして肥料は最低限。深水にして、苗を溺れる寸前の状態にするのです。
苗は溺れかけたとき、必死に生きる力を身に着け健康でたくましい稲へと生長していきます。
また、通常の栽培より茎数をおさえることにより、一粒一粒深い味わいのお米になります。
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【平成29年産】JAS有機しらさぎミルキークイーン12kg
◆山下商店のつくだ煮お楽しみセット
昔から親しまれてきた「つくだ煮」は、カルシウムをいっぱい含んだ自然食品。
霞ヶ浦の恵みを始め、海の幸など素材を生かした豊かな味わいは、提供事業者「山下商店」が、代々受け継いできた自信作です。
あたたかいご飯に、お茶うけに、酒の肴としても大変喜ばれる一品を、扱いやすい単品パックの詰合せでお届けします。ぜひご賞味ください。
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山下商店のつくだ煮お楽しみセット
◆こだわりたまごのおもてなしセット
このお礼品は、こだわりたまごのおもてなしセット。
生産者のこだわりが生きた卵とその卵を原料に使用したカステラ、卵かけごはんに合う醤油、じっくり煮込んだうずら卵などをお届けします。
特殊卵ほのあかねは、こだわった飼料を与え、黄身の色が濃い卵。こめたま飼料米を与え黄身の色が白っぽく臭みのない卵です。
さくらたまごは、こだわった飼料を与え、殻の色はピンク色です。
納豆たまごは乾燥させた納豆を与えたこだわり卵です。
カステラのほのあかね、さくらたまご、こめたまは、各卵を原料に使用しました。
鰹と黒糖でじっくり煮込んだうずら卵醤油味、塩ダレでじっくり煮込んだうずら卵塩味もおススメです。
醤油はたまごかけごはんに合う原料にこだわった醤油です。
卵にこだわった製品各種をぜひご賞味ください。
■生産者の声
鶏卵とその関連品にもこだわりをもって作りました。お礼品限定セットです。是非ともご賞味ください。
■内容
・鶏卵ほのあかね(6個入)
・さくらたまご(6個入)
・こめたま(6個入)
・納豆たまご(6個入)
・醤油(150ml)
・味付きうずら塩(12個入)
・味付きうずら醤油(12個入)
・カステラほのあかね(5切入)
・カステラさくらたまご(5切入)
・カステラこめたま(5切入、千葉県)
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こだわりたまごのおもてなしセット
◆【30年産】稲敷産あきたこまち20kg
このお礼品は、農家だからこそ薦められる自慢のあきたこまち100%です。
田仲農場では、40年以上研究を続けながら肥料などにもこだわり米づくりをしています。稲敷の米づくりのプロがつくった安心・安全で自慢のあきたこまちをお楽しみください。
あきたこまちは、やや小粒であっさりとした食味が特徴で、コシヒカリ譲りの甘みや旨みを持ちながらも粘りがあり、味のバランスがよく、和食に良く合うお米です。
また、冷めてもおいしいので、お弁当やおにぎりなどに最適です。
■生産者の声
お米づくりは、どこの農家よりおいしいお米をつくろうと日々研究し考え続けていると自信をもって言えます。自慢のお米を是非食べてみて下さい。
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【30年産】稲敷産あきたこまち20kg
◆ 稲敷産かくま豚 熟成生ハム(原木1本)
地元養豚農家が育てた「かくま豚」を長期熟成した生ハムです。
原木丸ごと1本分でお届けします。
ご自分のお好きな時にお好みの厚さにカットしてお召し上がりください。
夏を2回越したものの中でさらに上質なものを選び、お送りいたします。
原木は豚の質がダイレクトに出ます。
厚切りで違いを感じてください。
■内容量/原産地
原木生ハム約6Kg(※可食部分は約3.5Kg)
原産地:茨城県稲敷市
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稲敷産かくま豚 熟成生ハム(原木1本)
稲敷市の特産品
◆江戸崎かぼちゃ
今では、"おいしいかぼちゃの代名詞"と言われることもある「江戸崎かぼちゃ」。
稲敷大地の関東ローム層で35年以上栽培され、1982年には茨城県で第2号となる「茨城県銘柄産地」に指定されました。
さらに、2015年12月には、農林水産物や食品を国が地域ブランドとして保護する「地理的表示保護制度(GI)」に登録されました。
「江戸崎かぼちゃ」は、堆肥を活用した土や統一された肥料を使用し、通常のカボチャよりも畑で完熟するのを10日ほど長く待って収穫。その後、専門検査員が全品検査をしてから出荷されます。
出荷期間は5月下旬より7月上旬頃まで。たっぷり長く太陽光を浴びた、ほくほくした食感と抜群の甘み、高い栄養価が特徴です。
ちなみに、購入して1週間以上経過すると、さらに糖度が増して甘くなる一方、ぼくほく感は少なくなります。お好みに応じたタイミングでいただくとよいでしょう。
◆浮島れんこん
稲敷市浮島地区は、霞ヶ浦の豊富な水源によりレンコン栽培が盛んな地域です。見渡す限りのハス田(レンコンの水田)が広がり、収穫風景はひとつの風物詩ともなっています。
浮島のレンコンはとくに東京に出荷され、その食味や品質において絶大な信頼を獲得しています。
また、浮島れんこんはすべて無漂白であり、柔らかい肉質で、レンコン本来の風味に富んでいます。
また、バランスのとれた栄養食品であり、食物繊維やビタミンC、カリウムが豊富。血液の浄化や内臓機能の正常化、美容や風邪の予防などに効果があると言われています。
◆あずまブロッコリー
約30年前から栽培されている、伝統的な水田転作作物「あずまブロッコリー」。
栽培の中心地である東町(あずままち)周辺は県南東部の東京から50km圏内にあり、温暖な気候と利根川・霞ヶ浦に挟まれた平坦な農地に恵まれ、歴史的にも古くから米の早場米産地として発展してきました。
その広大な農地を生かした作物として町を挙げて推進してきたのがブロッコリーです。
現在、「あずまブロッコリー」は主に京浜市場に出荷され、その品質の高さから人気となっています。
◆あずまミルキークイーン
農林水産省が、粘りの強いもちもちのお米をつくるべく、平成元年から6年かけて行った「スーパーライス計画」で誕生した新品種「ミルキークイーン」。
稲敷市(の東地区)が「ミルキークイーン」発祥の地と言われるのは、この「スーパーライス計画」で、ほんの一握り採れた、そのときはまだ名前もなかった「ミルキークイーン」を最初に栽培した場所だからです。
「ミルキークイーン」の特徴は、とにかくもちもちしていること。
ご飯のもちもち感は、デンプンの一種であるアミロースの値が低くなるほど強く感じられますが、ミルキークイーンはアミロース含量が低いお米として知られる「コシヒカリ」の値よりも低く、"もっちもちの"良食味を実現しています。
また、冷めても硬くなりにくい特徴を持っているため、非常にやわらかくおいしいお米として全国的に知られるようになりました。
名前の由来は、低アミロースであることで、表面がミルクのような乳白色であることからだそうです。
稲敷市の観光資源
◆いなしき夏まつり花火大会
平成8年からスタートし、毎年8月に行われているお祭り「いなしき夏まつり」。
昼はステージイベントや郷土芸能の実演、特産品の販売が行われ、夜は花火大会が開催されます。
ここでは県最大級とも言われる1万2000発の花火が夜空に満開の花を咲かせ、中でもフィナーレを飾るスターマインは"日本一"を謳うほどの迫力。会場は興奮に包まれ、お客さんたちは大満足の一夜となります。
◆横利根閘門
横利根閘門(よことねこうもん)は、1914年から約7年の大工事の末完成した、全国でも最大級の規模を誇る煉瓦造複閘式閘門(※)です。
この閘門が完成したことにより、横利根川(よことねがわ)や霞ヶ浦沿岸地域の治水,利根川流域の水運が大きく発達を遂げることとなりました。
また、設計・施工水準も非常に高く、日本の土木技術史上、煉瓦造閘門のひとつの到達点を示すものとして、2000年には重要文化財に指定されました。
なお、閘門の両側は西洋庭園やピクニック広場、展望広場などがあるレクリエーション施設「横利根閘門ふれあい公園」として整備されており、市民の憩いの場として利用されています。
※閘門とは?
水位差のある運河や放水路などで、水量を調節して舟を進ませるための装置のこと。
◆ゴルフ場
都心からのアクセスが容易な稲敷市には多くのゴルフ場があり、年間を通して多くのゴルファーが訪れます。
初心者から上級者までカバーしたゴルフ場が多く、他にも霞ヶ浦と筑波山の眺望を楽しみながらプレーできたり、コンペルームや露天風呂を備えたゴルフ場があったりします。
また、上級者向けとして、男女のメジャートーナメント開催実績のある名門ゴルフ場もあります。
◆稲敷市歴史民俗資料館
町を代表する複合文化施設「稲敷市歴史民俗資料館」。図書館に併設されており、学習教育の場としても活用されています。
太古より水とともに歩んできた稲敷市が水との共存を実現させた現代に至るまでの軌跡や、農家の暮らしぶり、信仰や行事、著名な人物の業績、古来の伝説などを紹介しています。
また、強豪力士として名高い第7代横綱「稲妻雷五郎」と大相撲に関連した展示も興味深いものがあります。
◆大杉神社
稲敷市阿波(あば)にある、別名「あんばさま」とも呼ばれる神社で、767年に創建された由緒ある神社。
社殿がとても豪奢であることから、「茨城の日光東照宮」と言われています。
また、願いごとをなんでも叶えてくれるというご神徳から、日本で唯一の「夢むすび大明神」と称しています。
あとがき
ちなみに、稲敷市のマスコットキャラクターは愛らしい犬の姿を借りた妖精「稲敷いなのすけ」君。チャームポイントは稲穂のような耳とカボチャの帽子です♪ そんな稲敷市を、ぜひ訪れてみてください。
※2018年8月3日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※参考・参照元
・稲敷市公式 ホームページ(http://www.city.inashiki.lg.jp/index.html)
・JAグループ茨城
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店