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特産品の「岩津ねぎ」は冬しか出回らない"幻のねぎ"/兵庫県朝来市【ふるさと納税・自治体事典】

冬季限定で販売され、"幻のねぎ"とも呼ばれる「岩津ねぎ」が有名な朝来市(あさごし)。「甘い・太い・柔らかい」の三拍子揃った自慢の特産品です。また、雲海の中に浮かぶ「天空の城・竹田城」にも多くの人が訪れる、朝来市をご紹介します。

朝来市の概要

朝来市(あさごし)は兵庫県のほぼ中央部に位置し、「竹田城跡」や「生野銀山」をはじめとする歴史遺産、四季折々に美しい豊かな自然があるまちです。

また、自慢の特産品がたくさんあり、それらはふるさと納税のお礼品としても提供されています。

◎例
但馬牛、朝来市のブランド「岩津ねぎ」、安心・安全でおいしいお米、創業90年の蔵元が丹精込めて造った醤油、地元のおばあちゃんの手づくり黒大豆入り味噌、自営牧場のジャージー牛から搾ったジャージーミルクとカマンベールチーズが入った手づくりチーズケーキ など

●人口:3万294人(2019年10月31日現在)
●市の花:サクラ
●市の木:ケヤキ

さとふるから申込めるお礼品はコレ!:朝来市の名産品・特産品

◆生野の可愛いあんこう(オオサンショウウオ)グッズ

可愛い手作り"あんこう"グッズ

あんこうの由来
生野鉱山のまち、朝来市生野町は、あんこうが棲む清流のまちです。
あんこうは、国特別天然記念物の「オオサンショウウオ」のこと。生野では、親しみを込めて昔から「あんこう」と呼んでいます。世界最大の両生類で、大きいものは1メートル50センチを超えるものも。
性格はおとなしくけど餌には敏感で、獲物を捕らえるときは、まさに瞬殺です。噛みついたら雷がなるまでは離さないとか。生野町黒川地域には「あんこう」がたくさんいて、川のなかでゆっくり休んでいます。
その姿をイメージし、かわいいグッズを手作りされています。

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生野の可愛いあんこう(オオサンショウウオ)グッズ Aセット

◆『但馬牛のほくぶ』特製 おかあさん但馬牛のハンバーグ

このお礼品は、但馬牛(たじまうし)と国産豚肉を使用した味わい深いハンバーグです。

厳選したおかあさん但馬牛と国産豚肉を粗挽きにし、塩コショウ、玉ねぎ、卵、パン粉などを入れ、さっくりとまぜ合わせた、精肉店だからつくれる贅沢なハンバーグです。

但馬牛本来の肉の食感と旨み、国産豚肉の深い味わいをお楽しみ下さい。お肉の味を楽しむためスパイシーな味を付けていますが、お好みでソースなどをかけてお召し上がりください。

◎全国のブランド牛のルーツ「但馬牛」
但馬地域で古くから役牛として農作業、運搬に使われてきた但馬牛は、小型で丈夫な多産牛として700年前に記された「国牛十図」という全国の優れた牛を比べた書画にもあり、当時から優れた牛として知られていました。

その血統は今も受け継がれており、黒く柔らかい毛と締まりの良い筋肉質の体格が適度な脂肪を内面に留まらせることにより、霜降りという状態になります。

もともとの肉の味と脂肪の甘さが加わったサシの部分は口の中でとろけ、全国の料理人達にも高い評価を得ています。

◎おかあさん但馬牛
子牛を生み終えた親牛をもう一度サシが入るように育て上げた牛で、未経産但馬牛と比較しますと、あっさりした脂で弾力があるお肉が特徴です。

◎召し上がり方
フライパンに油をひき、冷凍ハンバーグを袋から取り出し、フライパンにのせ蓋をします。
弱火でじっくり焼き、焼き色が付いたらひっくり返します。
再び蓋をして、焼き色が付くまで弱火でじっくり焼けば出来上がりです。

■生産者の声
私達「但馬牛のほくぶ」は、最新鋭設備の導入と独自のノウハウによって品質の向上と安全性、また業務の効率化を推進してきました。

まず、牛肉のもっともおいしい状態を保ちながら、 カットやパックといった作業を迅速に行うことを徹底しました。

さらに、異物混入の徹底排除を目標に、既存の金属検出機に加え最新鋭のX線異物検出装置による全製品検査を実施しております。

そして、毎日の徹底した清掃や消毒、流定期的な設備・器具の殺菌と洗浄、食品の鮮度を保ち、雑菌から守る冷蔵庫や室内、保冷車の温度管理など、品質管理にも衛生管理にも妥協を許しません。

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『但馬牛のほくぶ』特製 おかあさん但馬牛のハンバーグ

◆ジャージー牧場らいらっくチーズケーキ

このお礼品は、自家牧場で育てたジャージー牛から搾った新鮮なジャージーミルクとカマンベールチーズがたっぷり入った、提供事業者「らいらっく」自慢の無添加&手づくりチーズケーキ。

お店から100メートル程の山手に牛舎があります。ジャージー牛を使った一環経営は個人では兵庫県初。

現在ジャージー牛のみ12頭が暮らしています。体重はホルスタインの約半分の350kg。ジャージー牛はホルスタインに比べ乳量は少ないですが、乳脂坊分が高く濃厚で風味豊かな牛乳を出します。

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ジャージー牧場らいらっくチーズケーキ

◆夜久野そば 6人前セット

このお礼品は、風味とコシが自慢の絶品そば。

「夜久野そば」に使用するそば粉は、皮を取り除いた蕎麦の実を丸ごとじっくり時間をかけて製粉。それにより、しっとりもちもちした甘味のあるそば粉に仕上がります。

国内産の玄蕎麦(※そばの実にまだ殻がついている状態)のみ使用し、「やくの麺業株式会社」で製粉しました。

使用する水は天然水。地下48メートルから地元「粟鹿山(あわがやま)」水系の地下水を使い、真空ミキサーでしっかりとコシのあるそばに練り上げます。

かつお風味のつゆにもこだわり、麺にもっとも合う味を求めて、何十回も試作を重ね、ようやく理想的な味わいに出会うことができました。

■生産者の声
「夜久野そば」は、製造開始より現在に至るまでに、兵庫県観光連盟推薦品、ふるさと特産品などの認証も受けております。

最近では、大阪の某大手通販メーカーや県外の飲食店でも取り上げられ、好評をいただいております。

「今まで食べたそばの中でいちばんおいしかった」、そんな嬉しい声を励みに、さらなる味の追求を目指しております。

◆【高たんぱく・低カロリー!】鹿肉よくばりセット ※レシピ付き

このお礼品は、鹿肉の旨みを堪能できる大ボリュームセットです。

但馬の自然豊かな山々で育った鹿肉は高たんぱく・低カロリー。そのうえ、鉄分・ビタミンも豊富です♪

◎鹿背ロース(レシピ付き)
鹿肉の中で一番柔らかい最高級部位です。クセも臭みもありません。地元や京阪神地区の高級フレンチ、イタリアン、和食レストランでも使っています。ローストやたたきなどに最適です。

◎鹿モモ肉スライス(レシピ付き)
鹿肉の中でもお肉感が一番のモモ肉を食べやすくスライスにしました。鹿肉は牛肉に負けない旨みがあり焼肉、肉野菜炒めなど普段のお料理で楽しむことができます。

◎ソーセージ(無添加)/プレーン
鹿肉たっぷりのソーセージ。最高級ブランド牛「但馬牛」の脂も少し入れてジューシーに仕上げました。
添加物や着色料はいっさい使用せず、味付けは塩のみ。お子さまでも安心してお召し上がりいただけます。

■生産者の声
地域おこし協力隊として朝来市にやって来た二人の男性が鹿肉加工施設「ロス・カサドーレス」をオープン! コンセプトは「自然を守り、育み、活かす。」

"Los Cazadores"(ロス・カサドーレス)とはスペイン語で"猟師たち"という意味です。
私たちは猟師として但馬の自然を愛し、人と獣の共存の道を歩みます。

◆おいしさには理由があります - 最高品質の肉を提供するために

・こだわりその1
止め刺し後の完璧な放血(血抜き)、1時間以内に迅速・適切・衛生的に処理することで臭みのないお肉になります。

・こだわりその2
熟成。適温で枝肉のまま冷蔵庫で寝かせることで赤身が熟成され、旨みが増し食味がまろやかになります。

・こだわりその3
「ひょうご鹿肉活用ガイドライン」に準拠したクリーンな施設にて加工しております。

・こだわりその4
急速冷凍庫(ショックフリーザー)にて一気に冷凍。短時間でマイナス40℃まで急速冷凍するショックフリーザーは、鹿肉の細胞を壊すことなく旨みを閉じ込めたままお肉を冷凍します。

朝来市の特産品

◆岩津ねぎ

甘くて太くて柔らかい、朝来市の特産品「岩津ネギ」。群馬「下仁田ネギ」、福岡「博多万能ねぎ」とともに日本3大ネギのひとつとされます。

その発祥の地であり、名前の由来となった朝来市岩津地区を中心とした朝来市内で生産されたものだけを「岩津ねぎ」と呼びます。

そもそもは江戸時代末期、室町時代から銀の採掘が行われていた史跡「生野銀山」の役人が京都に出向いた際、京野菜として知られる「九条ねぎ」の種を持ち帰ったことが始まりと言われ、銀の採掘に携わっていた人々の貴重な冬の栄養源として栽培が広がりました。

関東の白ねぎと関西の青ねぎのちょうど中間の種であり、青葉から白根まで非常に柔らかく、余すところなくすべて食べられるのが良いところです。
冬の寒さや積雪によっていっそう甘みが増し、さらにおいしくなります。

11月下旬から3月下旬までの期間限定で販売され、近年は県外からも直売所や道の駅に多くの人が買いに来られるそうです。

朝来市の観光資源

◆竹田城跡

標高353.7mの「古城山(こじょうさん)」山頂に築かれた山城が「竹田城」です。
山全体の形が虎が伏せているように見えることから、別名「虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)」とも呼ばれます。

廃城から400年を経ながらも石垣がほぼそのままの状態で残り、現存する山城としては日本屈指の規模。「日本100名城」にも選ばれています。

また、この地域は晩秋のよく晴れた早朝に濃い霧が発生することがあり季節の風物詩になっていますが、竹田城がこの雲海に取り囲まれた姿はまさに"天空に浮かぶ城"で、いつの頃からか「天空の城」「日本のマチュピチュ」とも呼ばれるようになりました。

この幻想的な風景をひと目見ようと全国からたくさんの人々が訪れています。
2012年にはNPO法人地域活性化支援センターによる「恋人の聖地」に認定されたことで、最近は若いカップルも増えているとのこと。

◆生野銀山

兵庫県のほぼ中央、生野町にある「生野銀山」は807年に開坑し、1542年に本格的な採掘が始まりました。

織田、豊臣、徳川それぞれの幕府直轄鉱山として栄え、1868年(明治元年)に政府の直轄に。その後、1973年に閉山した大鉱山であり、金・銀・銅・鉛・すすなどを長年にわたり産出して日本の近代化に大きく寄与しました。

現在は当時の模様を再現した観光史跡「生野銀山」として一般公開しており、観光坑道や鉱山資料館、鉱物館などが整備されています。

坑道はアリの巣のように張り巡らされ、地下へは880mもの深さがあり、総延長はなんと350Km。
坑道では、採掘作業を再現した電気仕掛けのマネキン人形も置かれ、興味深く学べる施設となっています。

また、これらのマネキンはアイドルグループ「GINZAN BOYZ」としてCDをリリースするなど、銀山のPR活動も行っています。

銀山は2014年、「国の重要文化的景観」に、そして2017年には「播但貫く、銀の馬車道 鉱石の道 ~資源大国日本の記憶をたどる73kmの轍~」として「日本遺産」にも認定されました。

◆ヒメハナ公園

『人々の「交流」と自然との「共生」』をテーマにつくられた「ヒメハナ公園」。
隣接する「楽音寺(がくおんじ)」の境内に生息する「ウツギノヒメハナバチ」という珍しいハチの名前をとって名付けられた総合公園です。

「子ども広場」にはたくさんの遊具があり、全長170mもあるローラースライダーは子どもたちに大人気。「芝生広場」では走り回ったりボール遊びをしたりできる他、県内の各市町の木を集めた「兵庫の森」や「遊歩道」では、緑豊かな自然を満喫できます。

また、シンボルとなっている全長40mの「ヒメハナ橋」から見える四季折々の景色は絶景で、桜の季節には花見客でにぎわいます。

あとがき

雲海に浮かぶ城の絶景が、お城ファンのみならず全国からの観光客を集めている「竹田城」。
公式ホームページから、「雲海の発生しやすい条件」をご紹介します。

発生しやすい時期は、9月~11月。特に晩秋。時間は、明け方から午前8時頃まで。条件として挙げられているのは、「湿度が高く十分な放射冷却があること」「よく晴れていること」「前日の日中と当日の早朝の気温差が大きいこと」「風が弱いこと」。
ぜひ、訪れてみてはいかがでしょうか。

朝来市紹介ページ

朝来市のお礼品一覧

※2024年4月8日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。

※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。

※参考・参照元
・朝来市公式 ホームページ(http://www.city.asago.hyogo.jp/)
・竹田城跡公式ホームページ(http://www.city.asago.hyogo.jp/takeda/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店

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