全国一の「めがねのまち」。まちのあちこちに眼鏡が!/福井県鯖江市【ふるさと納税・自治体事典】
福井県のほぼ中央に位置する「鯖江市(さばえし)」は、北は福井市、南は越前市に隣接する人口約7万人のまち。三大地場産業である眼鏡、繊維、漆器の中でも、とくに眼鏡はまちを挙げて振興に努めており、「めがねのまち」として全国的に知られるところとなっています。ここでは、そんな鯖江市をご紹介します。
鯖江市の概要
「めがねのまち」として知られる鯖江市は、「眼鏡・繊維・漆器」の三大地場産業を持つ、ものづくりが盛んなまちとして歴史を刻んできました。
【眼鏡】
眼鏡づくりの歴史はおよそ100年。今や国内産のメガネフレームの96%以上を製造する日本一の「めがねの産地」です(※鯖江市ホームページより)。
【繊維】
明治20年頃より、羽二重織物の生産から始まった福井の繊維産業。中でも鯖江市は「繊維王国・福井」の中心的役割を果たしてきました。
昨今では、世界をリードする繊維産地を目指し、医療や電子産業などさまざまな分野での可能性に前向きに取り組んでいます。
【漆器】
1500年の伝統と歴史ある「越前漆器」の産地であり、国の「伝統的工芸品」に指定されています。
職人らは、先人の伝統を継承しつつ、伝統技術と現代技術の融合による新たなものづくりにも挑戦しています。
このように、鯖江市は「ものづくりのまち」として発展を続ける、活気と魅力溢れるまちです。
また、北陸随一のつつじの名所として知られる「西山公園」やレッサーパンダが人気の日本一小さい動物園「西山動物園」といった人気スポットの他、由緒ある歴史と文化の香り漂う名所もたくさんあります。
さらに、伝承野菜「吉川ナス」や点在するおいしい「さばえスイーツ」など、数えきれない魅力に溢れています。
●人口:6万8,292人(2024年12月1日現在)
●市の花:ツツジ
●市の木:サクラ
●市の鳥:オシドリ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:鯖江市の名産品・特産品
◆鯖江で作るガラス偏光サングラス「136-Glass」
めがねの上からでもかけられるオーバーグラスタイプ。高品質のガラス偏光レンズは、クリアな視界で水面のまぶしい反射光もしっかりカット。自然に近い色合いで、紫外線やまぶしさから目をやさしく守ります。釣りや運転などのシーンで大活躍します。めがねをお使いの方も、めがねをかけない方も、ご使用いただけます。
鯖江市のメーカーが約半世紀にわたるフレームとガラス偏光レンズ生産の経験を生かし、知識と技術を結集させ作り上げた「136-Glass」。最大の特徴は、「抜群の透明度・傷がつきにくい・ひずみが無い・軽い」超薄型ガラス偏光レンズを使用していることです。レンズの厚み1.85mmの超薄型ガラス偏光レンズを使用し、最軽量級のサングラスに仕上げた136-Glassだからこそ、掛けていることを忘れる程の快適さとクリアな視界が体感できる本格的機能を備えた逸品となります。
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鯖江で作るガラス偏光サングラス「136-Glass」 Kanaloa(カナロア)ブルーミラー
◆鼻パッドのないサングラス「エアフライ」最新型AF-301 C-3 ブラック
眼鏡の町で有名な「鯖江」から生まれた、鼻パッドのないサングラス「エアフライ」
日本、米国、香港、中国、韓国で世界特許を取得している(欧州は特許申請中)「エアフライ」サングラスは鼻パッドがないので、鼻骨への圧迫感が全くなく長時間でも快適に紫外線等の有害光線から目を守ります。左右のツルとサイドパッドを自由に調節できるのでどなたでもジャストフィットが可能です。頭部を包み込むように装着するので非常に軽く感じ、激しい動作をしてもずれません。鼻のあたりに汗もたまらないのでレンズも曇りにくいです。また、鼻に跡がつかず化粧や日焼け止めも取れないので女性にも優しいサングラスです。AF-301&302シリーズは従来型より軽さ・柔軟性・フィット感が大幅に改良された、株式会社ジゴスペックで最新モデルです!
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鼻パッドのないサングラス「エアフライ」最新型AF-301 C-3 ブラック
◆「さばえのめがね」モチーフの可愛いオリジナルゴム印「鯖江印カン」
ゴム印にも遊びゴコロを!「さばえのめがね」モチーフで、ゴム印をもっと楽しく。
がんばるあなたを応援する、楽しいゴム印です。
可愛いゴム印を、缶の中に詰め込みました。
I can, in can. 「できる」の缶詰、それが『鯖江印カン』です。
めがねフレームシェア堂々一位(※鯖江市ホームページより)を誇る鯖江の技術で作成した ゴム印の持ち手部分は、プラスチックではなくアセテート製です。カラフルな発色や個性的な模様が魅力です。
ゴム印部分は 、ショップゴム印や住所ゴム印、お名前ゴム印、一言メッセージなど、自由にオーダーいただけます。
サイズ内ならオリジナルロゴにも対応いたします。
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「さばえのめがね」モチーフの可愛いオリジナルゴム印「鯖江印カン」
◆越前漆器 こどもしっき 彩ベビー食器ギフト8点セット 赤 (椀とスプーン 赤)
お食い初めのお祝い事から離乳食、幼児期にお使いいただける漆器です。
「こどもしっき」は、お食い初めのお祝いごとから、離乳食、幼児期にお使いいただける漆器です。
「使いやすさ」「持ちやすさ」を意識して子ども用にデザインしました。
また、「丈夫で毎日使える」ように職人がひとつひとつ製作しています。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
越前漆器 こどもしっき 彩ベビー食器ギフト8点セット 赤 (椀とスプーン 赤)
◆thermo mug×越前漆器『うるしアンブレラボトル ミニ/柿の花』(朱・シルバー)
thermo mug×越前漆器のコラボレーション!毎日使いながら日本を感じてください。
人気のサーモマグと伝統工芸「漆」のコラボ!
折り畳み傘をイメージしたシンプルデザインのUmbrella BottleからMiniサイズ(190ml)になって登場しました。
大きいサイズのボトルを持ち歩くのが苦手な方もポケットに入るすっきりしたサイズ。
通勤の時やちょっとのどを潤したいときにミニサイズがピッタリです。
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thermo mug×越前漆器『うるしアンブレラボトル ミニ/柿の花』(朱・シルバー)
鯖江市の特産品
◆眼鏡
眼鏡・繊維・漆器の三大地場産業を有する「ものづくりのまち・鯖江」の中でも、もっとも全国的な知名度を誇るのが、国内生産シェア96%以上を誇る眼鏡産業でしょう。
「めがねのまち」にふさわしく、駅前のモニュメント、陸橋の入り口、道路にあるベンチの形、ビルの壁、山の中腹に設置された大きな看板などなど、まちのあちこちでいろいろな眼鏡フレームを見かけます。
110余年の歴史を持つという眼鏡産業は、そもそも農閑期の副業として始まったとのこと。それが活字文化の普及と高度経済成長の中で需要が急増、産地として大きな発展を遂げました。
そして1980年代に世界初のチタン製フレームの量産化に成功(※鯖江市ホームページより)したことで、世界が認める高品質眼鏡フレームの産地としての地位を確立したのです。
レンズについても、市内の企業が最先端の研究を行っており、多種多様な素材を使ったレンズを製造しています。
なお、鯖江市は「眼鏡」に関して、「ふるさと名物応援宣言」しています。「ふるさと名物」とは、地域資源を活用した商品・サービス群のこと。
これを地域ぐるみでPRしていく取組みが「ふるさと名物応援宣言」で、鯖江市では「越前漆器」に次ぐ2例目の宣言となりました。
◆吉川ナス
鯖江市の旧吉川村で古くから栽培されてきた丸ナス「吉川ナス」は、1000年以上の歴史があると言われ、昭和初期には関西方面に続々と出荷されるほど盛んに栽培されていました。
しかし、品種改良されずにきた「吉川ナス」は栽培が難しく収穫量も少なかったため、栽培農家が残り1軒にまで衰退。
一時は生産が途絶えかけましたが、地元の農家有志が立ち上がり、さまざまな苦労の末、今では年間約1万8000個の出荷ができるようになり、伝統を守り続けています。
固めで緻密、締りがある果肉は一般的な茄子に比べ油を吸いにくく、煮崩れしにくいのが特徴で、田楽や煮物にするのが最適とされています。
2016年7月には、伝統野菜としては全国初となる国の「地理的表示(GI)保護制度」の登録を受けました。
鯖江市の観光資源
◆めがねミュージアム
「めがねのまち」鯖江市にある「眼鏡の博物館」です。最新モデルが購入できる「めがねShop」や、オリジナルのフレーム、ストラップづくりを体験できる「体験工房」、めがねの歴史を深く知ることができる「めがね博物館」の他、カフェやショップが揃った"眼鏡のことならなんでもわかる・揃う"博物館となっています。
博物館では、スタッフによる詳しい説明もリクエストでき、 眼鏡づくりの歴史と技術の進化について深く学ぶことができます。
また、喜劇俳優・大村崑氏(福井県めがね大使)による「有名人めがねコレクション」では、美空ひばりや石原裕次郎など著名人が愛用した眼鏡の展示も楽しめます。
◆うるしの里会館
1500年の歴史を持ち、ホテルやレストランで使用する業務用食器としては80%のシェアを誇る「越前漆器」(※ふくいドットコムホームページより)。
「うるしの里会館」は鯖江市・三大地場産業のひとつでもある「越前漆器」の振興と後継者の育成を図るための施設で、歴史の紹介や関係資料の展示、即売などを実施しています。
地元伝統工芸士による漆器づくりの実演を見学できる他、絵付け・沈金(ちんきん)・拭き漆の3つの漆器体験で、自分だけのオリジナル作品をつくることもできます。
また、ミュージアムショップでは、産地ならではの品揃えで「越前漆器」を直販価格で販売しています。
あとがき
鯖江市のふるさと納税の使い道として、『「めがねのまち鯖江」のものづくりを応援』を選ぶことができます。眼鏡、繊維、漆器産業を中心とする地場産業の元気再生のための事業に使われるそうなので、検討してみてはいかがでしょうか。そんな鯖江市を、ぜひ訪れてみてください。
※2025年1月8日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・鯖江市公式 ホームページ(https://www.city.sabae.fukui.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店