すべての帆を広げた「海の貴婦人」の姿は壮観!/富山県射水市【ふるさと納税・自治体事典】
「海の貴婦人」と称された帆船「海王丸」が停泊するまち、射水市(いみずし)。年に10回行われる、すべての帆が広げられるイベント「総帆展帆」(そうはんてんぱん)では、優雅でありながら力強いその姿に圧倒されます。また、周辺には「東洋のベニス」と言われる、内川周辺のノスタルジックな町並みが広がっています。ここでは、そんな射水市をご紹介します。
射水市の概要
射水市(いみずし)は海や河川、そして丘陵に囲まれた自然豊かな都市です。
四季折々の味覚にあふれ、中でも富山湾の代表的な味覚「ベニズワイガニ」や「シラエビ」などの新鮮な魚介類は全国的にも有名です。
北陸新幹線の開業により、富山~東京間を最速2時間8分で結び、射水市へのアクセスも大変良くなりました。
市内には見どころも多く、ベイエリアには日本海側最大級の斜張橋「新湊(しんみなと)大橋」や県内有数の観光地「海王丸パーク」、周辺を流れる「内川」は、「東洋のベニス」と評価され、映画のロケ地として脚光を浴びており、多くの観光客で賑わっています。
市内に20基ある絢爛豪華な「曳山(ひきやま)」や漆喰の芸術「鏝絵(こてえ)」に代表される伝統文化、「越中だいもん凧まつり」といったイベントなど、多くの魅力が詰まったまちです。
●人口:9万2988人(2019年7月31日現在)
●市の花:カワラナデシコ
●市の花木:あじさい
●市の木:とねりこ
●市の魚:シラエビ、ベニズワイガニ、アユ
さとふるから申込めるお礼品はコレ!:射水市の名産品・特産品
◆ささやきコーヒーギフトボックス(ささやきバージョン)
射水市で伐採した竹をパウダー化してブレンドしたコーヒーセット。多孔質の竹炭が、ミネラル分とまろやかさを添え上品な味わいのコーヒーに!
黒河地区で伐採した竹を炭にし、食品に配合できるよう特殊な技術で10~15ミクロンのパウダーに加工。こだわりのコーヒー豆とブレンドしたドリップパックセットです。
■生産者の声
富山県の魅力である「変化に富んだ自然と豊かな水」は、私たちの暮らしや産業を支える重要な資源となっています。
この恵まれた資源をしっかりと育て次世代に残していくことは、大人の責務であります。ふるさと富山の里山整備に貢献したく、この「ささやきコーヒー」をつくりました。
射水市の里山整備で発生した竹を炭パウダーにして、コーヒー豆とブレンドしてドリップパックにしました。コーヒーの原材料はすべて海外のものなので、地域資源を利用することによって1次産業を海外から少しでも日本:富山にシフトすることにつながります。
竹炭をブレンドすることによってコーヒーの雑味を取り去り、普段ブラックコーヒーが苦手な方でも、砂糖・ミルクなしでも飲めるまろやかな風味になっています。
ささやきコーヒーを飲むことで、大切な人への贈り物にすることで、ふるさと富山の美しい里山の風景を守り、1次産業から富山に元気を与える、そんな想いを詰め込みました。
家でも職場でもいつでもあるコーヒー、その1杯をささやきコーヒーで、大切な人と、特別な時間と、ゆったりとやすらぐひとときをぜひ、味わってみてください。
◎内容量
・ささやきコーヒー飲み比べBOX1箱
(ささやきコーヒー×5P+竹炭レス飲み比べ用ブレンドコーヒー×1P)
・ささやきコーヒー×10P
お礼品の詳細はこちらをクリック!
ささやきコーヒーギフトボックス(ささやきバージョン)
◆新湊名産 中六醤油セット
港町で創業以来、地元の味として親しまれる甘口醤油です。伝統の技が醸し出すこだわりの味をぜひご賞味ください。
厳選した3種類の味わいをお届けします。
〇桜印醤油
提供事業者「中六醸造元」ならではの、まろやかな甘みと深いコクと香りを追及しました。塩角のない上品な味わいは、かけ醤油としてだけでなく煮物などの味の決め手として各種料理に幅広く使用できます。
〇甘口醤油
よりまろやかな甘みを求めて誕生した醤油です。「桜印」より甘味が深くなります。濃厚で贅沢な甘みを持ちながらもキレのある味わいは、素材の旨みを際立たせます。
刺身、漬け物、冷や奴など、何にかけてもおいしくいただけます。
〇淡口醤油
「中六醸造元」の味わいはそのままに、色を付けずに味を付ける淡口醤油は、素材の色合いを引き立てます。うどんのつゆ、京風煮物などに最適です。
お礼品の詳細はこちらをクリック!
新湊名産 中六醤油セット
◆富山ブラック黒醤油らーめん6食、白エビ塩らーめん6食セット
「麺家いろは」からのお礼品は、「東京ラーメンショー」でV5(※2009~2012年、2014年)を達成した「富山ブラック」と、「白エビ塩らーめん」の12食セット。
通称「富山ブラック」と呼ばれる真っ黒いスープの「富山黒醤油らーめん」。見た目は塩辛そうですが、あっさりとした味わい。しかも、キレと深いコクがある醤油ラーメンです。
その秘密は、スープに使う醤油。旨み成分を多く含み、塩分を控え目にするという独特の製法で造られた超濃厚な魚醤です。
創業以来、「麺家いろは」ではこの醤油を注ぎ足しながら使っていますが、まさに長い歳月をかけて熟成された秘伝の黒醤油といえるでしょう。
これに丸鶏の食肉スープと国産の良質な煮干などの魚介スープを合わせて仕上げた醤油ラーメンです。
「白えび」は、富山湾ならではの海の幸。昆布じめや寿司ネタなどに使われる高級珍味として知られています。
この白エビの殻を乾燥させたものが、「白エビの殻干し」。これがまた、おいしいダシを出すんです。
「白エビ塩らーめん」は、芳ばしい風味と磯の香りが生きた一杯です♪
お礼品の詳細はこちらをクリック!
富山ブラック黒醤油らーめん6食、白エビ塩らーめん6食セット
◆地元産品を活用した生鮮魚介類のビスクスープの詰合せ×3
このお礼品は、新鮮な魚介類をベースに野菜を加えた、ヘルシー感たっぷりの「食べるスープ」のセットです。
「キトキト」とは富山の言葉で、活きが良く、新鮮な物の意味。
北陸産の生鮮魚介をまるごと使い、素材を活かしながら手間隙かけて仕込んで仕上げました。
富山のキトキトを、あなたの食卓へ。おいしさそのままお届けします。
〇甘えびビスク&トマトスープ
北陸産の新鮮な甘えびのまろやかさとトマトの程良い酸味の絶妙なハーモニー。
〇紅ずわい蟹のクリームスープ
北陸産の紅ズワイ蟹の豊かな風味が口いっぱいに広がる、ミルク仕立てのやさしいクリームスープ。
〇白えびとほうれん草のポタージュ
"深海の乙女"と呼ばれる富山産白えびとほうれん草が繊細ながらしっかり香る濃厚ポタージュ。
◎内容
・甘えびビスク&トマトスープ (160g×2袋)×3
・紅ずわい蟹のクリームスープ (160g×2袋)×3
・白えびとほうれん草のポタージュ (160g×1袋)×3
お礼品の詳細はこちらをクリック!
地元産品を活用した生鮮魚介類のビスクスープの詰合せ×3
射水市の特産品
◆水島柿
200年以上の歴史があり、射水市が発祥の地とされる「水島柿」。
明治以降、品種改良で味・収穫ともに優れていた「水島」から現在の名前となりました。
10月頃に収穫され、適度な硬さを持ち、香りが良くてジューシー。とくに平均糖度で16.7度もあるという、その甘みが特長です。
◆海の幸
〇シラエビ(シロエビ)
正式名は「シラエビ」ですが、地元では「シロエビ」と呼ばれ、透き通った美しさから「富山湾の宝石」とも呼ばれています。
生きている間は半透明の薄いピンク色。富山湾特有の「あいがめ」と言われる海底谷の海深100~600mに生息し、世界的に見ても富山湾以外ではほとんど獲れない珍しい魚で、「県の魚」にも指定されています。
4月~11月の間に獲れますが、最盛期は6月と7月の初夏となっています。
〇ズワイガニ、ベニズワイガニ
日本の冬を代表する味覚のひとつ。射水市の特産でもあり、赤(ベニズワイガニ)や白(ズワイガニ)のタグを付けて全国に出荷されています。
ブランドガニとして、刺身や茹でた身のおいしさは抜群で、上品な甘みがあります。とくに甲羅の味噌がとろけるようにおいしいと評判です。
また、新湊(しんみなと)漁港では、午後1時に他では見られない「などきのセリ(昼セリ)」が行われ、その日獲れたばかりの格段に新鮮なカニが出荷されていきます。
〇ホタルイカ
水深200~600mあたりに生息するホタルイカも特産品です。産卵時期になると海岸近くに浮上するのを狙い、漁が行われます。
夜の暗闇の中、網にかかったホタルイカが青白く発光し乱舞する光景は幻想的で、「富山湾の神秘」と呼ばれています。
また、ホタルイカはその味覚でも私たち人間を楽しませてくれます。醤油で甘辛く沖漬けにしたり、茹でて酢味噌で食べると絶品。
沸騰した湯の中でホタルイカを丸ごと茹であげる「釜あげ」はもっともポピュラーな食べ方で、内臓に含まれる適度な甘みと塩加減だけで楽しめます。
射水市の観光資源
◆海王丸パーク・海王丸
「海の貴婦人」と呼ばれる純白の帆船「海王丸」を中心に整備されている公園が「海王丸パーク」です。
「海王丸」を望むベイサイドは、さわやかな潮風と緑の芝生に囲まれた憩いの場。世界の帆船の模型が見られるなど、海洋文化に対する理解を深められる施設「日本海交流センター」や野鳥園の「海王バードパーク」といった施設の他、イベントスペース、バーベキューやピクニックができる広場などもあります。
雄大な立山連峰と「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟した富山湾を背景に、「新湊大橋」や「海王丸」が一望できる絶景スポットでもあり、家族連れやグループでいつも賑わっています。
〇海王丸
商船学校の練習船として誕生した「海王丸」は、1930年2月14日に進水して以来、半世紀以上もの間「海の貴婦人」として親しまれ、106万海里(地球約50周)を航海し、1万1190名もの海の男たちを育て、1989年に引退しました。
「海王丸パーク」では、この「海王丸」を現役当時の姿のままで、保存・公開しています。また、全部で29枚ある帆をすべて広げる「総帆展帆(そうはんてんぱん)」が年10回行われています。
また、夜はライトアップされるため、ロマンチックな雰囲気がデートスポットとしても人気で、2月14日に進水したことから、NPO法人地域活性化支援センターが認定する「恋人の聖地」にも選ばれています。
◆内川
「内川」は、富山新港から新湊内川地区を西へ約2km、海から海へとつながる珍しい運河です。
両岸にはかつての北前船主の蔵が立ち並び、たくさんの漁船が連なって停泊している風景がどこか懐かしさを感じさせ、「日本のベニス」とも称されています。
また、そこにかかる12の橋はどれも独特のデザインで、映画のロケにもよく使用される美しいスポットが数多くあります。
中でも、「東橋」は全国でも珍しい歩行者専用の屋根付き橋として知られ、スペイン建築家ザール・ポルテラ氏がデザインしたという外観は、周囲の家並みにもよく調和し、大変フォトジェニックかつノスタルジックなムードを漂わせています。
なお、これら個性的な12の橋を巡る「内川遊覧船」も運行しているとのこと。
あとがき
「海王丸」が帆を全開にした美しい姿を披露する「総帆展帆」では、この作業を一緒に行えるボランティアを随時募集しています。マストに登っての作業や帆の製作作業などもあるそうなので、帆船ファンや海王丸ファンは応募してみてはいかがでしょうか。
そんな射水市を、ぜひ訪れてみてください。
※2019年8月28日時点の情報のため、お礼品の受付停止や寄付金額が変更されていることがありますが、ご了承ください。
※ご紹介している内容は記事の公開日時点の情報です。最新情報については公式ホームページなどをご確認ください。
※参考・参照元
・射水市公式 ホームページ(http://www.city.imizu.toyama.jp/)
・『第三版都道府県別 日本の地理データマップ』小峰書店